ムーヴ、改良新型登場!何が変わった?
ムーヴが新しくなって、2017年8月1日より販売されています!
今回のマイナーチェンジですが、特に注目したいのは歩行者にも緊急ブレーキ対応する「スマートアシストIII」を搭載したことです。今までこの機能は搭載されていなかったのでうれしい限りです。
また、4つのカメラで車両の前後左右を映すことで、上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用し、安全・安心性能を向上させています。
軽自動車ですと、やはり安全性能には気を使いたいですよね。他には、『ムーヴ』『ムーヴ カスタム』ともに内外装を刷新されています。
メッキフロントグリルや新意匠の14インチアルミホイールの採用により、シンプルで上品なエクステリアへと進化しました。
ムーヴ カスタムでは新開発の多灯薄型LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)や、スモーククリアのインナーレンズを採用したリヤコンビネーションランプ、新意匠のインパネガーニッシュなどを装備。先進的で上質感ある内外装としました。
その他、リヤシートのラゲージ側にリヤシートのスライドレバーを設定することで、使い勝手も向上させています。
■ムーヴ、2017上半期軽自動車ランキングでは堂々の…位!
ムーヴが人気車だということはなんとなくイメージがわく方も多いかと思いますが、実際にはどれくらいの人気なのかというのはご存知ですか。
全国軽自動車協会連合会によると、6月および2017年上半期(1~6月)の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報)を発表しています。
これによれば、2017年上半期(1~6月)の軽四輪車通称名別新車販売台数は、ホンダ『N-BOX』が10万6231台(10.7%増)を販売し、3年連続トップという結果に。
おいおいムーヴじゃないじゃないか。と憤慨することなかれ。なんとムーヴは4位です。前年比では26.0%減と落ち込んでいるようにも見えますが、
8月に新型が販売されたので、下半期は販売台数が増えるのではないでしょうか。
2017年上半期の軽自動車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同期比)。
1位:N-BOX(ホンダ)10万6231台(10.7%増)
2位:タント(ダイハツ)8万0607台(9.8%減)
3位:デイズ(日産)7万6707台(49.3%増)
4位:ムーヴ(ダイハツ)7万2167台(26.0%減)
5位:スペーシア(スズキ)5万7763台(36.9%増)
6位:ワゴンR(スズキ)5万7205台(26.1%増)
7位:アルト(スズキ)5万0915台(8.6%減)
8位:ミラ(ダイハツ)4万5632台(13.3%増)
9位:N-WGN(ホンダ)4万4436台(6.4%減)
10位:ハスラー(スズキ)4万1575台(9.7%減)
ダイハツ ムーヴ 基本情報について知りたい
ダイハツのムーヴは1995年に初代モデルが発売され、現行モデルの6代目は2014年12月に発売されました。
軽自動車といえど、安定感のある走り、また上質なインテリアも魅力の車です。
ボディ関連では高張力鋼板を多用するなどして、軽量化を推し進めたうえで、軽くなった分を性能向上に振り分けるという硬派な思想。走っていて感じるのは、とにかくボディがしっかりとしていること。軽自動車、それもボディパネル1枚1枚の面積が大きくなりがちなハイトワゴンは、パネルがペコペコと音を出したりするものだが、ムーヴについてはそんなことは一切無く、静かで安定した走りを示す。
■ダイハツ ムーヴ スペック(燃費・サイズ他)
ダイハツ ムーヴ
■参考:2WD X
全長×全幅×全高:3,395×1,475×1,630(mm)
ホイールベース :2,455(mm)
乗車定員 :4名
車両重量 :820kg
エンジン最高出力 :38kW(52ps)/6,800rpm
エンジン最大トルク:60Nm(6.1kgm)/5,200rpm
JC08モード燃費:31.0km/L
※2017年現在
■ダイハツ ムーヴ エクステリア・外装
6代目のムーヴ。実はムーヴカスタムを基準にデザインされているというから驚きです。
こちらはムーヴカスタム。
確かに、似ています。
新型ムーヴのチーフエンジニア(CE)、須藤秀彦氏は「ベーシックからカスタムを制作しようとすると、それに合わせたデザインとしなければならず、不都合が発生しやすい。華飾ありきで設計した方が、チグハグ感が出ず、より上質なデザインが可能となる」と説明する。
ではベーシックのムーヴはどのように考えるのか。「デザイン重視であれば、ムーヴカスタムを選択して頂けるはず。ベーシックは、カスタムから“はがした”格好となるが、ハリボテのカスタムを作り上げるよりも良いと判断した。“ゴマカシ”では通用しない」(須藤氏)と話した。
また、それぞれのデザインの違いについて、須藤氏によると「ムーヴカスタムは、“フルカスタム”をテーマに、上下左右でどっしりとした構えを演出し、迫力と上質感を表現。ムーヴでは、スマートスペースをテーマに厚みの有る造形と、大型のヘッドランプとグリル、加えて平面マウンドを強調したバンパーの全体で、上質感と安心感を表現した」とのことだ。
■ダイハツ ムーヴ インテリア・内装
ムーヴのインテリアは、詳細に作られているのが売りです。
デザインもシンプルで、上品ですよね。
また、リヤシートは、左右別々にスライドできます。
そのため、後席乗員個人個人の体格に合わせて足元を広げたり、荷物の量や大きさに合わせて荷室を広げたりできるので快適ですね。
前席のヘッドレストを外し、ロングソファモードにすれば、足を伸ばしてリラックスできる広い空間が生まれます。
■ダイハツ ムーヴ グレード別価格は?中古価格は?
