2023年1~3月が発売時期の新型車
■トヨタ プリウス(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉トヨタ プリウスPHEV
トヨタ プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッドカーとして誕生したモデル。
2023年1月に発売した5代目となる新型プリウスは、これまでの優れた環境性能はそのままに、従来モデルより圧倒的にスポーティなデザインと走行性能を手に入れました。これまで同様ハイブリッドモデルに加え、プラグインハイブリッドモデルが用意されます。
■レクサス RZ(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサスRZファーストエディション
レクサス RZ はレクサス初のBEV(バッテリーEV)専用モデルとなるSUV。
2023年3月30日発売され、最初に発売される500台は、内外装を専用色とするなどした特別仕様車「First Edition」となりました。レクサスの新たなアイデンティティであるスピンドルボディによる美しいエクステリアデザインが特徴的です。
■マツダ MAZDA2(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉マツダ2 改良新型(BD ルーキードライブ)
マツダ MAZDA2は、以前”デミオ”という名称で販売されていたコンパクトカー。2023年3月に発売されたのはマイナーチェンジモデルで、エクステリアデザインに大胆な変更が行われたほか、グレード体系が見直されました。
また、カラーや、ルーフフィルム、ホイールカラー、インテリアパネルなどのカラーを選ぶことができ、最大198通りものカラーコーディネートが可能となり、自分だけの1台を注文することができるようになりました。
2023年4~6月が発売時期の新型車
■ホンダ ZR-V(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ ZR-V(e:HEV Z AWD)
2023年4月に発売されたホンダ ZR-Vは、新登場のクロスオーバーSUVです。ボディサイズは、全長4570mm× 全幅1840mm × 全高1620mmと、CR-Vの日本販売がない現在ではホンダのSUVの中で最も大きい最上級SUVの位置づけです。
エクステリアでも縦型グリルが採用されるなどまるで海外の高級SUVのような仕上がりで、インテリアもパール調ソフトパッドが用いられるなど高級感を感じられるデザインとなっています。価格も約300万円から400万円とやや高価ですが、その価値のあるSUVになっています。
■トヨタ アルファード/ヴェルファイア(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ アルファード Z(ハイブリッド・2WD)(ブラック)<オプション装着車>
高級ミニバンの代名詞と言えるほどの人気を誇るアルファードが、兄弟車であるヴェルファイアとともに、2023年6月21日に8年ぶりの全面刷新を遂げました。
「Forceful×IMPACT LUXURY」というコンセプトをもとにより迫力を増したデザインとなったほか、スーパーロングオーバーヘッドコンソールが採用されまるでプライベートジェットのような豪華なインテリアになりました。
■三菱 eKスペース(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車〉三菱 eKスペース
eKスペースは、日産と共同開発された軽スーパーハイトワゴン。日産ではルークスとして販売されています。現行モデルは2020年に登場した2代目で、2023年4月にはフロントフェイスを刷新するなど大幅な改良を加えられたモデルが発表されました。
内外装は、より上質な印象へと進化し選べるカラーも増加しています。
■日産 ルークス(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 ルークス ハイウェイスター
ルークスは、日産の軽スーパーハイトワゴンです。日産と共同開発されたモデルで、三菱ではeKスペースとして販売されます。現在販売されるのは3代目ですが、2023年4月にはマイナーチェンジモデルが登場しました。
このモデルでは、広い室内や便利で快適な使い勝手、安定感のある走行性能などはそのままに、安全装備をさらに充実させるほか、エクステリア、インテリアともに高級感のあるデザインへと進化。さらにカラーの追加や、安全装備の追加も行われています。
■三菱 デリカミニ(新登場)
《画像提供:Response》〈提供:三菱自動車〉デリカミニ Tプレミアム
三菱を象徴する存在の一つである”SUVミニバン”のデリカの名称を冠したデリカミニは、「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトに開発された、SUVのような性質を持つ軽スーパーハイトワゴン。
eKクロススペースの実質的後継モデルに当たり、デリカ豊部に相応しいタフなデザインのエクステリアと、悪路での安定性を備えます。
■日産 GT-R(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:愛甲武司〉日産 GT-R 2024年モデル 特別仕様車「プレミアムエディション T-スペック」
日産 GT-Rは、日産の伝説的スポーツカー スカイラインGT-Rの系譜を受け継ぐ、スポーツカーです。初期モデルは2007年に誕生、欧州のスーパースポーツカーにも負けないスペックを誇り人気を博しました。
2016年には中期型となる改良モデルが登場、そして2023年1月13日には後期型となるさらなる2024年型が発表され、同年春には発売となりました(NISMOのみ夏)。2024年型では、速さだけではなく、空力性能を向上させ、洗練された乗り味を実現。最高出力を維持しながらも走行時の不要なノイズと振動は低減し、綿密に調律された感性に響くサウンドを実現するなど、車内の快適性も追求されています。
■スバル インプレッサ(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル インプレッサ 新型(プロトタイプ)
スバル インプレッサは、スバルを代表する長寿モデルの一つで、これまでにセダンやクーペ、ハッチバックなど様々なボディタイプがありましたが、現在はインプレッサの名前を冠するのはハッチバックのみになりました。
2023年4月20日には、全面刷新を受けた6代目となる新型モデルが登場。新型モデルは、「行動的なライフスタイルへといざなうユーティリティ・スポーティカー」がコンセプトで、エクステリアはよりスポーティに、インテリアはより使い勝手の良いカジュアルな仕立てになりました。さらに新世代アイサイトも搭載され、安全性も向上しています。
■レクサス LC(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス LC500 特別仕様車”EDGE” HAKUGIN(白銀)
LCは、レクサス最上級のクーペもしくはコンバーチブルです。2023年6月8日に行われた一部改良では、剛性の向上や、足回り・AT制御の見直し、ミッションオイルクーラー・EXPERTモードの追加などにより走行性能を鍛えあげたほか、Lexus Safety System +の性能向上による予防安全技術の進化、最新のマルチメディアの採用による車室内の機能進化などが実施されています。
カラーにソニックカッパーとヒートブルーコントラストレイヤリングが追加、コンバーチブルではルーフカラーにレッドも追加されています。インテリアでも、内装色にダークローズを追加。クーペでは、ブルー&ホワイトを新たに選ぶことも可能となるなど、選択肢が増えています。さらに、マットホワイトをまとった特別仕様車EDGEも登場。専用のエアロパーツが装備され空力性能を向上している他、ボディ剛性もさらに高められ走行性能の向上が図られています。インテリアカラーは、鮮やかなブルーで他の車とは一線を画する雰囲気に仕上がっています。
2023年7~9月が発売時期の新型車
■トヨタハイラックス(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ ハイラックス Z(オキサイドブロンズメタリック)
トヨタ「ハイラックス」は、1968年に初代モデルが登場したピックアップトラック。現在販売されるのは2017年に13年ぶりの日本市場復活を果たした8代目モデルで、2020年8月にマイナーチェンジを受け、今の姿となっています。
ボディサイズは、全長5,340mm×全幅1,855mm×全高1,800mmと、日本では少し持て余してしまいそうな大柄なサイズです。そんなハイラックスの一部改良モデルが、2023年9月28日に発表。
改良の内容としては、Zグレードにパノラミックビューモニターや、バックモニター、ディスプレイオーディオ(ナビゲーション機能付き)を標準装備するほか、Z、Z“GR SPORT”の外板色スーパーホワイトⅡをプラチナホワイトパールマイカに変更し、メーカーオプション設定としました。
■メルセデス・ベンツ EQE SUV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉メルセデスAMG EQE SUV
メルセデス・ベンツ新型「EQE SUV」(日本仕様)のボディサイズは、全長4,880mm×全幅2,030mm×全高1,670mm。全長と全高はそこまで大きくありませんが全幅は2mを超えており、人によっては、取り回しがし易いとは必ずしも言い切れないでしょう。しかし、リア・アクスルステアリングが装備されており、最小回転半径が4.8mとコンパクトカー並になっています。
パワートレインには、最高出力292馬力、最大トルク765Nmを発揮するモーターを採用し、組み合わされるバッテリーの容量は89kWhで、最大航続距離は528km。日本のみの特別な機能として、EQE SUVから車外へ電力を供給できる双方向充電が利用可能です。
■ボルボ XC60(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:ボルボカージャパン〉ボルボ XC60
ボルボ「XC60」は、トヨタ ハリアーなどに近いボディサイズを持つミドルサイズSUV。現行モデルは2017年に登場した2代目で、現在マイルドハイブリッドモデルとプラグインハイブリッドモデルの2種類が用意されています。
2023年8月2日に一部改良が実施され、新外装色ヴェイパーグレーを追加設定するほか、従来有償色であったメタリック・ペイント、プレミアムメタリック・ペイントが車両本体込み価格に。「Googleアプリ/サービス」ならびに「ボルボ・カーズ・アプリ」の無償利用可能期間が、従来の4年間から5年間へ延長されるなど機能向上が図られました。
■ボルボ XC90(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:ボルボカージャパン〉ボルボXC90
ボルボ「XC90」は、全長5m近いボディサイズを持つラージサイズSUV。現行モデルは2015年に登場した2代目で、現在XC60等と同様にマイルドハイブリッドモデルとプラグインハイブリッドモデルの2種類が用意されています。
2023年8月2日に一部改良が実施され、新外装色ヴェイパーグレーを追加設定。また「Googleアプリ/サービス」ならびに「ボルボ・カーズ・アプリ」の無償利用可能期間が、従来の4年間から5年間へ延長されました。
さらに、一部グレードに人気の装備を標準装備し、より選択のし易い設定となりました。
■アルファ ロメオ トナーレ Plug-In Hybrid Q4(グレード追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:Stellantisジャパン〉アルファロメオ トナーレ プラグインハイブリッドQ4
アルファ ロメオ「トナーレ」は、2022年にアルファ ロメオ初のハイブリッド(マイルドハイブリッドシステム)搭載車として誕生したSUVですが、そんなトナーレに、2023年8月3日、こちらもアルファ ロメオ初となるプラグインハイブリッドモデルが追加発売されました。
名前は「トナーレ Plug-In Hybrid Q4」。パワートレインには、システム総出力280馬力を発揮する1.3リッターターボエンジン+モーター、0-100 km/h加速はわずか6.2秒となっています。組み合わされるバッテリーの容量は、15.5kWhで、EV最大航続距離はWLTCモードで72kmとなっています。
■日産 スカイライン NISMO(グレード追加)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉日産 スカイライン NISMO
