日本のタクシー「ジャパンタクシー」が進化
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ『JPN TAXI』の一部改良モデル 匠(上級グレード)
トヨタ「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」は、日本のタクシーとして広く活用される5ドアハッチバックモデル。2013年に「JPN TAXI Concept」が登場し、2015年に次世代タクシーとして概要が公開され、2017年から導入が開始されています。
JPN TAXIは、日本の“おもてなしの心”を反映し、お子様、高齢者、車いす使用者、外国からの観光客など、様々な人に優しく快適なタクシー専用車です。
ユーザーが乗降しやすい低床フラットフロアや大開口のリヤ電動スライドドア(左側のみ)、車いすでの乗車も可能な構造など、グリップから構造全体に至るまで工夫と改良を重ね、様々な人に優しいユニバーサルデザインとしています。
そんなジャパンタクシーの一部改良モデルが、2025年6月2日に発表されました。
今回の改良では、ユーザーの声に耳を傾けながら、タクシー用車両としてより良いものにするため、改良を加えています。
具体的には、LPGタンクの容量を52Lから58Lに拡大し、航続距離を延伸したほか、メーターの意匠を変更し視認性を向上、外部給電アタッチメントの全グレードメーカーオプション設定、天井サーキュレーターの吹き出し口のフィンを利用者自身で調整できるように可動式に変更するなど、多岐にわたる改良が施されています。
また、先進機能を付与し機能向上したToyota Safety Senseを搭載。歩行者(昼)に加え、プリクラッシュセーフティの検知範囲拡張、急な操舵による車線逸脱の抑制をサポートする緊急時操舵支援機能の追加、低速走行時急なアクセル踏み込みによる急加速を抑制し、衝突回避または被害の軽減をサポートする低速時加速抑制機能の追加が行われています。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉プリクラッシュセーフティ(交差点右折時の対向直進車・右左折時の横断歩行者・自転車運転者検知機能)
さらに、従来設定のあった車線逸脱警報に加え、車線逸脱抑制の機能を追加したレーンディパーチャーアラート(LDA)の追加や、ヘルプネット、eケアを標準化、ブラインドスポットモニターを上級グレードにメーカーオプション設定するなど、より安全安心への配慮がなされています。
価格は、標準グレードとなる和が345万5,100円、上級グレードとなる匠が368万600円です。実際の販売は、発表同日より開始されています。
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