「エンジンオイル」って、結局どういうもの?
出典: https://response.jp
《画像提供:Response》「上のまた上」新規格・高性能オイルがオートバックスから
エンジンオイルとは、車を人に例えるならまさに血液です。エンジンはエンジンオイルなしには動かす事は出来ません。それほどエンジンにとってエンジンオイルは重要な物なのです。
エンジンオイルにこだわる人は少ないかも知れませんが、エンジンオイルはこだわり始めたら奥の深い世界です。
車でいうところのオイルとはエンジンオイルの事を指す場合がほとんどですが、2サイクルエンジンには、専用の2サイクルエンジンオイルも存在しますし、ディーゼル車にもディーゼル車専用オイルが必要です。
またエンジンオイル以外にもミッションオイルなど、車にはいろいろなオイルが使われています。
今回は、4サイクルのエンジンオイルについてご説明します。
■エンジンオイルの役割5つはこれだ!
エンジンオイルには大きく分けて5つの大きな役割があります、それは潤滑・防錆・洗浄・密封・冷却の5つです。
これらの5つの役割はエンジンにとっては何一つ欠かす事が出来ない物なのですが、それらの役割をエンジンオイルが担っているのです。
役割1. 潤滑
エンジン内部は多くの金属部品で構成されており、それらの接触時の潤滑な動きを助け金属部品の摩耗を防ぐ事も大きな役割です。
また、金属部品同士の接触で過剰な摩擦熱による部品同士の癒着。俗にいう「エンジンの焼き付き」を潤滑によって防ぐ役割もあります。
役割2. 防錆(ぼうせい)
防錆とは腐食やさびなどからエンジンを守る事を指しています。
エンジンは多くの金属部品で構成されている為、エンジン内部も空気や水分などで錆が発生してしまいます。この空気と水分などからエンジンを守り錆の発生を抑える事もエンジンオイルの役割です。
錆はエンジンにとっては致命的な問題になりかねません。この錆からエンジンをしっかり守っているのがエンジンオイルです。
役割3. 洗浄
エンジンは毎分、約数千回から数万回もの回転をピストンが行っており、その為エンジン内には様々な汚れが蓄積していきます。
それはシリンダーとピストンの接触による摩耗した金属の微細な粒子や、エンジンの爆発時に発生する煤などでエンジン内には汚れが発生します。
それらの汚れをエンジンオイルは油分の中に取り込み、エンジン内部をクリーンな状態に保つ事も役割の一つです。
役割4. 密封
エンジンオイルはエンジン内部の気密性にも密接な関係があります。例えばシリンダーとピストンの隙間にオイルの膜をはり気密性を保ちエンジンの圧縮漏れを防ぐ事でエンジンを好調な状態に保ち、燃費の向上にも貢献しています。
エンジンオイルはこういった観点からも適正なオイルを適正な量入れておかなければなりません。
役割5. 冷却
エンジン内部は動いている間は非常に高温になります、放置しますとオーバーヒートしてしまいます。
エンジンオイルはこの高温を下げて適正温度をキープする事にも大きな比重がおかれています。
エンジンは常に適正な温度で稼働する事が理想ですので、その観点からもエンジンオイルは重要なエンジンのパーツと言えるかも知れません。
■なぜオイル交換が必要なの?交換目安はどのくらい?
出典: https://response.jp
《画像提供:Response》カストロールMAGNATECの0W-20
以上で述べたようにエンジンオイルはエンジン内で非常に多くの仕事をし、エンジンにとっては欠かせない物です。
しかしその仕組み上、エンジンオイルは時間とともにその性能が劣化してゆきエンジンオイル自体も汚れてきます。それを放置したままにすると、エンジンの故障や燃費にも大きく影響が出てきます。
そこで、エンジンオイルの交換は必ず必要になりますが、どのくらいの頻度で交換すればいいのでしょうか?
車種 | 標準交換時期 | シビアコンディション時の場合 |
ガソリン車(ターボ車除く) | 15,000km、または1年 | 7,500km、または6ヶ月 |
ガソリンターボ車 | 5,000km、または6ヶ月 | 2,500km、または3ヶ月 |
ディーゼル車 | 5,000~20,000km、または半年~1年ごと | 5,000~20,000km、または半年~1年ごと |
上の表は、トヨタ公式サイトに掲載されているオイル交換の目安です。ガソリン車の標準交換時期は、15,000kmまたは1年となっています。ガソリンターボ車が5,000Kmまたは6ヶ月となっているのは、ターボ車は超高速で回転するターボチャージャーの軸受けの潤滑と冷却にエンジンオイルを使っていて、使用条件が過酷なためです。
また、シビアコンディションと言われる、悪路走行が多い・走行距離が多い・山道などの走行が多い等の場合は、交換間隔がノーマルコンディションの半分となっています。
日産では「半年に一度」を推奨、スバルでは1年または10,000kmごとが目安ですが、理想は5,000km、6ヶ月ごととしています。国産メーカーは比較的走行距離や期間が短い時期でのオイル交換を推奨しているのがわかります。
なお、オイルフィルター(エレメント)の交換は、オイル交換2回に1回の割合を推奨しているメーカーが多いようです。
トヨタ アフターサービス | 点検 | 点検と整備について | メンテナンスについて | エンジンオイル・オイルフィルター | トヨタ自動車WEBサイト
https://toyota.jp/after_service/tenken/about/maintenance/oilfilter/自動車のエンジンオイル・オイルフィルターは、定期的な交換が、エンジンをベストに保つコツです。早め早めのメンテナンスで、おクルマをリフレッシュしましょう。
クルマの車検・点検・整備・メンテナンス・故障、キズ・ヘコミ修理などは日産アフターサービスへ。車のオイルの紹介、交換について。
エンジンオイル/オイルフィルター|メンテナンス|アフターサービス|SUBARU
https://www.subaru.jp/afterservice/maintenance/01.html大切な愛車と長く付きあうには、日頃のメンテナンスは欠かせません。『エンジンオイル』の交換のサインや目安は当ページでご確認ください。
■オイル交換はどこですればいいの?
