トップへ戻る

日産新型セレナはマイナーチェンジで激変?内外装や口コミも紹介

日産新型セレナはマイナーチェンジで激変?内外装や口コミも紹介

日産のセレナが2019年8月にマイナーチェンジしました。デザインを一新したことで、迫力のあるフロントになるとともに、全車標準装備として「360°セーフティアシスト」も搭載されました。今回は、新型セレナのスペックや外装、内装、気になる口コミや評価をご紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


新型セレナがマイナーチェンジで2019年8月に販売開始!

2019年8月のマイナーチェンジは、2016年8月にフルモデルチェンジしてから、初めてのマイナーチェンジです。

マイナーチェンジによる主な変更点は以下の2点です。

新型セレナe-powerハイウェイスターはデザインを一新

セレナ e-power ハイウェイスター

セレナ e-power ハイウェイスター(サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック)

セレナに設定されているグレードのうち「e-POWER ハイウェイスター」において、エクステリアが変更されました。「e-POWER」とは日産の誇る電動パワートレイン・e-POWER仕様車、「ハイウェイスター」とは、スポーツタイプの名称です。

e-POWER では、16インチアルミホイールがオプションで選択できるようになりました。

ハイウェイスターでは、フロントフェイスのグリル部分が「ダブルVモーショングリル」という名称のパーツに変更された他、テールランプが新しく設計し直されています。

また、スポーツタイプである「AUTECH」、福祉車両タイプの「ステップタイプ」、「ライフケアビークル(LV)」でも外観が変更されました。

さらに、全グレードで新しいボディカラーが2色追加されました。追加された色はブラックとオレンジを基調とする「サンライズオレンジ」および、ブラックとグレーを基調とする「ダークメタルグレー」です。

どちらも追加塗装色であり、サンライズオレンジは77,000円(税込)、ダークメタルグレーは55,000円(税込)で塗装可能です。

360°セーフティアシストが全車標準装備へ

全方位運転支援を標準化

全方位運転支援を標準化

日産の先進安全技術である360°セーフティアシストが全グレードに標準装備されました。 加えて、360°セーフティアシストの機能に改良が施されています。

まず、前方の安全を確保するために「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が新しく装備されました。この機能は時速30km以上の走行時にハイビーム照射範囲を自動的に変更してくれるもので、対向車に当たらないように光線の向きを調整します。

さらに、後側方の安全確保のために「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」および「BSW(後側方車両検知警報)」が新しく設定されました。前者は後側方の車を検知してブレーキを制御し衝突を防ぐ機能で、後者はその際に警報を鳴らすシステムです。

後方の安全機能として「RCTA(後退時車両検知警報)」が新しく設定されました。これは後退して道路などに出ていくときに、近づく車を検知して警報で知らせる機能です。

また、オプションの「プロパイロット」機能にも一部変更が加えられました。主な変更点は、下り坂での設定速度保持、ブレーキ性能の改良、ワイパー作動時の機能改良などです。

新型セレナe-power ハイウェイスターの外装

日産 セレナ(ダークメタルグレー)

日産 セレナ e-power ハイウェイスター(ダークメタルグレー)

外装での最大の変更点は、フロントフェイスの「ダブルVモーショングリル」です。

これは従来のセレナとは異なり、グリルの両端がVの字を思わせる傾斜を見せるパーツです。このフロントフェイスの変更によって、これまでよりもシャープかつ鮮烈な印象を見せるようになりました。

さらに、ハイウェイスターでは専用のテールランプが取り付けられており、リアフェイスから受ける印象を引き締めています。

e-POWERに新しく設定された16インチアルミホイールは風車や風車を思わせるような見た目で、疾走感溢れるかっこよさを感じさせます。

総じて言えば、全体的にシャープなイメージを与えるよう設計されており、その狙いは成功しているように思えます。

新型セレナの内装

新型セレナの内装

新型セレナの内装

2019年8月のマイナーチェンジでは目立った内装面の変更は無いため、これまでのセレナと同じく大人数でも快適に過ごせます。

セレナには従来のシートよりも疲労を30%軽減する「ゼログラビティシート」などが装備されており、心地よさを演出します。

さらに、スライドシート機構によってシートをアレンジして広い車内空間を作れます。

新型セレナの燃費やスペック

2019年8月のマイナーチェンジは外観ならびに先進安全機能の変更だけであり、走行性能は変わっていません。そのため燃費性能もマイナーチェンジ前のセレナと全く変わりません。

参考スペックは以下の通りです。

【セレナ e-POWER X】スペック表
ボディサイズ全長×全幅×全高(mm)4,685×1,695×1,865(mm)
ホイールベース2,860mm
最大乗車定員7名
車両重量1,740kg
燃費JC08モード:26.2km/L
エンジン種類DOHC水冷直列3気筒
最高出力(kW(PS)/rpm)62kW(84PS) /6,000 rpm
最大トルク(N・m(kg・m)/rpm)103N·m (10.5kgf·m) /3,200~5,200 rpm
駆動方式FF(前輪駆動)

