SUV人気、とどまることを知らず!
国産、外車(輸入車)問わず、売行きを伸ばし注目を浴び続けるボディタイプ「SUV」。
アメリカで市場リサーチを行うJ.D.パワーアジア・パシフィックが調査した「2019年日本新車購入意向者調査」の結果によると、2016年と比較し新車購入を検討するボディタイプはSUVを選択する割合が4%増加し、31%となり新車購入検討者の3割以上がSUVを検討しているようです。
そして現在、SUVの人気は健在。各メーカーそれぞれ自信作となるSUVを発売しています。
※参照J.D. パワー 2019年 日本新車購入意向者調査
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000042677.html
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■そもそもSUV(エスユーブイ)ってどんな車なの?
そもそもSUVとは「スポーツユーティリティビークル」の頭文字をとった造語です。
SUVには様々な種類と出自が存在するため明確な定義は存在していませんが、名前の通り、スポーツ用多目的車。アウトドアやアクティビティにおすすめの車です。
近年ではSUVがさらに多様化しており、
クロスオーバーSUV、軽SUV、コンパクトSUVといった種類が存在しています。
国産SUV おすすめ!売上・人気ランキングTOP3
まずは、どの最新SUVが人気・売れているのか?
という観点で「日本自動車販売協会連合会」が発表している車名別新車販売台数等を元に、2020年の「SUV」のうち、単独車名としてカウントされている販売台数上位3位までの人気車種を紹介していきます。
■【人気のSUV】1位 トヨタ ライズ
トヨタ ライズ
大人気のSUVカテゴリーの中で、最も登録台数の多い登録車がトヨタの「ライズ」です。2019年11月に発売された以降、登録車SUVの月別販売1位を守っているばかりか、2020年の1月、2月、6月にはそれぞれ全登録乗用車で首位になっています。
人気の理由は、全長が4m以下の運転のしやすいコンパクトサイズでありながらも、室内空間も相応に確保されていること。そして、SUVでありながらも、コンパクトカーより15~20万円高い程度の手頃な価格であるということです。
■トヨタ ライズのボディサイズ・スペック・燃費・新車価格中古車価格
トヨタ ライズ
駆動方式 | 2WD/4WD | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 3,995mm×1,675mm×1,620mm | |
室内寸法(長さ×幅×高さ) | 1,955mm×1,420mm×1,250mm |
|
車両重量 | 980~1,050kg | |
最大乗車定員 | 5名 | |
WLTCモード燃費 | 17.4km/L~18.6km/L | |
最小回転半径 | 4.9~5.0m | |
総排気量 | 996ccターボ | |
最高出力 | 72KW(98PS)/6,000rpm |
|
最大トルク | 140N・m(14.3kg・m)/2,400~3,000rpm |
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燃料タンク容量 | 36L | |
新車価格 | 1,679,000円~2,282,200円 |
ライズはダイハツロッキーの兄弟車であり、ダイハツからOEM供給されている車種です。したがって、「顔つき」だけが異なるだけで基本的には同型車です。
その兄弟車のダイハツロッキーも、ダイハツ製登録乗用車としては異例の大ヒットとなっています。
下記の記事にて、ライズの燃費や、口コミ・評価、中古車価格の相場などについての詳細情報まとめています。
トヨタライズが気になる方は是非チェックしてみてください。
■【人気のSUV】2位 スズキ ハスラー
スズキ ハスラー
2位はスズキの軽自動車SUV「ハスラー」となっています。2019年12月に2代目となってからもその勢いは衰えず、扱いやすく経済的な軽SUVとなっています。
