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 メルセデス・ベンツのスピーカー交換。音質改善方法&おすすめブランド

メルセデス・ベンツのスピーカー交換。音質改善方法&おすすめブランド

「メルセデス・ベンツ」オーナーに向けて、純正オーディオの特徴分析、そしてそれを踏まえての音質改善方法を紹介していきます。もっともおすすめな音質改善方法であるスピーカー交換については、その注意点や価格帯ごとのおすすめスピーカーまでを詳しく紹介していきます。


1.メルセデス・ベンツ 純正オーディオ・スピーカーの特徴

世界的な自動車メーカー、メルセデス・ベンツ。ラインアップされているどの車種においても、走行性能から快適性、安全性に至るまで高性能であることは疑いようもありません。

しかし…。純正オーディオの音に不満を抱いているオーナーは意外に多いと噂されています。

本当のところはどうなのか、まずは車種ごとの純正オーディオの状況について説明していきます(2018年5月現在の現行モデルについて)。

Cクラス

はじめに、ラインアップの中核をなす「Cクラス」の純正オーディオ・スピーカーの状況を見ていきましょう。

「Cクラス」の場合は、フロントとリアのそれぞれのドアに1つずつフルレンジスピーカーが装着され、さらに助手席の足元にサブウーファーがセットされるのが標準的な仕様となっています。

重低音再生のためのサブウーファーが装着されているあたりは、さすがはメルセデス・ベンツと言えそうです。
しかしながら、高音から低音までを1つのフルレンジスピーカーだけで再生しようとしていることについては、少々もの足りない状況であると言わざるを得ません。

1つのスピーカーユニットで高音から低音まで全帯域を鳴らせたら、音のまとまりも良くなりますしオーディオ的には理想的なことなのですが、実際のところそれは簡単なことではありません。

高音再生はツィーターに、中低音再生はミッドウーファーにと役割分担させたほうが、高音質が得られやすいのです。

なので国産車でも最近は、フロントスピーカーにはセパレート2ウェイスピーカーが採用されるケースが増えています。

ちなみに、メルセデス・ベンツのドアスピーカーの口径は約9cm。国産車では約17cmが一般的なサイズですので、それと比べたら高域再生力は高いです。
とはいえ、ツィーター付きのシステムに比べると、スムーズな高音再生を望み難いのは確かです。

EクラスとSクラス

対して「Eクラス」ではツィーターが標準装備されます。

ドアミラー裏に高音再生専用スピーカーが付き、高域の再生状況は大きく改善します。
そして「Sクラス」では、ダッシュボード中央にセンタースピーカーも装備され、さらにはサブウーファーももう1つ追加されます(運転席足元)。

「Eクラス」「Sクラス」ともに各スピーカーのクオリティは市販スピーカーと比べると劣りますが、「Cクラス」と比べたら、聴こえ方は良好です。

オプションで、高級オーディオ『ブルメスター』の設定アリ

続いてはオプションについて見ていきましょう。「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」ともに、高級オーディオがオプションで用意されています(一部車種には標準装備)。

搭載されているのはドイツのハイエンドオーディオブランド、ブルメスター。

このブルメスターとメルセデス・ベンツによって共同開発された『サラウンドサウンドシステム』または『ハイエンド3Dサラウンドサウンドシステム』が選択可能となっています(モデルによって設定の有る無しは変わってきます)。

ただし、単品でこれらを選択することは基本的に不可能で、例えばフットトランクオープナー(トランクリッド自動開閉機能)や本革シート等々とのパッケージオプションとなっています。

パッケージ内容はモデルによりケースバイケースで、結果、価格もそれぞれで異なります。大抵は約70万円とか約80万円といった高額パッケージとなっているようです。

2.音質改善方法は主に4つ

ツィーターが装着されていない「Cクラス」はもちろん、「Eクラス」「Sクラス」についても今以上に音を良くすることは可能です。

さて、どんな作戦が考えられるのかというと…。

ツィーターの追加

特に「Cクラス」については、まずはこの「ツィーターの追加」が手っ取り早い音質改善方法となります。

市場には『チューンアップツィーター』と名付けられた、フルレンジスピーカーシステムにアドオンするためのツィーターが存在しています。

これを付け加えることでそれまでは聴こえていなかった音が聴こえるようになるので、印象をがらりと変えることが可能です。

当作戦は、比較的に低予算で実現できることもメリットです。
というのも、『チューンアップツィーター』は“お手軽”なこともアイデンティティであり、製品は基本的に手頃なモデルがベースとなって作られています。

