トップへ戻る

燃費と動力性能対決!セレナe-POWER VS ステップワゴンスパーダHV

燃費と動力性能対決!セレナe-POWER VS ステップワゴンスパーダHV

「セレナ」に、ついに”e-POWER”が登場し、「プロパイロット」で大人気となった昨年のデビュー直後同様に、ライバルのミニバン勢との差を一気に広げる可能性があります。そこで、特に価格帯の近い「ステップワゴンスパーダハイブリッド」を中心に、燃費、動力性能、そして価格や装備を比較してみることにました。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ついに登場したe-POWER

2017年にフルモデルチェンジされた「セレナ」が、クラストップの販売台数トップの座をトヨタの「ヴォクシー」から奪取する大ヒットとなった要因は、高速道路単一車線自動運転システムの「プロパイロット」の設定でした。

そして今回、満を期して登場したのが、「e-POWER」搭載モデルです。

2017年に「e-POWER」を搭載した「ノート」は発売以来大ヒットを続け、2018年2月度にも「プリウス」を抑え、登録乗用車販売台数№1の座を奪取しています。

「セレナ 」もこの勢いをかりて、一度は記録した「ノート」との1.2位独占を狙っているのです。

シリーズ方式vsパラレル方式、ハイブリッドシステムの違い

ステップワゴンスパーダハイブリッド

「セレナe-POWER 」も「ステップワゴンスパーダハイブリッド」の違いはそのシステムにあります。

「ステップワゴンスパーダハイブリッド」に採用される「SPORT HYBRID i-MMD」は、パラレル方式(並列方式)と呼ばれ、エンジンとモーターの両方を車両の駆動に使用する方式です。
トヨタを始め、一般的にハイブリッド車と呼ばれる車種にはこの方式が用いられています。

それに対して、「セレナe-POWER 」に持ち入れられているのが、シリーズ方式(直列方式)と呼ばれ、エンジンを発電のみに使用し、モーターを車軸の駆動と回生のみに使用します。そのため走行ではEVと変わらず、日産では、充電を必要としない新しい EVだとしています。

では、もう少し詳し2車のシステムの仕組みと、そのメリットデメリットを比較してみましょう。

■100%電動で走る「e-POWER」

セレナe-POWER電制シフト

セレナe-POWER

通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま電力だけで静かに発進し、バッテリーの残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電を行ないます。

また、急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターによって、加速します。

さらに、減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を高電圧バッテリーに充電することで、 EVのように外部電力からの充電は不要になり、ガソリンエンジン車やハイブリッド車と同様、ガソリンの給油のみで走行することが可能です。

■マナーモードとチャージモードでよりEVらしさを

また、新感覚の走行モード「e-POWER Drive」により、アクセルペダルの踏み戻しだけで、加速から減速までを楽に行なえ、ワンペダル感覚の運転を楽しむことが可能です。

新たに、バッテリー単独での走行を行う「マナーモード」と、バッテリー単独走行時に事前に充電を行う「チャージモード」が追加設定されました。

なお、シリーズ方式ハイブリッドの苦手とするストップ・アンド・ゴーが少なくエネルギーの回生が少ない場面や、エンジンの直接駆動方式が得意とする高速巡航では、通常のハイブリッドシステムやクリーンディーゼル車に比べ、燃費面で不利になりやすいという弱点があります。

セレナe-POWER

(走行用モーター)
最高出力 100kW[ 136PS ]
最大トルク 320N・m[ 32.6kgf・m ]
(発電用エンジン)
最高出力 62kW[84PS ]/6,000rpm
最大トルク 103N・m[10.5kgf・m ] / 3200-5200rpm
JC08モード燃費率:26.2㎞/L

強力なパワーと低燃費の「SPORT HYBRID i-MMD」

2.0Lの直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンに、2基のモーターを組み合わせ、モーターの間に設置されたクラッチを高速巡航時のみに繋いでモーターでの駆動をアシストするというシステム。