スカイラインは、日産のスポーツセダンですが、2023年8月8日にそのスカイラインのハイパフォーマンスモデルとなるスカイラインNISMOが発表されました。このクルマは、2代目となるS5系の時代より受け継がれるGTカーの資質に、NISMOならではのレーシングテクノロジーを活かした空力とシャシー技術を融合させ、より速く、気持ちよく、安心して走れる究極のGTカーを目指して開発されたといいます。
ハイパフォーマンス・セダンとしてのロー&ワイドなスタンスによる圧倒的な存在感や、NISMO専用のエンジンと加速チューニングが、「スカイラインGTの集大成」とも言える走りと佇まいを実現しました。
スカイラインNISMOは、通常モデルを1,000台と、手組みのエンジンや専用ホイールなどを採用するS54A-1型「スカイラインGT」誕生60周年を記念した特別仕様モデル「Limited」を100台、計1,100台のみが生産される予定です。
■日産 GT-R NISMO(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:愛甲武司〉日産 GT-R NISMO スペシャルエディション
日産 GT-Rは、人気のスポーツモデル スカイラインGT-Rの後継モデルとなるスポーツカー。初期モデルは2007年に誕生し、すでに約16年販売される長寿モデルですが、欧州のスーパースポーツカーにも負けない走行性能を誇ります。
2016年には中期型となる改良モデルが登場し、2023年1月13日には後期型となるさらなる2024年型が発表され、同年春には通常モデルより発売となりました。しかし、ハイパフォーマンスモデルとなるNISMOは、一歩遅れて夏発売となっています。専用の内外装で、空力性能が高められるとなるほか、フロントメカニカルLSDを新採用するなど、そのスポーティさに磨きがかかっています。
■スズキ ワゴンRスマイル(一部改良)
《画像提供:Response》
ワゴンRスマイルは、スズキの軽「ワゴンRシリーズ」の新モデルとして「高いデザイン性とスライドドアの使い勝手を融合させた、新しい軽ワゴン」をコンセプトに開発された、後席スライドドアを備える軽スーパーハイトワゴン。そんなワゴンRスマイルに、2023年7月28日一部改良モデルが登場する予定です。今回の一部改良では、HYBRID Sグレードにメッキフロントグリルとメッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラーホイールキャップを標準装備したほか、USB電源ソケット1か所をType-Cに変更しています。
さらに、特別仕様車“HYBRID Sリミテッド”も登場。このモデルでは、専用のオシャレなボディーカラーが設定されるほか、専用フロントグリルと専用2トーンカラーホイールキャップを装備、さらにインパネカラーパネルやエアコンサイドルーバーガーニッシュなどにグレーやシルバー基調の専用色を採用し、通常モデルよりも高級感の高い仕上がりになっています。
■日産 フェアレディZ/フェアレディZ NISMO(一部改良/グレード追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉フェアレディZ NISMO
フェアレディZは、日産を代表するFRスポーツカーの一つ。現行モデルは、2022年に登場した7代目フェアレディZで、歴代モデルのオマージュを感じさせる内外装デザインを取り入れ話題となりました。2023年8月1日に、そんな7代目フェアレディZの一部改良モデルとなる2024モデルが登場。全グレードにAmazon Alexaを標準搭載するとともに、カラーのラインアップに「432オレンジ」を新たに設定するほか、一部グレードに、ブルーの特別内装色を追加設定しました。そしてこの一部改良と同時に、ハイパフォーマンスモデルの「フェアレディZ NISMO」も発表。
搭載されるエンジンは最高出力420馬力・最大トルク520N・mに引き上げられる他、専用のエクステリアパーツにより空力を向上するなど、あらゆるポイントでパフォーマンスを引き上げ、サーキット走行に対応した設定となっています。そんな2024年モデルとNISMOですが、現在フェアレディZを注文し、納車待ちをしているユーザーのみへの、振替販売となっており、新規の注文はできません。
2023年10~12月が発売時期の新型車
■マツダ フレアワゴン シリーズ(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:マツダ〉マツダ フレアワゴン XS(ミモザイエローパールメタリック2トーンカラー:ベージュルーフ)
フレアワゴンは2012年に、スズキ「パレット」のOEM車として誕生した軽スーパーハイトワゴン。2代目からは、その後継機となる「スペーシア」のOEM車として展開されました。
2023年12月25日にベース車両のアップデートに伴い、フルモデルチェンジが行われ、シリーズ4代目となるフレアワゴンの新型車が登場しました。
約5年ぶりとなるフルモデルチェンジでは、その特徴である、デザイン、広く快適な室内空間、安全機能など、フレアワゴン本来の魅力をより進化。
エクステリアは、大容量の輸送コンテナをモチーフとし、フレアワゴンでは「心地よさ」と「ワクワク感」を、フレアワゴン カスタムスタイルでは「上質感」と「存在感」をそれぞれ表現。インテリアでも、それぞれのキャラクターに合わせた色調や素材を使い分けています。
■トヨタ クラウンスポーツPHEV(グレード追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ クラウンスポーツ RS(2.5Lプラグインハイブリッド車)(エモーショナルレッドIII)<オプション装着車>
クラウンは、1955年に登場した長い歴史を持つ重要なモデルです。現行モデルとなる2022年7月15日に発表された16代目クラウンは、新たなSUV形状を持つ3台と、これまで通りの伝統的なボディタイプであるセダン形状を引き継いだ1台の合計4種類をラインアップする“クラウンシリーズ”です。
中でも、最もスポーティな内外装を持つSUV、新型「クラウンスポーツ」のPHEV(プラグインハイブリッド)車が、2023年12月19日に追加となりました。今回新設定したPHEVは、クラウン(スポーツ)が追求する「楽しい走り」をさらに昇華させるべく、ハイブリッド車(HEV)の上質さを基盤に、よりクルマを操る楽しさを味わえるスポーティな味付けにこだわっています。
■三菱 アウトランダー(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車工業〉三菱 アウトランダーPHEV特別仕様車「ブラックエディション」(グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ)
三菱「アウトランダー」は、「エアトレック」を起源に持つクロスオーバーSUV。2005年に初代が登場、2012年には2代目が登場しますが、その一年後の2013年には当時としては珍しかったプラグインハイブリッドモデル(PHEV)を追加し話題となりました。
そして2020年には、日本でガソリンモデルの販売が終了し、PHEVモデルのみに。2021年には現行型となる3代目が発売しますが、日本ではやはりPHEVモデルのみのラインアップとなりました。
そして、2023年12月7日に一部改良を実施。従来のUSB Type-CとType-Aに加え、HDMIポートを全グレードに標準装備。また、ヘッドライトウォッシャーやLEDリヤフォグランプといった悪天候時に役立つ機能も標準装備するほか、カラーには、2トーンにブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリックとモノトーンにはグラファイトグレーメタリックを新設定しています。
■三菱 エクリプス クロス(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車工業〉三菱 エクリプス クロス(PHEVモデル)
三菱「エクリプス クロス」は、2018年に誕生した、ルーフがなだらかに下るクーペスタイルを採用したクロスオーバーSUV。2020年に大幅な改良が行われ、現在の姿になるとともに、アウトランダー同様のPHEVモデルを追加。
そして、2023年12月7日にマルチアラウンドモニター付きのスマートフォン連携ナビゲーションを全車に標準装備した一部改良が行われました。
■スズキ スイフト(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉スズキ・スイフト新型
スズキ「スイフト」は、2000年に少し車高の高めたSUV風のコンパクトカーとして登場(国外ではイグニスとして販売)、2004年に登場した2代目から現行モデルと同様のコンセプトを持つコンパクトハッチバックとなり、世界へ展開されました(スズキでは同右モデルをスイフト初代としています)。
そんなスイフトに、2023年12月6日、5代目となる新型モデルが登場。コンセプトは「エネルギッシュ×軽やか 日常の移動を遊びに変える洗練されたスマートコンパクト」。
歴代のスイフトで培ってきたデザイン性や走行性能に加え、安全装備や利便性の高い装備が充実したことで、スイフトの魅力であるデザインと走りに「クルマと日常を愉しめる」という新たな価値が加わっているといいます。
■ホンダ オデッセイ(再登場・一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:本田技研工業〉ホンダ オデッセイ e:HEV アブソルート・EX ブラックエディション(プラチナホワイト・パール)
オデッセイは、1994年に“使う人の生活をより楽しく豊かに広げることを目指す”クリエイティブ・ムーバーシリーズ“の第1弾として登場したモデル。そんなオデッセイの現行モデルは、2013年に登場した5代目で、2020年にマイナーチェンジモデルを迎えるも、日本での販売はわずか1年後の2021年末で生産終了となっていました。
そんななか、2023年4月に前モデルをベースとした改良モデルを日本でも発売するとホンダが発表。そして同年12月8日に、ついに発売となりました。この改良モデルはこれまでの日本生産ではなく、中国生産です。
エクステリアでは、新デザインのフロントグリルを採用。グリルの開口部を拡大することによってワイド感を強調し、水平基調の5本メッキバーに突起状のデザインを組み合わせることで高級感をより高めています。
インテリアでは、全タイプの2列目に4ウェイパワーシートを採用。オットマンとリクライニングの操作を新たに電動化することで、きめ細やかな調節が可能となり、より快適な着座姿勢に調整可能となりました。
パワートレインは、引き続き2.0LDOHC i-VTEC+2モーターのハイブリッドで、組み合わせるトランスミッションはE-CVTですが、減速セレクターを新たに設定。また、指一本でスムーズなシフト操作ができるエレクトリックギアセレクターもオデッセイとして初めて採用しています。
■レクサス RZ(一部改良・モデル追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサス RZ300e(手前)/RZ450e(奥)
レクサス「RZ」は、2023年3月に発売されたレクサス初のバッテリーEV専用モデル。ボディサイズは、全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mmと国内では、ミドルサイズSUVに分類される車です。
BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)を採用するほか、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性なボディにより、車両の基本性能を従来のレクサスモデルと比較して大幅に進化させています。
そんなRZの一部改良モデルが、2023年11月30日に発表。今回の一部改良では、急速充電速度の向上に寄与する「電池急速昇温システム」を採用しました。
そして、一部改良とともにこれまでAWDモデルしかなかったRZに、FWDモデルとなるRZ300eが追加されました。RZ300eでは、これまで販売されていたAWDモデルであるRZ450eの開発で掲げた走りのコンセプト“The Natural”をFWDながら継承しているといいます。
リヤサスペンションメンバーをFWD向けに新たに開発するほか、コイルスプリング、スタビライザー、ショックアブソーバーの設定をFWD専用に最適化。RZ450eと比べ約100kg軽量化した車両重量を活かし、軽快でリニアな車両挙動を実現しています。
■トヨタ MIRAI(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ MIRAI Z(フォースブルー マルティプルレイヤーズ)<オプション装着車>
