クロスオーバーSUV「CX-30」の一部改良モデルを発表
《画像提供:Response》《写真提供:マツダ》 マツダ CX-30(セラミックメタリック)
マツダ「CX-30」は、2019年に登場した“丁度よいサイズ感と市街地での取り回しの良さ”が特徴のクロスオーバーSUV。ボディサイズは、全長 4,395mm×全幅1,795 mm×全高1,540 mmと、「CX-3」と「CX-5」の中間に位置するコンパクトなボディサイズです。
2023年9月4日に同モデルの一部改良モデルが発表されました。
今回の一部改良では、AT誤発進抑制制御(前進時/後退時)の進化を図るほか、「わき見警報機能」を新たに追加。ドライバー・モニタリング機能を進化させており、安全性を向上しています。
また、「10.25インチセンターディスプレイ」や、「ワイヤレス充電(Qi)」、「ワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)」、「USB-Type C端子(照明付)」を追加し、モバイル機器との連携や乗降時の接続操作を低減。更に、コネクティッドサービス領域では、従来の「コンフォートプラン」に加えて、新たに2つの有料プラン「見守りプラン」と「リモートエンジンスタート」を追加し、利便性の向上を図りました。
カラーには、「セラミックメタリック」と「ジルコンサンドメタリック」を新規設定しています。
今回の一部改良ともに、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティーさを融合した特別仕様車「Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)」を設定しています。
Retro Sports Editionのエクステリアは、ボディーカラーはジルコンサンドメタリックを採用。ドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一し、引き締まった印象としています。
《画像提供:Response》《写真撮影 中野英幸》 マツダ「CX-30 レトロスポーツエディション」
インテリアは、レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックでコーディネート。各所にテラコッタカラーのステッチを施すとともに、スエード調生地のレガーヌをシート中心部やインパネに採用し、高級感を高めています。
ベースとなったBlack Tone Editionに加え、ドライビング・ポジション・サポート・パッケージや、 自動防眩ルームミラー(フレームレス)、LEDマップランプ(リア)、ボーズサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカーを標準装備しています。
《画像提供:Response》《写真撮影 中野英幸》 マツダ「CX-30 レトロスポーツエディション」
今回一部改良に伴い価格改定が実施されており、ベースグレードとなる20S(2WD)で2,556,400円から、最上級グレードとなるXD Proactive Touring Selection(4WD)で3,524,400円。Retro Sports Editionは、3,441,900円からです。
様々な進化がある一方で、今回の改良で、SKYACTIV-X 2.0搭載モデルや、ガソリンモデルの6速MT設定が廃止となりました。
CX-30の改良モデルの発売は10月下旬となる予定です。