トップへ戻る

マツダ CX-30の燃費はいい?オーナーさんに聞いてみた結果!

マツダ CX-30の燃費はいい?オーナーさんに聞いてみた結果!

マツダのCX-30、超カッコいいSUVですよね!ですが、CX-30の燃費ってどんな感じなんでしょうか。特に、CX-30にはスカイアクティブXとディーゼルとガソリンと言う3種類のエンジンがあって、その比較も気になります。今回は、実際の燃費はどうなのかユーザーさんの声を拾ってみます!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


マツダ CX-30のカタログ燃費は?

《画像提供:Response 》マツダ CX-30

マツダのCX-30のカタログ燃費はディーゼルが有利!

CX-30には、3種類のそれぞれ燃焼方式の違うエンジンが搭載されています。排気量が違うのではなくて、「燃焼方式」が異なると言う点がポイント。

1つ目は、世界初の「火花点火制御圧縮着火方式(SPCCI)」を採用した、2.0LスカイアクティブXエンジン。これは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのいいとこ取りをしたようなエンジンで、高温高圧に圧縮したシリンダー内の空気にガソリンを噴射して、高温の空気でガソリンに火が付く「圧縮着火」を実現しているのが最大のポイント。

ディーゼルエンジンの燃焼方式だった「圧縮着火」をガソリンエンジンでも実現させると言う、未だに世界でマツダだけが実用化したスゴイエンジンなのです。マツダ曰く、カイアクティブXは「高出力で低燃費」という夢のエンジン!なんですが、実際はどうなんでしょうか。

なお、スカイアクティブXには、24V駆動の小出力のモーターが搭載されていて、「マイルドハイブリッド」方式のハイブリッドエンジンとなっていて、燃料はハイオクガソリン指定となっています。

2つ目は、1.8Lのターボディーゼルエンジン。マツダ独自の低圧縮で燃焼するディーゼルエンジンとなっていて、排気ガスの後処理装置無しで厳しい排気ガスの環境基準をクリアしているクリーンディーゼルになっています。

3つ目は、点火プラグで着火させる「普通の」2Lガソリンエンジン。こちらは、レギュラーガソリン指定となっています。

3つのエンジンの燃費を「2WD+AT」と言う仕様で、カタログ記載のWLTCモードで比較すると、

1位 1.8Lターボディーゼル(130ps/270Nm) 19.2km/L  

2位 2L スカイアクティブX(190ps/240Nm) 17.3km/L

3位 2L ガソリン     (156ps/199Nm)  15.4km/L

と言う結果になります。

やはり、ターボディーゼルの燃費の良さが光りますね。ただ、スカイアクティブXはターボディーゼルよりも60psも強力な出力を発揮しますから、マツダの主張するように「高出力で低燃費」と言えなくもない、という感じですね。

スカイアクティブXと2L「普通の」ガソリンエンジンとの比較では、パワーもトルクも燃費もスカイアクティブXの方が上回っていて、「火花点火制御圧縮着火方式(SPCCI)」の威力を見せつけています。

ランニングコストという観点から考えると、最も有利なのはターボディーゼルと言えます。スカイアクティブXとのWLTCモードでの燃費差は2km/L程度ですが、スカイアクティブXはハイオクガソリン指定で、ディーゼルは軽油。燃料の価格差が1Lあたり3〜40円あるので、実際のランニングコストはターボディーゼルの方がかなり安くなります。

マツダのCX-30、実際の燃費は良い?

ディーゼルの燃費はオーナーの満足度高し!

オーナーが自分の愛車の燃費を投稿して、みんなと情報を共有するサイト「e燃費」のデータを見ると、CX-30のターボディーゼルモデルの平均燃費は16.83km/Lとなっています。

カタログに載っているWLTCモード燃費が19.2km/Lですから、WLTCモード達成率は87.6%ですね。

TwitterでCX-30ターボディーゼルモデルのオーナーさん達の投稿を見てみると、

このように、燃費の良さにかなり満足されているようですね。

CX-30のターボディーゼルは高速道路を法定速度内で走っていると、クルマ任せで20km/L以上の燃費を誰でも出せてしまうので、年間の走行距離が長かったり高速道路をよく使うという方にはターボディーゼルが断然オススメです。

一方、市街地メインで一回の走行時間が30分以下の方は、ディーゼルの選択は止めておいたほうが良いでしょう。マツダによるとディーゼルの排気ガスを浄化するシステムが30分以下の走行を繰り返すと正常に作動しなくなる可能性があるとの事ですので、ディーゼルは使い方を選ぶエンジンと言えるでしょう。

注目のスカイアクティブXは、やっぱりハイオク代が高い?