トヨタ「MIRAI」は、2014年に登場したセダンタイプの燃料電池自動車(FCEV)。水素を空気中の酸素と化学反応させて自らが発電して走るEVで、トヨタが世界に先駆け量産を開始した革新的なモデルです。
現行モデルは、2020年に登場した2代目。2023年12月1日に、この2代目MIRAIの一部改良モデルが発表されました。
今回の一部改良では、最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載し、安全装備を充実するほか、トヨタチームメイト(アドバンストドライブ、アドバンストパーク)を設定しました。
また、インテリアでは12.3インチTFTカラーメーターの採用を拡大し視認性を向上させるとともに、全64色の室内イルミネーションを採用。このほか、ドライブレコーダーや、デジタルキーをオプション設定するなど、商品力を強化しています。
■三菱 eKワゴン(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車工業〉三菱eKワゴン「G」
三菱のeKシリーズは、三菱らしい個性的なデザインや使い勝手のよい快適な室内空間に、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や先進安全装備「三菱e-Assist」といった先進機能や安全装備を備える軽乗用車シリーズ。
中でも「eKワゴン」は2001年に登場した軽ハイトワゴンで、現行モデルは2019年に登場した4代目です。この4代目の一部改良モデルが2023年11月24日に発表されました。
リヤカメラ及びリヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)や、運転席SRSニーエアバッグなどを全車標準装備かするほか、衝突被害軽減ブレーキシステムに自転車運転者検知を新たに追加し安全性を向上しています。
また、カラーに、初の2トーンカラーとなるミストブルーパール/オークブラウンメタリック、ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ、ライラックピンクメタリック/ホワイトソリッドを採用。モノトーンのミストブルーパール、ライラックピンクメタリックも新たに設定しました。
■三菱 eKクロス(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車工業〉三菱eKクロス「T」
三菱のeKシリーズは、三菱らしい個性的なデザインや使い勝手のよい快適な室内空間に、高速道路同一車線運転支援機能「マイパイロット」や先進安全装備「三菱e-Assist」といった先進機能や安全装備を備える軽乗用車シリーズ。
中でも「eKクロス」は2019年に登場したクロスオーバータイプの軽ハイトワゴンです。同車の一部改良モデルが2023年11月24日に発表されました。
リヤカメラ及びリヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)や、運転席SRSニーエアバッグなどを全車標準装備かするなど安全性を向上しています。また、ステアリングヒーター追加のほか「T」および「T Premium」グレードにはパドルシフトを追加しています。
さらにカラーの設定も拡充。新色として、2トーンカラーのミストブルーパール/ブラックマイカ、ナチュラルアイボリーメタリック/アッシュグリーンメタリック、チタニウムグレーメタリック/サンシャインオレンジメタリック、モノトーンのライトニングブルーマイカを追加しました。
■マツダ フレア(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:マツダ〉マツダ フレア
マツダ「フレア」は、1994年にスズキから「ワゴンR」のOEM供給を受け登場した、「AZ-ワゴン」を源流に持つ軽トールワゴン。
2012年に登場した4代目で「フレア」に名称が変更。現行モデルは、2017年に登場したフレアとしては2代目となるモデルです。
2023年10月12日、法規対応に伴う一部改良を実施。全グレードのメーター内に、リアパーキングセンサー作動表示灯を追加しました。また、メーカー希望小売価格が改定されており、ベースグレードとなるHYBRID XG(FF)が147万8400円から、最上級グレードとなるHYBRID XT(4WD)が192万3900円までとなっています。
■トヨタ ランドクルーザー70(再再販・マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー70
ランドクルーザーシリーズは、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信頼性・耐久性・悪路走破性の継承と進化を続けてきたトヨタの本格SUV。
なかでも、1984年に登場した70系は、日本国内でも2004年まで展開されるほか、中東や、オーストラリア、南アフリカなど国外市場では、日本での販売終了後も基本設計を変えることなく展開が継続。さらに日本でも、2014年にはその発売30周年を記念し、4ドアバンモデルとピックアップモデルを1年限定で復活。そして、2023年8月2日にはマイナーチェンジモデルとなる新型ランドクルーザー70が初公開されていました。
そんな新型ランドクルーザー70が、2023年11月29日に正式発表となり、発売が開始されました。ボディタイプは、4ドアバンのみ。伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)など、駆動力、制動力制御システムを採用し、高い操縦安定性を実現しています。
また、快適な乗り心地をさらに追求するサスペンションの改良、6速オートマチックトランスミッションを採用しています。エンジンは、最高出力204馬力・最大トルク500Nmを発揮する2.8リッター4気筒ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV)を搭載。先進安全装備として、バックモニターやToyota Safety Senseを採用しました。
■三菱 デリカD:5(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真撮影:豊崎淳〉三菱 デリカD:5 特別仕様車「シャモニー」
三菱「デリカD:5」は、MPVとSUVを融合させた三菱らしい唯一無二のオールラウンドミニバン。デリカスペースギア後継機で、2007年に誕生したデリカシリーズ5世代目のモデルです。
そんなデリカD:5の一部改良モデルが、2023年11月24日に発表されました。
今回の一部改良では、後退時の安全性を高めるため、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車標準装備化するなど、商品性を高めています。さらに、今回の一部改良とともに、特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を設定。
同モデルは、コンセプトカー「SNOW SURVIVOR」をイメージして、最上級のPグレードをベースに専用の外装・内装デザインを施した、アウトドアアクティビティを快適に楽しめる仕様になっています。
■三菱 ミニキャブEV(新登場 マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車〉三菱 ミニキャブEV CD 20.0 kWh 4シーター
三菱は、2023年11月24日、ワンボックスタイプの軽商用電気自動車、新型「ミニキャブEV」を公開しました。新型ミニキャブEVは、軽商用EVとして12年間販売されていた「ミニキャブ・ミーブ」をベースに、大幅改良したモデル。
エクステリアやインテリアにほとんど変更はありませんが、航続距離の向上と、安全装備・機能装備の拡充が図られています。
例えば、モーターや駆動用バッテリーなど電動系コンポーネントを新世代化、一充電あたりの航続距離をミニキャブ・ミーブに対し約35%増となる180km(WLTCモード)に延長しています。
また、前後ショックアブソーバーの減衰力特性を見直し、乗員の乗り心地の向上とともに、キャビンの揺れを抑制して荷物への負担を軽減するほか、先進安全装備には、進抑制機能(前進時)などの予防安全技術「三菱e-Assist」を採用。安全機能を向上しサポカーSワイドに対応しています。
■スズキ アルト(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ アルト ハイブリッドX(ダスクブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ)
スズキ「アルト」といえば、Aセグメントの軽セダン。その初代モデルは1979年登場と長い歴史を持ちます。現行モデルは2021年に登場した9代目ですが、2023年11月20日に一部改良が発表されました。
今回の改良は、法規対応に伴う一部仕様変更などとされています。具体的な内容には、インパネのUSB電源ソケットをType-A2個からType-A1個、Type-C1個への変更が含まれているほか、車体色「ホワイト」をL(アップグレードパッケージ装着車)、HYBRID S、HYBRID Xでも新たに設定しました。また、価格改定も行われており、106万4800〜150万400円となっています。
■スズキ アルト ラパン/アルト ラパンLC(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ アルトラパン LC X(フォーンベージュメタリック アーバンブラウン2トーンルーフ)
スズキ「アルト」は、Aセグメントの軽セダンですが、これをベースに2002年に誕生したのがアルト ラパンです。愛らしいデザインが特徴的で、現行モデルは2015年に登場した3代目。2022年には各所に専用パーツを装備しクラシカルな印象をもたせた「アルト ラパン LC」も誕生しました。
そして2023年11月20日に、アルト ラパンおよびアルト ラパンLC一部改良が発表されました。今回の改良は、法規対応に伴う一部仕様変更などとされています。
また、この一部改良に合わせて価格改定も行われており、106万4800〜150万400円となっています。アルト ラパンは132万8800〜167万4200円に、アルト ラパン LC は148万6100〜172万3700円になりました。
■スズキ スペーシアベース(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ スペーシアベース XF
スズキ「スペーシア」は、2013年に誕生した軽スーパーハイトワゴンですが、2代目のカスタムをベースに、荷室のスペースを広げるなど“商用車化”して2022年に誕生したのが「スペーシアベース」です。
そして2023年11月20日に、スペーシアベースの一部改良が発表されました。今回の改良は、法規対応に伴う一部仕様変更などとされています。また、この一部改良に合わせて価格改定も行われており、147万1800〜174万4600円になりました。
■スズキ クロスビー(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ クロスビー ハイブリッドMZ
スズキ「クロスビー」は、2017年に誕生したコンパクトなSUV。スズキで人気の軽SUV「ハスラー」が大きくなったようなデザインをしていますが、同車のメカニズムは用いられていません。
そして2023年11月20日に、クロスビーの一部改良が発表されました。今回の一部改良では、HYBRID MXにリヤパーキングセンサーを追加。また、この一部改良に合わせて価格改定も行われており、194万1500〜233万5300円になりました。
■アバルト500e(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:Stellantisジャパン〉アバルト 500e スコーピオニッシマ
2023年10月11日、アバルト・ブランド初の電気自動車、新型「Abarth 500e(アバルト チンクエチェント イー、以下アバルト500e)」の日本仕様が発表されました。
とても小さなスモールハッチバックであるフィアット「500」のハイパフォーマンスモデルがアバルト500であるように、アバルト500eは、フィアット500のBEV(バッテリーEV)版とも言うべきフィアット「500e」のハイパフォーマンスモデルという位置づけ。
コンパクトな車両サイズは維持しつつ、最高出力154馬力、最大トルク235Nmというパワフルモーターと容量42kWhのバッテリーを組み合わせ、低中速域においてもエキサイティングな走りを実現しています。
またアバルトの象徴ともいえるレコードモンツァのエキゾーストノートを忠実に再現した独自のサウンドシステム「サウンドジェネレーター」を装備、スピードや、アクセル開度とリンクし、アバルトのガソリンエンジンを忠実に再現します。
