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ついに国内解禁!ミラーレスを実現する「電子ドアミラー」最新情報

ついに国内解禁!ミラーレスを実現する「電子ドアミラー」最新情報

2016年6月中旬、日本国内でも国土交通省が自動車のバックミラーやサイドミラーに代えて、カメラとモニターで視界を確保する「ミラーレス車」の生産を許可。 世界中で研究が進んでいる「電子ドアミラー」について最新情報を調べてみましょう。

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2016年6月「電子ドアミラー」が国内で解禁

2016年6月18日、国土交通省は道路運送車両の保安基準を一部改正し、バックミラーに代わる電子ミラーを認可するため「カメラモニタリングシステム」の基準整備を発表しました。

この結果、自動車メーカーは、国際基準に適合する電子ミラーなどのカメラモニタリングシステムを備えることで、バックミラーがない自動車を設計・製造することが可能となりました。

カメラモニタリングシステムの参考画像《画像 国土交通省》

背景にはすでにに海外ではバックミラー(後写鏡)などに関する国際基準が改正され、バックミラーの代わりに、「カメラモニタリングシステム」を使用することが可能となったことが上げられます。

自動車局では、自動車の安全基準について国際的な整合を図りながら安全性を向上させるため、順次、拡充・強化を進めており、自動車メーカーは、国際基準に適合する電子ミラーなどのカメラモニタリングシステムを備えることで、バックミラーがない自動車を設計・製造することが可能となります。

これまで、ミラーごとの視界範囲が規定されていましたが、いずれかのミラーにより定められた視界範囲が確認できれば良いこととなるそうですが、日本独自に定めている車両の「直前直左基準」は引き続き規定することになります。

各社が研究を進める「電子ドアミラー」

電子ドアミラーについては各社が研究を進めており、様々な自動車関連の展示会などで部品メーカーや自動車メーカーから発表がされています。

■JVCケンウッドの「デジタルコックピット」

CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2015で映像・光学分野に強い「JVCケンウッド」が電子ミラーを含めた「デジタルコックピット」を発表しています。

毎年1月に行われるCESには、世界中から家電、コンピューター、オーディオメーカーなどが参加。新製品や最新テクノロジーを披露する世界最大規模の見本市として知られるています。

このデジタルコックピットとは、JVCケンウッドが開発を進めてきた光学技術を用いて完成したもので、ヘッドアップディスプレイや電子メーター、車載HDカメラなどを組み合わせた「革新的先進運転支援システム(i-ADAS)」のことです。

運転中の視野内にミラー品質でライブ映像を提供する「高品位・高画質電子ミラー」

同社が出展したデジタルコックピットは、フロントウィンドウに安全運転支援情報などを表示する「高精細ヘッドアップディスプレイ」をはじめ、多彩なディスプレイ表示を行う「次世代電子メーター」、そして運転中の視野内にミラー品質でライブ映像を提供する「高品位・高画質電子ミラー」などで構成されます。

これらはすべて同社が手掛ける「世界ナンバー2のビデオカメラ技術によって培われた光学技術が活かされている」そうです。

ヘッドアップディスプレイや電子メーター、フルHDカメラを組み合わせ、ドライバーをサポート

デジタルコックピットで使われるディスプレイはすべてHD(1280×720ドット)画質のもので、ここにフルHD(1920×1080ドット)対応のビデオカメラ技術が組み合わされています。

ディスプレイで発生する遅延にも気を配っており、同社ではこの点についても「スピードのあるクルマでは一瞬で情報が得られなければならない。そのためには遅延のない最適化した表示が必要だが、ここに培って来た自社の光学技術が役立った」と話しています。

ミラーの代わりに搭載されたフルHDカメラ。ミラーよりも相当小さい

■自動車部品大手「ボッシュ」の電子ドアミラー

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは2017年1月に米国ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017(CES 2017)において、電子ドアミラーを初公開しました。

ボッシュがCES17で初公開した電子ドアミラーは、「ミラーカムシステム」と命名。2つのドアミラーに代わるカメラベースのソリューションとなります。

ボッシュの電子ドアミラー「ミラーカムシステム」

ビデオセンサーは車室内に統合でき、画像は左右両側のAピラー付近に配置されたディスプレイに表示。このデジタル技術により、走行状況に応じた表示を可能にしています。

例えば、高速道路を走行中は、車両後方の視界にフォーカスしたり、市街地ではより広い視界を確保することで、運転の安全性が高まります。また、高いコントラストは、夜間の視認性を向上してくれます。

■BMW i8 「ミラーレス」

ドイツの高級車メーカー、BMW が、米国ラスベガスで開幕したCES16において、初公開したのが『i8 ミラーレス』です。

同車は、BMWグループが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」のプラグインハイブリッドスポーツカー、『i8』をベースに開発されたコンセプトカーです。

車名の「ミラーレス」とは、鏡をなくしたことを意味。左右のドアミラーとルームミラーを廃止しながら、最新技術で後方確認を可能にしています。

ドイツの高級車メーカー、BMW が、米国ラスベガスで開幕したCES16において、初公開したのが『i8 ミラーレス』です。

同車は、BMWグループが電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」のプラグインハイブリッドスポーツカー、『i8』をベースに開発されたコンセプトカーです。

車名の「ミラーレス」とは、鏡をなくしたことを意味。左右のドアミラーとルームミラーを廃止しながら、最新技術で後方確認を可能にしています。

BMW i8 ミラーレス

i8 ミラーレス では、ドアミラーとルームミラーの代わりに、3台のカメラを装着。このシステムが、より広い視野範囲をカバーし、危険なブラインドスポットをなくすことに成功しています。

ドアミラー部分に取り付けたカメラ

後方に取り付けられたカメラ

カメラからの画像は、ルームミラーの代わりに配置されたディスプレイ内に統合。カメラやディスプレイのプリセット作業(ミラー調節に該当)も不要としている。

システムはカメラの画像を評価し、例えば黄色の警告マークで警告するなど、差し迫った危険に対しては、その状況に応じて反応します。

ルームミラーのディスプレイに映像を表示

鏡とモニターのハイブリッド「スマート・ルームミラー」

完全なミラーレス化ではありませんが、電子ルームミラーを通常のルームミラーとの切替で実現しているのが「スマート・ルームミラー」です。

スマート・ルームミラーは後方を広く見渡すことのできる車体後部、リアガラス内部にカメラを取り付けます。スマート・ルームミラーには新開発の液晶が内蔵されており、ルームミラーの下部にあるスイッチを押すことでルームミラーと後方カメラ画像を切り替えることができます。

邪魔なものに視界を遮られることなく後方確認をすることができるため、各自な安全確認をする事ができます。

現在スマート・ルームミラーの搭載車種はエクストレイル・エルグランド・セレナとなっているが、日産の片桐隆夫副社長は会見で「この技術をまずエルグランド、エクストレイルに6月から設定を開始し、今後幅広いセグメントで採用を拡大していく予定」と述べています。

なお、ディーラーオプションのため、現行モデルであればすでに購入した車でも後付も可能とのことなので、これらの車種のオーナーは後付けも検討して良さそうです。

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