2022年版 ベンツSUVの一覧!
いつか、憧れのメルセデスベンツに乗りたい。今購入するならやっぱりSUVだな。
そんなことを考えているそこの貴方。
メルセデスベンツのSUVと一言で言っても沢山ラインアップがあるんです!本記事ではそんなメルセデスベンツのSUVについて一覧にしました。
■わかれば簡単!メルセデスベンツのSUVにはG・GLがつく、EQは?
多くの車種を発売しているメルセデスベンツですが、このベンツの車種を見れば、どれがSUVなのかは簡単にわかります。
それは、メルセデス・ベンツ SUVの現在のモデルが、全てGLを冠しているからです。
ラインアップされるのは、GLA、GLB、GLC、GLE、そしてGLS。
また、GクラスもSUVのカテゴリーに分類されます。
メルセデス・ベンツ SUVには、Gクラスの遺伝子が受け継がれていて、あらゆる路面を乗りこなすという目標を、これまで以上に追及しています。
そして新しくEQシリーズがラインアップされました。これはメルセデスベンツの電気自動車(EV)ブランド。
2021年7月にドイツ・メルセデスベンツは、今後2030年までにEV車専売へ移行する方針を打ち出しており、日本でも「EQC」を皮切りに、コンパクトSUVの「EQA」、シリーズ初の3列シートを装備した「EQB」など、ラインアップを急拡大しています。
【最新版】ベンツのSUV一覧 GLAからGLSまで
■GLA
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLA 新型(GLA200d 4MATIC)
GLAは、メルセデスベンツのSUVラインアップのなかで、最もコンパクトなモデルとなっています。
SUVなから、クーペルックのスタイリッシュなボディデザインが目を引くAクラス。コンパクトなボディながら、室内は大人4人がしっかりと寛げる空間を確保しています。
インテリアは、デジタルメーターとディスプレイがドドン!と鎮座する未来的なデザイン。もちろん、音声コマンドのMBUXにも対応しています。
ラインアップは、1.3L ガソリンターボエンジン搭載のGLA180、2Lディーゼルターボ搭載のGLA200d 4MATICの二種類。価格は、GLA180が521万円〜、GLA200d 4MATICが545万円〜となっています。
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLA 新型(GLA200d 4MATIC)
GLAの購入を考える際は、GLA180とGLA200d 4MATICの価格差に注目。
比較的価格差が小さい割には、GLA180のガソリンターボエンジンが136PS/200Nなのに比べ、GLA200d 4MATICのディーゼルターボエンジンは150PS/320Nと、最高出力の差は大きくないものの、トルクでは圧倒的にGLA200d 4MATICのディーゼルターボエンジンが有利。
ランニングコストも軽油はガソリンよりも安いので有利ですね。さらに、GLA200d 4MATICは4WDでもある事から、なおさらお買い得感が強いですね!
■GLB
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLB250 4MATICスポーツ
GLBは、3列シートが特徴となっています。そのため、乗車定員は7人となり、ミニバン的な使い方もOKなSUV。
GLAが、どちらかといえばクロスオーバーSUV的なスマートなデザインなのにくらべ、GLBはゴツゴツとしたSUVらしいデザインとなっていて、差別化が図られています。
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLB250 4MATICスポーツ
インテリアは、GLAと共通のデザインで、こちらもデジタルメーターとディスプレイが並ぶデザインとなっていて、音声コマンドのMBUXにも対応しています。
ラインアップは、1.3L ガソリンターボエンジン搭載のGLB180、2Lディーゼルターボ搭載のGLB200d 4MATICの二種類。価格は、GLB180が557万円〜、GLB200d 4MATICが581万円〜となっています。
GLBの購入を考える際も、GLB180のガソリンターボエンジンと、GLB200d 4MATICのディーゼルターボエンジンのどちらがいいのか、悩んでしまいますね。
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLB250 4MATICスポーツ 3列目シート
ただ、GLB180とGLB200d 4MATICの価格差が少ない事と、乗車定員の7人を載せて、重い車重で走ったりすることがあるかもしれないと考えると、GLB200d 4MATICのディーゼルターボエンジンの150PS/320Nのトルクが逞しく思えてきます。
GLB200d 4MATICは4WDということもあり、どんな天候でも対応できる安心感も考えると、こちらもGLAと同じく、GLB200d 4MATICのディーゼルターボ+4WDがオススメと言えるでしょう。