新型セレナの口コミ・評価

乗っていただくと本当にわかると思う。35万円の値差はある。ひとつ上のパワートレインになっている

セレナの開発責任者である中谷信介チーフビークルエンジニアのe-POWERに寄せたコメントです。

ガソリン駆動モデルとの価格差の分はあるとe-POWERのパワートレインを高く評価しています。

目の前には大きなウィンドーからの景色が広がる。見晴らしがよく心地いい。

記事中でセレナに試乗した岩貞るみこ氏のコメントです。

セレナは視界が良いため運転時の爽快感が得られることはもちろん、事故の予防にも役立ちます。

セレナが持つ品格のある佇まいはそのままに、より力強くスポーティに進化した。

ハイウェイスターのマイナーチェンジに寄せられた言葉です。

スタイリッシュな格好良さを感じさせるハイウェイスターにふさわしい言葉です。

新型セレナの価格は?

セレナの新車価格は下記のようになっています。

日産セレナの新車価格

e-POWER
2,997,500円~3,473,800円
e-POWER ハイウェイスター
3,293,400円~3,725,700円
「X」~「G」
2,576,200円~3,061,300円
ハイウェイスター
2,758,800円~3,227,400円
AUTECH
3,236,200円~3,560,700円
e-POWER AUTECH
3,773,000円〜3,927,000円
LV(福祉車両)
2,762,000円〜3,055,000円


セレナの中古車価格は198.9万円~423.1万円となっています。
※車情報サイトResponse 中古車情報ページより(2020年3月現在)

最高価格帯に位置するモデルは「e-POWERハイウェイスター」で、逆に「S」や「X」は安価に買い求められます。

2019年8月のマイナーチェンジの内容はあまり中古車価格に反映されていません。マイナーチェンジ後のフロントフェイスが好きな方は節約のために中古車の購入を検討してみても良いのではないでしょうか。

詳細は以下のリンクからご確認ください。

安全性能アップで新型セレナはさらなる高みへ

セレナ e-power ハイウェイスター(サンライズオレンジ

セレナ e-power ハイウェイスター(サンライズオレンジ

マイナーチェンジをきっかけに、セレナはより洗練されたエクステリアに進化し、より充実した先進安全機能が追加されました。

追加された安全機能はどれもドライブを強力にサポートするものばかりで、運転に自信の無い方は特に安心できる機能ばかりです。

新型セレナがあれば毎日の運転がより便利に、そしてより楽しくなりそうですね。

ミニバンでお探しの方にはもちろん、e-POWERが気になっている方、ファミリーカーとしてもおすすめです。

関連するキーワード


日産 車種情報 セレナ

関連する投稿


日産 新型「セレナ 4WD」発表!「e-4ORCE」モデル&スポーティモデル追加

日産 新型「セレナ 4WD」発表!「e-4ORCE」モデル&スポーティモデル追加

日産は2024年10月3日に、「セレナ」のe-POWER車に、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した新たな4WDグレードを設定したと発表しました。実際の発売は11月中旬を予定しています。


日産 新型「セレナ」発表!新たなカラー追加や“値下げ”を実施

日産 新型「セレナ」発表!新たなカラー追加や“値下げ”を実施

日産は2024年9月9日、「セレナ」の一部改良モデルを発表し、価格改定を行いました。一部改良モデルの販売は、同日より行われていますが、e-POWER車の4WDモデルについては10月の発表となります。


【2024年】ミニバン人気おすすめ5選!広々とした室内空間とスライドドアが魅力

【2024年】ミニバン人気おすすめ5選!広々とした室内空間とスライドドアが魅力

一般的には、3列シートで6名乗り以上の1.5BOX、2BOXなどといわれる形状のボディをもつミニバンですが、日本ではファミリーカーとして数多くのユーザーに愛用されています。人気ジャンルが故に、数多くのモデルが存在するミニバン。今回はそんなミニバンの中から、おすすめの車を5台紹介します。


新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

日産は、2023年8月1日、一部仕様を向上した新たな「フェアレディZ 2024年モデル」を発表しました。合わせてパフォーマンスを向上させた「フェアレディZ NISMO」を新たに追加しました。さらに、「東京オートサロン2023」に出展された「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージも同年10月下旬に発売するようです。


【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

3年間も続いた行動制限が緩和され、これまで控えていた家族や友人との外出を計画されている方も多いのではないでしょうか。ここ数年のアウトドアブームで、コンパクトカー、ミニバン、SUVの新型車は楽しい雰囲気をまとった車が増えてきました。多人数が乗れる車や軽量で燃費がいい軽自動車もあります。今回はこれからのレジャーシーズンを前に、おすすめのファミリーカー20台と選び方を紹介します。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。