ホットハッチとは?
《画像提供:Response》トヨタ GRヤリス(欧州仕様)
ホットハッチとは、高性能なハッチバック車のことを指し、フランスやイタリアなどヨーロッパで人気が高い車種です。日本でもホットハッチという言葉を使いますが、北米ではスポーツコンパクトと呼ばれています。
実用性の高いハッチバック車に、パワフルなエンジンとチューニングされた足回りを装着し、スポーツカーに近い走行性能が与えられ、普段使いも十分こなせるうえに、走りも楽しめるのがホットハッチです。一部では、実用性を犠牲にしてラリーやレースなどの競技用のベース車両として開発された車種もあります。
ちなみに、ホットハッチの元祖は、1977年に登場したフォルクスワーゲン ゴルフGTIだといわれています。
ホットハッチ現行国産車オススメ5選
《画像提供:Response》トヨタ GRカローラ(北米仕様、プロトタイプ)
新車で購入できる現行型の国産車ホットハッチの中で、オススメする5車種は以下です。
- トヨタ GRヤリス
- トヨタ GRカローラ
- ホンダ シビック タイプR
- マツダ MAZDA2 15MB
- スズキ スイフトスポーツ
■1.トヨタ GRヤリス
《画像提供:Response》トヨタ GRヤリス RZハイパフォーマンス
トヨタ GRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)で優勝を狙うために作られたホットハッチです。そのため、随所に本格的なスポーツ走行ができる装備が施されています。
2020年に発売されたヤリスのスポーツモデルという位置づけですが、ボディ剛性を確保するために、ヤリスの5ドアに対してGRヤリスは3ドアとしています。また、フロントには冷却のためにエアを多く取り込める大型のグリルや、安定したコーナリングが行えるようトレッド幅を広げるために、フェンダーも張り出し、コンパクトハッチながら迫力あるボディデザインに仕上がっています。
RZ"High Performance"とRZは272psを発生するエンジンに4WD+6速MTと、本格的なスポーツ走行を楽しみたい方向けで、RSは120psのエンジンにFF+Direct Shift-CVTの組み合わせで、街乗りも楽にこなせる仕様です。
スペックやルックスはスパルタンなGRヤリスですが、通常時でも174リッターの荷室容量を確保し、先進の安全技術も装備しているので、普段使いも問題ありません。ラリードライバーの雰囲気を味わいたいなら、GRヤリスがオススメです。
スペック【RZ"High Performance"】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,995×1,805×1,455 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,880×1,430×1,175 |
ホイールベース(mm) | 2,560 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,535/1,565 |
最低地上高(mm) | 130 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
車両重量(kg) | 1,280 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 直列3気筒インタークーラーターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,618 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 200(272ps)/6,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 370(37.7kg・m)/3,000-4,600 |
タンク容量(L) | 50 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 13.6 |
サスペンション:フロント/リヤ | ストラット式コイルスプリング/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | 4輪駆動方式 |
トランスミッション | iMT(6速マニュアル) |
新車価格(消費税抜)
RZ"High Performance" | 4,145,455円 |
RZ | 3,600,000円 |
RS | 2,409,091円 |
(2023年11月現在 トヨタ公式サイトより)
■2.トヨタ GRカローラ
《画像提供:Response》トヨタ GRカローラ モリゾウエディション(2シーター)
トヨタ GRカローラは、コンパクトハッチのカローラ スポーツをベースに、レースで培われた技術やノウハウをフィードバックして作られたホットハッチです。そのため、5名乗車できる室内空間と荷室を有し、日常使いにも問題ありません。
エンジンは、GRヤリスと同じ1.6リッターの3気筒ターボダイナミックフォースエンジンをさらにチューンアップし最高出力304psを発生。前後駆動力の配分を緻密に制御するアクティブトルクスプリット4WDシステムとスムーズな変速をアシストしてくれる6速iMTの組み合わせで、日常からサーキットまで気持ちいい走りが楽しめます。
ワイド&ローのボディスタイルにレーシーなサウンドを演出する3本出しマフラー、ホールド性の高いスポーティなシートにデジタル表示のセンタータコメーターと、ドライバーをその気にさせる装備の数々は、見た目だけでなく、本気でスポーツ走行するための理にかなったものとなっています。
トヨタ GRカローラは、税込価格で500万円を超える高額な車ですが、購入するには抽選への申し込みが必要で、2023年9月現在、抽選申し込みが終了するほど人気あるホットハッチです。
スペック【RZ】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,410×1,850×1,480 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,790×1,510×1,155 |
ホイールベース(mm) | 2,640 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,590/1,620 |
最低地上高(mm) | 120 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
