本記事は2021~2022年の記事です。2022~2023年の渋滞予測はこちらからご覧ください。
2022~2023年 年末年始渋滞予想!お正月休みはいつから?過去と直近傾向から渋滞ピークを予測 | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/5863全国旅行支援や訪日外国人観光客の入国制限緩和などがなされている昨今。2022~2023年の年末年始の高速道路の混雑はどれぐらいになるのでしょうか。2022~2023年の年末年始の渋滞予測を紹介します。
2021~2022年 年末年始の休みいつから?
年末年始の連休や人の動きは渋滞状況とも相関しますので、こちらの情報からどれぐらい渋滞が発生する可能性があるのかを見ていきましょう。
■2021~2022年の年末年始は最大10連休も可能
今年の年末年始の連休は業種によっても違いがありますが、12月28日が御用納め・仕事納めとして、カレンダー通りに考えると6連休になります。
水曜から連休に入ることもあり、12月27日の月曜と28日の火曜を休暇にして10連休にする方や、コロナ禍で多くの企業でテレワークが導入されたこともあり、25日、26日の土日から帰省し、12月27日と28日を帰省先でテレワークするという方もいらっしゃるかもしれません。
上記を含めて、新型コロナウイルスの感染者数は大きく減少したとは言っても、まだマスクを外せない状況下にあり、可能な限り混雑を避けたいと思われる方も多くいらっしゃることを考えると、混雑のピークは分散するのではないかと思われます。
12月25日(土) | 休日 | |
---|---|---|
12月26日(日) | 休日 | |
12月27日(月) | 平日 | |
12月28日(火) | 平日 | |
12月29日(水) | 年末年始休み | 12月30日(木) | 年末年始休み |
12月31日(金) | 年末年始休み | |
1月1日(土) | 元日 | |
1月2日(日) | 年末年始休み | |
1月3日(月) | 年末年始休み |
■今年帰省する人はどのくらい?
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)が2021年10月に実施したアンケートによると、「今年は帰省する」が約37%、そして「毎年帰省している」「帰省することが多い」が合わせて約50%という結果がでています。
こちらの「毎年帰省している」「帰省することが多い」を母数として「今年は帰省する」の割合を計算すると約75%です。2021年から2022年の年末年始で帰省予定の方は、例年の約75%ほどとなる傾向が見えます。
株式会社NEXER https://www.nexer.co.jp
なお、本アンケートが実施された時点では緊急事態宣言は解除されていましたが、以降にワクチン接種率が70%を超えたことや、飲食店等の営業時間短縮要請が緩和されたことなどの影響も加味すると、年末年始に帰省も含めた旅行を計画する人の割合は増えている可能性はあります。
そちらをふまえて今年の年末年始の渋滞予想をご覧ください。
2021~2022年 年末年始渋滞予想
昨年2020~2021年の年末年始は新型コロナウィルスの感染拡大による他県への移動をはじめとした外出自粛のムードが強かったこともあり、人の流れは特に大きく減少していました。
そちらをふまえて、こちらでは一昨年の2019~2020年の実績と前項で紹介したアンケートの「今年は帰省する」と回答した方の割合から、今年の年末年始における各エリアの渋滞予測を行っていきます。
■東日本エリア 2021~2022年の渋滞予想概要
・2021年の年末は仕事納めの翌日29日から30日にかけてが渋滞のピーク
・2022年の年始は元旦の夕方からUターンラッシュがはじまり翌2日、3日の夕方頃までがピーク
年末の下り線は比較的交通量が分散する傾向にありますが、28日の夜から渋滞がはじまり29日から30日にかけてピークを迎える見込みです。
年始の上り線は元旦の夕方からUターンラッシュがはじまり翌2日、3日の夕方頃がピークとなる見込みので、関東圏から帰省される予定の方は余裕を持ったスケジュールを立てておくのがよいでしょう。
東日本エリアの渋滞予想詳細は次項にて紹介します。
■NEXCO東日本 2019~2020年の実績から詳細を予想
下表はNEXCO東日本による2019年12月27日(金)~2020年1月5日(日)の10日間の実績と予想値をまとめたものです。
交通量
2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | |
日平均交通量 | 31,100台/日 | 23,325台/日 |
NEXCO東日本:https://www.e-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての平均日交通量は31,100台/日でした。
