カーズ最新作が公開!!
(C) 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ピクサーが誇る大人気アニメーション映画、『カーズ』が帰ってきました。
『カーズ/クロスロード』が7月15日より公開となり、この海の日の三連休に見た、という方も多いのではないでしょうか。
車を題材にしていることもあり、Responseチャンネルとしても見逃せません。
というわけで今回は、知ってるとちょっとスゴイ、かもしれない『カーズ/クロスロード』の情報をご紹介します。
■気になる!!最新作『カーズ/クロスロード』ストーリーをご紹介
<STORY> 天才レーサーのライトニング・マックィーンは、ずっと第一線で走り続けるものと自分を信じていた。だが新人で次世代レーサーのジャクソン・ストームに敗北する。新シーズンに再起をかけての挑戦がトレーナーのクルーズ・ラミレスとともに始まる。亡き師、ドック・ハドソンの“人生の真実”と厳しいトレーニング……。マックィーンは運命のレースに勝利できるのか?
復帰のトレーニングに励むマックィーン(向かって左)とトレーナーのクルーズ。 (C) 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
ブライアン・フィー監督が語る『カーズ/クロスロード』
『カーズ/クロスロード』ブライアン・フィー監督
今回、『カーズ/クロスロード』の監督を務めるのは、ブライアン・フィー監督。
と聞くと、おや?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
カーズ・シリーズの第1作『カーズ』(2006年)、『カーズ2』(2011年)ではジョン・ラセターが監督を務めていました。
ちなみに、ラセター氏はピクサーの創立メンバーの一人。
現在はウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオおよびピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもあります。
第3作の『カーズ/クロスロード』では製作総指揮となり、フィー氏が監督を務めたというわけです。
ジョン・ラセター-(C)Getty Images
■『カーズ/クロスロード』の監督!ブライアン・フィー監督の経歴
気になる、フィー監督の経緯について調べてみました。
フィー監督は子供の頃に『ジャングル・ブック』(1976年)と『スター・ウォーズ4 / 新たなる希望』(1977年)を見て、映画を好きになりました。
コロンバス・カレッジ・オブ・アート&デザインを卒業、手描きアニメーションやキャラクターデザインの仕事に携わります。
2003年にピクサーに加入後、ストーリーボード・アーティストとして『カーズ』シリーズ、『レミーのおいしいレストラン』(2007年)、『ウォーリー』(2008年)を手がけ、『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)ではストーリー・アーティストを務めました。
■ブライアン・フィー監督はマックィーンの大クラッシュについて…
Q:『カーズ/クロスロード』は、マックィーンが大クラッシュするところから物語が始まります。世代交代を表現をするのには様々な方法があると思うのですが、主人公が負けるというショッキングな場面を用意したのはどういう発想からですか? 予告編を見たとき、本当に驚きました。
フィー:勝ち負けより、新しい世代が現れて、マックィーンと彼の世代がそれまでの地位にとどまることはもう難しいということを、伝えたかったのです。映画の早い時間に目を覚ましてもらいたかった。
Q:さて、カーズ・シリーズの監督が変わったわけですが、フィーさんは、ストーリー・アーティストからどのような経緯で監督になったのですか? ラセターはなぜあなたを監督に指名したのでしょう?
フィー:それがわからないんです(笑)。思いもしませんでした。すでにこの作品の企画とストーリー作りに関わっていたのですが、ある日、ジョンのオフィスに呼ばれて監督をやるように言われたのです。大変驚きました。キャラクターに愛着と個人的な思い入れがあったから、ジョンが私を信頼して監督を任せてくれたことは、たいへん嬉しいです。
ななな、なんとマックィーンが大クラッシュ!?
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父と娘と剃った眉毛…『カーズ/クロスロード』のフィー監督の思い入れ【インタビュー】 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2017/07/14/297433.htmlフィー監督への質問は他にもあります!! すべて読みたい方はこちらをクリック!