車両重量(kg) | 1,470 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 直列3気筒インタークーラーターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,618 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 224(304ps)/6,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 370(37.7kg・m)/3,000-5,550 |
タンク容量(L) | 50 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 12.4 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | 4輪駆動方式 |
トランスミッション | iMT(6速マニュアル) |
新車価格(消費税抜)
RZ | 4,772,727円 |
(2023年11月現在 トヨタ公式サイトより)
■3.ホンダ シビック タイプR
《画像提供:Response》ホンダ シビック タイプR
ホンダ シビック タイプRは、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで、FFモデルの最速ラップタイムの記録(2023年4月20日時点)を持つホットハッチです。現行型のシビック タイプRは、1997年に登場した初代EK9型から数えて6代目で、過去にはインテグラやNSXにもタイプRは存在しましたが、現在はシビックのみタイプRが現存しています。
初代から受け継がれるVTECエンジンは、4代目からターボエンジンに変更されパワーが格段に向上し、現行型では最高出力330psまでパワーアップしています。フロントシートとフロアは赤で統一され、アルミ削り出しのシフトノブがレーシーな雰囲気を演出。ドライバーをその気にさせてくれます。
徹底的に軽量化された新世代プラットフォームのシャシーとタイプR専⽤にチューニングされた⾜回りに、タイヤにはミシュランと共同開発したハイグリップスポーツタイヤ「パイロットスポーツ」を標準装備。路面をしっかりとグリップし、安定したコーナリングを実現しています。
ホットハッチとしてはロングホイールベースのため室内空間は広く、大きく開くハッチとゆとりある広さの荷室によって大きな荷物も積みやすいなど、日常使いにも満足のいく一台です。
スペック【タイプR】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,595×1,890×1,405 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,915×1,545×1,145 |
ホイールベース(mm) | 2,735 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,625/1,615 |
最低地上高(mm) | 125 |
最小回転半径(m) | 5.9 |
車両重量(kg) | 1,430 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒横置 |
エンジン総排気量(cc) | 1,995 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 243(330ps)/6,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 420(42.8kg・m)/2,6004,000 |
タンク容量(L) | 47 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 12.5 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソン式/マルチリンク式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | 油圧式ベンチレーテッドディスク/油圧式ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6速マニュアル |
新車価格(消費税抜)
タイプR | 4,543,000円 |
(2023年11月現在 ホンダ公式サイトより)
■4.マツダ MAZDA2 15MB
《画像引用元:マツダ公式サイト》マツダ MAZDA2 15MB
マツダ MAZDA2 15MBは、街中でもサーキットでも、走る歓びが味わえて気軽にモータースポーツが楽しめるホットハッチです。車名のMBはモータースポーツベースの略で、サーキットを走行する競技車両として使われることを前提に作られています。
エンジンは他グレードに比べパワーで4kW(6ps)、トルクで7Nm(0.7kg・m)アップしており、必要最低限の装備により車両重量は1,040kgと軽量で、トランスミッションは6速MTを採用しているため、街乗りからサーキットまでパワフルかつ軽快な走りと、車を操る楽しみが味わえます。
エアバッグやカーナビはなくエアコンもマニュアルと質素な装備な分、新車価格は200万円以下とリーズナブルなので、装備にこだわらない方や、あとで自分好みにカスタマイズする方には、オススメのホットハッチです。
スペック【15MB】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,080×1,695×1,500 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,805×1,445×1,210 |
ホイールベース(mm) | 2,570 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,495/1,480 |
最低地上高(mm) | 145 |
最小回転半径(m) | 4.9 |
車両重量(kg) | 1,040 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ |
エンジン総排気量(cc) | 1,496 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 85(116ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 149(15.2kg・m)/4,000 |
