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自動車ローンはどこがお得?|金利の仕組みとシミュレーション!

自動車ローンはどこがお得?|金利の仕組みとシミュレーション!

自動車ローンは、どこで、どのように借りるとお得なのでしょうか?今回は、金利やローン審査、シミュレーションなどについてまとめました。また、低金利を選ぶ際の注意点についても取り上げます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


自動車ローンとは?概要をサクッと説明!

《写真提供:photoAC》マイカーローン イメージ

自動車ローンとは、自動車の購入または自動車に関する用途に使えるローンのことです。

自動車を購入する際、ローンを利用するとしたら、ディーラーや自動車販売店で申し込む「ディーラーローン」か、銀行などの金融機関に申し込む「銀行系ローン」を利用することが一般的でしょう。

「ディーラーローン」は、自動車販売店と提携する信販会社が提供するタイプのローンです。そして同じグループのローン会社が利用されることが多いようです。例えば、トヨタ自動車でクルマを購入する場合、同じグループの「トヨタファイナンス」、ホンダであれば「ホンダファイナンス」、マツダであれば「マツダクレジット」といった感じです。もちろん、オリコ、ジャックス、アプラスなどの信販会社がローンを提供しているケースもあります。

一方、銀行系ローンは、都市銀行、地方銀行のほか、信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなど、数多くの金融機関で取り扱われています。マイカーローンや、オートローンという名称になっていることもあります。

自動車ローンを利用すると、貯蓄などまとまった資金がない場合でも自動車を購入できますし、たとえ一括で購入できるとしても、自動車ローンを利用することで手元に資金を残しておけるので、突然お金が必要という事態に備えることもできます。

ディーラーローン(信販系)の金利の特徴は?

ディーラーローン(信販系)の金利は、銀行系ローンと比べて、高い傾向にあります。ディーラーローンの金利は3~6%が相場と伝えるサイトもあれば、4~8%と述べているサイトもありますが、いずれにしても銀行系ローンの相場より高く金利です。

ただし、ディーラーローンにもメリットはたくさんあります。ひとつは、審査が比較的通りやすいことです。銀行系ローンは審査が厳しいので、多少金利が高くても、審査が確実に通るほうがよいと考える方もおられるでしょう。また、審査時間が短くスピーディーで、その日のうちに融資実行まで進むことも珍しくありません。

銀行系ローンの金利の特徴は?

銀行系ローンは、他の金融機関との競争もあるためか、ディーラーローン(信販系)の金利と比べて、かなり低くなっています。2%以下の金融機関もかなりあるので、選択肢は豊富です。金利が低いということは、最終的な支払総額が抑えられるということになりますから、少しでも安くクルマを購入したいと考えている方には、第一選択肢に入ってくるでしょう。

ただし、審査はディーラーローンと比べて、厳しくなるのが一般的です。信用度を厳しくチェックされますし、住宅ローンなどと同じように、年収・勤続年数・雇用形態・家族構成から、現在の借り入れ金の総額まで、細かくチェックが入ります。こうした事情もあって、審査や融資実行までには時間がかかるので、利用したい場合は前もって準備しておく必要があります。

金利の種類とは?

《写真提供:photoAC》グラフと電卓

自動車ローン金利には、2種類のタイプがあります。ひとつは「固定金利」、もうひとつは「変動金利」です。ぞれぞれ、どんな違いがあるでしょうか?

固定金利

固定金利とは、経済状況が変化しても金利は変わらず、ローン契約時に設定した利率が完済時まで続くタイプの金利です。一般的に、変動金利型と比べると利率が高く設定されています。ですから、たとえば世の中の経済が不景気で低金利になったとしても、高い利率設定のまま返済し続けなければなりません。ただし、世の中が好景気になった場合にも金利は上がることがなく、返済額は一定のままで継続します。

固定金利を選ぶと、契約時点でローン返済額が決まるので、お金の管理がしやすくなり、計画が立てやすくなります。長期返済の場合は固定金利型を選ぶと安心です。

変動金利

変動金利とは、世の中の経済状況や金利動向により、利率が変動するタイプの金利です。一般的に、固定金利と比べて、利率が低く設定されています。不景気になれば金利が低くなるため、ローン返済の負担は軽減されるメリットがありますが、裏を返すと、それは好景気になれば金利が上がってしまうということであり、想定以上の返済額になってしまう可能性もあります。

繰上返済などを予定しており、早めのローン返済を見込んでいるのであれば、変動金利型のリスクを吸収しやすいので、おすすめかもしれません。

借入期間はどう決めればいい?