さらには取り付け用のマウントが数種類同梱されるなどして装着も簡単なので、取り付け費用も抑えられます。

ただし、組み合わせる純正スピーカーとのマッチングは、装着してみないとわかりません。
スピーカーは振動板の材質違いによって音色傾向も変わってくるので、相性は鳴らしてみないことにはなんとも言えないのです。

さらには、「音がダブる」という弊害も発生します。

純正で装着されているフルレンジスピーカーからも、質の良し悪しはさておき一応ある程度まで高音が再生されていますので、『チューンアップツィーター』とフルレンジスピーカーの両方から高音が発せられることとなり、少なからず違和感を感じることにもなるでしょう。

「ツィーターの追加」は、簡単・リーズナブルであることがメリットで、その点では有効な手段なのですが、あくまでも簡易的な方法であるということも、頭に入れておくべきでしょう。

おすすめ『チューンナップツィーター』

    
おすすめチューンナップツィーター
メーカー名型番税抜価格オススメ理由・特徴
carrozzeriaTS-T4405,500円カロッツェリアは『チューンアップツィーター』を3機種用意。当機はその中の最廉価モデルであり、リーズナブルさが特に際立っている。それでいて“ハイレゾ音源”にも対応する実力も有する。 振動板には“バランスドドームダイヤフラム”が採用され、広帯域にわたる低歪み化と58kHzまでの超高域再生が実現されている。 http://pioneer.jp/carrozzeria/speaker/tu_tweeter/ts-t440/
KENWOODKFC-ST100312,000円ケンウッドは『チューンアップツィーター』を2モデル用意していて、こちらはそのうちの上位機種。当機も“ハイレゾ音源”対応をうたっていて、高域特性が幅広いことも特長としている。 また、取り付け性が高いこともストロングポイント。ダイレクトフィットマウントブラケットや2種類のマウントも付属している。http://www.kenwood.com/jp/products/car_audio/speaker_amp/tweeter/kfc_st1003/

センタースピーカーの追加

メルセデス・ベンツには、ダッシュボードの中央にセンタースピーカーを装着できるスペースが存在しています。

それを利用して口径が合致するセンタースピーカーを装着する、という手もなかなかに有効です。

この作戦によって得られる第一のメリットは、“音像がクッキリすること”です。

ステレオとは、音楽を左右のチャンネルに分けて録音し、それを左右のスピーカーで再生することで音像を立体的に再現しようとするものですが、クルマの中ではリスニングポジションが左右のどちらかに寄ってしまうので、ステレオの理屈が成り立たず、音像を立体的に感じ取るのが難しくなっています。

そこにセンタースピーカーを投入すると、不利を補い、音像を中央に定位させることが可能となります。

おすすめ『センタースピーカー』 メーカー

    
おすすめ『センタースピーカー』メーカー
メーカー名型番税抜価格オススメする理由・特徴
BEWITHL-88R45,000円(ペア) 振動板に新素材・AM(アルミ・マグネシウム)ダイヤフラムが採用された、ビーウィズの最新スピーカー 『Reference AMシリーズ』の中の8.8cmミッドレンジスピーカー。サイズ的にメルセデス・ベンツのセンタースピーカー取り付け位置に合致。 なお同シリーズには、L-88Rセンタースピーカー専用ネットワーク『X-MC』もラインアップされているので、『L-88R』をセンタースピーカーとして最適に運用できる。http://www.bewith.jp/ja/products/speaker/referenceam/

DSPの追加

センタースピーカーのところでも少し触れましたが、車室内にはリスニング環境としての悪条件がいくつかあります。

その1つが先に説明した、リスニングポジションが左右のどちらかに片寄ってしまうこと。
さらには空間が狭いがゆえに、窓ガラスや内装パネルで音が反射し、シート等では音の吸収が起こり、結果、周波数特性が乱れがちです。