■スズキ スペーシア/スペーシア カスタム(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ スペーシア カスタム ハイブリッドXSターボ/ハイブリッドXS(フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ)
スズキ「スペーシア」は、2013 年に登場した軽スーパーハイトワゴン。現行モデルとなる2代目スペーシアは、2017年に誕生。以後2018年にはSUV風の「ギア」、2022年には商用バンの「ベース」を追加し、計4つのバリエーションで展開されています。
2023年11月9日に、スペーシア3世代目となる新型「スペーシア/スペーシア カスタム」が発表されました。
新型スペーシア/スペーシア カスタムでは、「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトに、デザインや快適で居心地のよい室内空間、安全機能など、スペーシア本来の魅力がより進化しています。
パッケージング面では、広い室内をより使いやすく快適な空間に。リヤシートにはマルチユースフラップをスズキで初めて採用。エクステリアは、「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いをもとに、頑丈で大容量のコンテナをモチーフとしています。
■メルセデス・ベンツAMG C 63 S E PERFORMANCE(モデル追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスAMG C63 Eパフォーマンス セダン
メルセデス・ベンツ「Cクラス」は、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常に同セグメントのベンチマークとされているモデル。
2021年に登場した現行Cクラスは、安全運転支援システムや、大型センターディスプレイ、AR ナビゲーション、生体認証によるシートポジション等の設定など、フラッグシップモデル「Sクラス」譲りの新技術やデザインを多数採用しています。
2023年10月25日、そんなCクラスのセダンに、ハイパフォーマンスモデルとなる「AMG C 63 S E PERFORMANCE」が追加設定され、発売されました。
外観上では、より筋肉質なプロポーションとし、通常のCクラスから大幅に変更が施されており、外形寸法がかなり異なります。内装についても、AMGパフォーマンスステアリングを採用するほか、AMG専用本革(ナッパレザー)スポーツシートを標準装備。
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに交流同期モーターとAMG社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、それに AMG のパフォーマンス志向の連続トルク可変配分四輪駆動システム“ 4MATIC+”を組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。システム総合出力は680馬力、最大システムトルクは1020N・mと並外れたパフォーマンスを発揮します。
■BMW X2(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈photo by BMW〉BMW X2 新型の「M35i xDrive」
BMW「X2」はコンパクトなクーペSUV。2018年に初代モデルが誕生しています。
同モデルの特徴は、BMW Xモデルらしいオフロード性能と都会的な存在感。また、高いアイ・ポイントがドライブ時に安心感をもたらすセミ・コマンド・シート・ポジション、開放感のあるインテリア・スペース、多彩な収納機能、自由自在にアレンジ可能なリア・シートなど、アクティブなライフスタイルにも柔軟に対応する使い勝手の良さです。
2023年10月25日、X2の新型モデル(全面改良)を発表。内外装は一新され、より先進的でスポーティな印象となりました。
また、新型X2には、BMWモデルとして初となるBMWオペレーティング・システム9.0を搭載。グレード展開はガソリンエンジン搭載モデルとなる「xDrive20i」、そのハイパフォーマンスモデルとなる「M35i xDrive」BEVモデルとなる「iX2 xDrive30」の3種類です。
■BMW XM Label/Label Red(モデル追加)
《画像提供:Response》〈photo by BMW〉BMW XM レーベル・レッド
BMW「XM」は、BMW M初のプラグインハイブリッドモデル。ボディサイズは全長5,110mm×全幅2,005mm×全高1,755mmとかなり巨大ですが、システム最高出力650馬力・最大トルク800Nmというとてつもないパフォーマンスを発揮する4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジン+モーターのプラグインハイブリッドシステムを採用し、優れた走行性能を発揮するハイパフォーマンスSUVです。
そんなXMのパフォーマンスをさらに強化したモデル「Label」が2023年10月27日に発表されました。前述のプラグインハイブリッドシステムをさらに強化し、システム最高出力748馬力・最大トルクはなんと1000Nmにも達しています。
これによりMハイ・パフォーマンス・モデルの中で“最強のモデル”として位置付けられており、内外装にも様々な専用装備が施されます。また、この「Label」登場と同時に世界限定500台の特別仕様車「Label Red」も日本限定15台で発売。専用ボディカラーのBMW Individualフローズン・カーボン・ブラック・メタリックをまとうほか、各所に赤のアクセントが用いられ、スポーティな印象となっています。
■スバル ソルテラ(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル・ソルテラ
スバル「ソルテラ」は、トヨタとの共同開発で2022年に登場したSUBARU初のグローバルBEV。トヨタ版として兄弟車となる「bZ4X」が存在します。
そんなソルテラの一部改良モデルが、2023年10月25日に発表されました。今回の改良では、SUBARU Safety Senseの機能を拡充し、安全性能の向上を行うほか、ハンドルには、完全な円形ではないオーバルステアリングホイールを採用し、メーター視認性が改善するなど商品力を高めています。
■トヨタbZ4X (一部改良・一般販売開始)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ bZ4X Z(4WD)(ブラック×プレシャスメタル)
トヨタ「bZ4X」は、トヨタのEVシリーズ「bZシリーズ」の第一弾として2022年に誕生したSUV。スバルとの共同開発モデルで、スバル版として「ソルテラ」が販売されています。
そんなbZ4Xの一部改良モデルが、2023年10月25日に発表されました。今回の改良では、EVとしての実用性を向上するほか、標準装備を増加させるなど、商品力の向上を測っています。
また、これまでサブスクリプションサービス「KINTO」かリース販売でしか扱われませんでしたが、今回の一部改良と同時に初の一般販売も開始します。
トヨタ「bZ4X」は、トヨタのEVシリーズ「bZシリーズ」の第一弾として2022年に誕生したSUV。スバルとの共同開発モデルで、スバル版として「ソルテラ」が販売されています。
そんなbZ4Xの一部改良モデルが、2023年10月25日に発表されました。今回の改良では、EVとしての実用性を向上するほか、標準装備を増加させるなど、商品力の向上を測っています。
また、これまでサブスクリプションサービス「KINTO」かリース販売でしか扱われませんでしたが、今回の一部改良と同時に初の一般販売も開始します。
■トヨタ カローラ クロス(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ カローラクロス Z(ハイブリッド車・2WD)
カローラシリーズ初のSUVとして誕生したのが「カローラ クロス」です。2020年にタイで初公開・発売され、翌2021年には日本での販売も開始されました。
全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mmと、比較的コンパクトで扱いやすいサイズ感が特徴的です。
そんなカローラクロスの一部改良モデルが、2023年10月18日に発表、発売されました。今回の改良では、パワートレインを一新するほか、Toyota Safety Senseの機能を拡大。またメーターパネルをフル液晶化や、カラーの追加なども行われています。
■レクサス LS(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサス LS500h エグゼクティブ(銀影ラスター)
レクサス「LS」は、同ブランド最上級のフラッグシップセダン。その初代モデルは、1989年に北米向けモデルとして誕生、日本ではトヨタブランドから「セルシオ」として販売されていました。
2006年9月に登場した4代目モデルより、国内でもセルシオが廃されレクサスのLSが販売されるようになりました。現行モデルは、2017年に登場した5代目。2020年にはマイナーチェンジを受け、現在販売されている形になりました。
そんな、LSの一部改良が2023年10月4日に発表。今回の一部改良では、フラッグシップモデルとしてたゆまぬ進化が追求されています。走りの面では、ラジエーターサポートブレースの追加や、Dynamic Rear Steering(DRS)のAWD車への設定拡大などを実施。12.3インチフル液晶メーターを採用するなど、先進性と利便性をより高める機能・装備も拡充しています。
また、先進の予防安全技術と高度運転支援技術は、プロアクティブドライビングアシストなど一部機能を強化や、高度運転支援技術Lexus Teammateの機能「Advanced Drive(渋滞時支援)」と、「Advanced Park(リモート機能付)」も採用しました。発売は、2023年10月16日を予定しています。
■スズキ ワゴンR(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ ワゴンR FX(フォギーブルーパールメタリック)
ワゴンRは、1993年に誕生した軽ハイトワゴンの先駆者的モデル。現在販売されるのは2017年に登場した6代目モデルで、主に「ワゴンR」、「ワゴンR スティングレー」、「ワゴンR カスタムZ」の3種です。
2023年10月2日、このワゴンRシリーズのCVT車の一部改良が発表されました。スズキは、今回の一部改良について、「法規対応に伴う一部仕様変更」としており、これは「後退時車両直後確認装置」の追加とのことです。
また、この時ワゴンRの5MT車がラインアップが一時消失しましたが、同年11月13日には、同様の改良を受け復活。今後も同様にMT復活が設定されるようです。AT車もMT車もこれに伴って、販売価格の変更が行われており全グレードに対し、77,000円の価格上昇となりました。
■スズキ スイフトスポーツ(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ スイフトスポーツ(チャンピオンイエロー)
スズキには、2000年に登場したコンパクトカー「スイフト」が存在しますが、この車の走行性能を高めたスポーツ版として2003年に登場したのが「スイフトスポーツ」です。
現行型は4代目となるモデルですが、2023年10月2日にこの4代目スイフトスポーツの6AT搭載車の一部改良が行われました。この一部改良は、法規対応に伴う一部仕様変更として「後退時車両直後確認装置」が追加されました。
この際、スポーツモデルの象徴とも言える“6MTの設定”が消失していましたが、同年11月13日には、MTモデルも同様の改良を受け登場。MTモデルの継続が明確に発表されました。AT車もMT車も同様に、これに合わせ価格が変更されており、改良前と比較し全モデル13万6400円の増額が行われています。
■日産 デイズ(マイナーチェンジ追加)
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 デイズ
日産「デイズ」は、2013年に登場した軽ハイトワゴン。現在販売されているモデルは、2019年に登場した2代目です。2023年9月29日にこの2代目モデルの、同モデルのマイナーチェンジモデルが発表されました。発売は2023年内の予定です。
今回のマイナーチェンジでは、ラジエーターグリルを一新するなど、内外装デザインを大幅に変更する他、カラーに新色を投入し、豊富な選択肢を用意しました。また、安全装備の強化や利便性の収納スペースの改良など利便性の向上も図られています。
■スバル BRZ(一部改良・グレード追加)
《画像提供:Response》スバル BRZ STIスポーツ