ローン+電卓+フェイクグリーン

借入期間は、ライフイベントを確認したり、可能ならFP(ファイナンシャルプランナー)にキャッシュフロー表などを作成してもらうことで、今後の展望と家計とのバランスを取りながら、無理のない範囲で決められます。

基本的な考え方として、最終支払い額を減らすためには「借入期間を短くした方がいい」のですが、借入期間を短くすれば、毎月の返済額は大きくなります。このバランスが大切になります。

加えて、ディーラーローンと銀行系ローンでは、借入期間が異なることも考慮に入れる必要があるでしょう。一般的に、ディーラーローンは借入期間6~8年が最長となります。一方、銀行系ローンには最長10年といったものも少なくありません。

自動車にはランニングコストとして、毎月のガソリン代、税金、車検費用、自動車の任意保険代などが必要です。また、家族の必要に応じて、教育費、住宅ローンなども生じたり、増加したりするかもしれません。それで、今後のライフイベントと家計の状態を考慮して、期間を決めるのがよいでしょう。

銀行系ローンは、何を審査するのか?必要書類とは?

《写真提供:ぱくたそ》銀行や金融系のニュースが話題になると使われるメガバンクの看板の写真素材

銀行系ローンの審査の流れ

一般的な銀行系ローンの申込や審査は、次のような流れで進みます。

・仮審査申込・仮審査
・仮審査結果の通知
・本審査申込・本審査
・本審査結果の通知
・契約
・借り入れ実施

マイカーローンは通常、仮審査申し込みからスタートします。申込方法はそれぞれの金融機関によって異なりますが、インターネットなどから仮審査申込ができるようになっているところも少なくありません。

銀行系ローンでは審査に時間がかかることが多く、すべてが順調に進んだとしても、実際の借り入れまでには1~2週間程度必要です。

申請に必要な書類

一般的に必要とされる書類には、以下のようなものがあります。

・本人確認書類
・所得証明書
・資金使途確認書類
・返済のための口座(通帳)

本人確認書類には、運転免許証のほか、パスポートなど、写真付きの身分証明書がおすすめです。健康保険証などでも問題ない金融機関もありますが、写真付きでないと補足書類の提出を求められることもあります。

所得証明書は、本審査で必要となることがあります。源泉徴収票、確定申告書、給与明細書など、自分の所得を証明できるものを提出します。

資金用途確認書類とは、自動車購入の見積書が該当します。ただし、銀行系ローンの場合、自動車の購入費用だけでなく、自動車免許を取得する教習所費用に充てることもできる商品があります。広く自動車に関連した費用が該当するので、それらの使用用途を証明できる書類をそろえましょう。

返済のための口座とは、通帳のコピーなどを提出することです。借り入れ先によっては、口座が指定されているケースもあるため、確認しておきましょう。

審査基準とは?

審査では、継続して返済できるか、その返済能力の可否を判断しています。当然ながら、審査基準を満たしていない場合は、借り入れられなくなってしまうので、事前に確認しておくことをおすすめします。

まずチェックされるのは「個人信用情報」です。個人信用情報機関の登録情報をもとに審査します。これには、クレジットカードの利用履歴、過去の延滞、強制解約、債務整理などの情報が保管されています。

さらに、「他行などでの借入残高」にもチェックが入ります。他行での借り入れがあれば、当然、返済能力が減少するため、審査を通過したとしても借り入れられる金額が減ってしまうということもあります。

そして、「属性審査」と呼ばれる、年齢・勤務先・就業形態・勤続年数・年収・家族構成などがチェックされます。一般的に、十分な収入があったとしても非正規雇用や個人事業主は、安定性が低いとみなされ、審査では不利になるケースがあるようです。

具体的にシミュレーションしてみる!

