ついにトヨタ新型「ランドクルーザー70」が発売!価格は480万円から
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー70
ランドクルーザーシリーズは、トヨタBJ型として1951年8月1日に誕生して以来、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信頼性・耐久性・悪路走破性の継承と進化を続けてきたトヨタの本格SUV群です。現在までに約170の国と地域で、累計1,130万台を販売するなど、世界中で人気を博しています。
なかでも、1984年に登場した70系は「ナナマル」の愛称で親しまれ、日本国内でも2004年まで販売され長く愛されてきました。また、中東や、オーストラリア、南アフリカなど国外市場では、その耐久性の高さが人気を博し、日本での販売終了後も基本設計を変えることなく展開が継続されていました。
さらに日本でも、ユーザーの強い要望から2014年にはその発売30周年を記念し、4ドアバンモデルとピックアップモデルを1年限定で復活。このときに販売されたランドクルーザー70は、中古市場でも人気があり高値で取引されていました。
そして、2023年8月2日、トヨタはそのランドクルーザー70のマイナーチェンジモデルとなる新型ランドクルーザー70を初公開、日本でも今冬から以前のような限定モデルではなく“継続販売モデル”として日本導入することを発表しました。
そんな新型ランドクルーザー70が、2023年11月29日に正式発表となり、発売が開始されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー70
ボディタイプは、国外では4ドアバンだけでなく、シングルキャブやダブルキャブ、後席対面シートの兵員輸送仕様、3ドアモデルなど様々なバリエーションがありますが、日本国内仕様は4ドアバンのみ。
ボディサイズは、全長4,890mm×全幅1,870mm×全高1,920mmと全長が2014年再販時より80mm程拡大、ホイールベースは2,730mmです。
靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力、制動力制御システムを採用し、高い操縦安定性を実現。
また、快適な乗り心地をさらに追求するサスペンションの改良、スムーズな運転・操作性へのニーズに応えるため、6速オートマチックトランスミッションを採用し、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地がさらに向上しています。
エクステリアは水平、垂直基調とし、道具としての機能性と圧倒的な安定感を創出する、ランドクルーザー70らしいシルエットを継承。その一方で、時代性をとらえて細部をアップデートし、デザインを進化させています。
インテリアは水平構成の力強いデザインと、オフロード走行に配慮した機能的レイアウトを継承し、シンプルな操作性、多様化する用途に対応しつつ、上質感のある素材を使用し、オーナーの満足感を満たす室内空間を創出しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー70
エンジンは、以前のハイオク指定の4.0リッターV型6気筒ガソリンエンジンからランドクルーザープラド(150系)などに搭載されていた最高出力204馬力・最大トルク500Nmを発揮する2.8リッター4気筒ディーゼルターボエンジン(1GD-FTV)へと一新しています
先進安全装備として、バックモニターやToyota Safety Senseを採用。Toyota Safety Senseには、新採用のプリクラッシュセーフティ、コンライト、ドライブスタートコントロールなどが含まれており、オフロード走行はもちろん、駐車時、シフト操作時の安全安心にも配慮されています。
カラーは、ベージュ、アティチュードブラックマイカ、スーパーホワイトⅡの3色。グレードはAXのみ、価格は480万円です。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー70
ちなみに、月販基準台数は400台/月。全国のトヨタ販売店が4,963店舗(2022年)ほどなので、各店舗1年に1台売れるかどうかくらいしか台数がない計算になります。購入できるのはごく一部のユーザーのみとなりそうです。
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