ラリーカーと同じウイングを装着。懐かしい色使いに、走りの装備を凝縮
《画像提供:Response》《Photo by SUBARU》 スバル WRX「GD25」(米国仕様)
スバルの米国法人は2026年9月28日、スポーツセダン「WRX」の2027年モデルに、限定車「WRX GD25」を設定すると発表しました。米国導入25周年を記念した1台で、生産台数は350台。2027年夏の現地導入を予定しています。
「GD25」の名は、2002年に米国へ導入されたWRXのシャシーコード「GD」に由来します。現行型をベースとした記念モデルであり、世代交代ではありません。目指したのは、往年のWRXを思わせる姿に、現在の走りの装備を組み合わせることです。
《画像提供:Response》《Photo by SUBARU》 スバル WRX「GD25」(米国仕様)
カラーはワールドラリーブルーのみ。そこにゴールド塗装の19インチアルミホイールを合わせ、ラリーのイメージと結び付く青と金の組み合わせを再現しました。ブレンボ製ブレーキのキャリパーもゴールドで揃え、足元にはブリヂストン「ポテンザS007」を装着しています。
最大の見せ場は、リアにそびえるSTI製のドライカーボンウイングです。スワンネック形状のステーで支えるこのパーツは、トラビス・パストラーナ選手のラリーカー「WRX ARA25L」と同じもの。単なる記念バッジの追加にとどまらない、存在感のある装備となっています。
足回りにも手が入り、スプリングを硬めるとともに減衰力を再調整。エンジンルームにはフレキシブルストラットタワーバーを備え、タイヤとサスペンションを含めてコーナリング時の安定性を高める構成です。
《画像提供:Response》《Photo by SUBARU》 スバル WRX「GD25」(米国仕様)
パワートレインは、最高出力271hpの2.4リッター水平対向ターボエンジンに、シンメトリカルAWDを組み合わせます。トランスミッションは6速MTのみで、STI製ショートシフターを採用。自分の手でギアを選ぶ楽しさを重視した仕様です。
インテリアにはレカロ製シートを用意し、ブラックのウルトラスエードにレッドのステッチを組み合わせました。STI製シフトノブも備え、外観だけでなく、座って操作する部分にも特別な仕立てが行き届いています。
懐かしい青と金に、ラリー由来のウイングと6速MT。WRX GD25は、米国で積み重ねてきた25年の歴史を、見た目と走りの両面から楽しめる記念モデルです。2027年夏の導入に向け、価格などの追加情報を待ちたいところです。


