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【最新版】日産の電気自動車一覧!リーフ、セレナe-POWER、ノートe-POWER

【最新版】日産の電気自動車一覧!リーフ、セレナe-POWER、ノートe-POWER

”技術の日産”と呼ばれるほどの高い技術力を持つ日産は、電気自動車の開発にも力を入れています。今回は、これからの電気自動車業界をけん引していく存在へと成長しつつある日産の電気自動車について紹介します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


日産の電気自動車とは?

日産 リーフ

日産 リーフ

日産の電気自動車はガソリンエンジンを搭載せずに純粋に電気だけで走行する「リーフ」と、ガソリンエンジンで発電した電気で走行するハイブリッドタイプの「セレナe-POWER」「ノートe-POWER」があります。

いずれも、同サイズのガソリンエンジン車と比べて燃費性能が大幅に向上しています。

【現行車種】日産が製造している電気自動車の特徴は?

日産 リーフ

日産 リーフ

日産「リーフ」は大容量のリチウムイオンバッテリーに充電した電気だけで走行する純粋な電気自動車で、ガソリン車と同じように普段の買い物や通勤といった日常生活で利用できます。

「ノートe-POWER」は5ナンバーのコンパクトカーで、ガソリンエンジンで発電した電気を使ってモーターで駆動する方式です。

「セレナe-POWER」は7人乗りのミニバンで、ガソリンエンジンで発電した電気を使用してモーターで走行します。

「ノートe-POWER」と「セレナe-POWER」はガソリンエンジンを搭載しているものの、電気モーターで走行する仕組みです。いずれの車種も電気モーターのみで車輪を駆動させる仕組みなので、変速機が搭載されていないという特徴があります。

【ノート e-POWER】ティーダの血を継ぐ車

赤い日産 ノート e-POWER メダリスト

日産 ノート e-POWER メダリスト

E12型日産ノートは初代ノートとC11型ティーダの後継車種として2012年に発売されたもので、2016年に電気自動車の「e-POWER」がガソリン車に追加される形で登場しました。

ティーダのボディーは5ドアハッチバックタイプで、質の高い小型車として世界中で販売された人気車種のひとつです。ノートe-POWER Sは国内外で高い人気を集めたティーダの特徴を受け継ぐ形で、電気自動車に生まれ変わったコンパクトカーです。

ノートもティーダと同じように小回りが得意なので、住宅街や狭い路地を走行するのに向いています。ノートの車体サイズはコンパクトですが、快適に過ごせるように設計されている点でもティーダの血を継ぐ車といえるでしょう。

坂道を走行する赤い日産 ノートe-POWER

日産 ノートe-POWER

日産ノートe-POWERの駆動用モーターは、同社が製造・販売する電気自動車のリーフと同じものが搭載されています。

駆動用メカニズムとして、発電専用の直列3気筒1.2Lガソリンエンジンと容量1.5kWhのパナソニック製の走行用リチウムイオンバッテリーから成るハイブリッドシステムを搭載します。

ちなみに、他社でもコンパクトカーサイズのハイブリッド車が発売されていますが、エンジンの出力を直接車軸に伝える“半電気自動車”です。日産ノートe-POWERは駆動輪がエンジンに直結されておらず、電気モーターだけで走行する“電気自動車”となっています。

ノートe-POWERにはいくつかのタイプが存在しますが、いずれもボディーの全長・全幅サイズは同じで全高のみ5mmの僅かな違いがあるだけです。

e-POWER Sでは燃料消費率(JC08モード)は30km/L台後半をマークしているので、実際に公道を走行する場合もリッターあたり30km前後の高い燃費性能が期待できます。

日産 ノートe-POWER Sのスペック

 
【日産 ノートe-POWER S】スペック表
ボディサイズ全長×全幅×全高

4,100mm×1,695mm×1,520mm

ホイールベース2,600mm
最大乗車定員5名
車両重量1,190kg
燃費37.2km/L
エンジン種類DOHC水冷直列3気筒
最高出力(kW(PS)/rpm)58(79)/5,400
最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm)103(10.5)/3,600〜5,200
電動機種類交流同期電動機
最高出力(kW(PS)/rpm)80(109)/3,008〜10,000
最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm)254(25.9)/0〜3,008
駆動方式前輪駆動

ノートe-POWERについてもっと詳しく知りたい方はこちら

【日産リーフ】自動運転装置が搭載

日産 リーフe+

日産 リーフe+

日産が開発した純粋な電気自動車のリーフは、5ドアハッチバックで3ナンバーの車になります。ただしリーフのエンジン排気量は0ccなので、自動車税は1000cc以下の一番安い区分(2020年度であれば年額29,500円)が適用されます。

リーフは低燃費性能に加えて、全モデルに自動運転装置「プロパイロット」が標準装備されているという特徴があります。リーフに搭載されているプロパイロットのシステムは基本的にセレナと同じもので、起動中はシステムが自動的にアクセル・ブレーキ・ハンドルを制御します。