スバル「BRZ」は、水平対向エンジンを搭載したFRレイアウトのピュアスポーツカー。トヨタと共同開発されたモデルで、初代は2012年に登場し、現行モデルは2021年7月に登場した2代目です。
そんなBRZの一部改良モデルが2023年9月22日に発表されました。今回の改良では、スバル初となるMT車向けの運転支援システム「アイサイト」が採用され、安全性を高めたほか、上質さとさらなるスポーティさを付加した「STI Sport」グレードを新設定しています。
同グレードではSTIがチューニングを施した専用サスペンションが装備されるほか、ゴールドキャリパーのbrembo製17インチフロント&リヤベンチレーテッドディスクブレーキをオプション設定。更に専用の内外装が用意されます。
■トヨタ GR86(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタGAZOOレーシング〉トヨタ GR86 特別仕様車 RZ“40th Anniversary Limited”
SUBARUと共同開発されたトヨタ「GR86」は、「カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86型)」を源流にもつFRスポーツカー。初代モデルは、2012年に「86」として登場、現行モデルとなる2021年に登場した2代目モデルより“GR86”となりました。
2023年9月22日に発表されたGR86の一部改良モデルでは、安全装備の追加設定、走行性能の向上を実施。MT車にアイサイトを標準設定する他、VSC制御最適化によるコーナリング時の走行安定性・安全性能向上、電子スロットル出力特性の変更によるコントロール性の向上、brembo製ベンチレーテッドディスクブレーキとSACHS(ZF)アブソーバーのオプション設定などが行われています。
また、一部改良とともに、前述の“AE86”の生誕40周年を記念した特別仕様車「RZ“40th Anniversary Limited”」も設定。カラーは白または赤の外板色に限定され、AE86の赤×黒・白×黒のツートーンを想起させる専用デカールを各所に施すなど、当時を思わせる雰囲気を再現しています。
■テスラ モデル3(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈photo by Tesla〉テスラ・モデル3 改良新型
テスラ「モデル3」は、2016年に発表されたBEV(バッテリーEV)セダン。日本では2019年より展開されています。2023年9月1日、改良モデルが発表され、予約受付が開始されました。
エクステリアでは、ランプ類がよりシャープな印象へと変化したほか、前後バンパーなどにも大きなデザイン変更が行われ印象が一変しています。
インテリアは、テスラのフラッグシップセダン「Model S」と同様のストークレスデザインとしたほか、前席シートベンチレーション、後部座席用8インチタッチスクリーンなどをあらたに装備。航続距離も全輪駆動モデルが629km(WLTP)へと向上しました。
■マツダ MX-30 Rotary-EV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉11年ぶりに復活したロータリーエンジンを搭載するマツダ『MX-30 ロータリーEV』
マツダ「MX-30」は、観音開き式扉「フリースタイルドア」が特徴的なクロスオーバーSUV。マツダの電動化を主導するモデルとして登場し、これまでにBEV(バッテリーEV)とマイルドハイブリッドモデルが販売されてきました。
2023年9月14日、そんなMX-30に追加される形で新型「MX-30 Rotary-EV」が発表されました。このクルマは、シリーズ式プラグインハイブリッドモデル。その走行の全てをモーターで駆動し、発電機として搭載した世界でマツダだけが量産化に成功した“ロータリーエンジン”による発電でさらなる長距離ドライブにも対応させています。
MX-30 Rotary-EVには、これまでのホワイト内装「Modern Confidence」とブラウン内装「Industrial Classic」の2色に加え、新たにブラック内装「Natural Monotone」を追加。また、ロータリーエンジンの復活を象徴する「Return」(リターン)の頭文字から取った「R」をネーミングに採用した、特別仕様車「Edition R」(エディション アール)を設定しています。
価格は、423万5000円から491万7000円。9月14日より予約受付が開始され、正式な発売は11月です。
■マツダ CX-30(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:マツダ〉マツダ CX-30(セラミックメタリック)
マツダ「CX-30」は、2019年に登場したクロスオーバーSUV。「CX-3」と「CX-5」の中間に位置するコンパクトなサイズのクルマです。2023年9月4日に同モデルの一部改良モデルを発表。
今回の一部改良では、先進安全装備の強化、「10.25インチセンターディスプレイ」や、「ワイヤレス充電(Qi)」などの追加、コネクティッドサービスの利便性の向上が図られています。更に、カラーには、「セラミックメタリック」と「ジルコンサンドメタリック」を新規設定しました。
また、今回の一部改良とともに、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」を設定。発売は10月下旬となる予定です。
■スバル レヴォーグ(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル・レヴォーグ Smart Edition
スバル レヴォーグは、レガシィツーリングワゴンよりワンサイズ小さいモデルとして2013年に登場したステーションワゴン。現行モデルは2020年に登場した2代目で、レガシィツーリングワゴンの消滅により、ボディサイズが拡大しました。
そして2023年9月7日、そんなレヴォーグの一部改良モデルが発表、予約受付が開始されました。広角単眼カメラを搭載した先進安全機能「新世代アイサイト」および「アイサイトX」を標準装備する他、ハーマンカードン10スピーカーサウンドシステムを「STI Sport EX」「STI Sport R EX」で標準装備するなど、安全性と商品力の強化が行われています。
また新たな特別仕様車として、STI Sportに内装色をブラックとした「ブラックインテリアセレクション」も設定しました。
■マツダ CX-5(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉マツダ CX-5 改良新型(上:ポリメタルグレーメタリック 右:ソウルレッドクリスタルメタリック)
マツダ「CX-5」は、2012年に登場したクロスオーバーSUV。現行モデルは、2017年に登場した2代目モデルです。
そんな2代目は細やかな一部改良などを重ね徐々に進化していますが、2023年9月4日に同モデルの一部改良が発表されました。今回の一部改良では、カラーに「プラチナクォーツメタリック」を新規設定するほか、各機種(グレード)のキャラクターを際立たせるデザインの変更を実施。さらに、メーカーセットオプションおよび標準装備の見直しが行われました。
これに加え、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」を設定しています。様々な進化がある一方で、今回の改良で、“MT”の設定が消滅しています。
■スバル WRX(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:SUBARU〉大型リヤスポイラーをメーカーオプション設定するスバル WRX S4
スバル「WRX」は、インプレッサWRXを源流とするスポーツセダン。2014年からインプレッサと別れ、“WRX”という独自の車名となっています。現行モデルは2021年に登場した2代目。
2023年9月7日に発表された一部改良では、「新世代アイサイト」および「アイサイトX」を標準装備するほか、グレード体系の見直しや、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」の機能強化、ハーマンカードンサウンドシステムの標準装備化(一部グレード)も行われました。
さらに、伝統の “大型ウィング”がオプションで復活。スバル好きなユーザーにとってはこれこそが一番大きな要素かもしれません。そんな新たなWRXの価格などはまだ明らかになっておらず、正式発表は今秋です。
■ボルボ EX30(新登場)
《画像提供:Response》ボルボ『EX30』が日本上陸、航続距離は東京-京都間にあたる480km
ボルボ・カー・ジャパンは、2023年8月24日に、新型「EX30」の日本仕様を発表しました。
この新型EX30は「ボルボ史上最もコンパクトなBEVのSUV」で日本の道路事情にも最適な一台。ボディサイズは、一般的な立体駐車場にも対応する、全長4,235mm×全幅1,835mm×全高1,550mmです。
交通量の多い都市部で効果を発揮する、自転車や電動キックボードなど道路を利用する周囲の人々を守る新機能を搭載するほか、ボルボ史上最少のカーボンフットプリントを実現。人にも環境にも熟慮された一台に仕上がっています。
10月2日より先行してサブスクリプションの受付を300台限定・月額95,000円で開始。通常販売は11月中旬より開始される予定で、価格は559万円です。
■トヨタ GRカローラ(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタGAZOOレーシング〉GRカローラ RZ 一部改良モデル(シアンメタリック)
トヨタの「カローラ シリーズ」といえば、1966年の発売以降、トヨタを長年支えてきたベストセラー車ですが、なかでも「GRカローラ」は、ハッチバックモデルの「カローラ スポーツ」をベースとしたハイパフォーマンスモデルです。
カローラ スポーツに対しオーバーフェンダーによって全幅の拡大や、3連マフラーの装備、専用内装の採用になどよって、雰囲気はガラッと変わり、スポーティな印象となっているほか、最高出力370馬力を発揮するエンジンを搭載するなど、パフォーマンス面も大きく強化され、“もはや別モノ”な仕上がりとなっています。
2022年12月に一度発売されましたが、さらなる高性能モデル“モリゾウエディション”と合わせて570台のみの抽選販売となっていました。そんな中、2023年8月23日に、一部改良が発表されました。
一部改良では、スーパー耐久シリーズをはじめとした様々なモータースポーツ現場での学びを生かした改善を実施。意のままの走りを更に進化させるため、運転操作に対するダイレクト感とスタビリティを向上させました。
更に50台限定でボディーカラーをシアンメタリック、インテリアカラーをブラック×ブルーとしたモデルも用意。これも含めた合計550台の抽選販売を2023年8月23日13時30分から9月11日8時59分まで実施します。
■トヨタ クラウンスポーツ(新登場)
■レクサス LBX(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供 トヨタ自動車〉トヨタ・クラウンスポーツ Z(2.5L・ハイブリッド)(ブラック×エモーショナルレッドIII)
クラウンは、1995年に登場したトヨタの中でも長い歴史を持つ重要なモデル。2022年7月15日に発表された16代目となる新型クラウンでは、これまでのクラウンとは違い、新たなSUV形状を持つ3台と、これまで通りの伝統的なボディタイプであるセダン形状を引き継いだ1台の合計4種類をラインアップする“クラウンシリーズ”となりました。
クラウンシリーズの中で最もスポーティな内外装を持つ新型「クラウンスポーツ」のハイブリッド車(HEV)が、2023年10月6日に発表。ボディサイズは、全長4,720mm×全幅1,880mm×全高1,565mmと、トヨタがすでに展開している、トヨタ「ハリアー」と同様のサイズ。
パワートレインは、最高出力186馬力の2.5リッター直列4気筒エンジンに、前後2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステム、駆動方式はすべて4WDです。価格は、590万円から。発表同日より予約注文の受付を開始しており、正式な発売は11月頃です。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサス LBX
レクサス新型「LBX」は、2023年6月5日に世界初公開されたコンパクトSUV。そんな新型LBXが2023年11月9日、正式発表されました。
プラットフォームは、トヨタ「ヤリスクロス」などにも用いられるTNGAプラットフォーム(GA-B)に専用開発を施し、採用。ボディサイズは、全長4,190mm×全幅1,825mm×全高1,560mmで、ホイールベース2,580mmと、レクサス「UX」よりも小さい、レクサス最小モデルです。
