EveryGoデリバリーとは

EveryGoデリバリーは、自動車・バイクメーカーのホンダが事業運営するデリバリー業を行う方向けのバイクのサブスクサービスです。
サービス開始当初は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の関東エリアのみで展開していましたが、2024年10月7日より、関西エリア(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県の一部地域)でもサービス提供が開始されました。これを記念して、2024年10月7日から10月31日まで関西エリア居住かつ新規申込みのユーザーに対して「関西限定5,000円割引キャンペーン」が開催されています。
原付免許・各種自動二輪免許・普通運転免許のいずれかを所持し、クレジットカードがあれば誰でも登録可能で、最短1ヶ月・月額14,500円(税込)から気軽にバイクを利用できるのが特徴です。
バイクでデリバリー業務を試してみたいけど、いきなり高額なお金を出してバイクを購入するのは不安と考えている方にとって、短期間かつ少額で気軽にバイクのデリバリーが試せるとのことで、今注目を浴びています。
EveryGoデリバリーの特徴6つ

EveryGoデリバリーは、これからデリバリー業務を始める方や、すでに自転車でデリバリー業務をしている方からの乗り換え用サブスクバイクとして好評を得ている特徴が6つあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
■1.充実のバイクラインアップ
EveryGoデリバリーは、ホンダのバイクラインアップの中から、デリバリー業務に使用しやすいスクータータイプのバイクを多数そろえています。
原付免許や普通免許で乗れる原付1種のスクーターは2車種、小型限定普通二輪免許で乗れる原付2種のスクーターは3車種の合計5車種で、また、ガソリンを消費しないEVバイクも4車種(原付1種:3車種、原付2種:1車種)用意されています。
とくにEVバイクのBENLY e:シリーズやGYRO CANOPY e:は、フロントにかごやリヤにボックスが搭載できるデリバリー業務に特化した仕様となっています。
また、ガソリンエンジンのスクーターは、デリバリー業務だけでなく普段乗りにも使えるタイプなので、試しにちょっとだけスクーターを利用してみたいという方にもオススメです。
バイクラインアップ車種一覧
免許区分 | 排気量 | 原動機 | 車名 | 月額料金(税込) |
原付1種 | 50cc | エンジン | TACT | 14,500円~ |
原付1種 | 50cc | エンジン | Dunk | 14,500円~ |
原付2種 | 110cc | エンジン | Dio110 | 21,500円~ |
原付2種 | 125cc | エンジン | LEAD125 | 21,500円~ |
原付2種 | 125cc | エンジン | PCX | 21,500円~ |
原付1種 | - | モーター | EM1 e: | 17,500円~ |
原付1種 | - | モーター | BENLY e: I | 19,500円~ |
原付1種 | - | モーター | GYRO CANOPY e: | 29,500円~ |
原付2種 | - | モーター | BENLY e: II | 24,500円~ |
■2.選べる3つの料金プラン
EveryGoデリバリーは、車種と走行距離で毎月の利用額が決まるシンプルな料金プランで、走行距離に関しては「エントリー」「スタンダード」「プロ」と3つの料金プランを設定し、バイクの月間走行距離に応じたお得なプランが選べるようになっています。
月額14,500円~(税込)の50ccである「TACT」を例に、月間走行距離がどれくらいならどのプランがお得なのかを、以下の一覧表にまとめました。
プラン名 | 無料走行距離 | 月額料金(税込) | お得になる毎月の走行距離 |
エントリー | 0km | 14,500円 | 200km以内 |
スタンダード | 700km | 17,500円 | 201~700km以内 |
プロ | 2,000km | 32,500円 | 701~2,000km以上 |
EveryGoデリバリーは、超過距離料金として100kmごとに1,500円が設定されているため、それぞれの料金プランにおいて、お得になる毎月の走行距離が上記の表に記載した数字になります。
そのため、TACTの月額料金14,500円~(税込)は1ヶ月間まったく走行しなかった場合の金額です。サブスクすれば乗らないということはないと思うので、実際の最安料金は14,500円+1,500円の16,000円(税込)になることを理解しておきましょう。
■3.EVバイクなら走行距離が無制限で追加料金なし
EveryGoデリバリーは、先述のように走行距離が多くなれば月額料金も上がりますが、原動機がモーターのEVバイクなら車種に関係なく、走行距離が無制限で超過距離料金の追加がありません。そのため、毎月たくさん走る方ならEVバイクの選択がお得になります。
例えば、同じ原付1種扱いのガソリンエンジン「TACT」および「Dunk」と、EVバイク「EM1 e:」で比較した場合、以下のようになります。
・月間走行距離が0~200km以内:「TACT」および「Dunk」の方が1,500円~3,000円お得
・201~700km以内:同額
・701km以上:「EM1 e:」の方が1,500円~15,000円お得
このことから、毎月701km以上走行するなら、走行距離無制限で追加料金がないEVバイクがオススメです。また、EVバイクなら自宅をはじめ、コンセントがあるところならどこでも充電ができるメリットも。
2024年10月現在、EVバイクは東京23区のみのサービス展開となっていますので、対象エリアにお住まいの方は検討してみましょう。
■4.ホンダ公式サービスのサポートがすべてセットのお得な料金
EveryGoデリバリーの月額料金は、バイク本体のサブスク以外にオイルなどの消耗品交換やメンテナンスなど、ホンダ公式サービスのサポートがすべてセットになっているのでお得です。デリバリー業務は走行距離が多くなるため、定期メンテナンスや消耗品交換を無料で行ってくれるのは大変助かります。
また、24時間365日メンテナンス店まで無料搬送してくれる「車両搬送サービス」や、ガス欠・バッテリー上がりに対応してくれる「緊急時応急対応サービス」、24時間365日事故発生時の対応をサポートしてくれる「事故受付センター」も利用可能です。
さらに、万一の事故の備えとなる任意保険料も月額料金に含まれているので、安心してデリバリー業務が行えます。
【任意保険】
対人補償 | 1名につき無制限(免責0円) |
対物補償 | 1事故につき無制限(免責0円) |
人身傷害 | 1名につき3,000万円まで ※搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含む)につき、 運転者の過失割合に関わらず、損害額が補償されます。 (限度額3,000万円:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施) |
【消耗品交換内容】※契約するバイクにより対象となる消耗品は異なる
- エンジンオイル
- タイヤ
- ベルト
- ブレーキパッド
- 点火プラグ
- エアークリーナー
- ブレーキ液
- ブレーキフルード
■5.保険・メンテナンス込みの料金で充実サポート
デリバリー業務は、走行距離が多くなるため、交通事故に遭う可能性が高くなります。EveryGoデリバリーなら、月々2,200円で加入できる「安心サポートパック」をオプションで加入することで、万が一の事故に備えられるのはもちろん、車両盗難や当て逃げ・車上荒らしに遭っても実質負担なしで対応してもらえるので安心です。
【安心サポートパックの補償内容】
内容 | 安心サポートパック未加入 | 安心サポートパック加入 |
自損事故 | 自走不可5万円/自走可3万円 | 実費負担なし |
物損事故 | 自走不可5万円/自走可3万円 | 実費負担なし |
人身事故 | 自走不可5万円/自走可3万円 | 実費負担なし |
車両盗難 | 自走不可5万円/自走可3万円 | 実費負担なし |
当て逃げ・車上荒らし | 自走不可5万円/自走可3万円 | 実費負担なし |
■6.Webで簡単申込み
EveryGoデリバリーは、公式サイトからWebで簡単に申込みできます。免許証とクレジットカードを用意すれば、いつでもどこでもスマホやパソコンから申込めるので便利です。さらに、バイクは無料で自宅に届けてくれて、利用を終了したい場合もWebでできます。
EveryGoデリバリーの口コミ・評判について

