2024年春発売予定の新型コンパクトSUV「WR-V」が先行公開
《画像提供:Response》《写真撮影 内田俊一》 ホンダ WR-V
2023年11月16日、ホンダは、2023年12月発表、2024年春発売予定の新型コンパクトSUV「WR-V(ダブリューアールブイ)」に関する情報を、特設サイトにて先行公開しました。
WR-Vという名称は、これまで国内で販売されたホンダ車には用いられなかった名前で、「Winsome Runabout Vehicle(ウィンサム ランナバウト ビークル)」の頭文字を組み合わせた造語です。Winsomeには、「楽しさ」や「快活さ」の意味があり、この車と生き生きとした毎日を楽しんでほしいという思いが込められているといいます。
グランドコンセプトは「VERSATILE FREESTYLER(バーサタイル フリースタイラー)」。「VERSATILE」は、多様なライフスタイルやニーズに適応できること「FREESTYLER」は、さまざまな制約を乗り越え、自由に自分らしいスタイルで生きることをそれぞれ表現しています。
ホンダはWR-Vを、既成概念や固定観念にとらわれずに、より自由な発想で自分らしい生き方を表現する人々の思いに寄り添うことを目指した車として開発したとしています。
《画像提供:Response》《写真撮影 内田俊一》 ホンダ WR-V
ボディサイズは、全長4,325mm×全幅1,790mm×全高1,650mm。内外装のデザインコンセプトは、「MASCULINE & CONFIDENT(マスキュリン アンド コンフィデント」=「自信あふれる逞しさ」。
外装は、スタイリングから安心と信頼を感じられるようなデザインに。高く配置したベルトラインと厚みのあるボディ造形とすることで、力強さを表現しています。
内装は、シンプルかつ水平基調のデザインとし、スイッチ類を中央に配置することで運転しやすい空間となっています。また、1Lサイズのペットボトルが入るドアポケット収納や、スマートフォンが収納できるアームレストポケットなどを配置。優れた使い勝手を追求するとともに、人が触れるパーツには柔らかな素材を使用するなど、人に寄り添った設定になっています。
《画像提供:Response》《写真撮影 内田俊一》 ホンダ WR-V
また、運転席は、高いアイポイントによる見晴らしのよい視界と、セダンライクな運転姿勢を両立。また、高さや形状を徹底的に突き詰めたフロントフードやスクエアな視界により、車両の感覚をつかみやすくするなど、運転のしやすさを追求されています。
《画像提供:Response》《写真撮影 内田俊一》 ホンダ WR-V
後席は、ドアライニングの下部や前席シートバックの形状を工夫することで、ゆとりのある乗り降りがしやすい足元空間に。
さらに荷室は、壁面をフラットに近い形状にしたり、床下収納を設けたりしたことで、クラストップレベルとなる大容量を実現。多様なニーズに応えられる広々とした室内空間としました。
グレード展開は、基本装備のスタンダードタイプ「X」、充実装備のハイグレードタイプ「Z」、専用エクステリアの最上級タイプ「Z+」の3種。
すべて搭載されるエンジンは1.5リッターi-VTECエンジンで、駆動方式はFF。なお、4WDの設定はないようです。
カラーは、オプションカラーのイルミナスレッド・メタリック、プラチナホワイト・パール、ゴールドブラウン・メタリック、メテオロイドグレー・メタリックの4色と、通常色のクリスタルブラック・パール、計5色の展開です。
車両本体価格について、「200万円台前半からを予定しています」とされており、250万円以下での展開が予想されます。
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