これら悪条件を改善することでも音楽の聴こえ方をガラリと変えられます。

それを可能とするユニットが、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)です。

近くにあるスピーカーに対して音を発するタイミングに遅延(ディレイ)をかけ、すべてのスピーカーから等距離の場所にいるかのような状況を作り出せる“タイムアライメント”機能や、周波数特性の乱れを修正できる“イコライザー”といった便利機能が搭載されているので、それらを使いこなすことで車室内のリスニングルームとしての不利に対処することが可能となります。

ただ、DSPを用いる場合にはそれと同時に外部パワーアンプが必要となり、コストは多くかかります。
なのでハードルは高いのですが効果は相応に大きく、その点ではおすすめ度は高いです。

トライして損はないはずです。

おすすめ『DSP』

    
おすすめ『DSP』
メーカー名型番税抜価格オススメする理由・特徴
FOCALFSP-8110,000円機能的には他のハイエンドDSPと比べて見劣る部分がほとんどないにも関わらず、リーズナブルな価格が実現されている当機。 純正オーディオのスピーカー出力を入力することも可能(拡張性を持たないメインユニットとも組み合わせることができる)。出力は8ch備えているので、フロント3ウェイ+サブウーファーシステムまで制御できる。http://www.focal-audio.jp/products/customfit/

スピーカー交換

メルセデス・ベンツに限らず、カーオーディオにおいての音質向上作戦の最右翼となるのはこの、スピーカー交換でしょう。

音の出口であるスピーカーの性能は、聴こえてくる音質への影響が非常に大きく、これを換えることで車内のサウンドクオリティを一気に向上させることも可能です。

逆に言うと、純正スピーカーの性能があまり良くない、ということでもあります。

クルマは走る道具であり、走行性能、安全性能には十二分にコストがかけられていますが、これらに直結しない装備品に関しては、潤沢にコストがかけられているとは到底思えません。

さらには、昨今のクルマは燃費性能の追求も至上命題となっていて、このことも純正スピーカーの性能低下に影響を与えています。

燃費を良くするためには軽量化が必要で、削れるところではできる限りの軽量化が推し進められています。

スピーカーにおいてもそれが顕著です。フレームには樹脂が使われ、磁気回路の小型化も図られ、軽く仕上げられる傾向が強くなっています。

この“軽量化”が音を悪くさせる要因ともなっているのです。スピーカーは高級品になるほど重くなるものです。

本来フレームは屈強であるべきで、磁気回路もハイパワーである必要があります。“軽量化”はことごとぐこれらに反してしまうのです。

というわけで、純正スピーカーは低コスト化と軽量化がダブルで進み、性能に対する期待値はますます下がっていると言わざるを得ません。

つまり、市販スピーカーとの性能差は広がる一方…。結果、廉価なモデルであっても純正スピーカーとの差は歴然とあり、交換する効果もますます大きくなっているのです。

しかも市販品は種類が相当に多く、リーズナブルなものからハイエンドモデルまで選り取り見取り。
予算に合わせて好きなモデルを選択できます。選ぶ楽しさも十二分に味わえます。

メルセデス・ベンツのスピーカー。選ぶ際の注意点は?

前の段落で触れたとおり、カー用の市販スピーカーは百花繚乱、さまざまなモデルがあります。

メルセデス・ベンツのスピーカーとしては、どのようなタイプを選べばいいのでしょうか…。
まずはざっくりとしたところから解説していこうと思います。

車用のスピーカーは大きく2タイプに分類できる

市販カー用スピーカーはまず、“フルレンジタイプ”と“セパレート2ウェイタイプ”とに分類できます。

とは言いつつも、“フルレンジタイプ”も実際は“2ウェイタイプ”です。
ミッドウーファーの同軸上にツイーターが取り付けられていて、見た目上一体化しているだけなのです。

なので純正スピーカーの“フルレンジタイプ”とは異なり、市販スピーカーの“フルレンジタイプ”は全帯域をスムーズに再生可能です。

なお“フルレンジタイプ”は、音がまとまりやすいこと、取り付けが比較的に簡単であることが利点ですが、スピーカーの取り付け位置が低くなるために音像が上がりにくい、というデメリットも持っています。

