【本日発売】トヨタの新型RAV4発売!最新情報まとめ
トヨタ 新型RAV4
トヨタは、ミディアムクラスSUV『RAV4』をフルモデルチェンジし、4月10日から全国で販売を開始しました。
新型RAV4は「Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive(SUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD)」を開発コンセプトに、SUVらしい力強さと洗練さを融合したモデル。
また、スタイリング全体の造形テーマを幾何学形状の八角形(オクタゴン)2つを90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」としたほか、外観の随所に多角形を織り込んで、タフさと安定感のある個性的なデザインになっています。
日本市場では2016年に生産を終了して以来、3年ぶりの復活となります。
■トヨタの新型RAV4 エクステリア画像
トヨタ 新型RAV4
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トヨタ 新型RAV4
トヨタ 新型RAV4
■トヨタの新型RAV4 エクステリアにワクドキ感と洗練さを
トヨタ 新型RAV4
新型RAV4のエクステリアには「Adventure & Refined」のデザインコンセプトに基づき、「アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)」と「都会にも似合う洗練さ(Refined)」を併せ持つデザインを実現。オフロード性能やSUVらしいリフトアップ感に効果のある大径タイヤを採用しました。
加えて、幾何学形状のオクタゴン(八角形)をはめ合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマに、外観の随所に多角形を織り込んでおり、タフさと安定感のある個性的なデザインを表現しました。
佐伯:造形テーマは、幾何学形状の八角形2つを、90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマにしています。アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)と都会にも似合う洗練さ(Refined)を併せ持ったデザインにしました。が、タフさと安定感のある個性的なデザインにもこだわったのです。だからオフロードを象徴するグレードとして「Adventure」を設定しました。
■トヨタの新型RAV4 インテリア画像
トヨタ 新型RAV4
トヨタ 新型RAV4
■トヨタの新型RAV4 インテリアに細かい配慮
トヨタ 新型RAV4
新型RAV4のインテリアは、圧迫感を抑えるためにインストルメントパネルを低い位置に配置。
ワイパーなどを室内から見えないように設計したことで、すっきりとした前方視界を確保しています。また、ドアミラー取付位置の最適化や三角窓によって、良好な斜め前方視界を実現したほか、リヤクォーターガラスの拡大やリヤドア後部のピラー断面を小さくすることにより、斜め後方の視界を向上させています。
さらに室内には、インストルメントパネルの運転席側と助手席側、およびセンターコンソールに、小物類を置くことができるオープントレイを配置したほか、前後各席で充電用USB端子を使用できるようコンソールボックス内部に2個と後端部に2個を標準装備しました。
■トヨタの新型RAV4 ガソリン車・ハイブリッド車を用意
トヨタ 新型RAV4
パワートレインには、ガソリン車とハイブリッド車の2種類を用意。
ガソリン車には2リットル直列4気筒「ダイナミックフォースエンジン」と、無段変速機「Direct Shift-CVT」を採用。
また、ガソリン車の4WDシステムには新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用し、走行状況に応じた前後トルク配分に加えて、後輪トルクを左右独立で制御する「トルクベクタリング機構」を備えることで、優れた操縦安定性や旋回性能を実現。
また、4WD走行が不要と判断された時には、後輪に動力を伝達させる駆動系を自動的に切り離して燃費向上を図る「ディスコネクト機構」を世界で初めて採用しています。
ハイブリッド車には、2.5リットル直列4気筒「ダイナミックフォースエンジン」を搭載した新型ハイブリッドシステムを採用。こちらの4WDシステムには、後輪を電気モーターのみで駆動する「E-Four」の新型を採用。
従来のE-Fourに比べて、後輪の最大トルクを増加させるとともに、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能な新制御を採用し、コーナリング時などの操縦安定性を高めたほか、降雪時や雨天時における登坂発進時の安心感を向上させています。
■トヨタの新型RAV4 オフロードイメージのAdventure
トヨタ 新型RAV4 Adventure
トヨタ 新型RAV4
オフロードイメージを象徴する「Adventure(アドベンチャー)」をガソリンモデルに設定しました。
力強い押し出し感を表現する専用フロントグリルとフロントスキッドプレートのほか、ボディのリフトアップ感を強める専用フロントバンパーとフロントフォグランプベゼルを装備。
足回りには専用デザインの19インチアルミホイールと大型化したホイールアーモールを採用しています。
ボディー色には Adventure専用に新規開発されたアーバンカーキを含む全8色を用意するほか、Adventure専用でルーフ用新規開発色アッシュグレーメタリックを組み合わせたツートーンカラー全4色を選択可能です。
■トヨタの新型RAV4 580Lの大容量ラゲッジ
トヨタ 新型RAV4
気になるラゲージスペースは、リヤシート使用状態でもクラストップレベルの容量580リットルを確保。
さらに、6:4分割可倒式リヤシートやラゲージ床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードを採用し、荷物の形や大きさに応じた使い方ができるラゲージスペースを実現しました。
装備される2段デッキボードは裏面を樹脂製にし、反転させることによって雪や泥などで汚れたものも気兼ねなく積み込むことができます。
■トヨタの新型RAV4 Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティー・センス)全車標準搭装備
トヨタ 新型RAV4
また、先進安全装備では、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティー・センス)」を全車に標準装備しました。
昼夜間の歩行者検知および昼間の自転車運転者検知を行う「プリクラッシュセーフティ」をはじめ、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」「オートマチックハイビーム」「先行車発進告知機能」「レーントレーシングアシスト」「ロードサインアシスト」などの機能を有する。
低速走行時に壁や車両を検知する「インテリジェントクリアランスソナー」や、後退時に左右後方から接近する車両を検知する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」など、駐車場などでの安全を支援するパーキングサポートブレーキを採用しているとのことです。
■トヨタの新型RAV4 試乗評価・感想
トヨタ 新型RAV4
スタイリングは写真でもおわかりのとおり、カジュアルというよりもワイルドなムード。ネイティブなオフローダーの雰囲気を加味、ソフト&オンロード寄りの近年のトレンドとひと味違うもの。
しかし実際に試乗してみると、前述した初代『RAV4』以来の走りの性能がより進化し、そのことを引き立てるためのスタイリングがこうなのだ…、と理解できた。
安心、快適なうえ、しっかりと走ってくれる実力の高さが味わえた、のである。試乗はオンロードとちょっとしたラフロードで行なったが、ドライバーの意思に忠実な反応、挙動を示してくれるのを実感。とくに駆動力は前後配分だけでなく、リヤの配分を左右にも0:100~100:0で制御する“ダイナミックトルクベクタリング”により、安定した4輪の接地感とライントレース性が得られ、気持ちよく爽快にクルマを走らせることができ、その自然なマナー、フィーリングには感心。メーターパネル内の表示をみていると、適宜、細かな駆動力制御を実行しているのもわかった。またコーナリング時の姿勢変化も穏やかで、乗り味もフラットでスッキリとしているのもいい。
トヨタ 新型RAV4
試乗車は「Adventure」で2リットルの4気筒直噴エンジン(171ps/21.1kgm)+CVTを搭載。このパワートレインも設計が新しいだけあり十分な性能を発揮してくれ、とくにCVTは小型化、ベルト狭角化の恩恵で、CVTであることをほとんどの場面で実感させない、リズミカルでキレ味のいいパワー感を味わわせてくれる。
■トヨタの新型RAV4 価格は約260万円から
トヨタ 新型RAV4
価格は、ガソリン車のFFが260万8200円、同4WDが283万5000円から334万8000円、ハイブリッド車のFFが320万2200円、同4WDが345万0600円から381万7800円です。