コンチネンタルタイヤとは
コンチネンタル(ロゴ)
同社はタイヤメーカーですが、自動運転システムやブレーキ系統などの開発にも力を入れていることから、ドイツでは自動車産業を支え続けている存在となっています。
そのため、BMWやメルセデス・ベンツ等といった世界的に有名な自動車ブランドの純正タイヤに採用されています。
日本でも、ドイツ車の取り扱いの経験豊かなヤナセ自動車などで取り扱いを開始しています。また、日本法人を立ち上げるなど日本でもコンチネンタルのブランドが浸透してきています。
ベンツやBMWなどといった欧州車では、工場出荷時点において3台に1台の割合でコンチネンタルのタイヤを装備していると言われています。
特に、高級志向の強い車種でコンチネンタルのタイヤが採用されています。
コンチネンタルタイヤの選び方
コンチネンタル プレミアム・コンタクト
タイヤ選びをする為に季節なんて関係ないとお思いの方もいることでしょう。しかし、人間が着る服に夏用と冬用があるように、タイヤにも夏用と冬用が存在しています。
それぞれの特徴をご紹介します。
■夏タイヤ
夏タイヤ(サマータイヤ)は、外気温が7度以上で使うのが一般的で、タイヤ表面のパターンとコンパウンドによってウェット、ドライ双方の路面で効果を発揮します。
■冬タイヤ
秋から冬への移り変わり(11月末~12月初旬)になったら冬タイヤに衣替えするのが一般的です。
夏タイヤのままだとスリップの原因になるので、外気温が6度以下を基準に交換しましょう。
■オールシーズンタイヤ
オールシーズンタイヤは、季節を問わずあらゆる場面で安定した性能を誇るタイヤです。
サマーとウィンターの両タイヤの中間的性能を有しており、冬でも雪の積もらない地域で生活されている方に重宝されます。
■タイヤサイズの見方
タイヤサイズの見方は以下の通りです。
例1 | 205/65 R 15 94 H | |
---|---|---|
左1番目=205 | タイヤの幅(mm) | |
左2番目=65 | 偏平率(%) | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=94 | ロードインデックス(LI) | |
左6番目=H | 速度記号 | |
★★★ | ★★★ | |
例2 | 235 /45 ZR 17 | |
左1番目=235 | タイヤの幅(mm) | |
左2番目=45 | 扁平率 | |
左3番目=ZR | 速度カテゴリー | |
左4番目=17 | リム径(インチ) | |
★★★ | ★★★ | |
例3 | 31×10.50 R 15 6PR | |
左1番目=31 | タイヤの外形(インチ) | |
左2番目=10.50 | タイヤの幅(インチ) | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=6PR | タイヤの強度 |
ボディタイプ別おすすめタイヤ
セルフ・サポーティング・ランフラットタイヤ
ここでは、コンチネンタルタイヤのおすすめタイヤを5つご紹介します。
特徴は、本国ドイツの高速道路である速度無制限区間のある道路「アウトバーン」での走行を考慮して、高速走行性能を重視している点です。
まずは、スタッドレスタイヤから見ていきましょう。
■おすすめスタッドレスタイヤ
代表的なものには、「VikingContact7」「NorthContact NC6」「Conti Viking Contact」などがあります。
今までは「Viking Contact6」のみでしたが、最近では日本市場のさらなる開拓にも力を入れており、新製品も積極的に投入しています。
■おすすめオールシーズンタイヤ
オールシーズンタイヤですが、ロングライフ性能に優れつつもあらゆるシーズンにおいて卓越したグリップの性能を追求し、快適性をも兼ねそろえた万能選手的超高性能タイヤが、「エクストリームコンタクト」です。
コンチネンタルタイヤのおすすめ5選!
コンチネンタルタイヤのおすすめをご紹介します。
ここでは簡単な概要と金額について触れます。それでは見ていきましょう。
■1. EcoContact 6
コンチネンタルのサマータイヤの主力製品の1つで、欧州タイヤラベリング制度グレーディングで最高評価を得られるなど、信頼性の高いタイヤです。
タイヤのサイズは14インチから用意されており、一般的な乗用車であればほとんどの車種で使用できます。
商品名:EcoContact 6 195/65R15 91V
金額:12,500円(2020年4月現在)
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商品名 | EcoContact 6 195/65R15 91V |
価格 | 12,500円(2020年4月現在) |
■2. SportContact 6
次に紹介するのは、同じサマータイヤでもスポーツカーに向けて開発されたタイヤが「Sport Contact 6」です。
ステアリング操作に対する精度や高速走行をするときにおける車の安定性も高く、快適な乗り心地を実現するならばタイヤからという同社の姿勢を感じることができる製品です。
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商品名 | SportContact 6 235/35ZR19 (91Y) XL |
価格 | 30,000円(2020年4月現在) |
■3. PremiumContact 6
サマータイヤですが、快適な性能とスポーツカーの性能を1つのタイヤに融合した素敵なタイヤです。
耐摩耗性とウェットブレーキの両立に成功し、乗り心地の良さが長時間保つことができるため長距離運転をされる方には最適なタイヤといえるでしょう。
一般的な乗用車のほかSUV車に装備できます。
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商品名 | PremiumContact 6 215/55R17 94V |
価格 | 18,200円(2020年4月現在) |
■4. ContiSportContact 5
スポーツカー向けに開発された製品です。
制動性については、ウェット、ドライどちらの路面において優れた威力を発揮しています。中型車以上の車に適しています。
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商品名 | ContiSportContact 5 215/45R17 91W XL |
価格 | 21,690円(2020年4月現在) |
■5. NorthContact NC6
冬場は地域によっては路面が凍結する箇所もあり、通常のタイヤだとスリップのリスクが高くなります。
スタッドレスタイヤを装備すると、トラクションとブレーキ性能、駆動安定性などの向上が期待できます。主に大型乗用車に適しています。
【Amazon商品情報】
商品名 | NorthContact NC6 195/65R15 91T |
価格 | 11,446円(2020年4月現在) |
2019年のコンチネンタルタイヤの製品情報
新製品には、「NorthContact NC6」が最新モデルとして日本市場向けに開発されたました。信州や東北や北陸、それに北海道などといった寒冷地において冬は雪が積もりますので、路面事情はそれ以外の地域と異なります。
地域実情を勘案して開発されたタイヤで、氷上性能の向上や環境性への配慮など同社の持つノウハウのつぎ込まれたタイヤです。
まとめ
コンチネンタルタイヤ
以上、コンチネンタルタイヤのことについてまとめました。
ドイツでは約140年の歴史を有していますが、タイヤメーカーの多い日本での人気はこれからというところです。
しかし、最近になって日本国内向けの商品の開発にも積極的に取り組んでいることから、これからの動きにも注目です。