低金利のカーローンはどこか?
マイカーローン金利
新車や高額な中古車を購入する際に、個人向けのマイカーローンを利用する方法があります。マイカーローンを選ぶ際のポイントは金利で、低利のローンを利用した方がお得となります。
多くの金融会社がサービスを提供していて、金利の設定方法や審査内容などに違いがあります。金利の低いカーローンを探すためには、金利の設定方法と金融会社に注目する必要があります。
ローン金利だけを見ても利子の金額が分かりにくい場合は、シミュレーションをしてみるのもひとつの方法になります。
実際に借入金額・利率・返済期間を入力すれば、トータルで負担する金額の比較ができます。いずれにしても、複数の会社で金利や返済方法などを比較することが大切となります。
マイカーローンは大きく分けると2種類
サービス提供
多くの金融会社がサービスを提供していますが、大きく分けると金融機関と信販会社の2種類になります。
金融機関というのは銀行や信用金庫・JAバンク・労働金庫などで、個人や法人の預金者から集めたお金を直接貸し出しています。信販会社はクレジットカード会社などのノンバンクで、銀行から資金の借り入れをしてローンサービスを提供します。
金融機関系のマイカーローンの大きな特徴は、資金の調達コストが安いので金利が低めに設定されています。金利が低いかわりに審査が厳しいことが多く、年収・勤続年数・雇用形態などによっては断られてしまう場合があります。
信販会社のマイカーローンは、金融機関のローンよりも審査が寛大という特徴があります。自動車の販売店と提携していることが多く、車を購入する時にローン審査を一緒に申込むことができますが、金融機関よりも金利が高めに設定されているというデメリットがあります。
マイカーローン以外にも、銀行や消費者金融のフリーローンを利用する方法もあります。フリーローンは資金の使い道が自由ですが、金利が高くなってしまうので注意が必要となります。
マイカーローンの金利
マイカーローン金利
マイカーローンは、フリーローンやカードローンよりも低利で融資を受けることができますが、返済期間が長いので利子の負担が大きくなる可能性があります。
マイカーローンの金利は金融会社の種類やプランごとに違いがあり、金融機関だと年率1~4%程になります。これに対してカーディーラーと提携している信販会社であれば、年率4~8%程が相場となっています。
ちなみに使い道が自由のフリーローンだと、年率10%前後となります。金利が低いマイカーローンを利用するためには、まず最初に銀行などの金融機関を考慮すると良いでしょう。給料の受け取りなどに利用している銀行であれば、審査を通過する可能性が高くなります。
金融機関のローンが利用できない場合は、信販会社系のマイカーローンや消費者金融のフリーローンなどを考慮しましょう。
■金利には固定金利と変動金利がある
マイカーローンの金利は、住宅ローンと同じように固定金利と変動金利の2種類があります。どちらがお得になるかは、申し込みをする時の金融情勢によって変わります。
固定金利というのは初回の返済から完済時まで金利が変わらないローンのことで、フリーローンもこの方法になります。
この方法だと、借入時にトータルで支払う利息を計算することができるという利点があります。景気が良くなって市場金利が上昇しても、適用される金利が上がることはありません。もしも景気が悪くなって市場金利が下がっても、高い金利で返済を続けることになります。
変動金利は、金融情勢に応じて適用される利率が変化します。もしも返済中に市場金利が上昇すると返済額が高くなり、逆に市場金利が下がるとマイカーローンの金利も下がるので、負担が軽くなります。
■カーローンで車を買うメリット
マイカーローンを利用して車を買うことには、いくつかのメリットがあります。一番のメリットは、まとまったお金がなくても車を購入することができます。
新車を購入する場合は200万円や400万円の資金が必要になりますが、ローンを利用すれば頭金や税金を用意するだけで済みます。手元に資金がなくても、マイカーローンを利用して燃費性能に優れるハイブリッド車などを選ぶことができます。
低燃費の車を購入することで、ランニングコストを抑えることができます。貯金がある場合でも、万が一のために資金を手元に残すことができます。
ディーラーで値引きしてもらえ安くなるという利点もあります。顧客がディーラーローンを利用すると、自動車販売店は信販会社から一定の販売手数料が受け取れる仕組みになっています。
■カーローンで車を買うデメリット
