Honda 0(ゼロ)シリーズの量産第一弾「SUV」登場へ
《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉Honda 0 SUV
「Honda 0(ゼロ)シリーズ」は、2024年1月10日にCES 2024にてその存在が明かされ、2026年よりグローバル市場への投入を開始する予定のホンダの次世代型EVシリーズです。
同シリーズは、ホンダのグローバルブランドスローガン「The Power of Dreams — How we move you.」や、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルを目指すといった電動化方針を象徴するものです。
このEVシリーズの車両開発にあたっては、「Hondaのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造していく」という決意が込められているとされ、ホンダ車のこれまでの理念で特徴的だった「M・M思想」や「操る喜び」「自由で楽しい移動の喜び」をさらなる高みへと進化させて導入していくといいます。
Honda 0シリーズの発表時に、その第1弾となるモデルを、2026年より北米市場を皮切りに、日本を含めアジア、欧州、アフリカ・中東、南米と、グローバル各地域へ投入していく予定だと明かしており、その時公開されたのがセダンの「SALOON(サルーン)」とミニバンの「SPACE-HUB(スペースハブ)」の2台のコンセプトカーでした。
そして2025年1月8日、SALOONを更に市販モデルに近づけたプロトタイプが公開されたほか、SPACE-HUBの考え方を踏襲したという新型「SUV(エスユーブイ)」が公開されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉Honda 0 SUV
SPACE-HUBといえば、Honda 0シリーズ共通のデザイン言語のもと、「人々の暮らしの拡張」を提供することをテーマに開発したモビリティで、3列シートを備えるミニバンでした。
広々とした空間と見晴らしの良い視界を実現し、「ユーザーの『やりたい』に即座に応えるフレキシブルな空間を備えたモデルで、人と人、人と社会をつなぐハブとなり共鳴を生み出す」という思いが込められているとされていました。
一方今回公開された新型SUVは、中型SUVのプロトタイプで、このSPACE-HUB で提示した“Hondaが将来のEVで実現したい空間価値の考え方”を踏襲するものの、ミニバンと言う概念や、そのエクステリアは完全に違ったものとなりました。
エクステリアは、これまでのホンダ車のイメージを覆すフロントフェイスや、凹凸のない流麗なかつボクシーなデザイン、リアの大型ディフューザーなどが特徴的な近未来的な仕上がり。
インテリアは、ダッシュボード上が全面モニターとなるほか、異型ハンドルが採用され先進的な印象となっているほか、ほぼ全面ガラスと言ってもいいほどの大型ガラスルーフが、これまでにない開放感をもたらします。
《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉Honda 0 SUV
また、シリーズのフラッグシップモデルに位置づけられるサルーンと同様、Thin, Light, and Wise.を具現化するさまざまな次世代技術を搭載しているといい、Honda独自のビークルOS「ASIMO OS」がもたらす、ユーザー一人ひとりに“超・個人最適化”され、進化し続ける空間価値やデジタルUXを実現します。
さらに、Honda独自のロボティクス技術で培った、3次元ジャイロセンサーを用いた高精度の姿勢推定と安定化制御などにより、さまざまな路面環境において安心で意のままのダイナミクスを実現するとしています。
このSUVの量産モデルは、Honda 0シリーズの第一弾となるといい、2026年に北米市場へ投入し、その後、日本や欧州などグローバルへの展開を予定していると明らかにされました。
2026年というと今から約1年後と、あまり遠くない未来です。SF映画にでてきそうなこの新型SUVが実際どのような形で市販化されるのか注目です。
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