最大トルクは415N・mへ向上!S耐とニュルブルクリンクで鍛えた専用の空力・足回りを採用
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2026年6月2日、モータースポーツを起点としたクルマづくりを体現する究極のGRカローラ「GRMNカローラ」を世界初公開しました。
「お客様を虜にするカローラを取り戻したい」という豊田章男会長(マスタードライバー・モリゾウ)の強い思いから誕生したGRカローラ。今回発表された「GRMN」は、モリゾウの原点ともいえる過酷なドイツ・ニュルブルクリンクを全開で安心して攻め切れるクルマを目指し、限界走行領域での一体感を追求して徹底的に磨き上げられたスペシャルモデルです。
パワートレインは、1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジンをベースにチューニングを施し、最大トルクをベース車比で+15N・mとなる415N・m(最高出力は224kW/304ps)まで引き上げました。
スーパー耐久シリーズ(S耐)への参戦から得られた知見を活かし、コーナー立ち上がりで重要となる中速域のトルクを向上。さらに、クロスミッションやサブラジエーター、インタークーラースプレーを装備することで、連続する全開走行での安定したハイパフォーマンスを確保しています。
軽量化にも徹底してこだわっています。後席を撤去して2シーター化し、専用の剛性ブレースを追加することで、ベース車から約30kgの軽量化(車両重量1,450kg)を実現しました。
足回りには、リバウンドスプリングを内蔵した専用のモノチューブショックアブソーバー(フロント倒立、リヤ正立)を採用。トレッド幅を拡げた245/40ZR18のハイグリップタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツカップ2」を装着し、これに合わせて4WD(GR-FOUR)のトルク配分制御や電動パワーステアリングも専用にチューニングされています。
エクステリアには、カーボン製のエンジンフード、フロントフェンダー、フロントサイドスポイラー、そして5段階の角度調整機構付きリヤウィングなど、S耐で試行錯誤を重ねてニュルで最適化された専用エアロパーツを惜しみなく投入。特別設定色の「グラビティブラック」が、迫力あるワイド&ローのプロポーションをさらに際立たせます。
インテリアは運転に集中できるストイックな空間に仕立てられました。専用設計のフルバケットシートによりホールド性を劇的に高めたほか、反射を抑える植毛加工のインストルメントパネルを採用。助手席側にはモリゾウのサイン入りカーボンオーナメントがあしらわれ、GRMN専用のシリアルナンバー入りプレートが特別感を演出します。
「GRMNカローラ」は日本、北米、豪州を中心に台数限定で販売されます。日本国内においては2026年秋頃から、スマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて商談申し込みの受け付けが開始され、2027年内の発売が予定されています。
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なお、同時にGR-DAT(8速AT)を搭載した5シーターモデル「GRカローラ MORIZO RR(コンセプト)」が開発中であることもアナウンスされており、両モデルは2026年6月2日から6月28日まで、富士モータースポーツフォレスト ウェルカムセンターにて特別展示が行われます。