モーターがエンジンのサポートをするハイブリッドとは逆のスタイルとなっています。特にエンジンでの駆動を高速巡航時のみに限定した結果、複雑な多段トランスミッションは不要となり、シリーズ型とパラレル型の良い所を兼ね備えた低燃費ハイブリッドシステムとなっていて、e-POWER が苦手な高速巡航時の燃費も、WLTCモードを見ると、市街地走行と比べて、落ち込みが少ないないのがわかります。


ステップワゴンスパーダハイブリッド

(走行用モーター)
最高出力 135kW[ 184PS ]/ 5,000 - 6,000 rpm
最大トルク 315N・m[ 32.1kgf・m ] / 0-2,000 rpm
(エンジン)
最高出力 107kW[ 145PS ] / 6,200 rpm
最大トルク 175N・m[ 17.8kgf・m ]/ 4,000rpm

JC08モード燃費率:25.0㎞/L
WLTCモード燃費率:20.0㎞/L
市街地モード:18.8㎞/L
郊外モード:21.7㎞/L
高速道路モード:19.5㎞/L

まとめ

実は、今回の執筆にあたっては、話題性の大きい「セレナe-POWER 」が登場したため、価格帯の近い「ステップワゴンスパーダハイブリッド」と比較して、e-POWERのメリットを盛り上げてみようという魂胆でしたが、改めて「SPORT HYBRID i-MMD」を検証すると、市街地走行ではe-POWER以上のモーターパワーでEV走行が可能で、高速走行ではエンジンがモーターをアシストしてさらなるパワーを与え、しかも燃費でもe-POWERに僅差まで迫るなど、「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した「ステップワゴンスパーダハイブリッド」の良さを再認識してしまいました。

パワーで圧倒する「ステップワゴンスパーダハイブリッド」に対抗するには、わずかな燃費の差と、だれもが初体験のワンペダル感覚の運転ですが、コンパクトハッチの「ノートe-POWER 」のような過敏な改正ブレーキや加速感はあえて押さえているため、どれだけのメリットを感じられるかが問題となりそうです。

Googleでカーナリズムをフォロー!

カーナリズムをGoogleで優先するソースとして追加(新しいタブで開きます)
  • カービュー査定

❄ スタッドレスタイヤの準備はお済みですか?

レスポンス・カーナリズムと同じイードが運営するタイヤ通販「CARTUNEタイヤ」。1本から購入でき、取付店への直送もOK。サイズを選んで在庫と価格をチェック。

CARTUNEタイヤでサイズ・メーカーから探す ▶

関連する投稿


セレナのインチアップ・インチダウンとスタッドレスのサイズ選び【2026年】

セレナのインチアップ・インチダウンとスタッドレスのサイズ選び【2026年】

日産セレナの純正タイヤ・ホイールサイズは世代とグレードで異なります。日産公式情報をもとに世代別サイズの見分け方、インチアップ・インチダウンで確認すべきポイント、スタッドレス選びの考え方、よくある疑問まで詳しくまとめました。


【2026年】ミニバン人気おすすめ車種15選!サイズ別の選び方とメリット・買い方を徹底解説

【2026年】ミニバン人気おすすめ車種15選!サイズ別の選び方とメリット・買い方を徹底解説

家族が増えたり、趣味の道具をたくさん積んで出かけたいと考えたりしたとき、真っ先に候補に挙がるのが「ミニバン」ではないでしょうか。各自動車メーカーからは魅力的なミニバンが数多く販売されており、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。この記事では、最新のトレンドや実際の使い勝手を踏まえた上で、本当におすすめできるミニバンをサイズ別に厳選して紹介します。


日産 新型「セレナ」発表!新たな5人乗りモデル「マルチボックス」やカスタムモデル「オーテックライン」も登場

日産 新型「セレナ」発表!新たな5人乗りモデル「マルチボックス」やカスタムモデル「オーテックライン」も登場

日産は2025年12月18日に、Mクラスミニバン「セレナ」のマイナーチェンジモデルを発表しました。実際の販売は、2026年2月中旬より実施される予定です。


【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2026~2027年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2026年から2027年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2026年10月26日更新)


