アベンシスとはどんな車?
■アベンシスの主な特徴
アベンシスは、全体的に流線的なデザインが取り入れられていて、本物の欧州スタイルを貫くデザインとなっている。特に重厚感のあるフロントマスクと、ダイナミックなリアビューは強烈なインパクトがあります。
ダッシュボードやエンジン周りに防遮音材を使用することで、室内は静寂な空間が実現されています。アベンシスには、トヨタの車の事故をなくすという願いが込められた、先進の衝突回避支援パッケージのToyota Safety Sense Cが新搭載されていて、高い安全性を誇ります。
■エクステリアもヨーロッパ風!!
アベンシスのデザインは、ヨーロッパ生まれの個性的なフォルムとなっていて、力強さと気品の高さを備えています。大きく開口されたフロントグリルと、LEDが採用されたヘッドランプにより構成されたフロントマスクは迫力を感じさせてくれ、リアにはLEDコンビネーションランプが搭載。ここでリヤフォグランプが搭載されているのもヨーロッパ車をイメージさせています。
ボディーカラーは、スーパーホワイトとブラックマイカ、シルバーメタリックの3色が用意されていて、どんなオーナーも満足させてくれるでしょう。
■Super CVT-i搭載のエンジンシステム
アベンシスには、2リットルエンジンが搭載されているが、このエンジンの開発コンセプトは、2リットルエンジンのパワーを生かしたまま、燃費を向上させることでした。そのため、バルブマチックを搭載して吸気バルブリフトを連続的に変化させることで、吸気バルブタイミングをVVT-iにより最適に制御するシステムを採用している。トランスミッションには、エンジンの力をロスなく駆動系に伝える、Super CVT-iが採用され、変速ショックのないスムーズな走りを実現しています。
■アベンシスは優れた低燃費性能を持つ!!
アベンシスでは、新開発のバルブマチック付きエンジンの採用と、無段階変速機能を搭載しロスのないトランスミッションのCVTを採用することで、低燃費とパワーと両立。
また、シフトレバーを「M」ポジションに入れることで、マニュアル感覚の素早いシフトチェンジを可能とするとともに、エコ運転に徹するドライバーをサポートしてくれます。この車では、152馬力で196N・mという太いトルクも実現しながら、JC08モードにて14.6km/lという低燃費も実現しているのです。
アベンシスの車内空間はどうなっているのか
■ラゲッジスペースは広くて使い易い
アベンシスは、広いラゲッジスペースがあり大きな荷物が搭載できる魅力的な車です。ラゲッジスペースは、荷室幅1550mmで荷室長1,110mm、荷室高765mmで、ゴルフバッグなども楽々収納が可能です。荷物の出し入れがしやすいように自立可能なデッキボードを採用しているため、高さのある荷物も立てたままで収納が可能。
デッキボードの下の収納部は、工具入れにするなど荷物の使用頻度に応じて収納を工夫することが可能になっています。ラゲッジスペースのサイドには、買い物バッグの収納にぴったりなデッキサイドボードもあります。
また、この車はシートアレンジが多彩にでき、リアシートをフロントに倒してラゲッジスペースをフラット化することで、自転車などの大きな荷物も収納可能。
リアシートは、リアのセンターのアームレストのみを倒せるラゲージスルー機構があるため、リアシート全体を倒さなくてもスキー板などの長いものなども収納でき、長い荷物を積みながら4人乗車することもできるのです。ラゲッジスペースには、ラゲージフックが4個装備されているため、積載した荷物をしっかりと固定できて安心です。
■座り易い、贅沢なシートを装備!
