【東京モーターショー2019】閉幕 来場者数は7割増
東京モーターショー2019は12日間の会期を終え、11月4日に閉幕しました。
総来場者数は前回(2017年:77万1200人)を大きく上回る130万900人という数字になりました。総来場者数100万人突破は幕張メッセで開催された2007年以来、12年ぶりのこと。
東京モーターショーの総来場者数は1991年の201万8500人をピークにそれ以降は減少していましたが、2011年に会場を幕張メッセから東京ビッグサイトに移してからは80万人前後と低迷が続いていました。
今回の東京モーターショーは、東京ビッグサイトに加えて、MEGA WEB、シンボルプロムナード公園等にも会場を広げたほか、国内外の自動車・部品メーカーだけでなく、パナソニックやNTTなどの異業種も参加。
主催する日本自動車工業会の豊田章男会長は開催前の記者会見で「来場者100万人目標」を掲げており、その達成に注目が集まっていましたが、無事達成となり良かったですね。
【東京モーターショー2019】の最新情報一覧
2019年10月24日(プレスデーは23日)~11月4日まで開催された第46回東京モーターショー2019。
最新情報をまとめています。
東京モーターショー2017の様子
【2019年保存版】2019年世界の主要モーターショー スケジュールまとめ | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/2203世界の名だたるモーターショーのスケジュールはこちらです
【東京モーターショー2019】 コンパニオン画像&情報
東京モーターショー コンパニオン
東京モーターショーは、新型車のお披露目も楽しみですが、それと同じくらいにコンパニオンに期待している!という方も多いのではないでしょうか。
カーナリズムでも、コンパニオン画像をまとめています。気になる方は下記記事をどうぞ。
コンパニオン情報がもっと気になる方はこちらから
【東京モーターショー2019】輸入車勢が軒並み不参加!?
輸入車メーカーの不参加が相次ぐ…
プジョー・シトロエン・DSの3ブランドが東京モーターショー2019に出展しないことになっています。
この情報は17日に都内で開催した「シトロエン2019年ビジネス中間報告会」において明らかになりました。
また、他にもドイツのBMWやMINI、ポルシェ、フォルクスワーゲン(VW)なども不参加を表明しています。
今年は残念ながら、輸入車の展示をあまり見ることができないかもしれません。
東京モーターショー2019 は一味違う?初の試みが多数
第46回東京モーターショー2019
東京モーターショー2019は、全体的に初の試みがたくさんあり、今までのモーターショーでは味わえなかった体験をたくさんできるイベントとなる模様です。
車好きには気になる有明地区の「DRIVE PARK」では、車や二輪車の試乗はもちろんの事ながら、初めて「東京オートサロン」や「モータースポーツジャパン」と連携することで、普段見ることのできないレースカーなどを目の前で見ることが可能に。
またFAI公認(予定)のドローンレースも国内初開催。大迫力の新感覚モビリティレースをどこよりも早く体感出来るのも特徴と言えます。
大迫力!
出展メーカー別 出展が予定される新型車・車種情報
■東京モーターショー2019 主な出展メーカー一覧
主要な出展メーカーをまとめています。
■青海展示棟 Aomi Exhibition
スバル | ダイハツ | トヨタ | いすゞ |
日野 | 三菱ふそう | UDトラックス |
■西展示棟 West Exhibition
スズキ | 日産 | ホンダ |
三菱自動車 | Renault |
■南展示棟 South Exhibition
マツダ | レクサス | ALPINA |
Mercedes-Benz | smart |
■【トヨタ】 東京モーターショー2019出展予想車
トヨタ GRスポーツ
《APOLLO NEWS SERVICE》GR スーパースポーツ 市販型 予想CG
東京オートサロン2018で初公開された、トヨタ『GRスーパースポーツコンセプト』。その市販モデルが、いよいよ東京モーターショー2019で初公開される可能性があることが明らかになっています。
トヨタは、レーシングマシン『TS050』で2020/2021年のWECに参戦することを決定していて、あわせて、市販型となる「GRスーパースポーツ」が東京モーターショーで初公開されるのではと注目を集めています。
【新型車】トヨタ Tjクルーザー
トヨタ Tjクルーザー(東京モーターショー2017)