こちらを元に試算すると2021年から2022年にかけての平均日交通量の予想値は23,300台/日となります。
渋滞状況
渋滞規模 | 2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | ||||
合計 | 下り | 上り | 合計 | 下り | 上り | |
10km以上の渋滞回数 | 57 | 16 | 41 | 43 | 12 | 31 |
うち、30km以上の渋滞回数 | 5 | 0 | 5 | 4 | 0 | 4 |
NEXCO東日本:https://www.e-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての渋滞回数は合計57回でした。
同様に試算すると2021年から2022年にかけての渋滞回数の予想値は43回うち、30km以上の渋滞は4回と予想されます。あわせて下り線と上り線も試算していますのであわせてご確認ください。
下表では渋滞が発生した箇所の中から、渋滞距離が長い道路上下線ワースト3の詳細をまとめたものです。表をみると上下線ともに年始に車の移動が集中していることが見て取れます。特に上り線はUターンラッシュの影響で40kmを超える渋滞が起きています。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | ピーク日時 | 延長 | 要因 | |
1 | 下り線 | E14京葉道路 | 貝塚IC付近 | 1月2日(木) 10:55頃 | 24.3km | 事故及び交通集中 |
2 | 下り線 | C3外環道 | 草加IC付近 | 1月2日(木) 11:45頃 | 19.2km | 事故及び交通集中 |
3 | 下り線 | E17関越道 | 高坂SA付近 | 1月2日(土) 11:35頃 | 18.9km | 交通集中 |
1 | 上り線 | E4東北道 | 久喜IC付近 | 1月2日(木) 17:30頃 | 43.7km | 事故及び交通集中 |
2 | 上り線 | E4東北道 | 久喜IC付近 | 1月3日(金) 18:30頃 | 42.0km | 交通集中及び事故 |
3 | 上り線 | E17関越道 | 高坂SA付近 | 1月3日(金) 17:30頃 | 35.0km | 事故及び交通集中 |
上表から予想値を試算すると以下の通りになります。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | 延長 | |
1 | 下り線 | E14京葉道路 | 貝塚IC付近 | 18.2km |
2 | 下り線 | C3外環道 | 草加IC付近 | 14.4km |
3 | 下り線 | E17関越道 | 高坂SA付近 | 14.2km |
1 | 上り線 | E4東北道 | 久喜IC付近 | 32.8km |
2 | 上り線 | E4東北道 | 久喜IC付近 | 31.5km |
3 | 上り線 | E17関越道 | 高坂SA付近 | 26.3km |
上表の結果をみると下り線では20km以下の渋滞が起きると予想されますが、上り線では30km以上の渋滞が2回起こり、長い渋滞が起こることが予想されます。
また、年始にはUターンラッシュで車の移動が集中する可能性が高いこともうかがえます。
■【更新】NEXCO東日本 2021~2022年の渋滞予測 公式発表
NEXCO東日本の渋滞予測カレンダーで年末年始の予測情報が閲覧可能となりました。
渋滞ピークは1月2日~1月3日
年末年末は特に1月2日(日)~1月3日(月)に渋滞が集中する見込みです。
年末は下り線は比較的分散し目立った渋滞予測は見受けられませんが、アクアラインの上り線では15kmの渋滞が予測されています。渋滞は30日まで続き同日にピークを迎える見込みです。
年始は1日から渋滞が始まり、2日から3日にかけてピークを迎える見込みです、20kmや25kmだけでなく場所によっては30km台の渋滞が発生すると予測されます。
最も長い渋滞予測
最も長い渋滞予測は以下通りとなります。
1月2日(日)に約35kmの渋滞(ピーク時)
上り線:関越自動車道 本庄児玉ICから鶴ヶ島IC区間 高坂SA付近
時間帯:13:00~22:00(ピーク時刻:16:00)
各主要高速道路の渋滞予測は下記URLにてご確認ください。
■中日本エリア 2021~2022年の渋滞予想概要
・2021年の年末は仕事納めの翌日29日から30日にかけてが渋滞のピークとなり31日まで続く
・2022年の年始は特に2日から3日の夕方頃までがピーク
年末の下り線は仕事納めの翌日29日から30日にかけてピークを迎え、渋滞は31日まで続く見込みです。
年始の上り線は例年2日から3日にかけて、Uターンラッシュが集中する傾向にあります。この時期は長時間の運転が見込まれますので、無理な運転はせずサービスエリアでしっかり休憩をするなど長時間乗車の対策や準備をするのが良いでしょう。
中日本エリアの渋滞予想詳細は次項にて紹介します。
■NEXCO中日本 2019~2020年の実績から詳細を予想
