6代目となる新型RAV4世界初公開
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ RAV4 新型(CORE)
タイプのクロスオーバーSUVとして登場。当時としては画期的なモデルでしたが、現在ではこの方式が主流となっており、時代を切り開いたクルマでもあります。
現行モデルは、2018年に公開され、2019年から導入が始まった5代目。RAV4独自の魅力をさらに高めるべく、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)」というコンセプトのもと、新たなライフスタイルを切り拓くきっかけとなるクルマを目指し開発されたモデルです。
そんなRAV4のフルモデルチェンジを遂げた6代目となる新型RAV4が、2025年5月21日に世界初公開されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ RAV4 新型(CORE)
開発コンセプトは「Life is an Adventure」。だれもがRAV4でそれぞれのアクティブな生活を楽しむことができることが目指されているといいます。
ボディサイズは、そのままに、荷室容量を従来の733Lから749Lに拡大。リヤシート折りたたみ時の角度をさらにフラットにすることで、長尺物の収納性も向上しています。
パワートレインは、PHEV(プラグインハイブリッド)とHEV(ハイブリッド)の2種類をラインアップ。PHEVには、トヨタ初搭載となる最新の第6世代ハイブリッドシステムをベースに、大容量の駆動用バッテリーや高出力充電器対応を組み合わせた、新開発のプラグインハイブリッドシステムを採用しています。
この新開発の新開発のプラグインハイブリッドシステムでは、フロントアクスルへのシリコンカーバイド半導体採用等により、小型・高効率化を実現。駆動伝達系では損失低減を図ることで燃費を向上したことに加えて、電池の大容量化でEV航続距離を従来の95kmから150kmまで延伸。
また、最新のハイブリッドシステムと電動ブレーキシステムを組み合わせて搭載し、モーター出力は12%向上、RAV4らしい高い走破性を実現しています。
さらに、V2H(ビークルtoホーム)にも対応し利便性を向上したほか、DC急速充電も追加し、約30分で満充電の80%まで充電が可能となりました。
ハイブリッドモデルにももちろん改良は加わっており、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、電池等の改良を行うことで、モーターの出力を向上し、シームレスな加速感に加え、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスを実現しています。
エクステリアは、「Big Foot(大径タイヤを強調)」「Lift-up(高い走破性を想起) 」「Utility(使いやすい荷室空間)」をポイントとしてデザイン。この3つの要素で「どこへでも行けそう」なRAV4らしさを表現しています。
インテリアは、インストルメントパネル上面を約40mm低く配置し、見晴らしの良い視界を確保することで、運転しやすさを実現したほか、スマートフォンとの多彩な連携に応えるデジタルデバイスの進化と最適配置を行うなど、SUVの機能性をベースに、ユーザーの使いやすさやエンターテインメント体験を可能にする空間を構築しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ RAV4 新型(CORE)
そんな新型RAV4には、「CORE」「ADVENTURE」といった個性の異なる3つのスタイルが用意されます。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ RAV4 新型、左からGR SPORT、CORE、Adventure
「CORE」は、街中で目を引く、洗練されたデザインに仕上がっており、ボディ全体の塊で構成された「SUVハンマーヘッド」の採用によりタフさを表現したほか、バンパー一体グリルで先進感と強さを立体的に表現しています。
「ADVENTURE」は、冒険心をさらに掻き立てるラギッド感(武骨さ)を強調したモデルで、ワイドトレッド化と、専用ホイール・アーチモール、シンプルな造形ながら縦比率の高い大型グリルを採用することで、SUVらしい力強さを実現したほか、ハンマーヘッドのノーズピークを高く設定することでオフロード感の強いプロポーションを強調しています。
「GR SPORT」は、モータースポーツの知見を活かし、機能美を追求したデザインや足回りのチューニング、ボディの剛性を強化。市街地やハイウェイ、ワインディングなど様々な道で安心して操れ、走る楽しさを味わえるスポーティなモデルとなっています。
フロントデザインは、進化したFunctional MATRIXグリルを採用し、他のGRモデルと共通を持たせているほか、空力性能を高める前後スポイラー、ホイールデザインを採用し、操縦安定性を向上しています。
また、ワイドトレッド化(+20mm)やサスペンション・EPSの専用チューニング、専用軽量アルミホイールの採用などにより、高い操縦安定性を実現しています。
この新型RAV4には、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社で開発を進めているソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」がトヨタ車で初めて採用されています。
このAreneにより、「新世代マルチメディアのトヨタ車初搭載」および、「最新のToyota Safety Senseの搭載」が実現しています。
新世代マルチメディアは、カスタマイズ可能なホーム画面が採用されておりユーザー一人ひとりに合わせた操作性を向上しています。また、音声認識の応答速度・理解精度を向上させ、さらに快適な対話が可能となりました。
最新のToyota Safety Senseには、“改良された”走行中の運転者が急病などにより運転の継続が困難になった場合、自動的に車両を減速・停車させる機能「ドライバー異常時対応システム」や、障害物の有無にかかわらずアクセルの踏みすぎ・踏み間違いを検知するとクルマの加速を抑制する「急加速抑制」が追加されています。
今回世界初公開となった新型RAV4。順次世界各国に投入される見込みですが、日本での導入は2025年度内となる予定。価格などの販売詳細は現在のところ公開されていません。
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