パフォーマンスを更に向上! 限定色も用意
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタGAZOOレーシング〉GRカローラ RZ 一部改良モデル(シアンメタリック)
トヨタの「カローラ シリーズ」といえば、世界で最も売れている車の一つで、1966年の発売以降、トヨタというメーカーを長年支えてきました。
トヨタのモータースポーツ黎明期から、WRC初優勝を飾った「TE25カローラ」やその後1000湖ラリーを制した「カローラレビン」など様々な“カローラ”がレースで活躍。
また、時代の変化に合わせ、ワゴン、SUVなど様々なボディタイプも登場し、様々なライフステージに適応できるよう進化を続けたモデルでもあります。
そんなカローラシリーズの中でも、GRカローラは、ハッチバックモデル「カローラスポーツ」のハイパフォーマンスモデルとして誕生したホットハッチ。
当時代表を努めていた豊田章男氏の「多くのお客様に愛していただけるクルマだからこそ、絶対にコモディティと言われる存在にしたくない。お客様を虜にするカローラを取り戻したい」との強い思いから生まれたと言います。
ボディサイズは、全長4,410mm×全幅1,850mm×1,480mmと、通常のカローラスポーツと比較して主に、オーバーフェンダーによって全幅を拡大。大型のグリルや、3連マフラーなども装備され、パフォーマンスの高さを主張します。
内装でも、専用のスポーツシートやハンドルが備わり、ドライバーの意欲を掻き立てるデザインになっています。
エンジンは、最高出力304馬力、最大トルク370Nmを発揮する1.6リッター直列3気筒ターボエンジン。トランスミッションは、現代では珍しい6速MTのみの設定とスパルタンな仕様で、駆動方式は4WDです。
そんなGRカローラは、2022年12月の発売時、新型コロナウイルス感染拡大や半導体不足の影響により500台の抽選販売となっていました。また、後席シートを廃絶し、2人乗りとなる他、さらなるエンジンチューンによって最高出力を400馬力とした超高性能モデル「モリゾウエディション」もあわせて登場しましたがこちらも70台のみの抽選販売で、計570台ほどしか販売されていませんでした。
そんな中、トヨタは2023年8月23日に、GRカローラの一部改良を発表。この一部改良モデルも抽選販売で、550台のみとなることも公表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタGAZOOレーシング〉GRカローラ RZ 一部改良モデル(シアンメタリック)
一部改良の内容としては、スーパー耐久シリーズをはじめとした様々なモータースポーツ現場での学びを生かした改善を実施したといいます。
具体的にはシャシー部品を締結するボルトの一部に、締結剛性向上ボルトを採用し、ステアリング操作に対する応答性と直進安定性を向上し、クルマとの一体感を進化させるほか、フロントバンパーダクト形状を改善することでホイールハウス内の空気の流れを最適化し、操縦安定性を向上させています。
また、ボディーカラーを限定色シアンメタリックとし、専用内装色ブラック×ブルーを組み合わせた、GRカローラを50台限定(550台に含む)で用意しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタGAZOOレーシング〉GRカローラ RZ 一部改良モデル 内装色ブラック×ブルー(外板色シアンメタリック選択時の専用色)
価格は525万円。抽選申込みは、2023年8月23日13時30分から9月11日8時59分までWebで受付け、9月下旬より順次商談を開始、実際の販売開始は2023年秋頃を予定しています。