多くの方にとって、オイル交換でまず真っ先に思い浮かぶのは、車を購入したディーラーでしょう。最近は新車購入時にメンテナンスパックへの加入を進められる事も多いので、新車で車を購入した場合にはディーラーでオイル交換をする事が多いのではないでしょうか。
一方、中古車を購入された方や車のメンテナンスパックが切れてしまった方などに心強いのが、オートバックスを始めとするカー用品店です。リーズナブルな価格でオイルを販売していて、ピットサービスでオイル交換もできます。
またオイル交換だけでなく、タイヤやバッテリーといった消耗部品の交換もでき、車検も通してくれます。
【作業時間は?料金は?】オートバックスでのオイル交換
出典: https://response.jp
《画像提供:Response》オートバックスのタイビジネス
オイル交換は、ご自身で行う事も出来る作業ではありますが、それには必要な工具や場所・交換したオイルの処分等、様々な事が必要になってきます。
これらの事を考えるとやはり業者やガソリンスタンドなどで頼むのが良いでしょう。
その中でもオートバックスは、オイルの種類の豊富さなどからもご自身の車に最適なエンジンオイルが見つけやすい事、技術者の技術のばらつきが少ない事、価格面や待ち時間などから考えてもおすすめです。
■【所要時間】お出かけ途中でサクッと交換!
エンジンオイルの交換に要する時間は、エンジンオイルのみの交換ならば15分ほどです。
ご自身の車のオイル交換作業に入るまでの待ち時間は、その日の込み具合や予約の有無で変わってきます。
作業時間 | 15分程度 | |
---|---|---|
料金 | オイル交換のみ:500円から + オイルの料金 オイルエレメントの交換込み:オイル交換費用 + 500円から + オイル料金 |
■【料金】メンテナンスカードへの加入が絶対お得!
《画像提供:Response 》オートバックス・メンテナンス会員
オートバックスのエンジンオイル交換の工賃は、550円(税込)です。実際のオイル交換でかかる費用は、550円(税込)にエンジンオイルの代金を含めた費用になり、作業時間は15分からとなっています。
オートバックスの工賃は非常にリーズナブルで、車を継続的にメンテナンスするなら、メンテナンスカードを作るのがお得です。メンテナンスカードは、車1台に付き、入会金1,100円(税込)、継続料は550円(税込)となっています。
お得なのは、メンテナンスカードで無料になる工賃が多いことで、その数はなんと9項目!エンジンオイルとオイルフィルターを交換して、タイヤのローテーションもお願いすれば、元が取れてしまいますね。
メンテナンスカードで無料になる作業一覧
1.エンジンオイル交換基本工賃 2.オイルフィルター交換基本工賃 3.エアフィルター交換基本工賃 4.バッテリー交換基本工賃 5.ワイパー交換基本工賃 6.タイヤパンク修理基本工賃 7.ウォッシャー液 点検・補充 8.タイヤ空気圧 点検・補充 | 何回でも無料 |
9.タイヤローテーション基本工賃 | 年一回無料 |
また、オートバックスで会員登録をすればTポイントがたまります。また、同時にランクアップポイントも付与されます。ランクアップポイントは、オイル交換やタイヤ交換、車検等をオートバックスで受ける事で付与され、ポイントの額が一定基準を超えると、ゴールドカードやプラチナカードが付与されます。この2つのカードには、メンテナンスカードに付与されている工賃無料特典がそのまま付いてきて、しかも年会費・継続料が無料なので大変お得です。
■【評判】選びやすさはどう?