その点“セパレート2ウェイタイプ”はツィーターを高い位置に取り付けられるので、音が目の前から聴こえてきます。

この違いもなかなかに大きいので、一般的には“セパレート2ウェイタイプ”が人気を集めています。


メルセデス・ベンツについて考えても“セパレート2ウェイタイプ”が有利です。
なおメルセデス・ベンツではドアミラー裏にツィーターを装着できるスペースが備わっています。

せっかくツィーターを取り付けられる場所が確保されているのですから、それを活用しない手はないでしょう。

“簡単取り付け”が可能か否か…

市販スピーカーはさらに、簡単取り付けが可能であることを特長とする“トレードイン”もしくは“カスタムフィット”と呼ばれるタイプと、そうでないタイプとに分類できます。

ただ、簡単に取り付けられるかどうかは、スピーカーのタイプ違いに加えて車種の状況によっても変わってきます。

“カスタムフィットタイプ”であっても簡単に取り付けられない場合も出てくるのです。
逆に簡単取り付けがうたわれていないモデルでも、簡単に装着できるケースもあります。

ちなみにカーオーディオ・プロショップでは、簡単に取り付けられないスピーカーであってもなんらか手立てを講じて(改造をして)取り付けしてくれます。

なのでどうしても欲しいスピーカーがあったとき、それが簡単に取り付けられないからといって導入を諦める必要はありません。

フロントスピーカーとして売られているスピーカーであれば、基本的にはすべて取り付け可能だと考えて大丈夫です。
ただし、改造が必要となると取り付け費用はかさんでしまうということは頭に入れておきましょう。

なお、改造が必要か否かは、スピーカーの口径と、取り付け奥行き寸法と呼ばれる厚みとが問題となります。

低コストで取り付けを完了させたいと思ったときには、口径と厚みのチェックをしておくと万全です。カーオーディオ・プロショップに行けば、簡単に調べてもらえるはずです。

あとは“音の好み”で選ぶベシ!

あとは好みで選べばOKです。振動板の素材違いや、磁気回路に投入された細かな技術の違い等々、分類できる要素は他にもありますが、メルセデス・ベンツに向いているか否かに影響する要素はありません。

よって、“フルレンジタイプ”か“セパレート2ウェイタイプ”か、そして取り付けが簡単に行えるものかどうかをチェックしたら、あとはサウンド傾向を確認して好きなモデルを選んでいけば良いのです。

【価格帯別】メルセデス・ベンツにおすすめのスピーカー

続いては、具体的なおすすめ製品を紹介していきます。国産モデルと輸入モデルとを合わせると本当にたくさんの市販スピーカーが存在していますが、ここでは特に人気が高いスタンダードな製品を、厳選してピックアップしていきます。

5万円未満のおすすめスピーカー メーカー

    
5万円未満のおすすめスピーカー メーカー
メーカー名型番税抜価格オススメする理由・特徴
ALPINEX-170S32,000円市販カー用スピーカーは1万円台からあるが、専門店の多くは当機のような3万円台の製品をスタートラインと捉えている。 3万円台のスピーカーは、1万円台のスピーカーと比べて価格は倍。性能もそれに比例して向上するので使ったときの満足度が高いのだ。ただし当機のシリーズには、メルセデス・ベンツに簡単装着可能なサイズのラインアップはない。https://www.alpine.co.jp/products/speaker/X-170S

5万円以上〜10万円未満のおすすめスピーカー メーカー

       
5万円以上~10万円未満のおすすめスピーカー メーカー
メーカー名型番税抜価格オススメする理由・特徴
FOCALPS 80 F for MB80,000円フランスの名門ブランドフォーカルの実力ライン『FLAX(フラックス)』シリーズの80mmモデルをベースに、メルセデス・ベンツ用にパッケージされたモデル。専用ケーブル、アコースティックシーラー(防振材)、専用ビスなど装着作業に必要な部材一式が含まれている。追加の部材代を勘案する必要がなく、取り付け作業もスムーズに完了可能。 http://www.focal-audio.jp/lp/focalmercedes/
BEWITHReference AM Duo 8884,000円国産ハイエンドカーオーディオブランドのビーウィズが、最新のスポーツカーやプレミアムカーへの装着性を意識して、新たな口径体形を導入し完全新設計した新スピーカー『Reference AMシリーズ』。当機は同シリーズに属する、8.8mmセパレート2ウェイスピーカー。メルセデス・ベンツにジャストフィット。ネットワークが小型であることも特長。http://www.bewith.jp/ja/products/speaker/referenceam/

