新型「フォレスター」の発売までSUVの購入を待つべき理由とは?
次々と登場するSUVの中で、独自の個性を放ち続けてきたスバルの誇るSUV「フォレスター」。
5世代目となる新型は、見た目では違いが判りずらいほどのキープコンセプトで登場しました。最近のSUVがスタイリッシュになりすぎた反動か、同時に発表されたトヨタの「RAV4」もかなりボクシーになり、フォレスターの貫き通したコンセプトに近づいてきているのです。
しかし、日本へ導入されるのを待つほどの変化はないのか?と思ったら大間違い。全てを刷新し、進化したフォレスターの国内登場を待ったほうが良い理由をご紹介しましょう。
■理由その1:サイズアップしたボディは居住性能が格段にアップ
SUBARU GLOBAL PLATFORMを採用したボディサイズは、従来モデルから一回り大きくなり、特にホイールベースを拡大したことにより、乗員同士の距離や後席のレッグスペースを拡大し、快適な室内空間を確保。リヤドア開度や開口エリア及びCピラーの形状を最適化することで、後席への乗降性も向上しています。
容量と使い勝手が進化したカーゴスペース
また、クラス上のミッドサイズSUVを超える最大1,300mmの荷室開口幅やスクエアな形状のカーゴスペースとすることで、積載性を大幅に向上させ、さらに、新型パワーリヤゲートを採用し、リヤゲートの自動閉操作から車両の施錠までを連続して行うことができる、新しいロックシステムをスバルとして初採用させています。
新型「フォレスター」は、SUVに求められる 逞しさや機能的で使いやすさが大幅に進化していることが注目され、日常使いからアウトドアライフまで、頼りになるパートナーになれるはずです。だからこそ、新型「フォレスター」の発売まで待つべき理由となるのです。
もちろん、フォレスターの魅力は室内の広さだけではなく、卓越した走行性能があってこそ。新型も期待は裏切りません。
■理由その2:さらに進化した走行性能も見逃せない
新型「フォレスター」は、新開発された2.5L 水平対向4気筒直噴エンジンを採用しています。従来の2.5Lエンジンに対し約90%の部品を刷新し直噴化、環境性能を高めながらも出力とトルクを向上させ、力強く軽快なドライビングフィールを実現させています。さらに、CVTのマニュアルモードを7速に多段化し、また、SI-DRIVEの制御を最適化、一部仕様ではダイレクトな変速を愉しむことができる「スポーツ♯モード」が設定されています。
本格派SUVに求められる悪路走破性も確保
SUVとしての基本性能は新型になっても引き継がれます。
スバル独自の4輪駆動システム「シンメトリカルAWD」を採用し、X-MODEは制御を最適化することで悪路走破性を向上。最低地上高は220mmとし、斜面に乗り上げる時や斜面から平坦地に降りる時のアプローチアングル/ディパーチャーアングル、斜面や丘部の頂上を越える時のランプブレークオーバーアングル等も最大限確保するロードクリアランスを実現するなど、本格派SUVに求められる悪路走破性は全て満たしています。
これまででも十分な性能のフォレスターがエンジンやCVTまでブラッシュアップさせたのですから、当然待つべき理由になります。そして、スバルの代名詞でもある「アイサイト」も最新型が採用されています。
■理由その3:クラストップレベルの総合安全性能は必須条件
新型「フォレスター」は、最新のアイサイトを全車に標準装備します。
さらに、後退時自動ブレーキにより、被害軽減を実現。後側方警戒支援システムにより、自車の後側方から接近する車両を検知。そしてステアリング連動ヘッドランプの設定により、明瞭な夜間視界を確保し、ハイビームアシストにより、夜間走行時の視認性を向上させています。
さらに新型「フォレスター」には、スバル初の「ドライバーモニタリングシステム」(DriverFocus)を採用していて、ドライバーの居眠りやわき見運転を検知し、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整する乗員認識技術となっています。
これらの最新安全装備も、新型「フォレスター」の発売を持つ理由になりますよね。
まとめ
新型「フォレスター」は米国市場では、2018年秋に販売を開始する予定です。国内での登場は2019年の前半、早ければ年末というところですが、今CX-5やエプリクスクロスを検討中の方にとっては、もう少し待てば新型「フォレスター」が出るのであれば待ってみようかという気持ちになりますよね。しかも同時期にRAV4も登場するとなれば、もう一年待つ理由には十分ではないでしょうか。