下表はNEXCO中日本による2019年12月27日(金)~2020年1月5日(日)の10日間の実績と予想値をまとめたものです。
交通量
2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | |
日平均交通量 | 44,100台/日 | 33,075台/日 |
NEXCO中日本:https://www.c-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての平均日交通量は44,100台/日でした。
こちらを元に試算すると2021年から2022年にかけての平均日交通量の予想値は33,075台/日となります。
渋滞状況
渋滞規模 | 2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | ||||
合計 | 下り | 上り | 合計 | 下り | 上り | |
10km以上の渋滞回数 | 81 | 31 | 50 | 61 | 23 | 38 |
うち、30km以上の渋滞回数 | 2 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 |
NEXCO中日本:https://www.c-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての渋滞回数は合計81回でした。
こちらから2021年から2022年にかけての渋滞回数の予想値は61回となります。下り線と上り線も試算していますのであわせてご確認ください。
下表では渋滞が発生した箇所の中から、渋滞距離が長い道路上下線ワースト3の詳細をまとめたものです。こちらでもUターンラッシュの影響で30kmを超える渋滞が起きていることがわかります。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | ピーク日時 | 延長 | 要因 | |
1 | 下り線 | E1東名高速道路 | 秦野中井IC付近 | 1月3日(金) 15:45頃 | 29.7km | 交通集中 |
2 | 下り線 | E1東名高速道路 | 秦野中井IC付近 | 12月28日(土) 8:05頃 | 24.5km | 事故及び交通集中 |
3 | 下り線 | E1東名高速道路 | 海老名SA付近 | 12月31日(火) 13:20頃 | 21.0km | 事故及び交通集中 |
1 | 上り線 | E1東名高速道路 | 伊勢原BS付近 | 1月3日(金) 16:35頃 | 38.0km | 交通集中及び事故 |
2 | 上り線 | E23東名阪自道車道 | 西山BS付近 | 1月2日(木) 16:40頃 | 30.3km | 交通集中 |
3 | 上り線 | E1東名高速道路 | 焼津西BS付近 | 1月3日(金) 17:35頃 | 29.5km | 事故及び交通集中 |
NEXCO中日本:https://www.c-nexco.co.jp/
IC:インターチェンジ、SA:サービスエリア、BS:バスストップ
上表から予想値を試算すると以下の通りになります。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | 延長 | |
1 | 下り線 | E1東名高速道路 | 秦野中井IC付近 | 22.3km |
2 | 下り線 | E1東名高速道路 | 秦野中井IC付近 | 18.4km |
3 | 下り線 | E1東名高速道路 | 海老名SA付近 | 15.8km |
1 | 上り線 | E1東名高速道路 | 伊勢原BS付近 | 28.5km |
2 | 上り線 | E23東名阪自道車道 | 西山BS付近 | 22.8km |
3 | 上り線 | E1東名高速道路 | 焼津西BS付近 | 22.1km |
上表から下り線で20kmを超える渋滞が起きると予想されます。上り線では30kmを超えないものの、比較的長い渋滞が起こると予想されることがわかります。
また、年始にはUターンラッシュで車の移動が集中する可能性が高いこともうかがえます。
■【更新】NEXCO中日本 2021~2022年の渋滞予測情報
NEXCO中日本の渋滞予測カレンダーの閲覧が可能となりました。
渋滞ピークは1月2日~1月3日
年末年末は特に1月2日(日)~1月3日(月)に渋滞が集中する見込みです。
年末の下り線は28日から渋滞がはじまり、29日から30日にかけてピークを迎える見込みです。30km台の渋滞はないものの、20kmや25kmにおよぶ渋滞が予測されます。
年始の上り線は1日からはじまり、なかには20kmもの渋滞も予測されます。2日から3日にかけてピークを迎え、Uターンラッシュが集中することが伺えます。10km以下の渋滞が多いように見受けれますが、場所によっては30kmを超える渋滞が予測されます。
最も長い渋滞予測
最も長い渋滞予測は以下通りとなります。
1月2日(日)に約35kmの渋滞(ピーク時)