FOCAL 「PS 80 F for MB」

BEWITH 「Reference AM Duo 88」

10万円以上のおすすめスピーカー メーカー

       
10万円以上のおすすめスピーカー メーカー
メーカー名型番税抜価格オススメする理由・特徴
FOCALES 80 K for MB105,000円フォーカルのカー用スピーカーの中でも特に人気が高いのが『K2パワーシリーズ』。その中にラインアップされている『ES 100 K』をベースに、メルセデス・ベンツ専用モデルとして取り付け用部材各種から基本的なデッドニング部材までもがセットされたお得なモデル。クロスオーバーの設定も最適化されている。 http://www.focal-audio.jp/lp/focalmercedes/
DIATONEDS-G500160,000円 国産実力カーオーディオブランドのダイヤトーン。スピーカーは現在3モデルがラインアップされていて、当機はその中のミドルグレード機。振動板素材に独自開発された『NCV』が使われていることも特長。“何も足さない、何も引かない”というコンセプトに基づき忠実に原音を再生することが目指されている。メルセデス・ベンツに装着する場合は大きな加工が必要となる。http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/product/ds-g500/index.html

FOCAL 「ES 80 K for MB」

DIATONE 「DS-G500」

5.予算を10万円前後で考えるならFOCALはおすすめ

以上、各価格帯ごとの売れ筋スピーカーを紹介してきましたが、この中でもっともおすすめなスピーカーは何かと聞かれたら…。

答えはズバリ、フォーカルです。

FOCALがおすすめである理由・1「メルセデス・ベンツ用に専用チューニングされているから」

おすすめである理由の1つ目は、「メルセデス・ベンツ」用に専用チューニングされているから」です。

これについてはクローズアップすべきポイントが2つあります。

1つは、「取り付け用の部材やデッドニング部材までもが同梱されていること」です。

カー用のスピーカーはスピーカーユニットが単体で売られていて、クルマに装着することで初めて完成品となります。

そして完成させるためにはさまざまな部材が必要になりますが、フォーカルのメルセデス・ベンツ用の2つのスピーカーキットでは、スピーカーを完成品とするための部材代が別途必要になりません。
予算を計上しやすいというメリットがあるのです。

もう1つの注目点は、「付属している“ネットワーク”がメルセデス・ベンツ用に厳密にチューニングされていること」です。

純正で装着されているサブウーファーとのマッチングまで計算されているために、装着後のサウンドのまとまり感が実に良好です。

FOCALがおすすめである理由・2 「世界的な人気・有名ブランドだから」

フランスに本拠を置くフォーカルは、ホームオーディオ用スピーカーならびにカー用スピーカーのブランドとして、世界中で名を成しています。

ホーム用のスピーカーでは、“Grand Utopia EM”という名の1ペア2000万円を超える世界最高峰レベルのモデルを擁し、カースピーカーでは、“Utopia BE Ultima”という3ウェイコンポーネントスピーカー(税抜価格:200万円)をラインアップしています。

そしてそれらに続き、ミドルクラスからエントリークラスまで幅広い製品ラインアップを持ち、それらすべてに、高級機で展開されているフォーカルならではの思想と技術が落とし込まれています。

また、『PS 80 F for MB』に採用されている『FLAXシリーズ』のスピーカーは、欧州で権威のある「EISA アワード」(EISA European Award)をはじめとしたいくつかの賞も受賞。
『ES 80 K for MB』に使われている『K2パワーシリーズ』は、「2016米国CESイノベーションアワード」を受賞しています。

