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新型RAV4の発売を待つべき3つの理由

新型RAV4の発売を待つべき3つの理由

3月30日から開催されたニューヨーク国際自動車ショーにおいて、新型RAV4を世界初披露しました。その斬新なスタイルや先進技術を見ると、今SUVの購入を検討している人にとっては、一年後と言われる日本での発売を待つかどうか悩みどころです。そこで、新型RAV4の発売までSUVの購入を待ったほうが良い理由を選んでみました。

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SUVのライバルたちを買わずに新型RAV4を待つ理由とは?

マツダCX-5

新型RAV4のサイズと搭載されるパワーユニット、そして予想される価格帯を考えると、国内において競合するのはマツダのCX-5と発売されたばかりの三菱のエクリプスクロス、そしてRAV4と同じくニューヨークショーでワールドプレミアされたスバルのフォレスターとなるはずです。

これらの人気車種を買わずに新型RAV4を待つべき理由はあるのでしょうか?

理由その1:スタイリッシュなだけじゃない、SUVらしい「力強さ」も融合したスタイリング

現在、国内で販売されている日本製のSUVと比べると、トヨタではC-HRやハリアーよりもアグレシップで、競合するライバルの中ではフォレスターやエクリプスクロス寄りの、SUV色が強めのデザインとなっています。リリースされて画像を見ても大自然と溶け込むイメージが前面に展開されており、いかにも「悪路を走るぞ!」という印象を与えます。

地上高の高さを強調

全体のデザインはオーソドックスなもので、C-HRやエクリプスクロスのようなクーペ形状はとっておらず、フロントデザインに個性を凝縮しています。「オクタゴン(八角形)」をモチーフにしたそのフロントデザインは、分厚く迫力がありながらも、オシャレ感もわすれない絶妙なさじ加減といえます。

また、黒色に統一したボディ下部や多角形状のホイールアーチにより、地上高の高さを強調しているのも、これまでのRAV4とは違うぞ!という主張を非常にわかりやすくアピールしています。

このスタイリングだけでも、2019年春頃とされる新型RAV4の発売まで、SUVの購入を待つ理由となるはずです。

理由その2:上質感を高めたインテリアと広い室内スペース

インテリアでは、本格SUVを想起させる機能性と上質感の実現を目指し、快適かつ安心な空間を実現。SUVらしさを感じる機能性に基づいたメリハリのある構成とし、エクステリアと同様、多角形をモチーフにした造形を随所にあしらうことで、統一感と遊び心を表現しています。

このあたりはさすがトヨタという造りこみで、機能性を重要視する傾向のSUVのインテリアの中では、図抜けた商品力を感じます。

そのほか、サイドミラー搭載位置の最適化やリヤクオーターガラスの拡大、後方の可視範囲を広げるデジタルインナーミラーの初採用、6:4分割可倒式リヤシートの採用やクラストップのラゲージスペース確保など、使い勝手の良い荷室空間も実現しています。

ワイドボディで室内空間はCX-5以上

ボディサイズを見るとCX-5とほぼ同等、エクリプスクロスよりやや大きめというサイズ。特にホイールベースは1センチCX-5の方が長いのですが、車幅と全長はCX-5よりも広いことから、居住スペースやラゲッジスペースも上回っていると考えられます。

クラス最高の評価を受けるCX-5の居住性能を超えるとなれば、発売まで待つ理由となっても不思議ではありません。

理由その3:ダイナミックフォースエンジンにダイレクトシフト8AT、そして新4WDも

ダイナミックフォースエンジン

新型RAV4の目玉となるのがパワートレーンです。

直列4気筒直噴エンジン2.5Lの「ダイナミック・フォースエンジン」、8速トランスミッション「ダイレクトシフト-8AT」、そして2.5Lハイブリッドシステム(THSⅡ)を設定。レスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上およびトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させています。

また、ガソリン車の上級グレードには、新開発の4WDシステム、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタで初めて採用。コーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮します。

また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載しています。


ハイブリッド車には、「新型E-Four」

さらに、ハイブリッド車には、「新型E-Four」をトヨタ車で初めて採用。後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現しています。

都市型クロスオーバーSUVのC-HRとは異なり、パワーユニットや4WDシステムをパワフルで操作感を楽しめる機構にこだわった新型RAV4は、トヨタにこれまでなかったメカニズム満載で、登場まで待つ理由になるでしょう。

その他、最新の予防安全システムや先進マルチメディア機能も、現時点では魅力ある新型RAV4ですが、これらの機能は一年でかなり向上するので、発売される頃にどのような評価になるのか想像しにくいので、今回の理由には上げていません。

まとめ

SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WDが開発コンセプトとなったRAV4。2WDでも十分というクロスオーバーSUVの開祖であったこれまでから、180度の方向転換したこのコンセプトをきくだけでも「もうすこし待ってみようか」という気になります。

新型RAV4はアメリカでは2018年末(ハイブリッドは2019年年初)から、日本では2019年春頃の発売が予定されているので、ちょうど一年後となる発売を首を長くして待ってみましょう。

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