内外装のデザインは、コンセプトを「Premium Casual」とし、コンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質さを併せ持ちます。
グレード展開は、「Cool」「Relax」「Bespoke Build」の3種。最上級仕様となる「Bespoke Build」は、内装色・シート素材・刺繍パターン等を選択し、約33万通りの組み合わせから唯一無二の1台を作りあげることが可能です。
■トヨタ クラウンセダン(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ クラウンセダン Z(ハイブリッド車)(プレシャスメタル)<オプション装着車>
クラウンの初代モデルは1995年に登場と、長い歴史を持つトヨタにとっても重要なモデル。2022年7月15日に発表された16代目となる新型クラウンは、新たなSUV形状を持つ3台と、これまで通りの伝統的なボディタイプであるセダン形状を引き継いだ1台の合計4種類をラインアップする新たな“クラウンシリーズ”となりました。
そして2023年11月16日、なかでも「新たなフォーマル表現でショーファーニーズにも応える正統派セダン」という新型「クラウンセダン」が正式発表。ボディサイズは、全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,470mmとこれまでのクラウンと比較するとかなり大柄になりました。
パワートレインは、ハイブリッド(HEV)と燃料電池(FCEV)の2種類。HEVモデルでは、新開発の2.5リッターマルチステージハイブリッドシステムをトヨタとして初搭載。FCEVモデルでは、MIRAIと同じ高性能FCシステムを採用しています。
■光岡 ビュート ストーリー
《画像提供:Response》〈写真提供:光岡自動車〉光岡 ビュート ストーリー
光岡のビュートシリーズは、英国車風のデザインで人気を博したコンパクトセダンもしくはハッチバック車です。ビュートシリーズのベース車輌には長年、日産マーチを起用してきましたが、マーチが生産終了したため、このタイミングでビュートもフルモデルチェンジすることになりました。
4代目となる新型ビュートには、ビュート ストーリーの名前が与えられ、ビュートシリーズとしては初となるトヨタ車のヤリスを採用しました。ボディサイズは、全長4,090mm×全幅1,695mm×全高1,500mm-1,515mmとヤリスベースのためとてもコンパクト。
パワートレインは、1.0リッター直列3気筒エンジン、1.5リッター直列3気筒エンジン、1.5リッター直列3気筒エンジン+モーターのハイブリッドの3種類から選択が可能。さらに、これに組み合わせるトランスミッションは、CVTのほか、グレードによっては6速MTも選択可能となっています。
すでに2023年2月17日に予約受付が開始されており、発売は2023年秋を予定しています。
■レクサス LM (フルモデルチェンジ・日本市場初登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス LM500h
レクサス 「LM」は、2020年に登場した最上級ミニバン。初代モデルは主に中国やアジア地域で販売され、日本では展開されませんでしたが、2023年4月18日に上海モーターショーで2代目モデルとなる新型LMが公開されると、同モデルの日本への導入も明示されました。
そして2023年10月19日、ついに新型LMの日本仕様が発表。新型LMには、3列の6/7座仕様と豪華な2列の4座仕様が存在しますが、日本に導入されることとなったのは4座仕様のみ。
パワートレインには、2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドシステムもしくは、2.5リッター直列4気筒ハイブリッドシステムの2種類が存在しますが、日本仕様では2.4リッター仕様のみ。グレード展開は、500h“EXECUTIVE”のみで、価格は2000万円(税込)です。
■スバル レガシィ アウトバック(一部改良)
《画像提供:Response》〈写真提供:SUBARU〉スバル・レガシィアウトバック・リミテッドEX
スバルは、2023年9月7日に最上級クロスオーバーSUV「レガシィ アウトバック」の一部改良モデルを発表しました。
今回、ステレオカメラに加えて広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトを装備するほか、シャークフィンアンテナにカメラを内蔵したスマートリヤビューミラーを採用。
その他、「Limited EX」の本革シート装着車にはシートベンチレーション及びクッション長調整機構の追加を行うほか、新たなデザインのホイールの採用や、SUBARU STARLINKにリモートエアコンの機能追加、Apple Carplayのワイヤレス接続対応、Apple Carplay/Android Autoの11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ表示画面の拡張も行われています。
さらに、「アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた」という新たな特別仕様車として、Limited EX “Active × Black”も設定。専用のインテリアや、専用のボディカラーエクステリアパーツが装備されます。
■ホンダ N-BOX/N-BOX CUSTOM(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ N-BOXカスタム 新型
N-BOXは、ホンダの軽スーパーハイトワゴン。2011年に初代モデルが登場、2015年に軽自動車販売台数No.1に輝き、以降9年連続でNo.1を取得するなど、現在では日本の“国民車”といっても過言ではないほどの販売台数を誇る人気車種です。
2023年8月3日に、6年ぶりのフルモデルチェンジをうけた、3代目となる新型N-BOX/N-BOX CUSTOMが先行公開。同年10月6日にも正式発表され、販売が開始されました。
新型N-BOX/N-BOX CUSTOMは、自分や家族だけでなく、使う人全員のさまざまな目的に応えることで、同車に乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となることを目指し、開発。上質さが感じられるデザインに磨き上げられるとともに、広い室内空間はそのままに、開放感のあるすっきりとした視界にすることで運転がしやすく、居心地の良い空間を実現しています。
また、新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」をホンダの軽自動車として初めて採用するほか、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備。従来機能の他、近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能を新たに追加しています。価格は、N-BOXが164万8900円から、N-BOX CUSTOMが184万9100円からです。
■スバル レヴォーグレイバック(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:SUBARU〉スバル レヴォーグレイバック
「レヴォーグ」はスバルのステーションワゴンで現行モデルは2020年に登場した2代目です。そんなレヴォーグの車高を高めるなど“SUV版”となった新型「レヴォーグ レイバック」の予約受付が2023年9月7日に開始されました。正式な発売は、今秋を予定しているようです。
スバルはこのクルマについて「SUBARUの豊富なSUVラインアップの中で、唯一無二の存在となるSUVとして、日本市場向けに新たに開発したモデル」と説明。扱いやすいサイズ感が特徴的なSUVとなっています。
SUVといっても「レガシィアウトバック」のような本格派とはなっておらず、高級感の高い“都会派”のSUVに仕上がっています。まだ価格は公開されていませんが、通常のレヴォーグとレガシィアウトバックの中間くらいの位置づけとなるでしょう。
2023年内が発売時期の新型車
■トヨタ センチュリーSUV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・センチュリー新タイプ:(黎明)プロミネントグレー×シルバー
トヨタは、2023年9月6日に、トヨタ最上級のショーファーカー「センチュリー」に“新モデル”を追加、発表しました。この新モデルというのは、センチュリーのSUV版とも呼ぶべき、新たなショーファーモデルで、兼ねてより導入が噂されていた“センチュリーSUV”が現実となったモデルです。
同モデルのコンセプトは「The Chauffeur」。常に本質を追求し、センチュリーにふさわしい品格や静粛性・乗り心地を継承しつつ、センチュリーとしてこれからの時代もユーザーの期待に応え続ける新しいショーファーカーになっています。
ボディサイズは、全長5,205mm×全幅1,990mm×全高1,805mmと大きいモデルですが、乗車定員は4名と贅沢なつくり。価格は、2,500万円。発売は2023年内が予定されています。
■マツダ CX-80(新登場)
《画像提供:Response》〈APOLLO NEWS SERVICE〉マツダ CX-80 予想CG
2023年2月1日にマツダは、新開発の大型プラットフォームを採用した、マツダのラインアップの中で最も大きいSUVである新型CX-90をアメリカで公開しました。
この新型CX-90は、アメリカやなど国外向けの車両ですが、マツダは2021年10月7日におこなった「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」の発表で、同じラージ商品群で3列シートを有するクロスオーバーSUVとして、欧州や日本向けに新型「CX-80」を用意していることを明かしていました。新型CX-90の発表と同時にこの新型CX-80についても2023年中に導入することを公表しています。新型CX-80は、日本や欧州にとってマツダのフラッグシップSUVとなるはずです。
■日産 アリア(B6以外のグレード)
《画像提供:Response》〈写真撮影:小林岳夫〉日産アリア
アリアは、日産のSUVのBEV(バッテリーEV)です。アリアは大きく分けて、駆動用バッテリーの容量が大きなものと小さなもの、前二輪駆動と四輪駆動の計4種類で構成されることが予定されています。選考して発売されている「B6」グレードは、駆動用バッテリーの容量が小さい前二輪駆動のモデル。
今後登場するはずの大きなバッテリーの前二輪駆動モデルはさらに長距離の走行が可能となるはずです。また四輪駆動モデルであれば、雪上などの悪路走破性や、安定性が期待できるでしょう。
■スズキ エブリイEV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉商用軽バン電気自動車(スズキ仕様)
スズキ エブリイといえば、スズキの軽バンですが、そのBEV(バッテリーEV)モデルが
「G7広島サミット」にあわせて、日本自動車工業会(自工会)が5月18日から21日まで開催した展示イベントで公開されました。
エブリイのバッテリーEVモデルと言っても、このクルマはトヨタ、ダイハツ、スズキの3社で、共同開発されてきた商用軽バン電気自動車で、ボディは、ダイハツ ハイゼットカーゴのものとなっています。登場は2023年内が予定されています。
■トヨタ ピクシスバンEV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉商用軽バン電気自動車(トヨタ仕様)
トヨタのピクシスバンといえば、ダイハツ ハイゼットカーゴのOEM車です。そのBEV(バッテリーEV)モデルとなるピクシスバンEVの登場が「G7広島サミット」にあわせて、日本自動車工業会(自工会)が5月18日から21日まで開催した展示イベントで明かされました。
このBEV商用軽バンはトヨタ、ダイハツ、スズキの3社による共同開発で、スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合したといいます。ピクシスバンEVは2023年内に発売される予定です。
■ダイハツ ハイゼットカーゴEV(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉商用軽バン電気自動車(ダイハツ仕様)イベント展示車両
ダイハツの軽商用バン、ハイゼットカーゴのBEVモデルが、2023年内に発売されると「G7広島サミット」にあわせて、日本自動車工業会(自工会)が5月18日から21日まで開催した展示イベントで明らかにされました。