ともに、世界的なお墨付きを得ているスピーカーなのです。

FOCALがおすすめである理由・3 「センタースピーカーも用意されているから」

フォーカルの『PS 80 F for MB』と『ES 80 K for MB』がおすすめであるもう1つの理由は、「センタースピーカーが用意されているから」です。

「2.音質改善方法」のところでも紹介したとおり、メルセデス・ベンツには、センタースピーカーを取り付けられるスペースがダッシュボードの中央に存在しています。

そこを利用してセンタースピーカーを導入すると、音像を明瞭化させ、音楽全体を濃密に再現することが可能となります。

なおこれらのセンタースピーカーは単品では発売されていなません。専用スピーカーセットを購入したユーザーだけが購入できるスペシャルアイテムです。

これにも、適切に設定されたネットワークが付属していますので、それぞれの専用スピーカーキットとベストマッチし、さらなる音質向上が確実にもたらされます。

もしもフォーカルのメルセデス・ベンツ専用スピーカー導入を視野に入れるのであれば、センタースピーカーの装着も検討しても良いでしょう。税抜価格は『PS 80 F for MB』用が3万円、『ES 80 K for MB』用が4万円となっています、

『FOCAL PLUG&PLAY STORE』にも注目!

もしもフォーカルスピーカーに興味があれば、『FOCAL PLUG&PLAY STORE』という存在があることを知っておくと良いでしょう。

『FOCAL PLUG&PLAY STORE』とは、フォーカルの車種別専用カースピーカーキットをはじめとする“プラグ&プレイ”商品を気軽に試聴・装着できる新コンセプトのカーオーディオ専門店です。

現在店舗は計4店あります。

千葉県木更津市の「フォーカル プラグ&プレイ本店<木更津アウトレット前>」、茨城県守谷市の「フォーカル プラグ&プレイ守谷」、千葉県千葉市の「フォーカル プラグ&プレイ千葉北」、愛知県岡崎市の「フォーカル プラグ&プレイ岡崎」、以上の4店舗です。

これらのお店は、フォーカル製品の音を実際に聴けることに加えて、“取り付けが即日対応可能であること”、“工賃は安心の定額制であること”といったメリットも有しています。

あらかじめ予約をしておけばその日のうちに取り付け作業が完了されます。

そして工賃が明瞭です。ちなみに2つのメルセデス・ベンツ専用スピーカーセットでは、Cクラスに装着する場合、セッティング費用込みで税抜3万2000円。

これ以上かかることは基本的にありません。

もしも『FOCAL PLUG&PLAY STORE』がお近くにあれば、製品の音を聴きに足を運んでみると、スピーカー選びの参考になるはずです。

6.どのメーカー・ブランドを選ぶにしても試聴は必須!

さて、スピーカー選びの最後の決め手は、「好みの音かどうか」です。なので、スピーカー選びをするにおいてもっとも大切なこととは、“試聴”です。

ではどこに行けば試聴ができるのかというと、答は“カーオーディオ・プロショップ”です。

カー用品量販店にも試聴用のスピーカーが置いてある場合も多いのですが、国産のエントリーモデルに限られるケースがほとんどです(一部、専門店と言える品揃えをしている店舗もあります)。

対して“カーオーディオ・プロショップ”には、各店ですすめる売れ筋モデルが厳選して置かれています。

店舗ごとで内容と数は異なりますが、音を聴いてスピーカー選びを行いたいと思ったら、“カーオーディオ・プロショップ”が頼りになるのです。

なお、試聴に行く際には、普段聴いているお気に入りの楽曲を持っていくことをお忘れなきように。

メディアはCD、スマートフォン、USBメモリーあたりであればどのお店でも試聴可能のはずですが、事前に試聴に行く旨をお店に連絡しながら対応メディアについても確認しておけば万全です。

参考として、フォーカル製品を取り扱っている店舗のリストが掲載されているサイトを紹介しておきます。

お近くのショップを探して、今度の週末にでも好みのスピーカーを探しに出かけてみてはいかがでしょうか。

<フォーカル販売特約店リストはこちらから>

7.まとめ

愛車メルセデス・ベンツのオーディオシステムの音を今よりもっと良くしたいと思っているのなら、スピーカー交換がもっともおすすめです。

音の出口のクオリティを上げることで、音楽の心地良さがぐっと向上し、結果、ドライブがさらに楽しく、さらに快適になることでしょう。

当記事を参考に、スピーカー交換のご検討を、ぜひ。

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