カーズ最新作に、じつは「もてぎ」が影響を与えていた!?
ツインリンクもてぎ
ツインリンクもてぎを知っていますか?車好きな方であればご存知でしょう!もてぎと言えば、もちろん、サーキットが有名ですよね。スーパーフォーミュラやSUPER GTが開催されたりする場所というイメージを持ってる方も多いでしょう。でも待って!もてぎの魅力はまだまだそれだけではありませんよ。
ディズニー/ピクサーが誇る『カーズ』最新作『カーズ/クロスロード』は、レースシーンが圧巻。
そんなレースシーンの作成の舞台裏には、日本のサーキットの「ツインリンクもてぎ」が影響を与えていたというから驚きです!!!
そう明かしたのは、アメリカで人気のモータースポーツカテゴリー、NASCARが統括するストックカーレース(市販車ベースの改造車によるレース)で、多数のレーサーを育て上げた元クルーチーフであり、本作で監修を務めているレイ・エバーナム。
■レジェンドを導いたエバーナムは、さながら「ドック・ハドソン」!?
ジェフ・ゴードン(2017年2月)
エバーナムは、NASCARでレジェンドと呼ばれたレーサー、ジェフ・ゴードンを2度のチャンピオンへと導いています。
まるで、主人公ライトニング・マックィーンの師匠ドック・ハドソンを連想させる人物ですね。
エバーナムは、本作に影響を与えた実体験について、ツインリンクもてぎでのレースを挙げています。
エバーナムは、「ゴードンと私は、1998年にもてぎで行なわれたレースに出場した。日本の熱狂的なレースファンが大勢いて、多くの人がゴードンのジャケットを着ながら応援してくれる様子に驚いた。私たちにとってすごい経験だった」と、遠く離れた日本での熱い応援の感動を、本作の参考にしたと語っていました。
■『カーズ』最新作の世界が、おもちゃになった!?
セガトイズは、スマホ型トイをハンドルに見立ててカーレースに参戦できる子ども向け玩具「カーズ3 ふってアクション!スマートフォンドライブ」を発売しました。
スマートフォンドライブは、今夏公開予定のディズニー映画「カーズ/クロスロード」に登場するレース会場を主人公「マックイーン」になってカーレースを楽しむことができます。
累計20万台以上を発売しているディズニーのスマホ型トイに初めて3軸センサーを搭載。
スマホトイを横にして両手でハンドルのように握り、ドライブコースに合わせて上下・左右に振ると、それに反応して画面が動き、直観的に遊ぶことができます。
体験できるレースは全4コースで、障害物をジャンプで避けたり、コインをゲットしてスピードアップできるなど、3軸センサーをフルに活用してエキサイティングなカーズの世界を楽しむことが可能。
また映画に登場する新キャラクター「クルーズ」や「ストーム」ともレースで対戦できますよ。
本物のスマートフォン同様のフォルムや、画面をタッチして動作させる機能のほか、静止画や動画を撮影できるカメラ機能も搭載。
「カーズ」のキャラクター「メーター」や「グイド」が登場するミニゲームも内蔵します。
サイズは幅67×高さ120×奥行24mmで、お値段は9800円(税別)。
■「大人が泣ける映画」と話題になっている『カーズ/クロスロード』
『カーズ/クロスロード』(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
“大人が泣ける映画”と話題になっていることについてフィー監督は「誰に向けて、と考えて映画を作っていない。自分たちで作りたいものを作っているが、ピクサーのスタッフはみんな大きな子供だから」と語る。ウォーレン・プロデューサーが続けて「自分たちが感動できる作品を作っている。物差しは自分。ゴールは必ずしも涙ではないけれど、何かしら感じて欲しい」と説明する。
“大人が泣ける映画”と話題になっている、カーズの最新作、『カーズ/クロスロード』。
子どもも、そして我々大きな子どもも、楽しめる作品かと思いますので、気になる方はぜひともチェックしてみてください。