トヨタ、ダイハツ、スズキの3社による共同開発で、ダイハツが生産を行う予定です。そのためか、エクステリアはハイゼットカーゴそのもの。効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求し、一充電当たりの航続距離は200km程度が見込まれています。配送業者などのニーズに応える車両を目指して、現在も開発が進められています。
2024年以降に発売予定の新型車
■日産 ノート(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 ノート
日産「ノート」は、2005年に登場したコンパクトカー。現行モデルは、2020年に登場した3代目です。
そして、2023年12月11日、この3代目のマイナーチェンジモデルが初公開。今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上が図られています。エクステリアは、フロントグリルに新世代の日産車で特徴的なデジタルVモーションを採用するなど、よりフレッシュで先進感を感じられるデザインに。
インテリアでは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用するなど、エクステリアと調和した雰囲気になっています。
機能面では、LEDヘッドランプを全グレード標準装備とし、夜間走行時の視認性を向上したほか、助手席側にあるグローブボックスの容量を拡大するなど利便性を高めています。
■日産 キャラバン MYROOM(新登場)
《画像提供:Response》お気に入りの部屋そのままに出かけられる! 日産「キャラバン MYROOM」が2024年4月発売、先行「Launch edition」仕様も登場
キャラバンは、1973年に誕生した日産の商用バン。現行モデルは2012年に誕生した5代目ですが、2021年〜2022年に行われたマイナーチェンジで今の姿となっています。2023年10月11日、そんな5代目キャラバンをベースとした“車中泊仕様車”新型「キャラバン MYROOM」が公開されました。
エクステリアは、ブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイールなど、専用パーツを揃えることでアウトドア感を高め、通常モデルと差別化。
車中泊仕様車として気になるのは、インテリアですが、木目がふんだんに使用され「クルマの内装感」が徹底的に消去され、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された趣を実現。後部空間に用意されたベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジすることが可能です。
同車の発売は、2024年夏。一方発表を記念して登場する特別仕様車「Launch edition」は、発表当日から抽選を受け付けており、2024年2月以降の納車が予定されています。
■ホンダWR-V(新登場)
■マツダ ロードスター(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉ホンダ WR-V
《画像提供:Response》〈写真提供:マツダ〉マツダ ロードスター S レザーパッケージ Vセレクション
2023年11月16日、ホンダは、2023年12月発表、2024年春発売予定の新型コンパクトSUV「WR-V(ダブリューアールブイ)」を、先行公開しました。
WR-Vという名称は、これまで国内で販売されたホンダ車には用いられなかった名前で、「Winsome Runabout Vehicle(ウィンサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせた造語です。グランドコンセプトは「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」。「VERSATILE」は、多様なライフスタイルやニーズに適応できること「FREESTYLER」は、さまざまな制約を乗り越え、自由に自分らしいスタイルで生きることをそれぞれ表現しています。
ボディサイズは、全長4,570mm×全幅1,840mm×全高1,620mmと、ホンダが展開するSUV「ヴェゼル」とほぼ同様。
グレード展開は、ベースの「X」、ミドルグレードの「Z」、最上級タイプ「Z+」の3種。すべて搭載されるエンジンは1.5リッターi-VTECエンジンで、駆動方式はFFです。車両本体価格について、「200万円台前半からを予定しています」とされており、250万円以下での展開が予想されます。
マツダ「ロードスター」は、初代が1989年にデビューした歴史ある2人乗り小型オープンスポーツカー。現行モデルとなる4代目ロードスターは、2015年に誕生。翌年の2016年には、リトラクタブルハードトップモデルとなるRFも誕生しています。
そんな4代目ロードスターのマイナーチェンジモデルが、2023年10月5日に発表されました。今回のマイナーチェンジについてマツダは、「現代に求められる新たな安全法規に適合しながら、ロードスターらしさを追求した進化により、「人馬一体」の走りの楽しさをさらに高めています」と説明。
エクステリア、インテリア、パワートレーン、先進安全機能の強化がおこなわれました。発表同日より予約受付を開始。正式な発売は2024年1月中旬を予定しています。
■ホンダ アコード(再登場・フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉ホンダ アコード 新型
ホンダ「アコード」は、初代モデルが1976年に登場した歴史あるミッドサイズセダン。10代目は日本でも販売されていましたが約1年半前に販売を終了、ラインアップから消滅しました。
一方、2022年11月にもアメリカでは11代目となる新型アコードがすでに発表されており、2023年1月には販売もスタートしていました。アメリカに遅れること約10ヶ月、2023年9月21日に日本でも新型アコードが先行公開。予約受付開始が2023年12月であること、実際の発売は2024年春であることが発表されました。
グランドコンセプトは「Driven by My ACCORD ~相棒アコードとより高みへ~」。初代から一貫して持ち続けてきた「人と時代に調和したクルマ」の思想を踏襲しながら、ホンダの最新の安全技術や先進装備を搭載しており、ユーザーがアコードとともにより高みを目指せるようなモデルに仕上がっています。
■スバル フォレスター(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈photo by Subaru〉スバル・フォレスター新型(米国仕様)
フォレスターは、スバルのミドルサイズSUV。その初代モデルは1997年に誕生、2代目モデルまでは、SUVというよりは全高の低いステーションワゴンのような形状でしたが、3代目モデルからは、全体的にボディが拡大、全高も高くなりSUVらしいスタイルへと変化しました。
現在販売されているのは2018年登場の5代目モデルで、2021年にはマイナーチェンジを受け今の形になっています。そして、2023年11月17日、ロサンゼルスオートショー2023において、フルモデルチェンジを遂げた6代目となる新型「フォレスター」が世界初公開されました。
新型フォレスターは、走る愉しさを感じさせる優れた運動性能、安心を提供する先進安全装備、とことん使えるユーティリティなど、その機能や実用性をさらに高め、日常から非日常までどんな時でも乗る人すべての期待に応える事ができるSUVに進化していると言います。
SUVらしく頑丈で堂々とした存在感を感じるエクステリアデザインとし、フルインナーフレーム構造による高いボディ剛性や、2ピニオン電動パワーステアリングの採用により動的質感を向上。また、新世代アイサイトを標準装備し、安全性能も高めています米国市場では2024年春以降の導入を予定しています。
日本市場への導入については、まだ明示されていませんが、いずれか同様の姿でフルモデルチェンジを迎えることになるでしょう。
■レクサス GX(フルモデルチェンジ:日本初登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス GX(プロトタイプ)
GXは、2002年から北米を中心とした海外で展開されるSUV。トヨタ ランドクルーザープラドと基本構造を共有しているため、”ランドクルーザープラドのレクサス版”などと言われることもあります。
ランドクルーザープラド同様、ボディオンフレーム構造のSUVとして、高い走破性を備える一方、レクサスとしての上質なインテリアなどによる高級感も備えます。2023年6月8日に米国にて3代目となる新型GXが公開され、同市場での販売は行われることとなりましたが、日本導入については正式な発表はなく、現在のところ不明です。しかし、新型GXの発表は日本語でもリリースが行われたほか、2023年1月に行われたオートサロン2023をはじめ、いくつかの国内イベントで先代モデルとなる2代目GXが展示されたことで、日本導入への期待が高まっています。
■トヨタ クラウンエステート(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ クラウン(エステート)
トヨタの中でも長い歴史を持つクラウンは、これまでにもステーションワゴンやトラックなども様々なボディタイプが展開されてきましたが、主にセダンとして定着していた車でした。2022年7月15日に発表された16代目となる新型クラウンでは、伝統的なセダンに加え、新たなSUV形状を持つ3台の4種類をラインアップする新たな“クラウンシリーズ”となりました。
そのクラウンシリーズのうちの1台が、過去にステーションワゴンとして展開されていた“エステート”の名前を引き継いだ、ワゴンとSUVを融合したという「クラウンエステート」です。ボディサイズは、全長4,930mm×全幅1,880mm×全高1,620mmとクラウンシリーズの中でも大柄なボディで、パワートレインは、ガソリンエンジン+モーターのハイブリッド(HEV)モデルとプラグインハイブリッドモデル(PHEV)が用意される予定で、駆動方式はすべて4WDです。HEVモデル、PHEVモデル共に発売時期は2024年。クラウンシリーズの中で最も発売時期が遅くなっています。
■ホンダ N-VAN e:(エヌバン イー)(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:本田技研工業〉ホンダ N-VAN e:
2023年9月28日、ホンダは軽商用バンである「N-VAN」をベースとしたBEV(バッテリーEV)の新型「N-VAN e:(エヌバン イー)」を先行公開しました。
荷室のフロア下に搭載するバッテリーを薄型化し、床はフラットで低く、天井は高くすることで、N-VANの特長である商用車としての積載性や広大な空間はそのままに、航続距離は配送業務に十分対応するWLTCモードで210km以上を確保。
走行性能としても、EVならではのスムーズな走り出し、荷物の重さを感じさせないパワフルさ、低重心化による走行安定性を実現しています。バッテリーの充電は、より短時間で充電が可能な6.0kW出力の普通充電器に対応。また、充電だけでなく、給電も可能な設計となっており、AC車外給電用コネクターを使用すれば、合計1500Wまでの電化製品を使用することが可能。停電・災害時にも電気を取り出すことができます。
グレード展開は、スタンダードな4人乗りモデルとなるe:L4、仕事だけでなくプライベートでも活用できるe:FUN、前後二人乗りという割り切った仕様のe:L2の3種類。価格など詳細は2023年9月現在では公開されていません。
■ダイハツ ムーヴ(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:井元康一郎〉ダイハツ ムーブカスタム RS ハイパーSAIIIのフロントビュー
ムーブは、1995年に登場したダイハツの軽トールワゴン。現行モデルとなるのは、2014年に登場した6代目ですが、2023年6⽉下旬で、⽣産が終了しています。次期型モデルとなる7代目の発表はまだ行われていませんが、各紙やSNS等によると、これまでとは違い、後席スライドドアを搭載するようで、これまでのモデルとは一味違ったモデルとなるようです。
本来であれば生産終了前に次期型モデルの発表を予定していたようなのですが、4月に明らかとなった不祥事の影響で延期となっているという情報もあります。現在のところいつ発表されるかは不明で、正式な発表を待つしかなさそうです。
■三菱 トライトン(復活・フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車〉三菱 トライトン 新型
