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トヨタ 新型クラウンの価格やグレード構成は?内装の変化や評価も調査!

トヨタ 新型クラウンの価格やグレード構成は?内装の変化や評価も調査!

新型クラウンが2018年9月に発表されましたが、スタイリッシュに大きく変化したモデルチェンジとなりました。これまでの保守的なイメージを覆すとも言える今回のモデルチェンジ。この記事では、価格やグレード構成の変化だけでなく、内装の変化についても解説します。試乗した方の評価もまとめているので、これを読めば新型クラウンをチェックできます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


【トヨタ 新型クラウン】グレード構成が見直されスタイリッシュに

2018年の6月にトヨタの高級車であるクラウンが、新型へとモデルチェンジしました。5年半ぶりにクラウンがフルモデルチェンジされたとあって、注目のモデルとなっています。特にグレード構成が見直されたということや、スタイリッシュになったエクステリアやインテリアが注目です。

新型クラウンでは、標準グレードと共に、スポーティなグレードであるRSというのも設定されています。高級車で落ち着いた雰囲気を持つモデルですが、新型クラウンになってスポーティなイメージに変わっているのも、特徴的な点となっているのです。

新型のグレード構成や旧型との違い

先代のクラウンのグレードは、「ロイヤル」とスポーティさがある「アスリート」、最上級のグレードとして「マジェスタ」がありました。

新型クラウンでは、基本的なグレードとして、「S」「G」「RS」が設定されており、ベースグレードとして「B」が用意されています。

エンジンの種類は、

・2L直列4気筒ターボエンジン
・2.5L直列4気筒ハイブリッドエンジン
・3.5LV型6気筒ハイブリッドエンジン

上記の3種類となります

ガソリンエンジンも良いのですが、低速のトルクが豊富で走りも燃費も良いハイブリッドエンジンは、スポーティな走りも楽しめるのでおすすめでしょう。パワーユニットについては、後程さらに詳しくご紹介します。

先代とのグレードの比較をしていきましょう。

先代モデル クラウン アスリート

「RS」は、先代のスポーティなグレードである、「アスリート」を引き継いでいます。運動性能が優れている構造となっており、快適性だけにとどまらず、運動性能が良かった先代と同じく、スポーティなエクステリアとなっています。電子制御のサスペンションや、ヤマハ製のボディの歪みをコントロールするダンパーが搭載されるなど、スポーティさが強調されているモデルです。

「G-Executive」は、これまでのマジェスタに相当するグレード。本革シートや快適装備があるので、高級感が高いグレードとなっています。シリーズでも、最大排気量の3.5Lエンジンが搭載されるので、パワフルにそして高速巡航性が高いモデルとなっています。


「S」や「G」というグレードは、先代のロイヤルに相当します。高級感があるにもかかわらず、ゆったりと乗ることができるブレードです。クラウンシリーズの中でも主要グレードになる「S」と、快適装備を追加した「G」は新型クラウンの標準的なグレードです。

これまでの保守派からの変更

クラウンと言えば、王冠マークが設置されていた太いCピラーですが、新型クラウンではクラウンの象徴ともいえる王冠マークが廃止されています。ルーフの前側からリアトランクにかけて、流線形のデザインとなっており、クーペのようなスタイルになっているのが、先代との大きな違いです。

先代と比較をして、ホイールベースが長くなっているのも、外から見た時のエレガントさが増している一つの理由です。

すっきりとしたインテリア

先代のクラウンの様に、木目基調のインテリアではなく、ステッチで質感を高めながらも、水平基調ですっきりとしたデザインのインテリアとなっています。

シンプルになっていますが、それでいて質感が高められているのが特徴的です。感触や質感などは、人の5感に響く質感になっているのが特徴。開放感がありながらも、見やすいディスプレイなど操作性にもこだわって設計されています。

ターボとハイブリット構成のパワーユニット

トップグレードに搭載されているのは、V型6気筒で3.5Lマルチハイブリッドエンジンです。エンジン出力は220psとなり、さらにモーター出力の180psが追加されます。有段ギアを組み合わせてエンジンとモーターの両方の出力を制御します。

パワー感を高めるだけでなく、環境性能もしっかりとしているのは、ハイブリッドエンジンを搭載しているからと言えるでしょう。またEV走行の領域も高くなっているので、静かな走りも楽しむことができます。

シリーズの中間に位置している2.5L直列4気筒ハイブリッドエンジンは、熱効率の良さと燃費性能を両立させているエンジン。エンジン出力184psに、モーターの出力は143psが組み合わされていますが、燃費はJC08モードで24km/Lと優れた結果を魅せます。

2.0L直列4気筒ターボエンジンは、ベーシックグレードに搭載されるエンジン。ハイブリッドシステムは搭載していませんが、最高出力は245psを発揮しているので、十分な運動性能を備えているパワーユニットです。

先進安全装備の「Toyota Safety Sense」はしっかり装着

ベースグレードの「B」であっても、「Toyota Safety Sense」を装着することができます。トヨタだけに、最新の安全装備は欠かさず装備しています。さらに安全性能を高めるために、「セーフティパッケージ」や「セーフティパッケージPlus」をオプションで選択することも可能です。

