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マイカーローンの金利はどこがお得?銀行系、ディーラー系、信販系を比較

マイカーローンの金利はどこがお得?銀行系、ディーラー系、信販系を比較

自動車を購入する時のローンを組む時、もっとも気になるのが金利です。購入先のディーラーが提携している信販会社以外にも、銀行や信用金庫などのカーローンもありますが、少しでも安い金利でローンを組むにはどこが一番お得なのでしょうか?

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金利の重要性

大きな金額の買い物となる車を購入する時には、その全額を現金で支払うことが難しい場合にはローンを組むことになりますが、そのローンの金利によっては車種を変えなければいけないほど、その影響は大きいものがあります。

車を購入する際に利用するローンには、車を購入したディーラーですすめられるローン以外にも種類があり、金利はどれでも同じというわけではありません。どのローンを選ぶかで金利や組み方に違いが出てきます。

したがって、負担が少なく無理なく返せるなど、自分にあったローンを検討することが必要になります。

2種類の金利とは?

金利と一口にいっても、安心だけど時期によっては損する固定金利と、低金利になればなるほど得をする変動金利2種類があります。

安心だけど時期によっては損する固定金利

まず固定金利のローンは、文字通り契約時に金利は固定されているので、景気による影響に左右されないので、返済の途中で急に金利が上昇することはなく安心でき、計画が立てやすいというメリットがあります。

デメリットとしては、超低金利に向かう状況だと、固定金利は変動金利より利率が高いままで固定されるので、低金利の恩恵は受けられないということが挙げられます。

低金利になればなるほど得をする変動金利

変動金利のローンは、市場の金利の動向によって利率は変わり、一般的な変動金利のローンでは、半年ごとに金利が見直されています。

今のように、低金利に向かう時には、固定金利より利率が低くなる可能性が高くなることがミリットとなります。

デメリットとしては、今後なにかの影響で市場金利が上昇するという可能性も否定できず、そうなると金利の利率も高騰する可能性もあるもとです。

そして、予定していた毎月の返済額が増え、返済計画もたてずらいというlことになります。

実際に車を買う場合の金利と返済総額はどうなる?

金利の差が返済総額に影響を与えるのは知っていても、どのくらいの差になるのか、なかなかわからないと思います。

例えば235万円の自動車を購入した場合の、それぞれの金利と支払総額を見てみましょう。

条件は返済期間が5年で235万円を全額ローン。一般的な残価設定ローンの金利で比較してみます。



金利毎月の返済額
利息総額
返済総額
銀行系のローン
年2.5%
41,706円
152,360円
2,502,360円
   〃年3.7%
42,961円
227,660円
2,577,660円
ディーラー系のローン
年6.0%

初回47,324円

2回目以降45,400円

375,924円
2,725,924円
残価設定型のローン
年5.0%

34,562円

最終支払金700,000円

389,158円
2,739,158円


最も低い金利の2.5%と最も高い金利6.0%での月々の返済額の差は、借りた金額が同じにもかかわらず約6千円。返済総額の差は22万円以上となります。これだけの差が出でると家計に与える影響は大きく、購入する時にせっかく値引いてもらっても、これでは帳消しになってしまいます。

カーローンのそれぞれの種類と金利

自動車ローンには、銀行系の自動車ローン、カーディーラーの自動車ローン、そして普及しつつある残価設定型クレジットがあります。このうち、カーディーラーの自動車ローンと残価設定型クレジットは、ともに提携している信販会社が扱っています。

自動車が売れるとカーディーラーは信販会社から自動車の代金を全額受け取れることから、代金の回収が簡単で安心できることから積極的に勧めることになります。

1.銀行系のカーローン

銀行系の自動車ローンのメリットは低金利と所有権です。

銀行系の自動車ローンは一般的に金利が低めに設定してあるのが特徴です。銀行系のいわゆるマイカーローンの場合は年2.0%~4.0%程度に設定されており、返済の負担が信販会社ほど大きくありません。

理由としては、銀行のその他の商品も利用してもらうための目的であったり、既存の利用者を他の金融機関へ流出させないためのサービスということもあるからです。

その他の特徴としては、設定されている最低金利が適用されるためにはには、給与振込や公共料金の引き落とし口座があることなど、ある程度の条件に該当する必要があります。これらの条件に当てはまる利用者と新規の利用者の場合に金利の差が出ることです。

また、銀行系の自動車ローンの場合はその自動車の車検証に記載される名義が、購入者自身になることもメリットといえるでしょう。これは金額では現れない大きなメリットとなります。

デメリットとしては、申込みから審査結果が出るまでに数日かかることです。ディーラー系のローンの場合はその場で結果が出るのですが、銀行系の自動車ローンの場合は車の契約をしてもその後にキャンセルせざるを得ない場合があります。

2.ディーラー系ローン

ディーラー系のローンはカーディーラーが提携している〇〇信販や〇〇クレジットといった信販会社のローンを使うことになります。

メリットとしては審査が早いことが挙げられます。ディーラーの店頭で購入を決めたらその場でローンの審査を依頼し、しばらく待つだけで審査結果が出ます。また、銀行系のローンが通らなかった場合でも審査が通りやすいという事もあります。

頭金を増やしたり、支払い回数を短くすると通るなど、ディーラー側からの提案もすぐにできるのもメリットと言えるでしょう。

デメリットとしては、一般的には金利が高めに設定されている点が大きいでしょう。ディーラーによっては、キャンペーンなどで特定の車種に限っては金利を年1%以下というように銀行系よりも低く設定されることがありますが、購入したい車種の金利が安いとは限りません。

そしてディーラーローンの場合は、名義はディーラーになるので、ディーラーローンの返済が終わるまでは法律上、自分の所有とはなりません。

残価設定型の場合は?

最近特に利用者が増えているのが残価設定型クレジットです。残価設定型クレジットもディーラーローンの一種で、3年型の場合なら3年後の下取り価格を予め差し引いた額をローンに組み込むというシステムです。

235万円の車を購入する場合に、3年後の下取り額を例えば100万円として決めます。これを残価といい、235万円から100万円を差し引いた135万円で3年ローンを組むことになります。この際の金利は年4~6%程度であることが多く、通常のローンより割高になります。

メリットはもちろん、支払額を抑えられることで、ディーラーが特定の車種を超低金利を出すこともあるので、その場合はかなりお得になります。

しかし、最大のデメリットはその年数が経過したのちに車を返却するか、残価を一括で支払って購入するかを選択しなければならないことです。

また、車を返却する場合、走行距離が設定想定より多かったり、程度が悪くなっていた場合に追加料金を請求される可能性もあります。

カーローンの選び方で大切なこと

自動車ローンを賢く利用するためには、できるだけ多く見積りをとって、月々の支払いや総支払額を比較することが必要になります。

また、その際に金利は下限だけでなく上限もチェックすることや、借入上限額を確認することの重要です。そして、その他の保証料や手数料がかかるかどうかも確認しておきましょう。

まとめ

自動車ローンの選び方によっては、購入できる車種が変わることもあります。

金利が高いローンを選んだ場合にはグレードを落としたりオプションを諦めなければならない・・・なんてことも。

無理なくそして後悔しないためには正しい自動車ローンの選択が大切になります。

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