「高出力で低燃費」とマツダが主張する夢のエンジン、スカイアクティブXの実燃費はどうでしょうか。

燃費情報共有サイト「e燃費」のデータを見ると、CX-30のスカイアクティブXモデルの平均燃費は17.7km/Lとなっています。カタログに載っているWLTCモード燃費が17.3km/Lですから、WLTCモード達成率は102%となっていて、ほぼカタログ通りの燃費を達成しています。

TwitterでCX-30 スカイアクティブXモデルのオーナーさんの投稿を見てみると、

実燃費でカタログ燃費を超える事もあるようですね。でも、ハイオクガソリンの値段の高さを嘆いておられますね・・・。ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの価格差を考えると、「普通の」ガソリンエンジンの燃費がスカイアクティブXより悪くても、ランニングコストを考えればそれほど差は開かない可能性もあります。

そもそもで、「普通の」ガソリンエンジンモデルとスカイアクティブX搭載モデルの間には70万円近い価格さがありますので、燃費の差でその差額を取り戻すのはかなり難しいでしょう。

では、敢えてスカイアクティブXを選ぶ理由はどこにあるのか。

それは「究極のエンジン」を自分で保有したいというオーナーの満足感にあるのではないでしょうか。スカイアクティブXは「世界初」の圧縮着火を実用化した「世界で唯一」のエンジンですから、クルマのメカニズムが好きな人や新しい物好きの方にとっては、大いに所有欲を満たしてくれるエンジンだと思います。

マツダは2021年4月にスカイアクティブXを改良し、新たに e スカイアクティブXとして発売しました。e スカイアクティブXは、従来のスカイアクティブXにくらべてパワーもトルクも向上していますが、改良の中身はエンジンの制御ソフトウェアのアップデートだけで、機械的な改良は実施されていません。

それゆえ、それ以前にスカイアクティブXを購入したオーナーさんのクルマも、e スカイアクティブX仕様と同じソフトウェアにアップデートすれば、パワーとトルクが向上すると言う、まるでスマホみたいな進化を遂げています。

ROMチューンでパワーを向上させるというのはチューニングショップの定番メニューですが、それと同じ事をメーカーが国土交通省の正式な認可を受けてやってしまう、というのはかなり新画期的な出来事。

なので、こういう「新しい事」が好きなアーリーアダプターな人にとっては、スカイアクティブXは堪らない魅力のあるエンジンと言えます。

2L ガソリンの燃費は?

燃費情報共有サイト「e燃費」のデータを見ると、CX-30の2Lガソリンモデルの平均燃費は11.69km/Lとなっています。カタログに載っているWLTCモード燃費が15.4km/Lですから、WLTCモード達成率は76%となっています。

ガチライバルのトヨタ・CH-Rの1.2Lガソリンターボモデルの実燃費が「e燃費」のデータによると11.9km/Lですので、それほど変わらないとは言えます。

TwitterでCX-30 2Lガソリンモデルのオーナーさんの投稿を見てみると、

と言う事で、ハイオクを入れれば燃費がアップするとおっしゃってますね。燃費計の数値は11.3km/Lですから、「e燃費」のデータとほぼ近い数値となっています。

まぁ、平均的な2L自然吸気エンジンの燃費と言えば、確かのその通りの燃費性能ではあります。特段良いとも言えないし、めちゃくちゃ燃費が悪いという訳でもありません。でも、SNSでオーナーさんの声を拾っていくと、もうひと伸びの燃費が欲しい!と思われている方が多いように思えます。

ただ、CX-30の場合、最もベーシックでバランスの取れたモデルとなると、2Lガソリンモデルとなります。ディーゼルは乗り方を選びますし、スカイアクティブXは価格の面からもある意味プレミアムなパワーユニットとなります。

CX-30では、2Lガソリンエンジン搭載モデルはベーシックなグレードとなります。でも、「ベーシックなグレードなのに2Lガソリンエンジンが搭載されている」と言う点は、CX-30の強みと言えるかもしれません。

CX-30のベーシックグレードの20Sと同じ価格帯のグレードを、ガチなライバルのトヨタ CH-Rと最近モデルチェンジしたばかりのホンダ ヴェゼルで探してみると、CH-Rは1.2Lガソリンターボエンジン(116ps/185Nm)、ヴェゼルは1.5L自然吸気ガソリン(118ps/142Nm)となり、CX-30 20Sの2L自然吸気ガソリン(156ps/199Nm)と比べて、かなり非力なエンジンとなってしまいます。

となると、CX-30の2Lガソリン搭載グレードは、燃費はそこそこなものの、それなりにパワーも出ているコスパの高いエンジンを搭載したモデル、という事になるのかもしれませんね。

ただ、CH-Rもヴェゼルも、価格はスカイアクティブXモデル並みになりますが、ハイブリッドモデルだとWLTCモードでCH-Rが30.4km/L、ヴェゼルが24.8km/Lと、スカイアクティブXモデルのCX-30(17.3km/L)をぶっちぎっちゃうんですけどね。

【無料】ガリバーにCX-30の中古車探しを依頼する

まとめ

《画像提供:Response 》マツダ CX-30

CX-30の燃費、どうでしたか?CX-30には、それぞれ燃焼方式の違う3種類のエンジンのなかから、どれが自分にぴったりなのかを選ぶ楽しみがありますね!

