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デトロイトモーターショー2023開催!35ブランドが参加する北米最大級の自動車ショー

デトロイトモーターショー2023開催!35ブランドが参加する北米最大級の自動車ショー

デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)は、世界5大モーターショーのひとつに数えられる、ミシガン州デトロイトで開かれる自動車ショー。今回の記事ではデトロイトモーターショー2023の概要と出展ブランドと、前回2022年開催で注目を集めた車種を紹介します。

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デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)とは

《写真提供:Response》《photo by Detroit Auto Show》 デトロイトモーター2022の会場の様子

「デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)」は、世界5大モーターショーのひとつに数えられる、北アメリカ最大規模の自動車ショーです。開催都市がミシガン州デトロイトであることから、「デトロイトモーターショー」とも呼ばれています。

デトロイトは自動車工業がとくに盛んな都市として知られており、アメリカの3大自動車メーカー(ビッグスリー)である「ゼネラル・モーターズ(GM)」と「フォード」、さらに、現在はステランティス・グループ傘下の「クライスラー」もデトロイト大都市圏内に本社を設置しています。こう考えると、「デトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)」が盛り上がるのは必然といえるかもしれません。

今年2023年のデトロイトモーターショー(北米国際自動車ショー)の開催は9月13日~24日の日程ですが、コロナ禍前にあたる2019年までは1月開催でした。しかし1月に開催すると、積雪や気温の低さなどの要因で屋外展示が難しくなります。さらに、同じ1月にネバダ州ラスベガスで開かれる「CES(コンシューマーエレクトロニクスショー)」とバッティングすることから、開催月が調整されました。

こうした背景のもと、初めての9月開催となった前回2022年は、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード、クライスラーのいわゆるビッグスリーが出展会場の大部分を占め、イベントを大いに盛り上げました。

それでも各自動車ブランドによる派手な新車発表は依然と比べると控えめで、実車体験や電動自動車の魅力を伝えるイベントなどが中心となっています。これは、インターネットの普及や広告戦略の変化によるもので、モーターショーが時代とともに変化してきていることを実感させるものです。

デトロイトモーターショー2023 開催概要

《写真提供:Response》《photo by Chevrolet》 シボレー・エクイノックス EV(デトロイトモーターショー2022)

開催展名

North American International Detroit Auto Show

開催日時

2023年9月13日(水)~24日(日) 9:00~18:00

・テクノロジー デイ
9月13日~14日 9:00~19:00

・チャリティー試写会
9月15日 17:00~21:00

・パブリックショー
9月16日~23日 10:00~20:00
9月24日 10:00~19:00

会場

ハンティントンプレイス(Huntington Place)

住所:1 Washington Boulevard, Detroit, MI 48226

主催者

North American International Auto Show(NAIAS)

出展対象品目

自動車、トラック、オフロード車、EV、ドローンなど

開催周期

毎年

プレミアムスポンサー

デルタ航空、ミシガン州経済開発公社(MEDC)

チケット購入方法

パブリックショー

デトロイトモーターショーの公式ホームページより購入

※当日、ハンティントンプレイス・コンコースにあるチケットブースでも購入可能

大人:20ドル
シニア:12ドル(65 歳以上)
子供:10ドル(3~12歳、親または保護者同伴の2歳以下は無料)
ファミリーパス:50ドル(大人2人、子供3人)

テクノロジー デイ

デトロイトモーターショーの公式ホームページより購入(事前購入のみで、当日入口での販売はなし)

75ドル(手数料および手数料が適用される場合あり)
子供(12歳以下)の入場不可
※チケット受け取りには写真付き身分証明書が必要で、チケットは払い戻し不可

チャリティー試写会

デトロイトモーターショーの公式ホームページより購入(事前購入のみで、当日入口での販売はなし)

各400ドル、ペア700ドル

デトロイトモーターショー2023 出展ブランド

《写真 トヨタ自動車》 トヨタ・スープラ 新型(デトロイトモーターショー2019)《写真提供:response》

車両展示ブランド

・ビュイック
・キャデラック
・シボレー
・クライスラー
・ダッジ
・フィアット
・フォード
・GMC
・ジープ
・起亜
・レクサス
・リンカーン
・ラム
・トヨタ
・フォルクスワーゲン
・アルファ・ロメオ
・アストン・マーティン
・アウディ
・ベントレー
・BMW
・ホンダ
・ヒュンダイ
・インフィニティ
・ジャガー
・ランボルギーニ
・ランドローバー
・マセラティ
・マクラーレン
・メルセデス・ベンツ
・ミニ
・ポールスター
・ポルシェ
・ロールス・ロイス
・ボルボ
・テスラ