ここでは、実際にEveryGoデリバリーのバイクサブスクサービスを利用した方々の口コミ・評判について紹介します。
東京は坂道がとても多く、自転車だとなかなかきつい所がある。自転車よりバイクの方が圧倒的に体力面で楽
単価が自転車と違うというのは噂で聞いていたが、実際やってみて、単価が高くなり稼ぐ効率が良くなった。自転車のときは結構辛くてサボることもあったので、働く時間も長くなった
バイクを購入して、元が取れるかどうかわからなかった。また、レンタルだと気楽にバイクを扱える
普段ネットでしか買い物しないので、サブスクで家に届けてくれるのが楽でよかった。バイクを買ったこともないし、こだわりもないから、ショップに見に行って当たりはずれのある中古を買うよりHondaが整備したバイクのほうが絶対安心
フリーランスでライターをしていて、気分転換や運動を兼ねて自転車でフードデリバリーを始めました。やってみると、どうせやるなら同じ時間でもっと稼ぎたいなとバイクを検討。購入も考えましたが、いつまで続けるかわからないし、サブスクだと一括で経費で落とせる点がいい
EveryGoデリバリーのバイクサブスクを利用してデリバリー業務をすると、多くのメリットがあることがわかりました。“自転車に比べて体力を使わないので疲れない”、“坂道が多いエリアも苦にならない”ため行動範囲が広がり、収入アップにもつながるとのこと。
さらに、“初期投資にまとまったお金を用意する必要がない”、“デリバリー業務が続けられなくなっても気軽にやめられる”、“消耗品交換やメンテナンス費用も込々だから安心”、“経費を一括で落とせるのが楽”といった意見もありました。
EveryGoデリバリーで自転車からバイクに切り替えて収入アップ