マイカーローンを利用することにはいくつかのメリットがありますが、デメリットもあります。大きなデメリットは利子を負担しなければならないのと、審査に通過しないと利用することができません。
低利でも利子が発生するので、トータルで負担する金額は一括払いよりも高くなり、返済中は自由に売却をすることができないというデメリットもあります。返済中に車を手放す場合は、残金を完済しなければなりません。
低金利のマイカーローン5選
マイカーローン契約
低金利のマイカーローンを探す場合は、金融機関系の金融会社をいくつか比較することになるでしょう。
販売台数を増やすために、一部の自動車メーカー系の信販会社でも金利が低く設定されているケースがあります。ここでは、低金利でおすすめのマイカーローンを5つご紹介します。
■損保ジャパン
損保ジャパンは保険会社ですが、マイカーローンのサービスも用意されています。おすすめは、「ジャパンダ・ネットマイカーローン」になります。この商品は固定金利で年率1.9~2.95%で、借入金額は20~1,000万円で返済期間は最長10年となっています。
「ジャパンダ・ネットマイカーローン」の特徴は、ネットでのみ受け付をしていて、申し込み後最短で当日中に審査の可否をメールで知らせてもらえます。
ディーラーと値引き交渉をしながら、ネットで簡単に審査を申し込みをすることができます。
■三菱UFJ銀行
最大手のメガバンクである三菱UFJ銀行では、低利でマイカーローンが利用できます。三菱UFJ銀行のカーローンの金利は年率2.975%で、信販会社と比較するとかなり低く抑えられています。
住宅ローンと併用したり期間限定のキャンペーンを利用すれば、更に低い金利でカーローンが利用できます。
■ホンダファイナンス
ホンダの新車・中古車の購入を考えの方は、ホンダファイナンスのマイカーローンがおすすめになります。ホンダファイナンスのカーローンは通常の分割払いに加えて、数年後の残価を設定したローンも用意されています。
残価設定型のローンは、数年後に売却する際の残価を差し引いた金額分のみ返済します。これにより返済額を抑えることができ、一定の年数にわたり車に乗った後に中古車として買い取ってもらえます。
■JAバンク
JAバンクは農協が運営する金融機関で、利益を追求する民間の銀行とは違うコンセプトでサービスが提供されています。そのため、各種ローンの金利は銀行よりも低く抑えられています。
JAバンクのマイカーローンは地域密着型のサービスが特徴で、住んでいる地域ごとに金利が異なります。固定金利と変動金利の2種類から選ぶことができ、物価の安い地方はローン金利がかなり低く設定(1%台)されています。
場所ごとに金利が異なるので、お住まいの地域で検索してローン金利を調べてみると良いでしょう。
■地方銀行
クラウドローン提携銀行
地域密着型の地方銀行は目立たない存在ですが、大手の銀行と比較すると審査が寛大という特徴があります。これに加えて、地方銀行の中にはかなりお得にマイカーローンが利用できるケースもあります。
大都市と比べて地方は銀行融資を利用する企業・法人が少ないので、近年は個人向けのローンに力を入れる地方銀行が増えています。
メインバンクで口座を利用したり、住宅ローンと併用することでカーローン金利が優遇される場合もあります。マイカーローンの利用をお考えの方は、地元の銀行で相談をしてみるのもひとつの方法となります。
金利のないカーリースも選択肢?
カーリースも選択肢
カーローンの分割払いをすることは、月々の使用料を支払うのと似ています。それでも車は購入者の所有物になるので、税金を納めたり日頃のメンテナンスや修理をしなければなりません。
使用料のみを負担して車に乗りたい方は、マイカーローンではなくてカーリースを選ぶという方法もあります。カーリースはあらかじめ使用期限を定めておき、契約満了時における残価を差し引いた分を毎月の利用料として支払います。
カーリースだと自動車重量税などを負担する必要がなく、メンテナンスも含めて料金が定額になるというメリットがあります。
カーリースは予算の計画が立てやすいという利点がありますが、走行距離の上限が設けられていたり改造ができないというデメリットもあります。
まとめ
ホンダ・フィット
手元にまとまったお金がなくても、マイカーローンを利用することで車を手に入れることができます。会社ごとにローン金利の利率に違いがあるので、少しでもお得に利用できるように色々な会社を比較することをおすすめします。
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