カーケア用品とは?
様々なカーケア用品
一言でカーケア用品と言ってもクルマのパーツごとにケア用品も異なります。ボディ用のシャンプー1つを取っても多種多様となっています。また、それに伴うスポンジや拭き取りに使用するタオル、洗車の後に使用するワックスやコーティング剤など、数え切れないほどのケア用品が存在します。
その他にもインテリアやタイヤ・窓・内装(車内清掃など)・整備工具に至るまでそれぞれに適したケア用品が売り出されています。その中でもお役立ちグッズや必需品とされる商品の選び方をご紹介していきましょう。
どんなケアが必要?
まず、車にはどんなケアが必要になってくるのかご説明します。
■車の外装のケア
《写真提供:response》Photo by オカモト産業[写真02] ソナックス『エクストリーム ブリリアント シャイン ディテイラー』
きちんと屋根のある駐車スペースに車を停めている場合は、野ざらしになっているよりも外装をいたわる事が可能です。しかし、屋根のない場所に車を停めている場合や走行中に飛び石などでつくキズや塗装などの剥がれなど傷みはさけられません。
その他にも直射日光・風雨・黄砂・花粉など外装をいためる原因は多く、沢山のケア用品が販売されています。外装をいたわるためのケア用品としては、キズが付く前にコーティング剤などを使用する方法となります。
黄砂や花粉はもちろん、紫外線などから外装を守ることが可能となる上に、塗装の耐久性を向上させることができます。黄砂や花粉・埃などをこまめに洗い流すこともケアとしては当然なのですが、コーティングし擦らずに洗い流すことでボディがキズつくことを避けることができます。
また、走行中の飛び石や悪戯などによるキズが付いた場合は、放置せず簡単にできるタッチペンなどの補修が必要となります。キズをそのままにしておくとそこから、錆や塗装の剥がれが広がる原因となるのでケア用品を利用しましょう。
■車のインテリアのケア
《写真提供:response》Photo by ウイルソン[写真02-a] ウイルソン『布製シートクリーナー』
車のインテリアといえば様々ですが、インパネやグローブボックス・シート・ハンドルなどが挙げられます。それぞれに使用されている素材が異なるため、素材にあったケア用品を使用する必要があります。
例えば、インパネやグローブボックスなどの内装用の艶出しワックスやコーティング剤においても、拭き取るだけのシートタイプや液体・スプレータイプなどがみられます。シートに至っては、革製品用のクリーナー・布製品用のシミ取り洗剤や内装用の中性洗剤などが挙げられます。
愛車を長く綺麗に保つには?
《写真提供:response》ナポレックス ウルトラシャイン ウォッシュ&ワックス A74
愛車を長く楽しむためには、やはりこまめな洗車や磨き・その後の汚れやキズ防止のためのコーティングではないでしょうか。こまめに洗車をすることは、結構大変な作業ですがその作業をする事で愛車を守ることができます。
カーケア用品を選ぶ際に上記でご紹介した成分の他に、初心者や女性でも安心してケアできるセット製品などを選ぶことも上手にケアを続ける秘訣といえるのではないでしょうか。
カーケア用品の種類
《写真提供:response》マグアイアーズ ホットリムズ オールホイール&タイヤクリーナー
冒頭でもカーケア用品の種類について少し触れましたが、ここでは主なカーケア用品を挙げその種類や選び方をみていきましょう。主なものというと、エクステリアに関してはカーシャンプーやワックス・タイヤ用の汚れ落とし(洗剤やブラシ等)・コーティング剤などとなります。
また、インテリアに関しては内装用の洗浄剤やクリーナー(シートタイプ等)・艶出し・コーティング剤・掃除機などが挙げられます。その他にも、様々なお役立ちグッズや種類も豊富です。その中でも、車やその素材によってカーケア用品を選ぶ必要があります。その選び方をカーケア用品別に次の項でご紹介します。
■カーシャンプーやワックス
カーシャンプーやワックスを選ぶ際に気を付けなければならないのは、車体の色によって使い分ける必要があるということです。その理由としては、車体が白色の場合は水垢などが目立ちやすくなるためコンパウンドが多く含まれています。
また、白色以外の濃い色の場合はキズが目立ちやすくなるためコンパウンドの配合が少なくなっており、その他のメタリックや淡い色はこの2つの中間ぐらいの配合になっています。逆に全色に対応しているタイプはコンパウンドが含まれていません。そのため汚れなどが酷い場合は前もって落とす必要があります。
このような理由からカーシャンプーやワックスは、選び方によってはキズが付いてしまう事があるためきちんとその車に合った物を選びましょう。
■ガラス用カーケア用品
ガラス用のカーケア用品といっても、フロントガラス用や内側用などと場所によっても汚れが異なります。外側であれば、水垢などを落とすクリーナーや水垢パット・ウロコ取り(研磨剤)・撥水剤などがあり、フロント用に限られた物などもセットで販売されています。
また、内側のガラスに関しては、どうしても手で触れることが多いので、油膜や被膜を落とすためのクリーナーや、アルコールが含まれた洗浄除菌剤・スポンジなどが主になります。外側と内側では汚れが異なるためケア用品も使い分けることで、簡単にきれいにする事が可能となります。
■タイヤ用カーケア用品
一番路面に近く、常に摩擦と高温にさらされる過酷な環境下にあるタイヤは、安全な走行を考える観点からもみても、ケアは大変重要なポイントと考えられます。タイヤのケア用品の選び方としては、タイヤクリーナーの成分をみて選ぶ必要があります。
タイヤクリーナーと言われる商品の中には、石油溶剤や有機溶剤などが含まれているものがあり、それによってゴムでできているタイヤの劣化を早めてしまう可能性があります。そのため、汚れを落とすと同時に耐久性も損なわれてしまいます。タイヤクリーナーを選ぶ際には、成分を確認してから購入しましょう。
また、タイヤを新品のような輝きにするワックスやコーティング剤ですが、ひび割れや劣化・汚れを防ぐ働きもあります。オススメは、タイヤに悪影響を及ぼさない水性タイプのものになります。さらに、塗りこみタイプを使用することでホイールや車体などの付着を防ぐことができます。
タイヤ以外にもホイールクリーナーも忘れてはいけません。ホイールはタイヤとは素材が異なるので、専用のホイールクリーナーを使用しましょう。選び方は、コンパウンドや強力な液剤などが含まれていないものがよいでしょう。
■内装用のカーケア用品
内装用のカーケア用品の中でも汚れ落としを選ぶ際は、その用途によって変わってきます。例えば、車内でタバコを吸う人であればヤニや臭いに特化したものや、お子様などがいる場合は、靴で付いてしまうキズなど気になるポイント別に選びましょう。
また、シートに関しても革製や布製など素材によって使い分けます。レザーであれば、汚れはもちろんのこと艶も気になるところです。布製の場合は、飲み物や食べ物をこぼしてしまった際のシミ取りなどに特化したものがポイントになります。
まとめ
《写真提供:response》Photo by ソフト99[写真01] ソフト99『激防水(固形)』
カーケア用品の種類や選び方などをご紹介してまいりました。カーケア用品を購入する際の参考になれば幸いです。そして愛車と長く快適に過ごすために、お手入れをする際の大切なポイントとしてお役立てください。