Xターボ“SA Ⅲ”
2WD 1,375,000円
4WD 1,501,500円
X“SA Ⅲ”
2WD 1,298,000円
4WD 1,424,500円
特別仕様車 X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”
2WD 1,276,000円
4WD 1,402,500円
X
2WD 1,232,000円
4WD 1,358,500円
L“SA Ⅲ”
2WD 1,199,000円
4WD 1,325,500円
L
2WD 1,133,000円
4WD 1,259,500円
※価格はすべて税込み
※2020年2月現在
中古価格は、状態、年式にもよりますが、110万円~150万円ほどでした。
新車の方が安い場合もありますので、中古で購入を検討するときには、損をしないように下調べをしっかりしておきましょう。
※2020年2月現在
■ダイハツ ムーヴ 評価・口コミ・評判について知りたい
オーナーさんによる、ムーヴの評価はどんなものなのでしょうか。
口コミをe燃費で確認してみました。
年式の割には、丈夫ですし当たりが良かったのか、故障という故障はしませんね〜、あと冬の雪道には結構強いですね…さすが4WDですね。あとはワゴンRよりも室内が広いですし、ノーマルエンジンですけども加速は、いいですしリヤのドアが、横開けなので助かります。
軽自動車の枠(価格帯含む)の中で丁寧に作られた物だからか、未だにサスペンションやマフラー、ヘッドライトカバーの換えさえ効く。同じ車種に乗り続けている人が多いからと言うのも理由の一つかと。MTなので、クラッチの交換も視野に入れていたが、これまた長持ちしている。乗り方と手入れに気を付けていれば、各所の消耗をかなり抑えられるし、隠れた名品と思う。
岐阜まで往復 417㎞ 給油17.11㍑ 燃費24.3㎞/㍑
高速走行は80~90㎞ 回転数は2,500回転前後をキープしました。
軽の宿命か、長距離トラックの風圧が・・・
【2月26日更新】ムーヴ新型登場か?発売は8月?最新情報
ダイハツ ムーヴ 次期型
ダイハツの軽トールワゴン、ムーヴ新型が登場予定です。ムーヴ次期型の登場は最も早くてで2020年8月、遅くとも年内には披露されるでしょう。
ムーヴの次期型では、最新世代プラットフォーム「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバルアーキテクチャ)を採用し、軽量化と同時に高剛性化や走行性能の向上が図られます。
外装は、大胆かつ迫力あるブラックアウトされた超攻撃的なフロントマスクを持ち、Cピラー&リヤウインドウを一体化したクーペ風デザインや深く削った躍動感あふれるサイドキャラクターラインなどが予想されるほか、フロントタイヤハウスを張り出し空気の流れを安定させるデザインなども予想されており、上級車に匹敵するほどのLEDライトなども期待できそうだ。
また、パワートレインでは、「マルチスパーク」新世代エンジンの搭載により、燃費向上が期待できます。
660cc直列3気筒NAエンジンとターボエンジンがラインアップされるほか、遅れてハイブリッドが設定される可能性も高いと見られています。
最後に
本記事では、2017年にマイナーチェンジを行い、新しくなったダイハツムーヴについて改めてまとめました。
スマートアシストⅢも搭載され、ますます使い勝手のよくなったムーヴ。
2019年には特別仕様車「X"リミテッドII SA III"」も登場、2020年はいったいどんな姿を見せてくれるのか。今後もムーヴから目が離せませんね。