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スズキ新型「スペーシア/スペーシア カスタム」発表! “コンテナ”イメージの内外装採用…スズキの軽スーパーハイトワゴンが進化

スズキ新型「スペーシア/スペーシア カスタム」発表! “コンテナ”イメージの内外装採用…スズキの軽スーパーハイトワゴンが進化

スズキは、2023年10月25日、JAPAN MOBILITY SHOW 2023に「スペーシア コンセプト/スペーシア カスタム コンセプト」を出品していましたが、同モデルの市販型で、3代目となる新型「スペーシア/スペーシア カスタム」を11月9日に発表。11月22日に正式発売することを公表しました。

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スペーシア3世代目となる新型「スペーシア/スペーシア カスタム」発表

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 スズキ 鈴木俊宏社長とスペーシア

スズキ「スペーシア」は、2013 年に登場した軽スーパーハイトワゴン。2008年に登場した「パレット」の実質的後継車の位置づけです。

現行モデルとなる2代目スペーシアは、2017年に誕生。以後2018年にはSUV風の「ギア」、2022年には商用バンの「ベース」を追加し、計4つのバリエーションで展開されています。

2023年10月25日、スズキはJAPAN MOBILITY SHOW 2023で、このスペーシアの次期型モデルを指し示す「スペーシア コンセプト/スペーシア カスタム コンセプト」を公開。

そして、2023年11月9日に、同モデルの市販版で、スペーシア3世代目となる新型「スペーシア/スペーシア カスタム」が発表されました。

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 スズキ 鈴木俊宏社長とスペーシアカスタム

なお、今回発表となったのは、通常モデルのスペーシアと、専用の内外装パーツを装備したカスタムモデルとなるスペーシアカスタムの2種類で、前述のギア・ベースの2モデルについては、新型モデルは発表されていません。

新型スペーシア/スペーシア カスタムでは、「わくわく満載!自由に使える安心・快適スペーシア」をコンセプトに、デザインや快適で居心地のよい室内空間、安全機能など、スペーシア本来の魅力をより進化させたといいます。

パッケージング面では、広い室内をより使いやすく快適な空間へと進化、リヤシートにはマルチユースフラップをスズキで初めて採用。このフラップは、位置や角度を調整することで3つのモードを選べ、使用シーンやライフスタイルに合わせた利用が可能です。

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 スズキ スペーシア ハイブリッドX(シート)

さらに、より使いやすく進化したパーソナルテーブルや静粛性を高めたスリムサーキュレーターを採用しています。

エクステリアは、「もっと自由に」「もっと使いやすく」という想いをもとに、頑丈で大容量のコンテナをモチーフに。

頑丈なコンテナのプレス面を連想させるボディサイドのビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れたデザインとなっているほか、Dピラーとボディを同色とすることで、コンテナのような大きさと丈夫さを表現しています。

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 スズキ スペーシア ハイブリッドX(オフブルーメタリック ソフトベージュ2トーンルーフ)

スペーシアでは、ボディを上下に分割する力強いキャラクターラインにより、頑丈で立体的な造形とするほか、親しみやすく優しい印象のLEDヘッドランプを採用。車体色は、春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」を新色として設定しています。

エンブレムは、タグプレートをモチーフにしたデザインに一新。文字部分がくり抜かれていることで、車体色によって表情が変化します。

スペーシアカスタムでは、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュなどにより、上質感と存在感を表現し。内部をブラック化した薄型フルLEDヘッドランプとLEDフロントシーケンシャルターンランプ、クリスタル感のある肉厚インナーレンズのリヤコンビネーションランプを採用し、豪勢な印象としました。

エンブレムは、文字部分にボルドーカラーを使用し、華やかで上質感のあるデザインとしています。

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 LEDリヤコンビネーションランプ

インテリアでは、インパネや前席ドアのアッパー部分を立体的な造形とすることで、充実感や広さを演出。カップホルダーやインパネボックス、前席ドアトリムにビード形状を施すことで、エクステリア同様頑丈で大容量のコンテナを表現しています。

インパネ周りは、運転席や助手席からの動線や使いやすさを考慮したレイアウトとしたほか、助手席前のビッグオープントレーなど、多彩な収納スペースを設置。さらに、電動パーキングブレーキとステアリングヒーターをスズキ軽自動車で初めて採用しています。

《画像提供:Response》《写真提供 スズキ》 スズキ スペーシア ハイブリッドX(インパネ・全方位モニター付メモリーナビゲーション・スズキコネクト対応通信機&セーフティプラスパッケージ装着車)

スペーシアでは、ブラウンを基調としたインテリアに、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色し、居心地のよい室内空間を演出。アウトドア家具のような心地よい雰囲気を持たせた、グレー基調のカラーメランジシート表皮を採用しています。

スペーシアカスタムでは、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾が生み出すコントラストにより、上質で落ち着いた雰囲気を演出。スエード調起毛で仕上げたシート表皮は、見る角度によってブラックの中にボルドーが煌めく華やかなデザインとしています。

安全機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備。また、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や車線維持支援機能を採用し、安全性と快適性が高められています。

パワートレインは、燃焼効率を高めたR06D型エンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、軽ハイトワゴンクラストップの25.1km/Lの低燃費を実現。また、環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディ剛性や操縦安定性を高めています。

さらにアンダーボディー接合面に減衰接着剤を採用したほか、遮音バッフルを左右計8か所に採用することで、室内の高い静粛性を実現しました。

価格は、スペーシアが153万100円から182万4900円まで、スペーシアカスタムが180万1800円から219万3400円までです。

正式な発売は、11月22日を予定しています。

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