ホンダ新型「ステップワゴン」発表!新モデルに加え、新色や便利な機能も追加

ホンダ新型「ステップワゴン」発表!新モデルに加え、新色や便利な機能も追加

ホンダは2025年5月15日、ミニバン「ステップ ワゴン(STEP WGN)」の一部改良モデルと新グレード「エアー イーエックス(AIR EX)」及び「e:HEV スパーダ プレミアムライン ブラック エディション(e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION)」を発表。発表翌日の5月16日より、全国のHonda Carsにて販売を開始しています。


最新の投稿


スライドドアの軽自動車は?メーカー別の現行モデル一覧【2026年】

スライドドアの軽自動車は?メーカー別の現行モデル一覧【2026年】

子どもを抱っこしたまま乗せ降ろしでき、狭い駐車場でも隣の車にドアをぶつける心配が少ないのがスライドドアの軽自動車です。ただ、いざ選ぼうとすると車種が多く、どれに電動のドアが付くのか迷いますよね。スライドドアの軽自動車は背の高さで3つのタイプに分かれ、電動のドアが片側か両側かはグレードで変わります。タイプで候補を絞ってから、電動ドアの側と価格を比べるのが近道です。この記事では、スライドドアの軽自動車のメーカー別の一覧と価格の安い順、同じ車の別名、選び方について解説します。


ミドルサイズSUVはどれがいい?国産16台の燃費ランキング【2026年】

ミドルサイズSUVはどれがいい?国産16台の燃費ランキング【2026年】

コンパクトSUVでは家族や荷物を乗せるのに少し狭い。でも、大きすぎるSUVは運転や駐車が不安ですよね。ちょうど中間のミドルサイズSUVは車種が多く、どれがいいか迷っていませんか?ミドルサイズSUVは、何を優先するかを先に決めると候補がぐっと絞れます。燃費ならハイブリッド、ときどき7人で乗るなら3列シートを選べる車、予算を抑えたいならガソリン車やマイルドハイブリッドの車から見ていくのがおすすめです。この記事では、国産ミドルサイズSUVの一覧と燃費ランキング、使い方別のおすすめ、選び方について解説します。


車内が広いコンパクトカーは?室内の広さランキングとおすすめ【2026年】

車内が広いコンパクトカーは?室内の広さランキングとおすすめ【2026年】

家族を乗せたり荷物を積んだりするので、小さめの車でも車内は広いほうがいいですよね。ただ、コンパクトカーは見た目が似ていて、どれが広いのか分かりにくくありませんか?新車で買える国産のコンパクトカー12台。この記事では、12台の室内の広さランキングと各車の特徴、室内の広いコンパクトSUV、車内の広さの見方について解説します。


シトロエン「C3」に74台限定のフレンチタッチ! トリコロールの装いと前後ドラレコで387万円

シトロエン「C3」に74台限定のフレンチタッチ! トリコロールの装いと前後ドラレコで387万円

ステランティスジャパンは2026年10月22日、シトロエン「C3 MAXハイブリッド」の限定車「フレンチタッチ」を発売しました。フランス国旗をモチーフにした装飾と、フロント4K録画対応の前後ドライブレコーダーを採用。青と赤の2色、計74台限定で、価格は387万円です。


ルノー「5(サンク)」が日本上陸へ! 名車の面影を受け継ぐ小さなEV、航続405kmで11月発売

ルノー「5(サンク)」が日本上陸へ! 名車の面影を受け継ぐ小さなEV、航続405kmで11月発売

ルノー・ジャポンは2026年10月22日、コンパクトEV「5(サンク)」を11月19日に発売すると発表しました。初代を現代的に再解釈したデザインに、150PSのモーターと52kWhのバッテリーを搭載。ルノーブランドとして、日本へ初めて正規導入する電気自動車です。