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新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

日産は、2023年8月1日、一部仕様を向上した新たな「フェアレディZ 2024年モデル」を発表しました。合わせてパフォーマンスを向上させた「フェアレディZ NISMO」を新たに追加しました。さらに、「東京オートサロン2023」に出展された「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージも同年10月下旬に発売するようです。

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新型「フェアレディZ NISMO」ついに登場

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉フェアレディZ NISMO

フェアレディZは、これまでに世界で180万台以上の販売を誇る、日産を代表するスポーツカー。2022年に登場した現行モデルとなる7代目フェアレディZは、歴代モデルのオマージュを感じさせる内外装デザインを取り入れたことで話題となりました。

7代目フェアレディZのエンジンは、新開発3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジン。最高出力405馬力、最大トルク475N・mと、先代モデルより出力を大幅に向上させながら、シャープでスムーズなレスポンスを実現しています。

これに組み合わされるトランスミッションは2種類。6速マニュアルでは、大トルクのエンジンに対応するため、クラッチディスクとギヤトレインを強化しているほか、新設計のシンクロナイザーシステムの採用やシフトプロファイルの変更により、ドライバーの意のままのスムーズなシフトチェンジを可能としています。

新開発の9速オートマチックでは、幅広いギアレンジによりダイレクトで素早いレスポンスを実現。また、ドライブモードは、普段使いや高速道路でのロングドライブに最適なSTANDARDモードと、ワインディングロードなどでアグレッシブな走行を楽しみたいときに走りのポテンシャルを追求するSPORTモードから選択できます。

そんな7代目フェアレディZに、2023年8月1日、一部仕様を向上した新たな「フェアレディZ 2024年モデル」を発表するとともに、「東京オートサロン2023」に出展しされた「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージも同年10月下旬に発売すると発表しました。

さらに、パフォーマンスを向上させたハイパフォーマンスモデルの「フェアレディZ NISMO」も発表し、一気にフェアレディZのラインアップを強化しました。

フェアレディZ 2024年モデルでは、全グレードにAmazon Alexaを標準搭載するとともに、カラーのラインアップにS30型「フェアレディZ 432」のカラーとして設定していた「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を新たに設定。さらに上位グレードとなるVersion TとSTグレードにブルーの特別内装色を追加設定しました。

フェアレディZ向けの日産純正アクセサリーパッケージとして展開される予定のフェアレディZ Customized Editionでは、フェアレディZのエンブレムが入ったフロントバンパー、グリル、カーボンリヤスポイラーなど、特徴的な外観を再現できるエントリーパッケージと、専用デザイン 19インチアルミホイール、専用デザインエンブレム、フードデカールやボディサイドステッカーで「東京オートサロン2023」出展車を再現できるフルパッケージの2種類を用意。どこまで変更したいかを選択可能になっています。

そして今回の目玉となる新型フェアレディZ NISMOには、通常モデルと比較してさまざまなNISMO専用チューニングが行なわれています。

エンジンは、最高出力を15馬力向上させ420馬力に、最大トルクも45N・m向上させ520N・mとし、パワフルな加速を実現。

また、トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させることで、俊敏なシフトチェンジを可能としています。

さらに、ステアリングとボディのねじり剛性を高めるとともに、シャシーに施されたチューニングや、新設定の「トラクションモード」が、狙い通りのラインをトレースできる、正確なステアリング操作をサポート。

ブレーキも、NISMO専用ブレーキシステムを採用し強化することで、本格的なスポーツ走行を可能としています。

ドライブモードには、NISMO専用のSPORT+モードを含む、3種類のドライブモードを設定、使用シーンに応じた最適なチューニングが施されています。

エクステリアでも、NISMO専用のフロントグリル、フロントとリヤバンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー、そしてリヤLEDフォグランプを装備、通常モデルとの差別化を行っています。

これらのパーツは、ダウンフォースを強化するとともに、空力性能を向上。フロントグリルのメッシュは、「NISSAN GT-R」2024年モデルでも採用した、通風抵抗の少ないハニカムデザインとし、風をすくい取る形状のエアガイドスロープとの相乗効果により冷却効率を最大化しています。

足元には、新たに設定した19インチの全面グロスブラック塗装の鍛造アルミホイールを装備。剛性と軽量化を両立した9本のラジアルスポークデザインで、リム幅を広げながらも軽量化が図られています。

インテリアは、基本的なデザインはそのままに、スポーツ走行を盛り上げるカラーと素材を組み合わせ採用。NISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートも装備され、ノンスリップ機能と高い質感を両立しています。

カラーは専用色のNISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーンを含む、全5色。価格は920万円からと、Zのラインアップの中で最も高額で、最上位に位置するモデルとなります。

なお、日産は、フェアレディZ NISMOの販売について以下のように発表しています。

「フェアレディZ NISMO」は当面の間、「フェアレディZ」をご注文され、長期間お待ちいただいているお客さまの中で、NISMOへの振替をご希望される方のみへの販売とさせていただきます。(生産台数に限りがあるため振替希望者が多数となった場合は抽選とさせていただきます。)納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります。

つまり、今から販売店に行って新たにフェアレディZ NISMOを買いたくてもすぐには新規の注文はできないということ。どうしても欲しくて、現在フェアレディZの注文を入れていない場合は、今のところ“長納期化”の改善を待つしかありません。

またこれについては、フェアレディZ 2024年モデルも同様で、新規の注文受付は行なわれないとのことです。

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