タンク容量(L) | 44 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 20.2 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式/トーションビーム式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/リーディングトレーリング式ドラム |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | 6MT |
新車価格(消費税抜)
15MB | 1,608,000円 |
(2023年11月現在 マツダ公式サイトより)
■5.スズキ スイフトスポーツ
《画像提供:Response》スズキ スイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツは、コンパクトスポーツのスイフトをベースに、全幅を40mm拡大し3ナンバーサイズのワイドトレッド化したホットハッチです。2005年に初代(スイフトとしては2代目)が登場して以来、安価でスポーツ走行が楽しめるホットハッチとして人気があり、現行型は3代目となります。
新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用した高剛性かつ1トンを切る軽量なボディと、低回転域からトルクが太く最高出力140psを発生する1.4リッター直噴ターボエンジンの組み合わせで、俊敏かつ力強い走りを実現しています。
トランスミッションは、フロアシフトの6MTとハンドルから手を離さず操作できるパドルシフトの6ATをラインアップ。オートマ限定免許の方でも、スイフトスポーツのスパルタンな走りが楽しめます。
室内には使いやすい収納スペースがいくつも設けられ、荷室容量は5名乗車時で265リッターと十分な大きさがあり、6:4分割可倒式のリヤシートを両方倒せば、長尺物などを積載することができるため、日常使いでも満足できるホットハッチです。
スペック【2WD 6MT】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,890×1,735×1,500 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,910×1,425×1,225 |
ホイールベース(mm) | 2,450 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,510/1,515 |
最低地上高(mm) | 120 |
最小回転半径(m) | 5.1 |
車両重量(kg) | 970 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 水冷4サイクル直列4気筒直噴ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,371 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 103(140ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 230(23.4kg・m)/2,500-3,500 |
タンク容量(L) | 37 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 17.6 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) |
トランスミッション | 6MT |
新車価格(消費税抜)※()内は全方位モニター用カメラパッケージ装着車
2WD 6MT | 1,968,000円(2,016,000円) |
2WD 6AT | 2,033,000円(2,081,000円) |
(2023年11月現在 スズキ公式サイトより)
ホットハッチ現行外車オススメ5選
《画像提供:Response》ルノー メガーヌ R.S. ウルティム
新車で購入できる現行型の外車ホットハッチの中で、オススメする5車種は以下です。
- アバルト 695コンペティオーネ
- ルノー メガーヌ R.S. ウルティム
- フォルクスワーゲン ゴルフR
- ミニ ジョンクーパーワークス クラブマン
- メルセデスベンツ AMG A45 S 4MATIC+
■1.アバルト 695コンペティオーネ
《画像提供:Response》アバルト 695コンペティオーネ
アバルト 695コンペティオーネは、イタリアの自動車メーカー「フィアット」がアバルトブランドで販売しているハイエンドモデルのホットハッチです。全長3,660mmの小さくかわいいボディデザインとは裏腹に、スパルタンな仕様となっています。
1.4リッターのターボエンジンは最高出力180ps・最大トルク23.5kg・mを発生し、1,120kgの軽いボディを力強く加速させ、ロングツーリングでの快適性とワインディングロードでの俊敏性を兼ね備えたサスペンションにより、日常使いからスポーツ走行まで幅広くこなします。
インテリアは、カーボンバックシェルのヘッドレスト一体型サベルト製スポーツシートをはじめ、スポーツペダルやアルカンターラメーターフードを採用し、激しいスポーツ走行時でも安定した姿勢でドライブでき、レーシーな雰囲気を演出。
左ハンドルは5速マニュアル、右ハンドルはATモード付5速シーケンシャルとトランスミッションの種類は決まってしまいますが、左右どちらのハンドル位置も選べるので、外車の雰囲気を味わいたい方や日本の道路事情に合わせたい方にも選択肢となるホットハッチです。
スペック【5速マニュアルトランスミッション 左ハンドル】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,660×1,625×1,490 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,300 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,410/1,400 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | - |
車両重量(kg) | 1,120 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,368 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 132(180ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 230(23.5kg・m)/2,000 |