前回開催振り返り!デトロイトモーターショー2022で注目を集めた車種をピックアップ

フォード マスタング(Mustang)

《写真提供:response》《photo by Ford》 フォード・マスタング 新型(デトロイトモーターショー2022)

「フォード マスタング」は1964年、当時の若者たちをターゲットとして誕生。コンパクトカーであるファルコンをベースとした車で、スポーティな外観と高い運動性能を持つクーペとして一世を風靡し、現在でもフォード スポーツカーの代名詞となっています。

北米国際自動車ショー2022では、およそ9年ぶりにモデルチェンジした7世代目モデルが発表されました。パワーユニットには5.0L V型8気筒ガソリン自然吸気エンジンと、2.3L 直列4気筒エコブーストを用意しています。

トヨタ クラウン(Crown)

《写真提供:response》《photo by Toyota》 トヨタ・クラウン 新型(デトロイトモーターショー2022)

デトロイトモーターショー2022には、トヨタ自動車のアメリカ部門が新型「クラウン」も出展しました。4種類あるボディのなかから、クロスオーバーがアメリカ市場に2023年投入予定として発表され、これはクラウンのアメリカ市場における50年ぶりの復活となりました。

もともとクラウンは、トヨタ自動車創業者である豊田喜一郎氏が「日本人の手で純国産車をつくる」という目標のもとに開発をスタート。こうして1955年に、トヨタの独自技術のみで作られた、トヨタ初の量産乗用車「トヨペット・クラウン」が誕生しました。1958年にはアメリカ市場にも投入されましたが、残念ながら1972年にアメリカでの販売を終了していました。

ジープ グランドチェロキー4xe(Grand Cherokee 4xe)

《写真提供:response》《photo by Jeep》 ジープ・グランドチェロキー 4xeの「30thアニバーサリーエディション」(デトロイトモーターショー2022)

デトロイトモーターショー2022では、グランドチェロキーのデビュー30周年を記念する、「グランドチェロキー4xe 30thアニバーサリーエディション」が初めて公開されました。

フロントマスクをはじめとする専用仕上げの外装と、黒のカプリレザーシートが印象的な充実のインテリアに、直噴2.0L 直列4気筒ガソリンターボとモーターを組み合わせたPHEVシステムは、優れた走破性と燃費を実現させています。

こだわりの「フロントアクスル・ディスコネクト」を採用し、路面状況からAWDの必要有無を判断。オンロードでの燃費を向上させるとともに、4WDが必要と判断された場合は自動で4WDに切り替えてくれます。

キャデラック リリック(Lyriq)

《写真提供:response》《photo by Cadillac》 キャデラック・リリック(デトロイトモーターショー2022)

ゼネラル・モーターズ(GM)のラグジュアリーブランドであるキャデラックは、ブランド初となるEV車「キャデラック リリック」をデトロイトモーターショー2022で出展しました。キャデラックの新しい時代を象徴する車で、新開発のEVプラットフォームを採用しています。

フロントはブラック仕上げのクリスタルグリルが採用され、縦に伸びるスリムなLEDヘッドライプのデザインと相まって、重厚さと高級感を演出しています。

EV車ならではの力強い走りに加え、ハンズフリー高速道路運転支援システム「スーパー・クルーズ」をオプション設定。地図情報データベース「ライダー(LiDAR)」とカメラやレーダーセンサーなどのネットワーク機能を組み合わせ、アメリカとカナダで合計32万kmもの自動車専用高速道路をハンズフリー走行できます。

シボレー コルベットZ06(Corvette Z06)

《写真提供:response》《photo by Chevrolet》 シボレー・コルベット Z06 新型(デトロイトモーターショー2022)

1953年の登場以来長きにわたり、アメ車好き、スポーツカー好きに愛され続けているシボレー コルベットの新型「コルベットZ06」がデトロイトモーターショー2022に出展されました。「Z06」は、1963年に2代目コルベットのレース用に設定されたオプションコードで、高性能モデルの代名詞といった認識です。

新開発の5.5L V型8気筒ガソリンエンジンを搭載し、最大出力は670hp/8,400rpm、最大トルはク63.6kgm/6,300rpmを実現させています。サーキットでは最大限のパフォーマンスを引き出すことが可能で、8,600rpmからのレッドゾーンでよりいっそうの力を発揮します。

まとめ

《写真提供:response》《photo by Jeep》 ジープ・グランドワゴニア

9月13日より開催されるデトロイトモーターショー2023の開催概要と出展ブランドを紹介しました。アメリカ自動車メーカービッグスリーが、そのお膝元となる地でそろい踏みする、力の入ったモーターショーといえます。

サプライズな発表もあるのではと期待されています。ぜひチェックしてみてください。

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