エクステリアの刷新と装備の充実で進化を遂げた主力ミニバン
《画像提供:Response》〈photo by Chrysler〉クライスラー『パシフィカ』改良新型
クライスラーは、アメリカ市場でトップクラスの支持を集める主力ミニバン「パシフィカ」の改良新型を、2026年4月1日に開幕するニューヨークモーターショー2026にて世界初公開します。
今回の改良における最大のトピックは、大きくイメージチェンジを果たしたエクステリアデザイン。上位トリムである「セレクト」「リミテッド」「ピナクル」には、縦型のLEDヘッドランプと「ピアノキー」と呼ばれる独自の発光サインを持つイルミネーテッドグリルを組み合わせた、新デザインのフロントフェイシアを採用しています。
リアにも新しいウイングロゴがあしらわれ、より力強くモダンなスタンスへと生まれ変わりました。また、これまで「ボイジャー」として販売されていたモデルは、新グレード「パシフィカLX」へと名称を変更し、従来の外観を踏襲しつつもシートヒーターなどを標準装備した手頃な入門モデルとして設定されています。
インテリアや機能面においても数多くのアップデートが図られました。最上級グレードの「ピナクル」には、専用色となる「ブルーアガベ」のインテリアカラーや、ダークプラチナムペイントの装飾などを採用して質感を飛躍的に向上させています。
テクノロジー面では、エンターテインメントと機能装備を分けた「ファミリーテックグループ」を新設し、Amazon Fire TV内蔵モニターや室内カメラなど、家族のニーズに合わせた柔軟なパッケージ選択が可能になりました。
さらに、ウインカー操作に連動するブラインドスポットビューを追加して安全性能(セーフティスフィアパッケージ)を強化したほか、高さ調整が可能なパワーリフトゲートを全車に標準装備。パシフィカ最大の武器である、2・3列目シートを床下に素早く収納してフラットな空間を生み出せる「ストウ・アンド・ゴー」システムも引き続き搭載されており、実用性にはさらに磨きがかかっています。
現時点において価格や具体的な発売時期は公表されていませんが、北米ミニバン市場を牽引するパシフィカの最新進化形として、ショーの会場で大きな注目を集める一台となるでしょう。