オートバックスの評判は安定しておおむね好評です。その理由には、オイルの種類がディーラーやガソリンスタンドと比べるとオートバックスの方が圧倒的に多い事などが挙げられます。
オイルの種類が豊富という事はそれだけ選択肢が多いという事になります。ご自身の予算や、車の年式や車種で選ぶオイルも変わってくるので、選択肢が多いという事はとても助かります。
実際の流れを確認!オートバックスに行って、オイル交換完了まで
出典: https://response.jp
《画像提供:Response》オートバックス志摩鵜方
オートバックスの店舗に着いたら、まずはオイル交換に来たことをスタッフに伝えましょう。
以前にもオートバックスでオイル交換をしたことがあれば、オイルの種類や必要量が記録に残っているのですが、利用したことがない方はまずオイル選びから始まります。
車種やエンジンオイルの種類にはあまり詳しくないなら、車検証をスタッフに見せればOK。どんな種類のオイルがどのくらいの量必要になるのか調べてくれるので、オイルを選びやすくなります。
オイルを選んだら、作業受付伝票に必要事項を記入して、ピット作業開始を待ちます。店舗によって、スタッフがピットに入庫してくれるところもありますし、自分で車をピットに入庫させるところもありますが、作業開始で呼び出されたら対応しましょう。スタッフから注意事項を聞いて、あとはオイル交換をお任せするだけです。
作業を待つ間は、店内の待合室でゆっくりするもよし、商品を見て回るもよし。食事など、オートバックスを一度離れることもできます。
作業が終了したら呼び出してもらえるので、確認事項をスタッフに説明してもらいます。購入したオイルを全量使わなかった場合は、次回交換時に使ってもらえるよう持ち帰ることもできます。後は車を受け取るだけです。
■【環境にもやさしい】量り売りオイルで面倒なし
オートバックスで販売しているオイルのうち、缶などの容器に入ったオイルを購入して交換してもらうと、車が必要とするオイル量より足らなくなってしまうと困るため、やや多めに買って、余らせてしまうことになります。
缶は大体3〜4Lのものと、継ぎ足し用に1Lのものが用意されていますが、○.5Lなどのように中途半端な容量のオイルが必要な車がほとんど。大型の車では4Lでは足らない場合もありますし、小型の車では3Lでもかなり余ってしまうこともあります。
もちろん、次回交換時に使ってもらえるように余ったオイルを持ち帰ったり、店舗で廃棄してもらうことも可能ですが、なんとなく面倒だしもったいないような気がしますよね。
そこでおすすめなのが、オートバックスオリジナルの量り売りオイル。車に必要な量だけを買うことができるので面倒がなく、場合によっては缶タイプのオイルよりもお買い得になる場合も。
求める性能に応じてオイルのグレードも複数用意されていますので、お乗りの車に対応する量り売りオイルが在庫されていたら、利用するのも手ですね。
オートバックスでオイル交換の予約は出来る?
《画像提供:Response 》《写真提供 オートバックスセブン》オートバックスアプリ 待ち時間予約機能
もちろん電話での予約も店頭での予約も出来ますが、オートバックスではスマートフォンのアプリでの予約も可能です。
待ち時間を少しでも少なくしたい方は、予約して来店する事をおすすめします。
オートバックスアプリ | AUTOBACS公式アプリ|AUTOBACS.COM|オートバックス公式ブランドサイト
https://www.autobacs.com/static_html/shp/app/index.htmlオートバックス公式アプリでオイル交換作業も事前予約で楽々♪アプリでは他にもお店でのショッピングがお得になるクーポンやチラシ、キャンペーン・カー用の情報を随時お届けします。是非、ご利用下さい!
■オイル交換、予約せずに行っても大丈夫?
もちろん、予約することなく店舗に直接行ってもOK。受付でオイル交換を頼めば、きちんと対応してもらえます。
しかし、訪問時にピットが空いていればいいですが、休日などは混雑してしまう場合も。予約をしている人がどうしても優先になりますので、店舗内で作業を待つ時間も長くなってしまうこともあるかもしれません。
スムーズにオイル交換するためにも、予約しておくのがやはりおすすめでしょう。
まとめ
出典: https://response.jp
《画像提供:Response》オートバックスのマスコットキャラクター「タイヤくん」
オイルにはエンジンオイルのほか、ミッションオイルやディーゼルエンジン専門のオイルなど、車には様々なオイルが使われています。
オートバックスならこれらのオイルに関する事はほとんど解決できるのも魅力で、オートバックスの会員であれば割引もあります。
エンジンオイルの交換をお考えの方は、ぜひオートバックスも検討してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
■オイルってどうして交換が必要なの?
エンジンオイルはエンジンの熱や汚れにさらされることで段々と劣化が進み、本来の性能が発揮できなくなってくるため、交換が必要になります。新品のオイルと、交換した古いオイルを見比べてみるとその差は歴然。長く愛車の調子を維持するためにも、定期的なオイル交換は欠かせません。
■オイルの種類とか知らないけど、オートバックスで教えてくれる?
車に応じて必要なオイルの種類や量は異なるのですが、オートバックスなら「どの車にはどのオイルがどの量必要」というデータがあるので、詳しく知らなくても大丈夫。受付の際に、車検証など車の詳細がわかるものがあればよりスムーズに進められることでしょう。
■オートバックスでのオイル交換、予約は必須?
オートバックスでオイル交換をしてもらう場合、予約せずに店舗で直接受付をしてももちろん作業してもらえます。しかし、休日などピット作業が立て込んでいたりすると、待ち時間が長くなってしまうことも。時間の節約につながる予約がやはりおすすめでしょう。