■スズキ ハスラーのボディサイズ・スペック・燃費・新車価格・中古車価格
スズキ ハスラー
そんなハスラーの燃費やスペック、価格などの基本情報は下記となります。
駆動方式 | 2WD/4WD | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 3,395mm×1,475mm×1,680mm | |
室内寸法(長さ×幅×高さ) | 2,215mm×1,330mm×1,270mm | |
車両重量 | 810~880kg | |
最大乗車定員 | 4名 | |
WLTCモード燃費 | 20.8km/L~25.0km/L | |
最小回転半径 | 4.6m | |
総排気量 | 657cc ターボ658㏄ | |
最高出力 エンジン+モーター | NA車 36kW(49PS)/6,500rpm+1.9kW(2.6PS)/1,500rpm ターボ車 47kW(64PS)/6,000rpm+2.3kW(3.1PS)/1,000rpm |
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最大トルク エンジン+モーター | NA車 63N・m(6.4kg・m)/5,000rpm+40N・m(4.1kg・m)/100rpm ターボ車 98N・m(10.0kg・m)/3,000rpm+50N・m(5.1kg・m)/100rpm |
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燃料タンク容量 | 27L | |
新車価格 | 1,280,400円~1,790,800円 |
軽自動車なので小回りも効き、燃費も良く車両価格も維持費も抑えれる。女性にもおすすめしやすい人気SUVと言えるでしょう。
スズキ ハスラーについての口コミ・評価、中古車価格を始め、安全性能についてなど、詳細情報については下記の記事にて詳しくまとめています。ハスラーが気になる方は是非チェックしてみてください。
■【人気のSUV】3位 トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアー ハイブリッドZ
2020年6月17日の発売後1か月で、およそ4万5000台の注文が入るという大ヒットとなった新型ハリアーは、単独車名でカウントされる登録車ではライズにつぐ販売台数を記録するSUVとなっています。ライズや軽SUVのハスラーとは比べ物にならない 車両価格でありながらも従来型を上回る人気を得ています。
その理由としては、同じ基本構造を持つRAV4譲りの悪路走破性を誇るSUVでありながらも、あくまで都市に似合うファッショナブルで高級感溢れるそのスタイリングが最大のポイントとなっています。
トヨタ ハリアー
駆動方式 | 4WD 2WD | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4,740mm×1,855mm×1,660mm | |
室内長×室内幅×室内高さ | 1,880mm×1,520mm×1,215mm | |
車両重量 | 1,530~1,750kg | |
最大乗車定員 | 5名 | |
WLTCモード燃費 | 2.0L 14.7~15.4km/L 2.5Lハイブリッド 21.6~22.3km/L | |
最高出力 エンジン+モーター | 2.0L 126KW(171PS)/6,600rpm ハイブリッド 131KW(178PS)/5,700rpm +フロント88KW(120PS) /リア40KW(54PS) | |
最大トルク エンジン+モーター | 2.0L 207N・m(21.1kg・m)/4,800rpm ハイブリッド 221N・m(22.5kg・m)/3,600~5,200rpm +フロント202N・m(20.6kg・m) /リア121N・m(12.3kg・m) | |
燃料タンク容量 | 無鉛レギュラーガソリン・55L | |
新車価格 | 2,990,000円~5,040,000円 |
ミニバンより今ドキ! 国産&外車3列シートSUVを4台ご紹介!