トライトンは、三菱の1トンピックアップトラック。三菱のピックアップトラックの歴史は1978年からと長く、トライトンもかつて日本で販売されていましたが、4世代目となるモデルが2011年8月で終了すると、国外のみで販売されていました。そんなトライトンの6代目となる新型モデルが約9年ぶりのフルモデルチェンジを受けて2023年7月26日にタイで発表されると同時に2024年初頭の日本導入がアナウンスされました。これは実に12年ぶりの国内市場復帰です。
新型トライトンは、「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発が進められ、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどあらゆるポイントが一新されています。ボデイサイズは、全長5,320mm×全幅1,865mm×全幅1,795mmと日本の道路事情を考えるとやや大柄ですが、国内でこのセグメントはトヨタ ハイラックスが独占していた市場。トライトンの出現でどのような変化があるのか注目です。
■トヨタ ランドクルーザー250(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈APOLLO NEWS SERVICE〉トヨタ ランドクルーザープラド 次期型(予想CG)
ランドクルーザーシリーズの中でも、”ライトデューティー”として”ランドクルーザー”と”ランドクルーザー70”の中間のような位置づけを担うランドクルーザープラド。2023年8月2日に、14年ぶりのフルモデルチェンジを受けた新型モデルが登場。日本では”ランドクルーザー250”と名称を改め、その姿を大きく変えました。
ボディサイズは全長4,925mm(+100)×全幅1,980mm(+95)×全高1,870mm(+20)と大幅に拡大。内外装デザインも”本格SUV”としての印象が強い”タフなデザイン”となりました。発売は、2024年前半を予定しています。
発売時期未定の新型車
■ホンダ プレリュード(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ・プレリュード・コンセプト(ジャパンモビリティショー2023)
プレリュードは1978年に誕生したホンダのクーペで、当時“デートカー”と呼ばれた車たちの代表的な存在の一つでした。1996年に登場した5代目モデルが、2001年で生産終了となると、以降同名を関した車両は販売されていません。そんな中ジャパンモビリティショー2023でこのプレリュードの名前を関した「プレリュード コンセプト」が発表されました。
グラインダーのような流麗なデザインを持つこのプレリュード コンセプトは、“スペシャリティスポーツモデル”だといいます。ホンダ代表執行役社長、三部 敏宏氏はジャパンモビリティショー2023の会場で同車について「本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆け」とコメント。
ここで言う電動化は“ハイブリッドモデル”のことだといいますが、“鋭意開発を進めている”とも語られており、市販車がそう遠くない未来に登場すると推測できますが、各紙は2024年代半ば…2025年と予測しており、今後の動向に注目です。
■スズキ スイフト(マイナーチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ株式会社〉スイフト コンセプト
2023年10月3日、スズキがJAPAN MOBILITY SHOW 2023の出展概要を公開。この中に次期型となる5代目を指し示すと思われる「スイフト コンセプト」が含まれていました。同車についてスズキは「“Drive&Fee”という言葉を大切に開発し続けてきたスイフトの新たな価値をご提案するコンセプトモデル」と説明しています。
内外装デザインの狙いは、ハッとするデザイン。走行性能面では、高効率エンジンにCVTを組み合わせ採用。空力性能向上で燃費を向上し、ガソリン車クラストップの低燃費となるようです。
さらに先進安全機能では、検知対象に自転車や二輪車を追加した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」などを新たに搭載しているといいます。このスイフト コンセプトが“5代目となる新型”であるとは明示されていませんが、かなり詳細にまで作り込まれています。
スズキはこれまでも「ハスラー」などを同様に“コンセプト”と称しモーターショーで披露、後にすぐ同様の姿で発売と行ったような流れで市販化に至っており、このスイフト コンセプトもまもなくの発売となることでしょう。
■アストンマーティン DB12 Volante(新登場)
《画像提供:Response》〈photo by Aston Martin〉アストンマーティン DB12 ヴォランテ
イギリスの高級自動車メーカー アストンマーティンのDBシリーズは、2+2シーターのグランドツーリングカーですが、VolanteはそのDBシリーズの“オープントップモデルに付けられる名称です。
2023年5月21日にも「DB11」の後継機となる新型「DB12」が発表されましたが、新型「DB12 Volante」は、やはりこのDB12のオープントップモデルです。
DB12と比較し、剛性の強化や内装の一部変更が行われ差別化が図られている他、ルーフには、明けていても閉めていても美しい、驚くべきスタイリングを実現する「Kフォールド」ルーフを採用。
オープントップモデルながら、スタイリングを損なわない、美しい仕上がりです。日本への導入については発表されていませんが、DB11のときもVolanteは日本導入されているので、そう遠くないタイミングで日本への導入も行われるものと見られます。
■スズキ ジムニー5ドア(新登場)
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ・ジムニー5ドア(インド仕様)
軽自動車のジムニーと普通車のジムニーシエラを含むジムニーシリーズは、コンパクトながら本格的な走破性が売りの3ドアの4輪駆動車。現行モデルは2018年に登場した4代目モデルですが、その人気は今も衰えておらず、長納期化状態が続いています。
そんなジムニーシリーズですが、2023年1月13日にスズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディアは、ジムニーシエラの車体を延長しリアドアを追加し5ドアモデルとした「ジムニー5ドア」を発表しました。
日本でも5ドアモデルを熱望する声も多かっただけに、現在その日本導入について注目が集まっていますが、一部メディアでは前述の長納期化問題の影響もあり「当面の間はない」と報じられています。ですが、完全に無いと言われているわけでもなく国内でもその登場をアナウンスする正式なリリースがされていますので、長納期化解決のあかつきには、国内導入の可能性は大いにあるでしょう。
■トヨタ C-HR(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》《photo by Toyota》 トヨタ C-HR 新型
C-HRは、トヨタが世界で展開するクーペスタイルを持つコンパクトSUVです。まもなく日本での販売を終える初代モデルは2016年に登場しています。
2023年6月23日に、欧州で7年ぶりの全面刷新を迎えた新型モデルとなる2代目が発表されました。エクステリアはトヨタが「路上のコンセプトカー」と説明するハンマーヘッドデザインが用いられたインパクトあるデザイン。
インテリアは、洗練されたスポーティな仕上がりです。パワートレインは、1.8リッターエンジンもしくは2.0リッターエンジンのハイブリッド車、2.0リッターエンジンのプラグインハイブリッド車の3種類。ヨーロッパでは地域によって発表と同時に予約受付がスタートしていますが、日本導入については告げられておらず不明です。
■マツダ CX-3(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》〈写真撮影:島崎七生人〉マツダ CX-3 XD Super Edgy
CX-3は、マツダのコンパクトSUV。現在販売される初代モデルは2015年発売と、今から8年前となります。
発売当初は1.5リッターディーゼルエンジンのみで登場、その後、2.0リッターガソリンエンジンを追加、ディーゼルエンジンを1.8リッターエンジンに拡大するなど、各種の挽回策が図られてきましたが、現在このジャンルのコンパクトSUVは、ヤリスクロス、ヴェゼル、キックスなど強豪ぞろいで、いずれもハイブリッド化されています。CX−3も電動化が避けられない情勢になってきていますが、トヨタのシステムを採用するなどして、新たなモデルが登場するかもしれません。
■トヨタ GRカローラ RZ/GRカローラ モリゾウエディション(新登場)
《画像提供:Response》〈APOLLO NEWS SERVICE〉ホンダ フリード 次期型 予想CG
《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉トヨタ GRカローラ RZ
モビリオの後継機として誕生したホンダのコンパクトミニバン”フリード”。初代モデルは2008年に登場しました。「This is 最高にちょうどいいホンダ」のフレーズで記憶に残っている方も多いかもしれません。
現行モデルとなる2台目は2016年に登場、2019年にはマイナーチェンジが実施されたほか、現代らしいSUVスタイルの”クロスター”も登場しています。モデルチェンジサイクル的には、そろそろ新型モデルが登場してもおかしくはありません。ま
た現在ホンダのラインアップの中で、フリードだけが旧式のハイブリッドシステムを搭載するモデルになっています。パワートレインを現行フィットやヴェゼルのシステムを踏襲しe:HEVシステムに変更される可能性もあるでしょう。またデザインは近年のホンダの新型車に用いられる、フラットでクリーンなイメージを受け継ぐかもしれません。
GRカローラ RZは、2022年6月1日に発表された12代目カローラ(スポーツ)の本格スポーツモデル。開発にあたっては、レースで勝つために鍛えた車を市販化するというトヨタの「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」が実践されています。
エクステリアは、オーバーフェンダーによりワイドボディ化されるほか、専用の大型グリルを備えたバンパーや3本出しのマフラーが装備され、ベースとなったカローラスポーツとは全く異なる迫力を持ちます。
パワートレインには、最高出力304馬力・最高トルク370Nmを発揮する1.6リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載、これに6速MTが組み合わされ、4輪を駆動します。そしてさらなるハイパフォーマンスモデルとなるGRカローラ モリゾウエディションは、このGRカローラ RZのリヤシートを撤去し乗車定員を2名とするなど、より走行性能に特化したモデルです。
両モデルは2022年12月に抽選受付が実施され、実際の発売は、2023年の初頭とされていました。トヨタは、今後生産状況を見ながら追加販売を検討するとしています。
■日産 キューブ/キューブキュービック(フルモデルチェンジ)
■ホンダ フリード(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》original 【日産 キューブ 新型】日常性の高いパッケージング
現在”コンパクトミニバン”は、シエンタやフリードのみが凌ぎを削り合う市場となっており、日産には現在このラインアップがありません。そんな中、日産がこの市場に再参入する噂があり、ノートのプラットフォームを用いた”ノートミニバン”となるのではという噂があります。
かつて3列シートを備えた日産のコンパクトカーといえば、キューブキュービックというモデルもありました。この名称を用いたモデルとして再登場も考えられなくはありません。
■マツダ マツダ6(フルモデルチェンジ)
《画像提供:Response》KOLESA.RU マツダ6 次期型 予想CG
MAZDA6はマツダのフラッグシップセダン。現在販売されるのは、アテンザから数え3代目となるモデルで、2019年に国外でも使われていたMAZDA6に名称が統一されました。
3代目アテンザは2012年に登場しているので、2023年現在で11年も販売されていることになり、これまで何度も新型モデルの登場が予想されてきました。後輪駆動モデルとなるとの噂もあり、CX-60が後輪駆動ベースのモデルとして登場したことで、登場の確率が高まりましたが、国内市場ではセダンもステーションワゴンも、人気が薄いボディ形状となってしまっているため、今のままフルモデルチェンジで登場しても、販売台数が見込めない状況ではあります。もしかしたらこのままフェードアウトしてしまうのかもしれません。
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