「Toyota Safety Sense」というのは、トヨタが2015年3月から採用している衝突回避支援パッケージの名称。ドライバーが安全に運転できるのをサポートし、交通事故の発生を予防し、事故が起きた際の被害を軽減することが目的となっています。

単眼カメラとミリ波レーダーによって、昼夜問わずして歩行者や、自転車運転者を感知します。また道路標識を読み取り、ディスプレイを通してドライバーに知らせてくれるのも特徴です。道路標識の見落としが原因の、交通事故を軽減します。

「レーントレーシングアシスト」や「レーンディパーチャーアラート」なども、ドライバーの運転の負担を軽減し、安全にドライブする助けになります。

新型クラウンの装備されている安全装備

「セーフティパッケージ」には、これまでの安全装備だけでなく、死角に入った車の存在を知らせてくれる「ブラインドスポットモニター」や、対物後退時自動ブレーキの「リアクロストラフィックオートブレーキ」や「ヘッドアップディスプレイ」、さらには「リバース連動機能、足元照明を追加したドアミラー」が含まれています。

「セーフティパッケージPlus」では、「セーフティパッケージ」の内容にプラスして、後方の歩行者に対する後退時自動ブレーキが装備。さらに駐車時にドライバーを補助してくれる「パノラミックビューモニター、インテリジェントパーキングアシスト」が装備されています。

コネクテッドサービスも注目

人や街とつながるために、コネクテッドサービスに重点が置かれているのも特徴となっています。初代のコネクテッドカーという位置づけにしており、新型クラウンには車載通信機を標準で装備しており、「T-Connect」と呼ばれるテレマティクスサービスが利用できるのが特徴。

自分の車を友だち登録できる、「LINEマイカーアカウント」のサービスも提供されており、車の新しい利便性を求めているのもポイントです。

新型クラウンの内装

注目に値する新型クラウンの内装面では、ダッシュ上に8インチのディスプレイが備えられており、さらにダッシュ中央には7インチのディスプレイが配置されています。この二つのディスプレイは連携されており、一つはナビとして、もう一方はオーディオや空調のコントロールパネルとして利用できます。

シートは日本人の体形に合わせて作られており、座面形状が最適化されていることから、長距離ドライブでも疲労を軽減させること可能です。後席も前席下のスペースを拡大しているので、居住性が高くなっているのが特徴です。

ファブリック素材は少し評価が分かれる

すっきりとした印象の内装ですが、標準シートではファブリック素材となっています。クラウンという高級車のシートが、オプションにしないと本革にならないのは、少し評価が分かれるポイントとなるでしょう。

しかしステッチの配置や、内装の随所の工夫などが、安物感は出していないので、十分満足できる仕上がりになっています。

新型クラウンの走行性能

新型クラウンは、走行性能が向上していることもポイント。スポーティなグレードである「RS」などは、10段変速のシーケンシャルシフトマチックで、パドルシフトで変速が可能。ハイブリッドエンジンの場合には、モータアシストを使って豪快に加速することができます。

また直噴ターボの2Lエンジンの場合には、加速感では3.5Lエンジンに負けるものの、トルコン式の8速ATが搭載されているので、キレの良い変速を楽しむことができます。

全てのグレードで、モードを変更するためには、ディスプレイをタッチする必要があるので、手元ですぐにモード変更ができません。それでもセダンでありながらも、スポーティさを十分楽しめるモードを備えていることを評価できるでしょう。

サーキット仕込みの性能は十分

テレビCMでは、ニュルブルクリンクでのテスト走行シーンが流れるなど、新型クラウンの走行性能は非常に高いと言えます。TNGAプラットフォームを採用しており、フロントサス周りの剛性アップは、ドライビングフィールの向上につながります。

トヨタはBMWのZ4をベースとして、スープラを開発しています。車種は全く違っても、コラボして得た新しい技術は、こうした点に良い影響を与えているのです。ドライバーズセダンとして、気持ちの良いコーナリングを楽しむことができます。

新型クラウンの燃費は良好!

ハイブリッドエンジンを搭載しているので、燃費が良いというのも新型クラウンの魅力です。エンジン単体で見ると、2.0Lターボエンジンと2.5Lハイブリッドエンジンには50万円ほどの差が、2.5Lハイブリッドエンジンと3.5Lハイブリッドエンジンには100万円ほどの価格差があります。

予算に合わせて、パワーユニットを選ぶことができますが、燃費が良いと言えるのはやはりハイブリッドです。運動性能と燃費性能を両立しているハイブリッドエンジンだからこそ、走りもエコ性能の高さも楽しむことができるでしょう。

新型クラウンのおすすめグレードはやはりRS!

新型クラウンの特徴を、項目別に見てきましたが、走りが楽しめるのはRSです。どのパワーユニットを搭載していても、RSならスポーティセダンとしてのハンドリングを堪能することができるでしょう。

スタイリッシュになった新型クラウンは、走りを楽しめるセダンとして、さらに魅力があふれるモデルとなっています。先代から比較すると、さらに完成度が高い車へと変化しているのがポイントです。

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