■GLC
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLC 改良新型(GLC 300 4MATIC モハーベシルバー)
GLCは、その名の通りCクラスをベースとしたSUV。
現行モデルは、旧型のCクラスをベースとしていて、昨年のCクラスのモデルチェンジに合わせて、ドイツ本国では2022年前半にもフルモデルチェンジがなされるのでは?と噂されています。
モデルチェンジ後のGLCは、新型Cクラスに合わせたインテアリアと、ボディ拡大に伴う3列シート7人乗り仕様が設定されるとの情報があります。
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLC/GLCクーペ 改良新型 発表会
モデル末期になってきた現行GLCは、ワゴンタイプとクーペの二種類のボディタイプを持ち、3種類のパワーユニットが用意されています。パワーユニットは、
1)2L ディーゼルターボ 194PS/400N
2)2L ガソリンターボ 258PS/370N
3)2L ガソリンターボ+プラグインハイブリット 211PS/350N+モーター 60KW/440N
の3種類。
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLC/GLCクーペ 改良新型 発表会
ラインアップは、全車4WDとなっており、
1)GLC 220d 4MATIC 731万円〜
2)GLC 300 4MATIC 822万円〜
3)GLC 350e 4MATIC 931万円〜
となっています。
CLCは、モデルチェンジ直前ではありますが、その分、熟成も極まったとも言えるでしょう。
■GLE
メルセデスベンツGLE新型
GLCは、メルセデスベンツとしてはミドルサイズのSUVとなりますが、実際には全長:4,930mm x 1,950mm x 1,770mmと言う巨大サイズ。「駐車場を選ぶクルマ」と言えるでしょう。
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLE400d 4MATIC クーペ スポーツ
そんな、巨大で堂々としたボディはワゴンタイプとクーペの2種類が選べ、搭載されるパワーユニットは3種類となります。
1)2L 4気筒ディーゼルターボ+ISG 272PS /550N+10KW /208N
2)3L 6気筒ディーゼルターボ 330PS/700N
3)3L 6気筒ガソリンターボ+ISG 367PS /500N+10KW /250N
いずれも、とても日常では使いこなせないパワーとトルクを持ったパワーユニットになっていて、GLEに乗る人は、相当な自制心が求められますね!
特に、3L 6気筒ディーゼルターボエンジンのトルクはなんと700M!にも達し、ほとんど大型トラックのエンジン並みのトルクになっています。
3L 4気筒ディーゼルターボと3L 6気筒ガソリンターボに搭載されているISGとは、インテグレーテッド・スターター・アンド・ジェネレータの略で、エンジンに直結されているモーターが、発電機と走行用モーターとスターターモーターを兼ねています。
日本車で言えば、マイルドハイブリットと呼ばれるメカニズムになり、特に発進時にモーターがエンジンをアシストします。
《写真提供:response》メルセデスベンツ GLE400d 4MATIC クーペ スポーツ
日本では、ワゴンタイプでは3つのモデルが発売されています。
1)GLE300d 4MATIC 1,040万円〜
2)GLE400d 4MATIC Sports 1,187万円〜
3)GLE450 4MATIC Sports 1,234万円〜
非常に高価なSUVとなりますが、堂々とした巨大な車体に、パワフルなエンジンを搭載したGLEは、大いなる満足をオーナーにもたらすでしょう。
なお、日本仕様のGLEは、超ハイパワーなAMGモデルも含めて全て7人乗り仕様となっていて、ミニバンの様にも使うことが可能です。
■GLS
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLS
メルセデスベンツ究極のSUVがGLSとなります。GLEも巨大なクルマでしたが、GLSはもっと大きなクルマで、全長は5,210mmにも達します。
そんな大きなクルマですから、3列シートのどこに座っても十分なスペースが用意されていて、700Nにも達するエンジンに物を言わせて、長距離を一気に走る、という使い方がベストでしょう。
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLS
GLSには、2種類のエンジンが用意されています。
1)3L 6気筒ディーゼルターボ 330PS/700N
2)4L V型8気筒ガソリンターボ+ISG 489PS/700N+モーター 16KW/250N
ガソリンとディーゼル、どちらも最大トルクが500Nというのが面白いですね!