CX-30を検討されている方は、ぜひ悩んでください。クルマ選びって、悩んでいる時が一番楽しいですよね!

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ!

関連する投稿


【2024年】コンパクトSUV 人気おすすめ5選!街乗りからアウトドアまで多様なシーンで活躍

【2024年】コンパクトSUV 人気おすすめ5選!街乗りからアウトドアまで多様なシーンで活躍

ボディサイズが小さく扱いやすい「コンパクトSUV」。5ドアハッチバックに代わるモデルとして、現在その市場を伸ばしているジャンルですが、それだけに各メーカーから多くの車種が展開されています。今回はそんなコンパクトSUVの中から、おすすめの車種を5台紹介します。


【2024年】ミドルサイズSUV 人気おすすめ5選!扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを両立

【2024年】ミドルサイズSUV 人気おすすめ5選!扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを両立

扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを高いレベルで両立した「ミドルサイズSUV」。近年のSUV人気もあって販売台数を伸ばしているジャンルですが、その分多くの車が存在します。今回はそんな人気のミドルサイズSUVの中から、おすすめの車種を5台紹介します。


ランドローバー新型「ヴェラール」発表!美しいラグジュアリーSUVがより便利に

ランドローバー新型「ヴェラール」発表!美しいラグジュアリーSUVがより便利に

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ミッドサイズラグジュアリーSUV「RANGE ROVER VELAR(レンジローバー ヴェラール)」の2025年モデルを2024年1月25日に発表。同日より受注を開始したと発表しました。


【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2024年から2025年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2024年4月24日更新)


ホンダSUVまとめ!2023年新型ZR-Vから人気絶版車まで解説

ホンダSUVまとめ!2023年新型ZR-Vから人気絶版車まで解説

ホンダのSUVで新車購入できるのは、2023年11月時点で「ヴェゼル」と「ZR-V」の2車種のみです。新車のみで考えるとホンダのSUVは他社に比べて車種が少ないですが、かつて販売されていた絶版車も含めれば選択肢も広がります。また、来年の2024年には新たにコンパクトクロスオーバーSUVの「WR-V」の発売が予定されています。そこで本記事では、ホンダのSUVについて、新車で購入できる現行車や中古車で購入できる絶版車はもちろん、発売予定の最新車種までまとめて解説します。


最新の投稿


3年ぶりの開催!中国最大規模「北京モーターショー2024」開催概要まとめ

3年ぶりの開催!中国最大規模「北京モーターショー2024」開催概要まとめ

「北京モーターショー2024」は、3年ぶりに開催される、中国最大規模のモーターショーです。今回は、北京モーターショーの開催概要や楽しむポイント、前回2020年の開催で注目された車たちをまとめました。


ホンダ新型「N-VAN」発表! タフでお洒落な「STYLE+ NATURE」も登場

ホンダ新型「N-VAN」発表! タフでお洒落な「STYLE+ NATURE」も登場

ホンダは2024年4月19日、軽商用バン「N-VAN」の一部改良モデルを発表、同日発売しました。また、同時にNシリーズ誕生10周年を機にスタートした新ブランド「N STYLE+(エヌ スタイルプラス)」より、特別仕様車「STYLE+ NATURE(スタイルプラス ネイチャー)」を発売しました。


マツダ新型「CX-80」世界初公開! 最上級の3列シートSUV日本導入はいつ?

マツダ新型「CX-80」世界初公開! 最上級の3列シートSUV日本導入はいつ?

マツダは、欧州で2024年4月18日(現地時間)に、新型「CX-80」を世界初公開しました。欧州では5月に予約受注を開始し、今秋の発売を予定していますが、同車は日本にも導入予定のあるクルマです。


【2024年】d払いなら自動車税支払いでポイントがもらえる!1,000万ポイント山分けキャンペーン開催中

【2024年】d払いなら自動車税支払いでポイントがもらえる!1,000万ポイント山分けキャンペーン開催中

5月上旬に届く自動車税(自動車税種別割)・軽自動車税(軽自動車税種別割)の納付書。支払方法をどれにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。キャッシュレス化が推進され、自動車税・軽自動車税を支払えるスマホ決済サービスが増えていますが、今年は「d払い」での支払いがおすすめ!この記事では、自動車税をd払いで支払うおすすめのポイントを紹介します。


【2024年最新】PayPay(ペイペイ)での自動車税の支払い方法を徹底解説!ポイントはもらえる?

【2024年最新】PayPay(ペイペイ)での自動車税の支払い方法を徹底解説!ポイントはもらえる?

毎年5月上旬に届く自動車税(自動車税種別割)・軽自動車税(軽自動車税種別割)の納付書。今回はキャッシュレス決済のなかでも、登録ユーザー数が6,000万人を超えるQRコード決済「PayPay(ペイペイ)」を使った自動車税・軽自動車税を支払うメリット・デメリット、支払い手順などを解説します。


ブログ 始め方 新車情報 GW 渋滞予測 自動車税 新型iphone 予約 iphone15 予約 楽天モバイル 評判 wimax au回線 副業 年賀状 安い