タンク容量(L) | 35 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 14.2 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット(スタビライザー付)/トーションビーム(スタビライザー付) |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッド ディスク/ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5速マニュアル |
新車価格(消費税抜)
5速マニュアルトランスミッション 左ハンドル | 4,363,636円 |
ATモード付 5速シーケンシャルトランスミッション 右ハンドル | 4,545,455円 |
(2023年11月現在 アバルト公式サイトより)
■2.ルノー メガーヌ R.S. ウルティム
《画像提供:Response》ルノー メガーヌ R.S. ウルティム
ルノー メガーヌ R.S. ウルティムは、最高峰の自動車レース「フォーミュラー1(F1)」に参戦しているルノーが手掛けるホットハッチで、F1で培った技術と知識をフィードバックし、量産FF車最速を目的に世界限定1,976台のみ販売される希少性の高い車です。
全幅1.8mを超えるワイドでマッシブなボディは迫力があり、コーナーでも路面をしっかりグリップしてくれる安定感があります。フロントとリヤのフェンダーにはエアダクト、リヤにはセンターマフラーとディフューザー、足回りには大径19インチのタイヤ&ホイールにブレンボ製ブレーキキャリパーを備えるなど、細部にまでモータースポーツのDNAが注ぎ込まれています。
インテリアは、ステアリングやRECARO製フロントシートにバックスキン風のアルカンタラとカーボン調素材を使用し、レッド&グレーのステッチと相まってドライバーをレーシーな雰囲気で包み込んでくれるでしょう。
トランスミッションは、自分で車を操る感覚が楽しめる6速マニュアルトランスミッションと、レーシングドライバーを超える俊敏なギアチェンジを実現する電子制御6速AT(6EDC)トランスミッションの2タイプが設定されているので、走りの好みに合わせて選択可能です。
スペック【EDC】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,410×1,875×1,465 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,670 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,620/1,600 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.2 |
車両重量(kg) | 1,470 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | ターボチャージャー付筒内直接噴射 直列4気筒 DOHC16バルブ |
エンジン総排気量(cc) | 1,798 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 221(300ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 420(42.8kg・m)/3,200 |
タンク容量(L) | 47 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 11.3 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソン式コイル/トーション・ビーム式コイル |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | 前輪駆動(FF) |
トランスミッション | 電子制御6速AT(6EDC) |
新車価格(消費税抜)
EDC | 5,990,909円 |
MT | 5,990,909円 |
(2023年11月現在 ルノー公式サイトより)
■3.フォルクスワーゲン ゴルフR
《画像提供:Response》フォルクスワーゲン ゴルフR
フォルクスワーゲン ゴルフRは、ハッチバック車で人気が高いゴルフをベースとしたハイパフォーマンス&ハイエンドグレードのホットハッチです。ホットハッチの元祖といわれるゴルフGTIを製造したフォルクスワーゲンの車だけに期待を裏切りません。
車名に付けられたRはRacingに由来し、優れた基本性能に加えて、WRC(世界ラリー選手権)など過酷なレースで培った技術が注ぎ込まれています。0-100km/h加速4.7秒と圧倒的な加速性能を誇る320psエンジンを搭載し、進化したフルタイム4WD「4MOTION」がパワーを余すことなく路面へ伝達。スポーツ性と快適性をともに高める次世代制御デバイス「ビークルダイナミクスマネージャー」が走りを最適にコントロールしてくれます。
エクステリアデザインやフロントシートをR専用とし、大径の19インチアルミホイール&ブルーブレーキキャリパー(Rグレード除く)や迫力あるクロームデュアルツインエキゾーストパイプの採用により、ゴルフのシルエットを保ちながらも力強い印象です。
ゴルフRの中でもR歴代最強といわれるのが「R 20 Years」グレード。専用チューニングにより最高出力は333psまで引き上げられ、0-100km/h加速4.6秒を実現。フォルクスワーゲン日本初採用のドリフトモードなどアグレッシブな走りのテクノロジーと、内外装を特別に仕立てた専用装備を多数採用しています。
スペック【R】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,295×1,790×1,460 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,620 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,540/1,515 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.1 |
車両重量(kg) | 1,540 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ) |
エンジン総排気量(cc) | 1,984 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 235(320ps)/5,350-6,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 420(42.8kg・m)/2,100-5,350 |