上り線:東名高速道路 御殿場ICから横浜町田IC区間 綾瀬SIC付近 交通集中による
時間帯:9:00~翌1:00(ピーク時刻:13:00)
1月3日(月)に約35kmの渋滞(ピーク時)
上り線:東名高速道路 御殿場ICから横浜町田IC 綾瀬SIC付近 交通集中による
時間帯:前日9:00~1:00(ピーク時刻:前日13:00)
また、上記1月3日(月)の大井松田IC区から横浜町田IC区間の綾瀬SIC付近においては、12:00をピークに30kmの渋滞が予測されます。
各主要高速道路の渋滞予測は下記URLにてご確認ください。
渋滞予測カレンダー | 料金・交通 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://dc.c-nexco.co.jp/jam/cal/NEXCO 中日本(中日本高速道路株式会社)公式サイト【企業情報】ページ。料金・ルート検索や渋滞情報、サービスエリア・パーキングエリア、交通規制、ETC割引などの高速道路情報、東名高速・名神高速・中央道・北陸道・東海北陸道・名二環・新東名・新名神をご案内します。
■西本エリア 2021~2022年の渋滞予想概要
・2021年の年末は仕事納めの翌日29日から30日にかけてが渋滞のピーク
・2022年の年始は特に2日から3日の夕方頃までがピーク
年末の下り線は、仕事納めが28日ということもあり例年のように29日から30日に渋滞のピークを迎える見込みです。
年始の上り線は例年2日から3日にかけて、Uターンラッシュが集中する傾向にあり、他のエリアと同様に2日から3日の夕方頃がピークになると予想されますので、余裕を持ったスケジュールを立てるとともに迂回ルートを事前に検討するなどの準備をすると良いでしょう。
西日本エリアの渋滞予想詳細は次項にて紹介します。
■NEXCO西日本 2019~2020年の実績から詳細を予想
下表はNEXCO西日本による2019年12月27日(金)~2020年1月5日(日)の10日間の実績と予想値をまとめたものです。
交通量
2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | |
日平均交通量 | 48,200台/日 | 36,150台/日 |
NEXCO西日本:https://corp.w-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての平均日交通量は48,200台/日でした。
これに元に試算すると2021年から2022年にかけての平均日交通量の予想値は36,150台/日となります。
渋滞状況
渋滞規模 | 2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | ||||
合計 | 下り | 上り | 合計 | 下り | 上り | |
10km以上の渋滞回数 | 73 | 24 | 49 | 55 | 18 | 37 |
うち、30km以上の渋滞回数 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
NEXCO西日本:https://corp.w-nexco.co.jp/
2019年から2020年にかけての渋滞回数は合計73回でした。
これより2021年から2022年にかけての渋滞回数の予想値は55回となります。同様に下り線と上り線も試算していますのであわせてご確認ください。
下表では渋滞が発生した箇所の中から、渋滞距離が長い道路上下線ワースト3の詳細をまとめたものです。関西地域でもやはりの年始に車の移動が集中しやすい時期となり30kmを超える渋滞が起きていることがわかります。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | ピーク日時 | 延長 | 要因 | |
1 | 下り線 | E1名神高速道路 (E1A新名神高速道路) | 蝉丸TN付近 | 12月29日(日) 15:05頃 | 24.3km | 事故及び交通集中 |
2 | 下り線 | E2山陽自動車道 | 閑谷TN付近 | 12月30日(月) 17:05頃 | 21.5km | 事故及び交通集中 |
3 | 下り線 | E2山陽自動車道 | 龍野西IC付近 | 12月30日(月) 14:50頃 | 20.5km | 事故及び交通集中 |
1 | 上り線 | E1名神高速道路 | 草津JCT付近 | 1月2日(木) 14:20頃 | 38.9km | 交通集中 |
2 | 上り線 | E42湯浅御坊自道車道 (E42阪和自動車道) | 有田南IC付近 | 1月3日(金) 17:25頃 | 27.1km | 交通集中 |
3 | 上り線 | E1名神高速道路 | 草津JCT付近 | 1月3日(金) 19:40頃 | 27.0km | 交通集中 |
NEXCO西日本:https://corp.w-nexco.co.jp/
