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【豆知識】アラウンドビューモニターとは?搭載車もご紹介

【豆知識】アラウンドビューモニターとは?搭載車もご紹介

車を運転する上で、「駐車が苦手」「バック時に不安がある」といった方は少なくないでしょう。そんな時に活躍するのが、「アラウンドビューモニター」です!今回は、より安全運転ができるアラウンドビューモニターについてまとめました。あらゆるユーザーの方におすすめできるものですが、特に免許取りたての初心者の方はぜひご覧ください。

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アラウンドビューモニターとは?

映し出されたアラウンドビューモニターの様子

日産 デイズ インテリジェント アラウンドビューモニター

アラウンドビューモニターは、元々は自動車メーカーの日産が開発したシステムで、駐車する時や縦列駐車の時に利用します。メーカーによって「パノラミックビューモニター」「全方位モニター」とも呼ばれています。

アラウンドビューモニターは2007年10月に発売されたエルグランドに、世界で初めて搭載されました。アラウンドビューモニターは、日産と、車載カメラを担当したソニー、画像処理技術を担当したカーオディオメーカーのクラリオン(フォルシアクラリオン・エレクトロニクス)との3車共同開発の技術でした。

車の前後左右に4つのカメラがついており、それによりまるで真上から見ているような立体的な見方ができるので、アラウンドビューモニターが無い時に比べると、かなり簡単に駐車などができます。

カメラの映像はルームミラーやカーナビの画面に写し出されるので、ドライバーはそのままの体勢で周囲の様子を見ることができます。

なお、「アラウンドビューモニター」は日産の登録商標となっており、一般的には「360度モニター」等と呼ばれています。

アラウンドビューモニターは何のために必要?

考える女性

アラウンドビューモニターの必要性とは?

アラウンドビューモニターは、駐車やバックが苦手な方の目の代わりになってくれます。

カメラが周辺を見ていてくれるので、ドライバーはクルマの周囲の状況をひと目で確認でき、安全に駐車の操作することが可能です。

ただし、アラウンドビューモニターのような360度モニターは、あくまで駐車をする際の補助をするシステムであると自動車メーカーはアナウンスしています。基本は、ドライバーの目視による確認がメインとなりますので、その点は注意が必要です。

また、360度モニターに周りの壁などとの距離を計測する超音波センサーを組み合わせる事で、さらに駐車が容易に出来るように進化しています。

【必要な理由 1】駐車場で立ち往生しなくて済む

初心者の方などが運転で苦手意識が高いのが駐車です。

バックで駐車する場合は、その操作だけでなく周辺の状況がわかりづらいといったことが起きますが、「アラウンドビューモニター」によって周囲の状況が把握でき、バック駐車を助けてくれます。

【必要な理由 2】駐車のコツが早く掴めるようになる

アラウンドビューモニターを使って駐車操作を何度も行うことにより、人によっては段々とハンドル操作やタイミングのコツがわかってくることでしょう。

免許を取り立ての方やペーパードライバーで久々に運転しだした方、ハンドル操作が苦手な方などには、特におすすめの機能です。

アラウンドビューモニターのメリットとデメリット

アラウンドビューモニターを確認する女性の視線

日産 デイズ インテリジェント アラウンドビューモニター

メリット

今のアラウンドビューモニターは画像の性能が良いものが多くとても見やすくなっています。

そのため、ドライバーの目だけではなかなか確認しにくい、車の後方・周囲の確認が4つのカメラにより簡単にでき、広範囲の確認が瞬時にできてしまいます。

それにより、スムーズに駐車ができてドライバーの負担が減り、運転が不安で今まで行けなかった場所にもチャレンジできるようになるかもしれません!

デメリット

高性能のアラウンドビューモニターが搭載されていると、どうしても車両価格が高くなることや、画像に頼って自分の目で確認しないようになってしまいがちです。

何らかの理由でアラウンドビューモニターが正常に機能しなくなった場合などは、目視での確認が必要になります。いざという時のために、便りっきりにならないようにしましょう。

アラウンドビューモニターの使い方

車のモニターを操作する女性

使い方はとてもシンプル!

アラウンドビューモニターの使い方はいたってシンプルです。

ギアを「R」にすると、自動的にアラウンドビューモニターがONの状態になります。そして「R」以外のギアに変えるとOFFになり、映像は消えます。

メーカーによって異なりますが、日産の場合、画面上のボタンを押すことで画面を切り替えることができます。

アラウンドビューモニター搭載車

日産 デイズのアラウンドビューモニター 作動イメージ

インテリジェント アラウンドビューモニター搭載の「日産 デイズ」

アラウンドビューモニター(メーカーによって名称が異なる)が搭載されている代表的な車種は以下の通りです。

なお、国内の自動車メーカー毎の360度モニターの呼び方は、以下のようになっています。

日産:アラウンドビューモニター

トヨタ:パノラミックビューモニター

ホンダ:マルチビューカメラシステム

マツダ:360°ビュー・モニター

ダイハツ:パノラマモニター

三菱:マルチアラウンドモニター

スズキ:全方位モニター

日産のアラウンドビューモニター搭載車

日産 リーフ

日産 リーフ

・リーフ
・ノート
・デイズ
・デイズルークス
・セレナ
・エクストレイル
・スカイライン
・ジューク
・シーマ

※メーカーのオプションで搭載できる車種も含まれています。

アラウンドビューモニター搭載車について詳しく知りたい方はこちら!

トヨタのパノラミックビューモニター搭載車

トヨタ アルファード

トヨタ アルファード

トヨタでの名称:パノラミックビューモニター

・アルファード
・ヴェルファイア
・グランエース
・クラウン
・プリウス
・C-HR
・ハリアー
・ランドクルーザー
・ランドクルーザープラド
・シエンタ
・アクア
・ヤリス

※メーカーのオプションで搭載できる車種も含まれています。

パノラミックビューモニター搭載車について詳しく知りたい方はこちら

ホンダのマルチビューカメラシステム搭載車

ホンダ オデッセイ

ホンダ オデッセイ

ホンダでの名称:マルチビューカメラシステム

・オデッセイ
・ステップワゴン
・レジェンド

※メーカーのオプションで搭載できる車種も含まれています。

マルチビューカメラシステム搭載車について詳しく知りたい方はこちら

マツダの360°ビュー・モニター搭載車

マツダ CX-8

マツダ CX-8

マツダでの名称:360°ビュー・モニター

・CX-8
・CX-5
・CX-3
・デミオ
・アテンザ
・アクセラ

※メーカーのオプションで搭載できる車種も含まれています。

360°ビュー・モニター搭載車について詳しく知りたい方はこちら

ダイハツのパノラマモニター搭載車

ダイハツ タント

ダイハツ タント

ダイハツでの名称:パノラマモニター

・タント
・キャスト
・ムーヴ
・ムーヴキャンバス
・ミラ トコット
・ウェイク
・ロッキー
・ブーン
・トール

※メーカーのオプションで搭載できる車種も含まれています。

パノラマモニター搭載車について詳しく知りたい方はこちら

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