車のローン審査基準とは?
車のローン審査基準とは?
車のローンには、ローン会社による審査があります。では、ローン審査にはどういった基準があるのでしょうか。
ポイントは「安定した収入が継続的にある」こと。現在の年収や勤続年数、他に借入があるのかなども、審査の対象になります。よって、ローンの申請をすることがわかっている場合は、転職や退職はローン申請の後にタイミングをずらした方がよさそうです。
■1.年収はいくらあるか
借入の上限額は、年収の30%〜40%が目安です。例えば、年収が300万だった場合の借入上限額は、90万円〜120万円ということになります。
年収の申告には、所得を証明するために書類の提出が必要です。
所得証明するもの
・源泉徴収票
・給与明細書
・納税証明書
・確定申告書
などの書類が必要になります。
ディーラー系のローンでは、所得証明書が不要な場合が多いです。年収によって大体の借入可能額がわかったら、月々の支払額もシミュレーションしてみましょう。
借入額と借入年数(3年・5年・7年など)によって、月々の支払額がわかります。ネットで検索すれば、ローンシミュレーターが出てくるので、試してみてくださいね。
■2.勤続年数は何年か
車のローン審査に勤続年数というのは、重要なポイントで、一般的に、勤続年数が3年以上あれば、審査に通りやすいといわれています。
逆に、新入社員や転職したばかりで、勤続年数が1年未満の場合には、審査に通ることは難しくなります。この場合には、1年を越えるのを待ってから申し込むほうがよいかもしれません。
また、正社員や公務員は通りやすく、アルバイトや派遣社員、自営業は審査に通りにくい傾向があります。やはり、安定した収入が継続して見込めることが、ポイントといえるでしょう。
■3.他のローンの状況はどうなっているか
他にもローンを組んでいる場合には、審査は通りにくくなります。
しかし、年収に対してすべてのローンの返済額が占める割合(返済負担率)が規定の範囲内であれば、審査に通る場合もあります。
返済負担率の目安は、年収の25%〜35%程度です。
これから借りるローンと、既存のローンを合わせた額が、この返済負担率の範囲内に収まるように、頭金を入れるなどして上手く調整すれば、審査に通る可能性はあります。
この既存のローンは、住宅ローンや、家電などのローンも含まれるので、注意が必要です。
車のローン審査に落ちる時はどういう場合か
車のローン審査に落ちる時はどういう場合か
ローンの申請をしても、残念ながら審査に落ちてしまう場合もあります。
審査に落ちると落胆してしまいますが、初回の審査に落ちたくらいで諦めるのはまだ早いです。審査に落ちたとしても、頭金を入れて借入額を減らしたり、購入時期をずらしたりして、再審査にチャレンジしましょう。
ローン審査に落ちる原因は、様々な要素がありますが、その時に申請した条件では、返済能力が足りないと判断されたということです。
また新たにローンの申請条件を変えて、再審査に挑めば、審査に通る可能性もあります。
■1.借入金額が多すぎる
一般的に借入れのできる上限額は、年収の30%〜40%といわれています。
また、返済負担率という年収に対しての全体のローンの比率は、年収の25%〜35%が目安となっています。
この返済負担率が、年収の35%よりも多い場合、審査に落ちる可能性が高くなります。
返済負担率には、申請するローン以外にも、返済中のローン返済額すべてが含まれるので、自分が支払っているローンについて、事前に把握しておきましょう。
■2.信用情報によるもの
信用情報によって審査に落ちるケースでは、ブラックリストに載っている場合が考えられます。
「ブラックリストに載る」とは、返済が滞ったり自己破産をした場合に、事故情報として、信用情報に登録されてしまった状態のことをいいます。
この場合にローン審査に通るのは、非常に難しいでしょう。なお、事故情報の登録期間は自己破産で5〜10年、任意整理で5年なので、この期間を経て申し込めば、審査に通る可能性が高くなります。
■3.審査に落ちてしまったら?
もし審査に落ちてしまっても、再審査という道が残されています。しかし、同じ条件では審査に通らないため、新たな条件に変更しなくてはなりません。
申請条件の変更ポイントとしては、以下になります。
借入額を減額する
頭金を増やして、借入総額を減らしてみましょう。
連帯保証人を立てる
もしローン契約者本人が返済できなくなった場合に、本人に代わって連帯保証人が返済義務を負います。保証人も、安定した収入があることや、信用情報に問題が無いことなど、条件はあります。
購入する車の条件を変更する
グレードを下げて、購入価格を抑えたり、購入する車自体の変更も検討してみましょう。
車のローンの種類による違いはある?
車のローンの種類による違いはある?
車のローンは、大きく3つに分けることができます。
それぞれ金利や審査などに特徴があるので、車のローンを賢く利用するために、しっかり理解しておきましょう。
■1.銀行ローンの場合
銀行ローンは、金利の低さが一番の特徴です。
金利に関しては、変動金利を選ぶと金利上昇のリスクは伴いますが、固定金利より支払総額が安くなる場合がほとんどです。
銀行ローンの場合、車の所有権が借主なので、ローンの返済中でも、車を売却したり譲渡したりすることができます。
しかし、審査は厳しく、審査にかかる時間も長い傾向があります。
原則、その銀行の口座開設が必要なので、まずは自分の使っている銀行が、車のローンを扱っているか調べてみましょう。
キャンペーンを開催していることも多いので、タイミングが合えばお得に利用できるかもしれません。
■2.ディーラーローンの場合
ディーラーローンは、審査の基準がゆるく、審査にかかる時間も短いという特徴があります。車の購入手続きと同時に申し込めるので、手間もかからず、手軽さを求める方にはおすすめの方法です。
ディーラーローンでは、購入した車はディーラーや信販会社名義になるため、ローンの返済が終わるまでは、自由に売却や譲渡することができない点に注意が必要です。
また、銀行ローンに比べると、金利が高く、返済期間も短い傾向があります。
■3.自社ローンの場合
自社ローンは、中古車販売店などが自社で行っている分割払いができるしくみです。
自社ローンの場合、ディーラーローンと同様に、車の所有者は販売店になるために、返済中の車の売却などはできません。
ローン審査は一番通りやすいですが、金利がない分、車の購入代金に金利相当分を上乗せする場合がほとんどです。また、頭金や保証人が必要になることが多い傾向にあります。
まとめ
車のローンの種類による違いはある?
審査に通りやすい車のローンは「自社ローン > ディーラーローン > 銀行ローン」となります。
銀行ローンは金利の低さが魅力ですが、審査基準は厳しく時間もかかるので、ゆとりのあるスケジュールで申請してくださいね。
審査のゆるさでいえば、自社ローンとディーラーローンがおすすめです。どちらのローンも、審査時間が短く手続きも簡単で、手軽さを求める方にはピッタリの方法です。
自社ローンの場合には、中古車に限定されてしまうというデメリットがあります。一方、ディーラーローンの場合には新車も購入することができ、値引きなどで安く購入できる場合も多く、ディーラーローンに軍配が上がるでしょう。
新車であればディーラーローン、中古車であれば自社ローンという選択肢が見えてくると思います。自分に合ったローンを選んで、ぜひすてきな車を手に入れてください。
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