チェコのMWモータースが手掛けた新型EV
チェコに本拠を置くMWモータースは、新型EVの『LUKA EV』を発表しました。
■チェコとは
ドイツ、アメリカ、イギリス、フランス、韓国…。車メーカーは各国にたくさん点在していますが、チェコの国名はあまりあがってきませんよね。
チェコは、ドイツ、ポーランド、オーストリア、スロバキアに囲まれた国。1993年まではチェコスロバキアでしたが、分裂していまのチェコ共和国になっています。公用語はチェコ語です。
■LUKA EVとは
LUKA EVは、レトロなデザインのボディを備えた2ドア、2シーターの新型EVです。
ボディはFRP製で、シャシーはアルミ構造。
これにより、車両重量815kgという軽量さを実現しています。ボディサイズは、全長4050mm×全幅1620mm×全高1220mm、ホイールベース2300mmです。
■LUKA EV エクステリア画像
■LUKA EV インテリア画像
■1回の充電での航続は、最大300km
EVパワートレインのモーターは、ホイールに組み込まれたインホイールモーター。4個のモーターは、トータル出力66hpを発生します。
動力性能は0~100km/h加速が9.6秒、最高速が146km/h。バッテリーは、蓄電容量が21.9kWh。1回の充電での航続は、最大300km。バッテリーは80%の容量なら、およそ1時間で充電できる性能を備えています。
参考に、他のEV車の航続距離を調べてみました。日産のリーフの航続距離が最大400km、e-NV200が最大190kmとのことです。
航続距離だけで見れば、VWのe-golfの最大航続距離が301kmですので、LUKA EVと近い数字ですね。
最後に
本記事では、チェコ発のレトロでクラシックなEVについてご紹介いたしました。
普通のEVはなんだか味気ない、そんなあなたにオススメの一台です!