※TN:トンネル、IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション
上の表から予想値を試算すると以下の通りになります。
上下線 | 道路名 | 渋滞発生箇所 | 延長 | |
1 | 下り線 | E1名神高速道路 (E1A新名神高速道路) | 蝉丸TN付近 | 18.2km |
2 | 下り線 | E2山陽自動車道 | 閑谷TN付近 | 16.1km |
3 | 下り線 | E2山陽自動車道 | 龍野西IC付近 | 15.4km |
1 | 上り線 | E1名神高速道路 | 草津JCT付近 | 29.2km |
2 | 上り線 | E42湯浅御坊自道車道 (E42阪和自動車道) | 有田南IC付近 | 20.3km |
3 | 上り線 | E1名神高速道路 | 草津JCT付近 | 20.3km |
上表の結果をみると下り線では20km以下の渋滞がおきると予想されます。上り線では30km以上の渋滞は見受けられませんが、比較的長い渋滞が起こることが予想されます。
また、年始にはUターンラッシュで車の移動が集中する可能性が高いこともうかがえます。
■【更新】NEXCO西日本 2021~2022年の渋滞予測情報
NEXCO西日本の渋滞予測カレンダーの閲覧が可能となり、加えて渋滞予測ガイドが発表されました。
渋滞ピークは1月2日~1月3日
渋滞予測ガイドによると年末年末は特に1月2日(日)~1月3日(月)に渋滞が集中する見込みです。
年末は比較的分散するように見受けられますが、28日から渋滞がはじまり20kmの渋滞も予測されます。渋滞は30日まで続きそのままピークを迎え、渋滞箇所も比較的多くなる見込みです。
年始は1日から渋滞が始まりますが、2日から3日にかけて大きく集中する見込みです、中には20kmや25kmの渋滞が発生すると予測されます
最も長い渋滞予測
1月2日(日)に約25kmの渋滞(ピーク時)
上り線:名神高速道路 高槻JCTから大津IC区間 大津IC付近 交通集中による
時間帯:8:00~20:00(ピーク時刻:11:00)
渋滞予測ガイドは2021年12月28から2022年1月4日の渋滞の発生箇所、時間帯毎の渋滞の長さや、渋滞ピーク時の時刻などを地図上で確認することができます。ぜひご活用ください。
NEXCO西日本 渋滞予測ガイド:https://search.w-nexco.co.jp/pdfs/forecast_guide.pdf
各主要高速道路の渋滞予測カレンダーは下記URLにてご確認ください。
渋滞予測 | NEXCO 西日本の高速道路・料金・ETC割引・渋滞情報
https://search.w-nexco.co.jp/forecast/全国の交通集中渋滞を予測しています。 この渋滞予測では、工事や事故に伴う渋滞は含まれておりませんのでご注意ください。
■首都高速道路 2021~2022年の渋滞予想概要
・2021年の年末は仕事納めの翌日29日から30日にかけてが渋滞のピーク
・2022年の年始は元旦の夕方からUターンラッシュがはじまり翌2日、3日の夜頃までがピーク
年末の下り線は、29日から30日に渋滞のピークを迎えると予想されます。
年始の上り線は1日夜から3日にかけて渋滞が続き、ピークは2日から3日の夜頃まで続く見込みで、特に年始のUターンラッシュは、交通集中することあり、長時間の渋滞となる可能性がありますので、長時間運転の対策だけでなく、下道を通行することを含めた迂回ルートを検討するなどの渋滞回避の入念な対策をしておきましょう。
首都高速の渋滞予想詳細は次項にて紹介します。
■首都高速株式会社 2019~2020年の実績から詳細を予想
下表は首都高速株式会社による2019年12月27日(金)~2020年1月5日(日)の10日間の実績と予想値をまとめたものです。
交通量
2019~2020年 | 2021~2022年予想値 | |
日平均交通量 | 790,871台/日 | 593,153台/日 |
首都高速道路株式会社:https://www.shutoko.co.jp/
2019年から2020年にかけての平均日交通量は790,871台/日でした。
これに元に試算すると2021年から2022年にかけての平均日交通量の予想値は593,153台/日となります。
渋滞状況
期間 | 2019~2020年 | 2021~2022年予想値 |
12/27~1/5 | 151 | 113.3 |
首都高速道路株式会社:https://www.shutoko.co.jp/
首都高速道路株式会社の渋滞に関する試算方法は独自のものとなるため、他のエリアとの単純比較は難しいですが、交通量や渋滞量ともに非常に高く、車の移動が特に集中していることがわかります。
なお、2018年度の平日平均渋滞量が 417(km・時/日)であったことをふまえると、首都高速道路では平日の渋滞量が多く、年末年始は比較的少ないこともうかがえます。
渋滞回避のために意識すべきこと
■最新情報は常にチェックできるように
