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【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」急落!? 相変わらずの1位は“あの車”!7月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」急落!? 相変わらずの1位は“あの車”!7月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年7月の新車販売台数ランキングによると先月急上昇したトヨタ「ライズ」が急落して9位となったほか、高級ミニバン「アルファード」が5位まで向上する驚きの結果となりました。また、ホンダ「フィット」もランク圏外から16位まで上昇するなど、ランキング全体に変化があったようです。

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マツダ新型「CX-5」も登場!2025年7月も新車の情報が盛り沢山

《画像提供:Response》〈写真提供:マツダ〉マツダCX-5新型(欧州仕様)

2025年7月は、マツダの人気SUV「CX‐5」のフルモデルチェンジを遂げた3代目となる新型モデルが世界初公開されたほか、スズキ初の電動モデル「e ビターラ」や、待望のデートカーホンダ「プレリュード」、軽EV新型「N-ONE e:」の先行情報が公開されるなど、新型車に関する多くのニュースがありました。

また、トヨタ「プリウス」やホンダ「フィット」など人気モデルの一部改良も公開。レクサス「LC」や「IS」、「LM」、日産「キャラバン」、トヨタ「GR86」、「クラウンスポーツ」といったモデルも一部改良が行われ、市場を賑わせています。

直近では、SUVとなった日産「リーフ」や、人気のSUV「カローラクロス」のマイナーチェンジモデル、人気のクロスオーバーSUV「RAV4」の6代目となる新型モデルも発表されており、ここ数ヶ月で大きな盛り上がりを見せています。今後の展開が楽しみな状況ですが、2025年7月のランキングは、どのような順位となったのでしょうか。

ライズが突然の急落!7月のランキングはどうなった?

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ライズ

夏休みまでまもなくという7月のランキングでは、トップを独走し続けるトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位にランクイン。直近では、2025年2月にも一部改良モデルと特別仕様車が登場、前年比は回復基調でしたが7月で119.7%と大きく改善し、ついに100%を超えました。

続く2位にはこれまでトヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」がランクイン。5月で6位まで急落、6月も2位には返り咲けませんでしたが、ここにきてようやくその順位を取り戻しました。

一方先月2位だったトヨタ「ライズ」は、9位まで急落。前年比は250.5%と相変わらずの上昇ぶりでしたが、先月と比較すると鈍化しており、その順位を維持できませんでした。

3位には5月に11位から這い上がって上位をキープしているトヨタ「ルーミー」がランクイン。ライズとともにダイハツのOEMの車ですが、ルーミーは相変わらずの人気ぶりを見せつけています。

続く4位には5位から上昇したトヨタ「シエンタ」がランクイン。ライズの降格に押し上げられる形となりました。

5位には9位から上昇したトヨタ「アルファード」が登場。前年比は99.7%とそこそこですが、500万円を超える高級車ながら、同車のMクラスミニバン「ヴォクシー」「ノア」や、ホンダ「ステップワゴン」といったモデルよりも高い販売台数を誇る人気車です。人気すぎて“買えない”と話題の車ですが、直近では納車が順調に進んでいるようです。

6位には、着々とその順位を上げている日産「ノート」が8位から上昇しランクイン。ベスト10の中では唯一のトヨタ車以外の車であり、12位に11位に降格しつつもランクインした「セレナ」とともに、数少ないトヨタ車と戦っていける車といえるでしょう。直近のニュースは特になく、前年比は86.9%と好ましいとはいえない状況で、なにか特別仕様車などの起爆剤が必要かもしれません。

7位には、先月まで少しずつ順位を上げていたトヨタ「ヴォクシー」が6位から転落してランクイン。一方、前年比は114.2%と好調です。また兄弟車である「ノア」は10位から上昇して8位にランクインしています。単体の販売台数こそアルファードにはおよびませんが、ヴォクシーと販売台数を合わせると、その台数は15,000台以上にも登り、トップのヤリス(13,904台)を大幅に上回る、日本の国民車と呼んでもいい存在です。

10位には、12位から上昇したトヨタ「アクア」がランクイン。特に直近で大きな改良やニュースはありませんが、前年比は108.5%と比較的好調です。近々大幅な改良が噂されており、その仕上がり次第ではさらなる地位向上が見込まれるかもしれません。

ホンダ勢が少し厳しい?10位以下も変動

《画像提供:Response》〈写真撮影:土屋勇人〉クムホ「エクスタHS52」 × Honda『フリードクロスター』

ライズの降格や、アルファードの上昇など、10位以上のランキングでは、大きな入れ替わりがありました。10位以下でも様々な動きがあるようです。

11位にランクインしたのはホンダ「フリード」。7位からの下落となりました。同車のMクラスミニバンであるホンダ「ステップワゴン」も13位から14位に降格しており、少し厳しい展開を見せています。

一方、コンパクトSUVの「ヴェゼル」が16位から13位に上昇している他、コンパクトカー「フィット」が21位から16位まで大きく上昇。一部改良の効果が出ているかもしれません。

15位にランクインしたのはトヨタ「クラウン」。クラウンは、4台のバリエーションをもっており、いずれも高級車で庶民の車とはいい難いモデルですが、高い販売台数を維持しています。

17位には15位から降格した唯一のスズキ車「ソリオ」がランクイン。今年は大幅な改良が行われましたが、それでもライバルであるルーミーには遠く及ばずといった状況です。

18位には20位から向上したトヨタ「ハリアー」がランクインし、それに押し出される形で19位にはトヨタ「プリウス」、20位にはトヨタ「ランドクルーザー」がランクインしています。

先月好調で20位以内のランクインを果たしていたジムニーは、ジムニーノマドの増産が効いていましたが、ここに来て出荷停止の噂があり、販売台数を伸ばせていない模様です。

多くの変動が多く見られた7月のランキング

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉新型エルグランド

2025年7月のランキングでは、多くの変動が見られ、各車の争いが激化している様子が見られました。

相変わらず、トヨタ車の独壇場が続きますが、冒頭の通り、マツダでは、人気のSUV「CX-5」の新型モデルが発表されるなど、多くの新車ニュースがあったほか、日産では、新型「エルグランド」や新型「スカイライン」の投入も予定されており、今後の展開から目が話せない様子が続きます。

2025年7月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 13,904 119.7
2(↑) 3 カローラ トヨタ 12,370 84.6
3(↑)  4 ルーミー トヨタ 10,150 101.5
4(↑) 5 シエンタ トヨタ 9,289 81.2
5(↑) 9 アルファード トヨタ 8,206 99.7
6(↑) 8 ノート 日産 7,824 86.9
7(↓) 6 ヴォクシー トヨタ 7,803 114.2
8(↑) 10 ノア トヨタ 7,768 110.2
9(↓) 2 ライズ トヨタ 7,135 250.5
10(↑) 12 アクア トヨタ 6,831 108.5
11(↓) 7 フリード ホンダ 6,572 77.8
12(↓) 11 セレナ 日産 6,401 84.1
13(↑) 16 ヴェゼル ホンダ 5,691 93.2
14(↓) 13 ステップワゴン ホンダ 5,487 124.3
15(↓) 14 クラウン トヨタ 5,390 110.1
16(↑) 21 フィット ホンダ 5,186 85.7
17(↓) 15 ソリオ スズキ 4,310 93.1
18(↑)   20 ハリアー トヨタ 4,289 68.6
19(↓) 17 プリウス トヨタ 4,080 57.9
20(↓) 19 ランドクルーザー トヨタ 3,967 54.3
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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