トヨタのTjクルーザーは、バンの積載性能とSUVの力強いデザインとを融合させた新ジャンルのクロスオーバーコンセプトになります。
東京モーターショー2017で参考出展され話題になりました。この市販版が展示されると見られています。独特な形をしたSUVモデルとなりそうですね。
トヨタ ヴィッツ(ヤリス)
トヨタ ヴィッツ(ヤリス)次期型
トヨタのコンパクトハッチバック『ヤリス』新型が出展される予定です。
日本ではヴィッツと親しまれてきた車ですが、世界統一名の「ヤリス」になる可能性があります。
トヨタ・ヤリス 新型(欧州仕様)
トヨタ・ヤリス 新型(欧州仕様)
トヨタ・ヤリス 新型(欧州仕様)
【フルモデルチェンジ】トヨタ 86
トヨタ 86(画像は現行モデル)
トヨタのスポーツカー、86。この86がフルモデルチェンジして登場すると見られています。
前回と同様にBRZと共同開発となるかと思います。
e-Palette 東京2020オリンピック・パラリンピック仕様
e-Palette東京2020仕様
トヨタは、東京オリンピック・パラリンピックで使われる自動運転車『e-Palette東京2020オリンピック・パラリンピック仕様』の詳細を公表するとともに、大会に先駆けて東京モーターショー2019で車両を公開することを明らかにしています。
この、e-Palette。トヨタがCES 2018でライドシェアや移動店舗など様々なモビリティーサービスに対応する電動車両として世界初公開しました。e-Palette東京2020仕様は、その実用化の第1弾となるもので、選手村での移動手段として開発されています。
トヨタ グランエース
トヨタ グランエース(東京モーターショー2019)
トヨタ グランエース(東京モーターショー2019)
トヨタ グランエース(東京モーターショー2019)
トヨタ グランエース(東京モーターショー2019)
トヨタは、新型フルサイズワゴン『グランエース』を2019年内に発売すると発表しています。
また、グランエースは東京モーターショー2019のトヨタ車体ブースで初披露されました。全長5.3m、全幅1.97mの圧倒的なサイズ感を味わうことが可能です。
高級感のあふれる室内は必見です。
また、外観は、金属調加飾の大型ラジエーターグリルをヘッドランプと融合させ、上下、左右方向に張り出させることで、華やかかつ、押し出しの強いフロントフェイスを演出。
グリルと連続しヘッドランプに突き刺さる、特徴的なLEDデイタイムランニングランプと、クロム加飾フレームでひとくくりにしたプロジェクター式2眼LEDヘッドランプは、高級車に相応しい先進性の表現しています。
3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2タイプを設定するとのこと。
トヨタ グランエース
トヨタ グランエース
PMCVコンセプト
PMCVコンセプト
同じくトヨタ車体のブースでは、2030年の新しいミニバンの形として、PMCVコンセプトを世界初公開します。
ミニバンの企画、開発、生産を担うトヨタ車体が提案する2030年のミニバンの新しいカタチとして『PMCVコンセプト』を世界初公開する。コンセプトモデルは、様々なライフシーンや、1人から7人まで、乗る人や載せるものに合わせて、8つのシートレイアウトアレンジができるほか、全座席を格納することでフラットな室内空間に自転車やサーフボードなど長尺物も積載可能。また、前後に大きく開くスライドドア(助手席側)と上に大きく開くガラスハッチにより大開口の間口を実現する。
MIRAI 次期型
トヨタ MIRAI Concept
トヨタは、東京モーターショー2019に出展する燃料電池車(FCV)のコンセプトモデル『MIRAI Concept』を報道関係者に公開しました。
次期MIRAI(ミライ)の開発最終段階のモデルであり、2020年末に発売予定です。
トヨタLQコンセプトカー
トヨタLQコンセプトカー
トヨタは、人工知能やレベル4の自動運転機能を搭載したコンセプトカー『LQ』を東京モーターショー2019のMEGA WEB会場で開催されるFUTURE EXPOで初公開すると発表しました。
LQは全長4530mm、全幅1840mm、全高1480mmの4人乗りの電気自動車で、航続距離は300km程度。
レベル4の自動運転機能に加え、米国にある研究開発子会社トヨタ・リサーチ・インスティテュートと共同開発したAIエージェントを搭載しているのが特徴です。
トヨタ LQ
トヨタ LQ
また、JOLEDとデンソーが共同開発した車載用フレキシブル有機ELディスプレイを組み込んだメーターが、トヨタのコンセプトカー『LQ』に搭載されるとのこと。