実際の交通状況は予測と異なることも十分にありえますので、常に最新の情報収集をすることが大切です。NEXCOのサイトなどではリアルタイムの渋滞情報が見れるので、こまめに確認するとよいでしょう。
また、カーナビやスマホアプリを駆使することも有効な手段です。現在の渋滞状況を確認することができるので状況に応じたルート変更が可能となります。
高速道路での渋滞は自然渋滞だけでなく、事故よって渋滞が引き起こされることがあります。そのため前途の通りネットやスマホアプリなどで事故情報なども同時に確認しておくと、予想以上の渋滞も回避しやすくなります。
■ピークを避けたスケジュールを
ピークを外したスケジュールを立てることは、渋滞回避に高い効果があります。
一般的に12月30日、31日や1月2日、3日に渋滞が集中することが多く、可能であればこれらの日を避けたスケジュールを立てましょう。
また、今年も渋滞予測が難しい状況にあることを鑑みて、高速道路各社の予測情報やニュースなどを確認しながらスケジュールを見直すのもよいでしょう。
各主要高速道路の渋滞予測は下記URLにてご確認ください。
■スケジュールには余裕をもった行動を
前述のとおり、実際の交通状況は予測と異なることも十分にありえます。事前の準備を整えたつもりでも、年末年始は特に渋滞に巻き込まれてしまうことも覚悟しなければなりません。そこで状況に応じて柔軟にスケジュールを変更することが有効です。
また、運転スケジュールがタイトになると、焦りや疲労などから事故を起こしてしまう確率も高まりますので、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを立てるのがよいでしょう。
■迂回ルートは事前にチェック
迂回ルートを利用すると運転時間の増加を抑えられる事があります。実際首都高速などではその効果が大きく、迂回ルートを利用した方が目的地に早く到着できることもあります。
大渋滞が引き起こる箇所では、迂回ルートが提案されていることがありますので、事前に迂回ルートを調べておくのがよいでしょう。
「VICS(道路交通情報通信システム)」などによる最新の交通情報を確認できるカーナビを利用すると、迂回ルートの提案や、迂回先のルートの混雑状況を確認することもできます。
まとめ
2021~2022年の年末年始の渋滞予測に参考にしていただける情報をご紹介しました。
年末年始に久しぶりに帰省してご家族との時間を過ごす方も多いかと思いますので、こちらの情報とあわせて、移動される際には最新の渋滞情報を常に確認して備えておくことをおすすめします。
2020~2021年 年末年始渋滞予想|ピークはいつ?コロナの影響は? | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/5149車でのお出かけの際に気になるのはやはり渋滞情報でしょう。2020~2021年の年末年始は感染が広がっている新型コロナウイルスの影響もあって人の動きにも変化がありそうです。そこで、今回は2020~2021年の年末年始の渋滞予想ご紹介します。
【2019-2020 年末年始の渋滞予測】混雑日・混雑する道路|渋滞回避方法ほか | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/39072019-2020年の年末年始。本記事では高速道路関連各社が発表した年末年始の渋滞予測から、上り線・下り線で20km以上の渋滞が予測される日、時間帯、混雑する道路や回避方法など、気になる情報をまとめています。年末年始・お正月、渋滞回避したい方はぜひ本記事をご覧ください。【12月26日更新】
【2021年最新】渋滞回避アプリおすすめ5選!賢く活用して混雑知らず | カーナリズム
https://matome.response.jp/articles/5584連休や年末年始の旅行や帰省などで車を利用される方なら、長い渋滞の苦労はご存知のことでしょう。多くの人が限られた休日を最大限利用しようとすると、高速道路や幹線道路はどんどん混み合ってしまい、長いものでは数十kmに及ぶ渋滞で通過に数時間かかるなんてことも。この記事でご紹介する渋滞回避アプリを賢く使えば、それらの渋滞を回避してスマートなドライブを実現できるかもしれません。
よくある質問
■2021~2022年の年末年始は?
2021~2022年の年末年始の連休は業種によっても違いがありますが、12月28日が御用納め・仕事納めとして、カレンダー通りに考えると6連休になります。水曜が年末年始休みのはじめの日ですので、12月27日の月曜と28日の火曜を休暇にして10連休にすることも可能です。
■今年帰省する人はどのくらい?
2021年10月に実施された日本トレンドリサーチ「年末年始」に関するアンケート結果から、コロナ禍以前の年末年始と比較して約75%ほどの方が帰省を予定している傾向が見えました。本アンケート以降もワクチン接種率が拡大していることから、年末年始に帰省を計画する人の割合は増えていく可能性があります。