EveryGoデリバリーのバイクサブスクを利用して、自転車からバイクに切り替えるとどれくらい収入がアップするのか見てみましょう。
【1日あたりの報酬アップ率(金額は平均)】
自転車 | 11,143円 |
バイク | 15,857円 |
報酬アップ率 | +43% |
【1ヶ月あたりの報酬変化(イメージ)】※勤務時間は週4日×4時間として
自転車配達 | バイク配達 | |
報酬/週 | 20,000円 | 28,000円 |
報酬/月 | 80,000円 | 112,000円 |
バイク配達なら、自転車配達に比べて、1ヶ月あたり32,000円の報酬アップが見込めます。ここから、EveryGoデリバリーのバイクサブスク費用20,000円(サブスク月額料金17,500円+ガソリン代2,500円想定)を差し引いても12,000円の報酬アップが見込めます。
EveryGoデリバリーの利用がオススメな人

EveryGoデリバリーの特徴やメリットから、利用がオススメな人について解説します。
■これからデリバリーの仕事を始める人
これからデリバリーを始める人にとってEveryGoデリバリーはオススメです。デリバリー業務は、初期費用が安くガソリン代もかからない自転車でも十分こなせますが、バイクを使った方が体力面で楽に行えます。
バイクは自転車よりも高価なため、費用面での負担が大きくなりますが、EveryGoデリバリーなら毎月1万円台からの定額で利用できるうえ、万一あまり稼げなくて続けられなくなった場合、すぐに利用を停止すれば費用負担もなくなるので、初めてデリバリー業務を行う人でも気軽にバイクで始められます。
■自転車からバイクに乗り換えを考えている人
今行っているデリバリー業務を、自転車からバイクに乗り換えたいと考えている人にもEveryGoデリバリーはオススメです。初期費用がかからず、利用した月だけ費用が発生するバイクサブスクなので、やっぱり自転車の方が良かったと思えば、すぐに自転車に切り替えることができて損失もほとんど出ずに済みます。
■バイクの維持管理を楽にしたい人
バイクは購入して所有した場合、オイルをはじめタイヤや点火プラグ、ベルトなど交換する消耗品が多数あるため、修理や点検などのメンテナンスが必要になります。また、毎年かかる税金や保険料の支払いも自分で行う必要があるため、これらに対して不安や面倒を感じる方もいるでしょう。
EveryGoデリバリーなら、ホンダ公式サービスのサポートによって、これらのバイクメンテナンスはすべて任せられるうえ、税金や保険料も月額料金に含まれているため、支払い時期をいちいち管理する必要もありません。EveryGoデリバリーは、バイクの維持管理を楽にしたい人にとってもオススメです。
■今よりもデリバリー業務で報酬をアップさせたい人
現在、自転車でデリバリー業務をして稼いでいる報酬をアップさせたいなら、EveryGoデリバリーはオススメです。これは、前述したEveryGoデリバリーで自転車からバイクに切り替えたこことでの収入アップ例でも理解していただけたと思いますが、自転車よりも行動範囲が広くなり、配達できる件数が増やせるためです。
月々の費用はかかりますが、その分を差し引いても報酬がアップする可能性があります。万一、思うように報酬がアップしない場合、いつでも利用停止ができるので、リスクを最小限に抑えられる点でもオススメです。
■経費計上を楽にしたい人
バイクを現金一括やローンで購入した場合、バイクの本体代をはじめ、その後の消耗品交換やメンテナンス費用、保険料などを個別に経費計上しないといけないので面倒です。その点、EveryGoデリバリーなら、すべて月額料金にコミコミなので経費計上が一括にできるため楽になります。
まとめ

EveryGoデリバリーは、これからデリバリー業務を始めてみたい方から体力的に楽にデリバリー業務をしたい方、自転車よりも収入をアップさせたい方、経費計上を楽にしたい方などにオススメのバイクサブスクサービスであることがわかりました。
購入と違って毎月定額のサブスクサービスのため、まとまった費用を必要とせず、バイクに乗りたいと思ったらすぐに利用できます。申込みもWebで簡単なうえ、自宅まで無料でバイクを届けてくれるので、購入よりもハードルが低い点もうれしいポイントです。
デリバリー業務にバイクを使いたいと考えている方をはじめ、今すぐバイクに乗りたい、試しにちょっとだけバイクに乗ってみたいと考えている方は、今すぐEveryGoデリバリーに無料会員登録して申込んでみましょう。
EveryGoデリバリーについてよくある質問

■リースとは何が違いますか?
リースの場合、数年単位での契約が一般的で、中途解約した場合、相当の金額の解約金が発生します。一方、EveryGoデリバリーは契約が1ヶ月単位であり、いつ利用を停止しても解約金が発生しません。また、リース契約には審査がありますが、EveryGoデリバリーはクレジットカードがあれば利用可能です。
■バイクを傷つけた場合は実費で修理が必要ですか?
バイクに傷をつけてしまった場合は、程度に関わらず必ずEveryGoデリバリー事務局に連絡しましょう。申告内容を事務局が確認し、その後の対応について連絡がきます。利用中の万一の事故に備えるために、月額税込2,200円で加入できる「安心サポートパック」のオプションをつけておけば、当て逃げ・車上荒らしなど自己負担なしで補償してくれます。