ジャパンインターナショナルボートショー2018開催中!
パシフィコ横浜(屋内展示)&横浜ベイサイドマリーナ(フローティング展示)にて、ジャパンインターナショナルボートショー2018 が3月8日から開催中です。
また、このボートショー、車メーカーでとして名前をよく耳にするトヨタやテスラ、ランボルギーニ、マクラーレンなども出展者として参加しているんですよ。
本記事では、ボートショーに行きたいけれど行けない、という方向けに、気になるブースをピックアップしてご紹介いたします。
レクサスはヨットだってラグジュアリー!LC500エンジン搭載!
レクサスは、ジャパンインターナショナルボートショー2018で、高級クルーザー『スポーツヨット・コンセプト』を一般公開しました。
この、スポーツヨット・コンセプトは2017年1月に米国マイアミで開催したブランドイベント「Through the Lens」で世界初公開され、日本では同年5月にマリン関係者や報道陣向けに披露されています。しかしながら、一般公開は今回のボートショーが初。
■レクサス スポーツ ヨット コンセプトは最大8人乗り!
スポーツ ヨット コンセプトは全長12.70m、全幅3.86mで最大8人乗ることが可能です。
レクサスのFモデル『RC F』、『GS F』およびクーペの『LC500』に搭載されている5リットルV型8気筒エンジン2基を積み、最高出力450PSを発揮します。
スポーツ ヨット コンセプトはトヨタのマリン事業が20年目を迎えるにあたり製作されたものですが、マリン事業室企画・開発グループの安江貴彦主幹によると「従来、トヨタは「ポーナム」のブランドでやってきたが、レクサスでも造ってくれとトップから2014年12月に話があった」とのこと。
その後、15年に着手し、16年9月にはほぼ出来上がっていたそうです。
「1年ちょっとというものすごく短い期間での、厳しいプロジェクトだった」と安江主幹は述べていました。
しかも「新型LC500のエンジンを使ってできる一番大きなサイズのものをということが最初から決まっていて、ニュルブルクリンクで走れるよう仕上げたスペックのクルマ用エンジンが出来上がるのを待って載せた格好」だとか。
■次期モデルも示唆!次は約12メートルクラスか!?
文字通り厳しい条件下で完成したスポーツヨット・コンセプトですが、「これからもコンセプトモデルのまま、これを量産して売るという計画はない」とのこと。
ボートショーが終わると「トヨタがマリンの基地として使っているラグナマリーナ(愛知県蒲郡市)に再び置かれる」とのことです。
けれどもトヨタは、レクサスブランドで60フィート(約12m)クラスの次期モデルの開発に着手することも表明しています。
■【ヨットとは】レクサス スポーツヨット・コンセプト エクステリア画像
レクサス・スポーツヨット・コンセプト
レクサス・スポーツヨット・コンセプト
レクサス・スポーツヨット・コンセプト
思わず、ヨットって何だっけ…。とつぶやいてしまうようなラグジュアリーなヨットコンセプトがそこにはありました。
こんなクルーザ-を持っている人がいたら、乗せてもらうのも気を遣いそうなので、とりあえず記念写真だけでも撮らせてほしいです。
しかし。これ以上に目が飛び出るような価格のボートがあったんです。
価格は1億5000万円!「ヤマハの本気」を見た
先ほどのレクサスのスポーツ・ヨットコンセプトの余韻が残る中、次はヤマハの“超”高級ボート『EXULT(イグザルト)』をご紹介しましょう。
■ヤマハの超高級ボート『EXULT(イグザルト)』シリーズよりイグザルト43が登場
高級ボートを販売するヤマハは、満を辞して“超”高級ボート『EXULT(イグザルト)』シリーズのフラッグシップ『イグザルト43』を投入します。
なんと、気になる本体価格は1億4700万円。信じられないくらいにバブリーですが、ヤマハは好景気の波に乗り、シェア拡大をねらっているとのこと。
(ちなみに、高級ボート市場はにぎわいを見せていて、メイン市場である北米、欧州を中心に、大型ボート、大型船外機の需要はリーマンショック以前の水準を超えるほどに高まっているんだとか。すごいですね)
そしてこのジャパンボートショー2018にて、イグザルト43の国内初披露がおこなわれました。
■もはや海を走る高級ホテル!イグザルト43の実力を見よ
※ボートです
イグザルトの最大の特徴はエクステリアデザイン。
「インテグレーテッドハル」を進化させ、船体と甲板の接合部(ガンネル)を意識させない、一体感のある滑らかなフォルムはマリーナでも独自の存在感を放っています。
開放感のあるフライングブリッジ(2階部分)はクラス最大の広さを実現。ドライバーズシートとナビゲーターシートと合わせ10名が余裕を持って着座でき、コミュニケーションスペースとしても十分な空間を確保しているとのこと。
そして高級ホテルの一室のようなインテリアの快適性も忘れてはいけません。
曲線を多用した、明るく開放的なラグジュアリーモダンデザインを採用しました。
さらに随所に高級素材と日本らしい匠の技を導入しているそうです。
階段を降りた船首側にはベッドルームが、さらに船尾側にはベッドとソファーを備えたオーナーズルーム、シャワー、トイレももちろん完備。遠征や長時間の走行にも対応可能です。
■ヤマハ イグザルト43 エクステリア画像
■ヤマハ イグザルト43 インテリア画像
■【要チェック】発売は6月1日、限定4隻!
イグザルト43の発売は6月1日。初年度の国内販売計画はわずか4隻です。
ほしくても購入できない、また、購入をしぶっている、という方はぜひ、この4隻のうちの1隻である第1号艇をジャパンボートショー2018で見られますので、ぜひボートショーに参加してみてはいかがでしょうか。
最後に 購入は高いが見るのはタダ!!ボートショーは3月11日まで
めくるめく高級ボートの世界はいかがでしたか。
ボートなんてお金持ちの道楽、と思っている人も多いかもしれませんが、もちろん買うには高いものの、ボートショーに参加した場合、入場料だけでボートを見たり写真を撮ったりして楽しめますよ。
気になる方はこの土日に足を運んでみてくださいね。