グレードも2種類が発売されていて、
1)GLS400d 4MATIC 1,318万円〜
2)GLS580 4MATIC Sports 1,693万円〜
となっています。
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLS
流石にこのクラスとなると、最初から豪華装備が全部着いていて、3列シート全てが電動となって、前後に動かすだけではなくて電動で格納までできるシートから、エアサスペンションまで、およそ考えられる豪華装備は全て標準装備となっています。
もちろん、高度運転支援システムも全部標準装備で、アダプティブクルーズコントロールと自動ブレーキを中心としたレーダーセーフパッケージが搭載されています。
全ての乗員が快適に、どこまでも走っていけるSUVが欲しい人は、GLSを真っ先にショッピングリストに加えるべきでしょう。
■Gクラス
SUVというあいまいなジャンルで表現するのが失礼な気がするほどの本格オフローダーが、Gクラスです。
GLEやGLSとの最大の違いは、Gクラスはラダーフレームを持った本格的なオフローダーという所で、モノコックボディのヤワなSUVと一緒にしてはいけません。
先代はベースが軍用車両というガチなオフローダーでしたが、2018年のモデルチェンジでかなり文明的になりました。
それでも、Gクラスは他のモノコックボディのメルセデスベンツSUVとは一線を画すオフロード走破能力をもっており、他の追従をゆるしません。
そんなGクラスですが、現在、新車販売はほぼ行われていません。メルセデスベンツの公式サイトを見ても、「G-Classは在庫僅少につきご購入いただけない場合がございます。
詳しくは近くの正規販売店にお問い合わせください」とわざわざ但し書きが書いてあります。
正規販売店に問い合わせをしても、「国内に在庫はなく、輸入されるかどうかも未定」と言う返事が返ってきます。つまり、新車のGクラスを買うのはほとんど不可能という事で、中古車価格が高騰しているようです。
それでもGクラスが欲しい!という方は、超割高ではありますが中古車を探してみてはいかかでしょうか。
■EQA
《写真提供:response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスベンツ EQA
EQAはメルセデスベンツがEQCに続く第二弾電気自動車として発売したコンパクトSUV。
モダンかつスポーティーにまとめられたボディは、全長4,465mmx全幅1,835mmx全高1,610mmでEQCより一回り小さく、日本の道路環境でも運転しやすい大きさです。
最高出力は140kW(190ps)、最大トルクは370N・m(37.7kgf・m)の高性能パワートレインを搭載し、爽快な走りを実現。
搭載されているリチウムイオンバッテリーは66.5kWhの容量を持ち、WLTCモードで423kmの航続距離を実現させるので、長距離ドライブも安心でしょう。モーターの搭載方法にも工夫が施されており、振動や騒音が伝わりにくいように配慮され、高い静粛性を実現しています。
■EQB
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデス・ベンツ EQB 350 & EQB 250
EQBはメルセデスベンツの電気自動車として、初の3列シートを備えた7人乗りSUV。3列シートならではの多彩なシートアレンジは、ファミリーユースのあらゆる要望に応え、幅広いシーンで活躍します。
EQB 250モデルの最高出力は140kW(190ps)、最大トルクは385N・m(39.3kgf・m)、EQB 350 4MATICモデルでは最高出力が215kW(292ps)、最大トルクは520N・m(53.0kgf・m)で、力強い走りを提供します。
搭載されているリチウムイオンバッテリーの容量は66.5kWhで、EQB 250モデルならWLTCモードで520km、EQB 350 4MATICモデルならの468kmの航続距離なので、長距離にも十分に対応可能です。
■EQC
《写真提供:response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスベンツ EQC のAMGライン(欧州仕様)
EQCはメルセデスベンツが日本にはじめて導入した電気自動車で、全長4,770mmx全幅1,885mmx全高1,625mmのミドルクラス電動SUVです。
ボディサイズはメルセデスベンツのSUVとして中軸を担うGLCに近いですが、フルエレクトリックのパワートレインで力強さと高い静粛性を兼ね備え、他のモデルにはないドライビング体験を可能にしてくれます。
アクセルを踏んだ瞬間から加速するEV車ならではの力強い走りを支えているのは、フロントとリアに1基ずつ搭載された高出力モーターで、2つ合わせた最高出力は300kW(408ps)/4,160rpm、最大トルクは765N・m(78.0kgf・m)/0~3,560rpm。低・中負荷時はフロントモーターが単独で走行し、よりパワーを必要とするときにはリアモーターと4MATICが力強い加速を提供します。
