アウトランダーとエクリプス クロスが一部改良
《画像提供:Response》《写真提供:三菱自動車工業》 三菱 アウトランダーPHEV(ブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック)
三菱「アウトランダー」は、「エアトレック」を起源に持つクロスオーバーSUV。2005年に初代が登場、2012年には2代目が登場しますが、その一年後の2013年には当時としては珍しかったプラグインハイブリッドモデル(PHEV)を追加し話題となりました。
そして2020年には、日本でガソリンモデルの販売が終了し、PHEVモデルのみに。2021年には現行型となる3代目が発売しますが、日本ではやはりPHEVモデルのみのラインアップとなりました。
一方、2018年に登場した「エクリプス クロス」は、アウトランダーと比較すると一回り小さく、かつルーフがなだらかに下るクーペスタイルを採用したクロスオーバーSUV。
2020年に大幅な改良が行われ、現在の姿になるとともに、アウトランダー同様のPHEVモデルを追加。現在は、ガソリンモデルと併せてラインアップされています。
そして、2023年12月7日、そんな両車に一部改良が行われました。
《画像提供:Response》《写真提供:三菱自動車工業》 三菱 エクリプス クロス(PHEVモデル)インストルメントパネル
アウトランダーでは、従来のUSB Type-CとType-Aに加え、HDMIポートを全グレードに標準装備。スマートフォンやタブレットなどの画面をスマートフォン連携ナビゲーションに出力することで、急速充電中や家族の送り迎えなど車内での待ち時間に動画等を楽しめるようになりました。
また、ヘッドライトウォッシャーやLEDリヤフォグランプといった悪天候時に役立つ機能も標準装備するほか、カラーには、2トーンにブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリックとモノトーンにはグラファイトグレーメタリックを新設定し、全12色の展開となりました。
《画像提供:Response》《写真提供:三菱自動車工業》 三菱 アウトランダーPHEV特別仕様車「ブラックエディション」(グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ)
また、特別仕様車である「ブラックエディション」を継続設定することも発表。こちらもベースグレードを「G」グレードから「P」グレード(7人乗り)に変更し、ヘッドアップディスプレイやBOSEプレミアムサウンドシステムなど装備の充実を図るほか、さらに電動パノラマサンルーフを特別装備するなど、商品力を向上しています。
エクステリアでは、ダイナミックシールドをグロスブラック、サイドウインドウモールをブラックとし、グロスブラックのルーフレールを標準装備。より精悍なスタイリングとなりました。
カラーは、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカをブラックエディション専用色として設定。2トーン3色、モノトーン2色の合計5色の展開です。
《画像提供:Response》《写真提供:三菱自動車工業》 三菱 エクリプス クロス(PHEVモデル)
エクリプス クロスでは、マルチアラウンドモニター付きのスマートフォン連携ナビゲーションを全車に標準装備。車両周辺の状況確認を容易にし、スムーズで安全な駐車をサポートします。
価格は、アウトランダーが税込で499万5100円から630万4100円、エクリプス クロスのPHEVモデルが409万4200円から465万800円、ガソリンモデルが277万3100円から352万円。それぞれ12月7日から販売開始。アウトランダーのブラックエディションだけは2024年2月8日からの販売開始となっています。
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