アベンシスは、機能的で上質な室内空間となっています。この車は5人乗りとなっていて、5人乗ったとしてもゆとりの車内空間です。シートにはヨーロッパにて極められた上質マテリアルのアルカンターラが採用されていて繊細で柔らかな肌触りがあり、乗る人を包み込むようなホールド性と、通気性と透湿性に優れオールシーズン快適に座れます。
ドライバーズシートには、2ウェイの運転席電動ランバーサポートが搭載されているため、背もたれの圧力を調整可能で、ロングドライブでも腰への負担を軽減させられる。
■シートアレンジも楽に行える6:4分割可動式リヤシート
アベンシスでは、6:4分割可倒式リヤシートが採用されていて、リアセンターアームレストのみを倒すラゲージスルー機能もあるため、大きな荷物の搭載と多人数の乗車の両立が可能だ。シートアレンジを工夫することで、大きい荷物を搭載しながら4人乗車も可能となります。
リヤシートは両側倒して、ラゲッジスペースを完全にフラット化すれば、2人乗車とはなるが、家具などの大きな荷物も積載可能だ。積載物の大きさに合わせて、片側のみのリヤシートを倒せば、リヤシートには2人もしくは1人が乗車可能となる。
アベンシスの主な装備
■アベンシスは運転手を目的地まで支援する!
アベンシスは、欧州基準の走行安定性やハンドリング性能を実現した。サスペンションには、安定した性能をもつマクファーソンストラット式をフロントに採用、リアには操縦特性の自由度を確保し、高い乗り心地を実現するダブルウィッシュボーン式を採用するなど、優れた走り心地を体感できる。
フロント・リアにスタビライザーを搭載しているため、カーブを曲がるときに車体の傾きが少なくなるようになっている。トヨタのF1技術も活かされていて、エアロスタビライジングフィンをフロントとリアに施すことで、走行中に生じる風を利用して左右から車体を押さえ込み、安定した操縦性能を確保しています。
■アベンシスの驚きの安全装備
アベンシスには、3つの機能と2種類の目を持つ「Toyota Safety Sense C」の採用により、安全性を飛躍的に高められています。近距離を高精度に検知できるレーザーレーダーと、遠くにある車や白線、対向車のランプまで認識できる単眼カメラが、ドライバーの目となり周囲を検知してくれる。
2種類の目によって検知された情報は、3つの機能によって事故の回避や衝突時被害を軽減してくれます。
プリクラッシュセーフシステムは衝突予測の際に警報を発し、ブレーキを踏めばブレーキアシスト機能を発動させる。車線逸脱を防ぐ、レーンディパーチャーアラート、夜間走行中に歩行者を素早く視認できるオートマチックハイビームも搭載されています。
■アベンシスのバリエーションとそれらの違い
2つのグレードがあり、それぞれで価格や装備が大きく異なります。その内のベースモデルが、XIです。荷物を載せたときに車高が下がり、フロントライトが上方向に照射されてしまうが、それを自動的に調整してくれるオートレベリング機能を搭載したBi-Beam LEDヘッドランプや、LEDクリアランスランプを装備しています。
次にフラッグシップモデルとなるのが、「Li」。Xiの装備をベースに、曲がる角度に合わせてフロントライトの照射方向が調整されるインテリジェントAFS、コーナリング連動機能付きのフロントログランプ、一定速度を維持するクルーズコントロール、運転席電動ランバーサポートが装備されています。
■実際に乗ってみた感想
アベンシスは、欧州基準の静粛性と上質さ、乗り心地を1ランク向上したと評価されています。
高い静粛性は、小さなお子さんの眠りを妨げることなく、目的地までのスムーズな走行に向いているでしょう。ステーションワゴンとしての上質性を高めるために、アルカンターラ素材などが採用され、手触りや座り心地を改善されたことも評判です。
足回りにスポット溶接の打点を増やすなどの工夫により磨きをかけており、剛性の高い欧州車らしい硬めの乗り心地を実現することで、高速走行時の安定性を高めています。
また、実際にアベンシスに乗っているユーザーの評価も高いものが多い印象で、レクサスより静か、クラウンよりも上という評価がありました。
車外音がレクサスより静かなので何故かと思っていたら、友人がヨーロッパでディーゼル車があるからだと教えてくれました。なるほど。ロードノイズはエーモンの静音計画のグッズでピークが落ちてさらに快適。ある意味クラウンより良いです。
トヨタのアベンシス。気になる方はお近くのディーラーに足を運んでみては如何でしょうか。
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