《写真提供:photoAC》カーローン イメージ

では、ディーラーローンと銀行系ローンでは、金利による違いがどの程度、顕著なのか検証してみたいと思います。ここでは仮に、ディーラーローンの金利を7%、銀行系ローンの金利を2%にしています。その他の設定は以下のとおりです。

・借り入れ金額:300万円(うちボーナス返済なし)
・借り入れ期間:7年

この場合、ディーラーローン(7%)だと、毎月の返済金額は「4万5,278円」、支払総額は「380万3,352円」となります。300万円の車を購入しましたが、80万円以上、多く支払った計算です。

一方、銀行系ローン(2%)では、毎月の返済金額は「3万8,302円」、支払総額は「321万7,368円」となります。ディーラーローン(7%)と比べると、最終支払い額はじつに60万円近く安くなります。

こうして計算してみると、金利1%で相当な金額の違いを生じさせることが分かります。

銀行系ローン会社のホームページにあるシミュレーションが便利

「金利が重要なのはわかるけど、計算は苦手」という方に役立つのが、銀行系ローン会社の公式ホームページにある、シミュレーション機能です。

例えば、三菱UFJ銀行を取り上げると、「ご希望のお借入金額」「うちボーナスからのご返済分」「ご希望の元金据置期間」「ご希望のお借入期間」「試算利率(年率)」を入力して、「試算する」ボタンを押下すると、毎月の返済額から総返済額まで試算ができます。しかも、そのまま続けて「ネットDEカンタン、らくらく お申し込み」に進めると、来店不要・インターネット上で申し込みを完了できます。

仮に、上記項目を以下の情報で入力すると…

・ご希望のお借入金額:300万円
・うちボーナスからのご返済分:80万円
・ご希望の元金据置期間:なし
・ご希望のお借入期間:7年
・試算利率(年率):変動タイプ 年2.975%
 ※2021年11月1日現在、ネットDEマイカーローン(インターネット受付専用商品)の利率

ボタンひとつで、試算が完了し、

元金返済期間中
・毎月ご返済額:2万9,044円
・ボーナス月増額ご返済額:6万3,254円
・総返済額:332万5,252円

と計算してくれます。こうしたシミュレーションはとても便利です。興味がある方は、ぜひ利用してみてください。

低金利を選ぶときの注意点

《写真提供:photoAC》

支払総額を抑えるため、低金利な自動車ローンを基準に選ぶのは大切なことです。

ただし、金利を重視するあまり、その他のポイントをおろそかにすると、後悔することになるかもしれません。では、どんな点に注意できるでしょうか?

複数の会社から見積もりを取ったり、キャンペーンを確認したりする

自動車ローンは、銀行などの金融機関、信販会社、ディーラーなど、さまざまな機関で取り扱っています。そこで、確実に比較できるよう、複数の会社から見積もりをとることをおすすめします。とくに、ボーナス併用や、固定金利・変動金利などが関係すると、シミュレーションしていた数値と異なる場合も出てくるものです。正式な見積もりをとることで、間違いのない比較が可能です。

また、キャンペーンとして期間限定の超低金利を提供しているディーラーや自動車販売店も存在します。中には、金利0.01%といったこともあります。そうなると、いくら金利が低い銀行系ローンでも、まったく太刀打ちできません。キャンペーン情報などは、確認しておくとよいでしょう。

ローンの仕組みをチェックする

金利に幅がある商品の場合、注意が必要です。つい低い金利にばかり目を取られていると、さまざまな条件によって、高い金利になってしまうことがあります。中には、数パターンの金利から審査によって適用される金利が決定されるタイプもあるようです。つまり、低い金利が保証されていません。

それで、自分が利用を検討している自動車ローンが、どのような仕組みになっているか、チェックしておくことをおすすめいたします。

手数料などを確認する

とくに銀行系ローンの場合、契約時に手数料を必要とする商品があります。「事務取扱手数料」や「銀行取扱手数料」と呼ばれるものです。いくら金利の低いローンを契約できても、手数料が高ければ金利分のメリットを上回ってしまいます。この点も確認しておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、自動車ローンの中でも、金利や審査、シミュレーションなどに注目してまとめました。

自分のライフスタイルに合わない自動車ローンを選んでしまうと、その後の生活が苦しくなり、せっかくのカーライフを楽しめません。ぜひ、しっかりとシミュレーションして、無理のない計画のもと、自動車ローンをご検討ください。

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