ハイパフォーマンスモデル「マツダスピリットレーシング・ロードスター」登場へ
《画像提供:Response》《写真撮影 安藤貴史》 マツダスピリットレーシング・ロードスター12R(東京オートサロン2025)
マツダ「ロードスター」は、1989年に誕生した歴史ある2人乗り小型オープンスポーツカーです。
初代モデルから、現行モデルとなる4代目にわたって、スポーツカーとしては異例の120万台以上を生産するなど、根強い人気を誇ります。
現行モデルとなる4代目ロードスターは、2015年に誕生しています。翌年の2016年には、リトラクタブルハードトップモデルとなるRFも誕生し、選択肢を増やしています。
現在販売されるのは、2023年10月5日に登場した4代目のマイナーチェンジモデル。4代目史上もっとも大きな改良が加わったといいます。
そんなロードスターの新たなハイパフォーマンスモデルとなる「マツダスピリットレーシング・ロードスター」が、2025年2月10日に東京オートサロンの会場にて初公開されました。
《画像提供:Response》《写真撮影 安藤貴史》 マツダスピリットレーシング・ロードスター12R(東京オートサロン2025)
マツダスピリットレーシング・ロードスターには、200台限定のスペシャルモデル「12R」と通常モデルの2種類が存在します。
ともに、最大の特徴は、リトラクタブルハードトップモデルに搭載されていいた“2リットルエンジン”を国内展開モデルとしては初めて“幌”モデルに搭載する点です。
通常モデルに搭載されるのは、ラジエータの仕様変更により、エンジンの冷却性を向上し、最高出力は184psとしたもの。12Rに搭載されるのは、専用のチューニングを施したうえで、専用のカムシャフト、シリンダーヘッド、ピストン、エグゾーストマニホールドを装備し、最高出力は200psとしたものです。
エクステリアでは、レース参戦で得た知見を盛り込んだ新規開発のエアロパーツを装着しており、迫力あるデザインに。しっかり高速走行時の高い安定性と操安性を実現しています。
《画像提供:Response》《写真撮影 安藤貴史》 マツダスピリットレーシング・ロードスター12R(東京オートサロン2025)
インテリアでは、レースの参戦マシンにも採用されたアルカンターラ素材を各所に採用。防眩性や、操作性を高めています。
パフォーマンスが高められているのは、エンジンだけではありません。ブレーキはフロントに、ブレンボ社製ベンチレーテッドディスク、4ピストンキャリパー、リアに大径ブレーキローターを採用し、制動力を強化したほか、サスペンションにはビルシュタイン社製車高調整式ダンパーの減衰特性とバネレートを専用セッティングし採用しています。
価格は、通常モデルが500万円台、12Rが700万円台と伝えられています。実際の展開は2025年秋ごろとのことです。
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