続いては冒頭でも触れた、3列シートでゆとりがあり7人乗りが可能となる大型のSUVの注目車種を2台、国産SUVの中から2台、外車SUVから2台紹介していきます。
ファミリーカーとしての選択肢に入れれるよう外車SUVは新車価格が比較的安い、おすすめの車種をピックアップしています。
■【国産3列シートSUV】マツダ CX-8(シーエックス エイト)
まず、なんといっても注目すべき、注目してもらいたい国産7人乗りのSUVはマツダの新型SUV、「CX-8」です。
3列シート・7人乗り(グレード、シート選択により6人乗り)の国産SUVは、外車(輸入車)に比べると、まだまだ数が少ないですが、マツダはミニバンの代替えの選択肢として7人乗りSUVであるCX-8を国内に投入し、ミニバンの生産を終了しています。
マツダ新型SUV CX-8
身長が180cmを超える男性でもゆとりを持って座れる3列目シートで、居住性の高さも魅力的なSUVとなっています。
CX-8についての燃費、スペック、価格など基本情報は下記となります。発売時にはクリーンディーゼルのみの設定でしたが、その後にリーズナブルなガソリンエンジンとパワフルなガソリンターボエンジン車が追加設定されています。
■マツダ CX-8のボディサイズ・スペック・燃費・新車価格
駆動方式 | 2WD/4WD | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4,900mm×1,840mm×1,730mm | |
室内長×室内幅×室内高 | 2,690mm×1,540mm×1,250mm | |
車両重量 | 1,720~1,930kg | |
最大乗車定員 | 6~7名 | |
WLTCモード燃費 | 11.6~15.8km/L | |
最小回転半径 | 5.8m | |
エンジン種類・排気量 | ①直列4気筒クリーンディーゼル・2,188cc ②直列4気筒ガソリン・2,488㏄ ③直列4気筒ガソリン・2,488㏄ターボ |
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最高出力 | ①140kW(190PS)/4,500rpm ②140kW(190PS)/6,000rpm ③169kW(230PS)/4,250rpm |
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最大トルク | ①450N・m(45.9kg・m)/2,000rpm ②252N・m(25.7kg・m)/4,000rpm ③420N・m(42.8kg・m)/2,000rpm |
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燃料タンク容量 | 72~74L | |
消費税込み新車価格 | 2,948,000円~5,000,600円 |
SUV「CX-8」詳細情報については下記の記事にてまとめていますので、CX-8が特に気になるという方は是非参考にして下さい。
■【国産3列シートSUV】日産 エクストレイル
日産 エクストレイル
ファッショナブルな都会派SUVが多い中、エクストレイルは、“タフ・ギヤ”を自称しているだけあって悪路走破性やアウトドア感を前面に押し出しています。
そして、特徴的なのが2.0LクラスのSUVでありながらも3列シート7人乗りモデルをラインナップしていることで、マツダCX-8登場前にはクラス唯一の3列シートSUVでした。
2列シート5人乗りモデルと同じボディサイズでありながらも、セカンドシートを前よりにスライドすればサードシートの足元も十分スペースが確保できます。また、頭上にも余裕があり、エマージェンシーシートではなく、実用性のあるサードシートといえるでしょう。
3列シートモデルの設定はの2.0Lガソリン車のみで、後部にバッテリーを搭載するハイブリッド車には設定されていませんが、4WDやオーテックバージョンの設定はあります。
■日産 エクストレイルのボディサイズ・スペック・燃費・新車価格
日産 エクストレイル3列シート車の基本情報・スペック表・新車価格
駆動方式 | 2WD 4WD | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 | 4,690mm×1,820mm×1,740mm | |
室内長×室内幅×室内高 | 2,005mm×1,535mm×1,220~1,270mm | |
車両重量 | 1,550~1,610kg | |
最大乗車定員 | 7名 | |
JC08モード燃費 | 15.6~16.4km/L | |
最小回転半径 | 5.6m | |
総排気量 | 1,997cc | |
最高出力 | 108kW(147PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 207N・m(21.1kg・m)/4,400rpm | |
燃料タンク容量 | 60L | |
新車価格 | 3,119,600~3,775,200万円 |
日産 エクストレイル サードシート
荷物をたくさん積むときにはサードシートを収納すればよいので、時には3列シートを利用する必要がある人にはおすすめです。
クロスオーバー7についての詳細は下記記事よりご覧頂けます。居住性の高さなどについて詳しく知りたい方は是非ご覧下さい。
■【外車3列シートSUV】ランドローバー ディスカバリースポーツ
続いては外車の7人乗りSUVの紹介です。
紹介するのはランドローバー「ディスカバリースポーツ」です。