最大出力680馬力の「AMG C 63 S E PERFORMANCE」発売
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスAMG C63 Eパフォーマンス セダン
メルセデス・ベンツ「Cクラス」は、1982年に登場した「190クラス」を起源にもつモデル。セダンやクーペ、ステーションワゴンなど様々なボディタイプが存在しますが、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面において常に同セグメントのベンチマークとされている象徴的なモデルです。
2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで、年間のセグメントナンバー1を達成するなど、日本でもその実力が認められています。
2021年に登場した現行Cクラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム、直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、利便性が高い生体認証によるシートポジション等の設定など、フラッグシップモデルである「Sクラス」譲りの新技術を多数採用。
また、エクステリアとインテリアのデザインにもS クラスと同様の要素が取り入れスポーティながらもラグジュアリーな仕上がりです。
さらに全ラインアップの電動化(プラグインハイブリッドモデル、マイルドハイブリッドモデルを含む)も達成、グローバルスタンダードモデルとしての環境への配慮も抜かりはありません。
2023年10月25日、そんなCクラスのセダンに、ハイパフォーマンスモデルとなる「AMG C 63 S E PERFORMANCE」を追加設定、発売したとメルセデス・ベンツ日本は発表しました。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスAMG C63 Eパフォーマンス セダン
外観上では、より筋肉質なプロポーションとし、通常のCクラスから大幅に変更が施されており、外形寸法がかなり異なります。
フロントでは、80mmワイドなフロントフェンダー、エアアウトレットを配したボンネット、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリル、ジェットウィングデザインのAMGフロントエプロン、サメの尖った鼻先を想わせる前傾したフロントエンドを採用し、AMG のパフォーマンスモデルであることを主張します。
サイドでは、全長は80mm、ホイールベースを10mm拡大。フロントフェンダーにC 63 S E専用の「TURBO E PERFORMANCE」サイドエンブレムを配置するほか、20インチAMGアルミホイール(鍛造)やワイドなマットクロームのサイドスカートを採用し、引き締まったプロポーションに仕上げています。
リアでは、パフォーマンスハイブリッドを示す赤く縁取られた「C 63 S」のエンブレム、ボディ同色のAMGスポイラーリップ、ハイグロスブラックとマットクロームのコントラストが鮮烈なリアエプロン、2つの台形のデュアルテールパイプがスポーティな印象を引き上げています。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスAMG C63 Eパフォーマンス セダン
内装についても、グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGパフォーマンスステアリングを採用。ステアリングを離さずにメニューやMBUXの各機能を操作できるマルチファンクションステアリング機能はもちろんの事、AMG専用のドライブコントロールスイッチを備えてます。
シートは、サポート性に優れサーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できる一方で、長時間のドライビングでも疲れにくい快適性も兼ね備えたAMG専用本革(ナッパレザー)スポーツシートを標準装備。また、ホールド性を高めた、新デザインのAMGパフォーマンスシートもオプションとして設定しています。
室内を彩るアンビエントライトも64色から選択、また、単色の発光に加えて色の連続
変化が可能。前席にはAMGロゴ入りのイルミネーテッドステップカバーが備わり、
乗降時の演出を担います。
パフォーマンスモデルとして気になるのはやはりパワートレインですが、こちらも抜かりはありません。2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに交流同期モーターとAMG社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)、それに AMG のパフォーマンス志向の連続トルク可変配分四輪駆動システム“ 4MATIC+”を組み合わせたプラグインハイブリッドシステムが搭載され、システム総合出力は680馬力、最大システムトルク1020N・mと、恐ろしいほど強力なパフォーマンスを発揮します。これにより0-100km/h加速はわずか 3.4 秒を実現しています。
さらにサスペンションにはフロントに4リンク式、リアにマルチリンク式のAMG RIDE CONTROLサスペンションが採用されるほか、ブレーキにはフロントに6ピストンの固定キャリパーにドリルドベンチレーテッドディスク、リアに1 ピストンのフローティングキャリパーにベンチレーテッドディスクの高性能ブレーキシステムを採用し、総合的なパフォーマンスも高められています。
先進安全装備には、アクティブステアリングアシストやアクティブエマージェンシーストップアシスト、アクティブレーンキーピングアシストなど、豊富な機能を備えるインテリジェントドライブも採用され、安全性も担保されています。
左ハンドル、右ハンドル両方の設定があり、価格は1660万円からです。
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