チャージは、普通充電(AC200V)と急速充電(CHAdeMO)の2種類に対応した充電システムを搭載。自宅の充電ユニットを利用する普通充電だけでなく、高速道路のサービスエリアなどに設置されている充電器での急速充電も可能です。
長く伸びたルーフラインと低いウエストラインが結合する優美なエクステリアは、流麗かつ独創的な雰囲気を醸し出しており、EVの先進性を表現するSUVとなっています。
ベンツSUVを用途別で選ぶ
メルセデスベンツのSUVは豊富にラインアップされているため、自分の用途にピッタリあった車種を見つけるのが大変かもしれません。そこで用途別のおすすめのSUVをピックアップしました。
■ファミリー層におすすめのベンツSUV
《写真提供:response》〈写真提供 メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ GLB200d
ファミリー層におすすめなベンツのSUVは、コンパクトでスクエアなフォルムが印象的な「GLB」です。
小さな子どもがいる家族にとって、使い勝手のいい車の条件に「3列シート」をあげる方は少なくありませんが、GLBはまさに3列シートを装備したモデル。コンパクトで扱いやすいサイズであり、2列目シートは前方にスライドするので乗降もスムーズです。
フルタイム四輪駆動4MATICと先進のパワートレインからくる高い走破性で、オフロードでも力を発揮し、家族でのスポーツやレジャーにおすすめです。
■アウトドアにおすすめのベンツSUV
《写真提供:response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスベンツ Gクラス の2022年型
よりハードなアウトドアにおすすめなSUVとなると、最強クラスのオフロード性能を持つ「Gクラス」がおすすめです。
ラダーフレームを持つ本格的なオフローダー車で、もはやSUVというカテゴリーを超越するほどの逞しい走破性を持っています。
スクエアで個性的なフォルムとアイコニックな造形、同じくスクエアでワイドな造形を持ったダッシュボードなど、統一感のあるモダンで上質な雰囲気を醸し出します。
過酷なオフロードでも十分な安らぎを提供できる広さを実現しており、アウトドアに必要な荷物を載せるのにもまったく困りません。
■街乗り(普段使い)におすすめなベンツSUV
《写真提供:response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GLA45 S 4MATIC+ 新型
街乗り(普段使い)におすすめなSUVは「AMG GLA 45 S 4MATIC+」です。オンロードのドライビング性能に優れ、スポーティーな走りを提供するオールラウンダーSUVです。
GLA自体はAクラスをベースとしているコンパクトクロスオーバーですが、エンジンには2.0Lクラスで世界最大の出力を持つ2.0L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載しており、外観に見合わないパワフルさが魅力。
さらに走行状況とドライバーの意思に応じるトルクベクタリングを備え、さまざまな路面に対応して毎日の都市走行を快適に支えます。
まとめ
メルセデスベンツのSUVラインアップ、いかがでしたか?セダンのイメージがつよいメルセデスベンツも、いつの間にかSUVのラインアップが充実していて驚かれたのではないでしょうか?
次のクルマに、メルセデスベンツのSUVを検討してみてもいいかもしれません。
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メルセデスベンツのSUVに関するFAQ
■メルセデスベンツのSUVって、みんな高額車なの?
GLS400d 4MATICが1318万円、GLE300d 4MATICが1040万円と、なかなかのお値段がするメルセデスベンツのSUV。確かに、お高いですね。
でも、GLAであればGLA180が521万円~と、頑張ればなんとかなるかも!?という価格にぐっと下がってきます。
また、メルセデスベンツ認定中古車等の「中古車」という選択肢もあります。メルセデスベンツのSUVがどうしても欲しいのならば、そちらを探してもいいかも!ですね。
■メルセデスベンツのSUV、もっと高性能なモデルはないの?
大丈夫です。全てのSUVモデルにMercedes-AMGモデルがラインアップされています。Mercedes-AMGモデルには専用の高出力エンジンが搭載されており、足回りも専用サスペンションが搭載されていて、スポーティな走りが楽しめます。ノーマルモデルでは我慢できない!という人は、ぜひMercedes-AMGモデルを試してみてください。