プロパイロット作動中は車体に搭載されている各種センサーによって得られた路面の白線や前車との距離などの情報をコンピューターが総合的に判断して、システムが自動的に運転してくれます。

自動駐車するイメージ画像

自動駐車もできるプロパイロット

プロパイロットの使用方法は簡単で、自動車専用道路で走行中にハンドルに付いているボタンを押すだけで起動します。

プロパイロットボタンを押すと、自動車が自動的に前車との車間距離を維持しつつ車線に沿ってハンドル操作を支援してくれます。リーフのプロパイロットが使用できるのは自動車専用道路に限られますが、長距離ドライブの際にドライバーの負担を軽減することができます。

ただしリーフに搭載されているプロパイロットは完全自動運転には対応していないので、システム作動中もドライバーは常にハンドルに触れておくことが求められます。

プロパイロット作動中に力を入れずにハンドルに手を添えておくと、道路のラインに沿って自動的にハンドルが操作されていることを感じ取ることができるでしょう。

プロパイロットのボタン

ボタンで操作が可能

リーフに搭載されている自動運転装置の基本システムはセレナと同じものですが、駆動システムが電気自動車なので加速力が強いことからメリハリのある運転をしてくれます。

前の車がいなくなると設定した速度まで自動的に加速しますが、ガソリン車と比べて短い時間で指定された速度に達します。

リーフは純粋な電気自動車なので、走行するためにはバッテリーに充電をしておく必要があります。

外出先であれば、電気自動車用充電スタンドを利用して急速充電が可能です。

日産リーフ Sのスペック

 
【日産 リーフ S】スペック表
ボディサイズ全長×全幅×全高4,480mm×1,790mm×1,560mm
ホイールベース2,700mm
最大乗車定員5名
車両重量1,490kg
交流電力量消費率JC08モード:120Wh/km
電動機種類交流同期電動機
最高出力110kW(150PS)/3,283~9,795rpm
最大トルク320N・m(32.6kgf・m)/0~3,283rpm 3
駆動方式前輪駆動

リーフについてもっと詳しく知りたい方はこちら

【日産 セレナe-POWER】ミニバンクラスで一番の低燃費

日産 セレナe-POWER ハイウェイスター

日産 セレナe-POWER ハイウェイスター

日産セレナe-POWERは2016年に発売された5代目セレナで従来のガソリン車に追加されたハイブリッド仕様のモデルで、駆動システムを電気自動車にすることで高い燃費性能を実現しました。

セレナe-POWERの駆動システムは、発電用の直列3気筒1.2Lガソリンエンジンとリチウムイオンバッテリー・走行用電気モーターを組み合わせた、ハイブリッドタイプで構成されています。

電気自動車化によって、セレナe-POWERは全高1.8m以上・乗車定員7/8名のミニバンクラスではナンバー1の低燃費を実現しています。

また、走行用のリチウムイオンバッテリーの残量が減ると自動的にガソリンエンジンを始動して充電してくれるので、電池残量を気にすることなく長距離走行が可能です。

e-POWERの燃費性能は、従来のガソリンエンジンタイプのセレナと比較して1.5倍以上に伸びています。

ちなみにセレナe-POWERで走行用のバッテリーを充電するために搭載されているガソリンエンジンは1.2Lで、これはコンパクトカー並みの小型エンジンです。

発電用のエンジンが小型であることを考えても、ハイブリッド化させることによって高い燃費性能が実現されていることがわかります。

日産セレナe-POWERは低燃費性能と快適性を両立しており、3列シートで6人がゆったり過ごすことができる広いスペースが確保されています。2列目シートは2名または3名が乗車可能で、最大定員は7名です。

2列目と3列目のシートは自由にアレンジすることができ、背もたれを完全に倒してフルフラットにすると広い空間が得られます。

3列目シートを折りたたんで荷物室にしたり、2列目シートを後方に移動させることによって足が伸ばせるようにすることも可能です。

日産 セレナe-POWER Xのスペック

 
【日産 セレナe-POWER X】スペック表
ボディサイズ全長×全幅×全高4,685mm×1,695mm×1,865mm
ホイールベース2,860mm
最大乗車定員7名
車両重量1,740kg
燃費26.2km/L
エンジン種類DOHC水冷直列3気筒
最高出力62kW(84PS)/6,000rpm
最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm)103N・m(10.5kgf・m)/3,200〜5,200rpm
電動機種類交流同期電動機
最高出力(kW(PS))100kW(136PS)
最大トルク(N・m(kgf・m))320N・m(32.6kgf・m)
駆動方式前輪駆動

セレナe-POWERについてもっと詳しく知りたい方はこちら

まとめ

島根・志津見ダム湖畔に停車する日産 ノートe-POWER

日産 ノートe-POWER

日産では純粋な電気自動車のリーフと、ガソリンエンジンと組み合わせたハイブリッドタイプの電気自動車が製造・販売されており、用途に応じて選ぶことができるでしょう。

いずれのタイプも同サイズのガソリンエンジン車と比較すると燃費性能が大幅に向上し、環境とお財布に優しい自動車といえます。

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