タンク容量(L) | 56 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 12.3 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット(スタビライザー付)/4リンク(スタビライザー付) |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランスミッション | 自動7段(前進)1段(後退) |
新車価格(消費税抜)
R 20 Years | 7,207,272円 |
R DCC 19インチアルミホイール | 6,366,364円 |
R | 6,156,364円 |
(2023年11月現在 フォルクスワーゲン公式サイトより)
■4.ミニ ジョンクーパーワークス クラブマン
《画像提供:Response》ミニ ジョンクーパーワークス クラブマン
ミニ ジョンクーパーワークス クラブマンは、ミニシリーズの中で桁外れなパワーを持つハイエンドなグレード「ジョンクーパーワークス」におけるオンロードタイプのホットハッチです。角に丸みがあるボディスタイルと丸目ランプのルックスとは裏腹に、走りに特化しています。
2.0リッター直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンは最高出力306ps、最大トルク450Nmを発生させ、最高速度は250km/hに到達するほどのパフォーマンスを持っています。排気口95mmのツイン・エキゾースト・テール・パイプが奏でる低音でワイルドなサウンドは官能的です。
大パワーをしっかり路面へロスなく伝えるために、4輪駆動システム(ALL4)を採用。グリップ性能が高く安定性に優れ、いかなる天候や路面でも、自由自在なレスポンスを維持するためのトラクションを発揮します。
足回りには、ニュルブルクリンクサーキットでテストされた専用設計のスポーツ・サスペンションに、18インチもしくは19インチが選択可能な大径ホイールと確かな制動力を発揮する専用の4ピストン・ブレーキ・キャリパーを装備し、スポーツ走行でも安定した走りを実現します。
スペック【A45 S 4MATIC+】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,445×1,850×1,410 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,730 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,560/1,560 |
最低地上高(mm) | 115 |
最小回転半径(m) | 5.4 |
車両重量(kg) | 1,640 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付 |
エンジン総排気量(cc) | 1,991 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 310(421ps)/6,750 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 500(51.0kg・m)/5,000-5,250 |
タンク容量(L) | 51 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 11.4 |
サスペンション:フロント/リヤ | - |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク |
駆動方式 | 4輪駆動(4WD) |
トランスミッション | 電子制御8速A/T(8G-DCT) |
新車価格(消費税抜)
A45 S 4MATIC+ | 8,381,818円 |
(2023年11月現在 メルセデスベンツ公式サイトより)
スペック【クラブマン】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,275×1,800×1,470 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,670 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | - |
最低地上高(mm) | 141 |
最小回転半径(m) | 5.5 |
車両重量(kg) | 1,600 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 4気筒DOHC |
エンジン総排気量(cc) | 1,998 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 225(306ps)/5,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 450(kg・m)/1,750-4,500 |
タンク容量(L) | 48 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 11.7 |
サスペンション:フロント/リヤ | - |
ブレーキ:フロント/リヤ | - |
駆動方式 | 4輪駆動 |
トランスミッション | 8速AT |
新車価格(消費税抜)
クラブマン | 5,518,182円 |
(2023年11月現在 ミニ公式サイトより)
■5.メルセデスベンツ AMG A45 S 4MATIC+
《画像提供:Response》メルセデスベンツ AMG A45 S 4MATIC+
メルセデスベンツ AMG A45 S 4MATIC+は、メルセデスベンツの中で最もコンパクトなボディサイズでありながら、スポーツ・レース系ブランドのAMGがチューニングを施したパワフルなホットハッチです。
エクステリアは、メルセデスベンツらしい上質でエレガントな雰囲気を持ちつつ、1.8mを超えるワイドなボディと力強く迫力あるデザインとし、AMG専用フロントグリルの採用や空力性能を高める力強い造形の前後バンパーなどによって、高次元の走りを予感させる印象です。
インテリアは、黒を基調にシートやドア内張りに赤を配色することでスポーティーな雰囲気を演出。ハードな走行にも耐えられるホールド性の高いバケットタイプのシートを採用しつつ、デザインや仕上がりには上質感があり、高級車の雰囲気も合わせ持っています。
最高出力421ps、最大トルク500N・mを発生するハイパワーエンジンに、前後トルクを100:0~50:50で配分するAMG 4MATIC、ハード走行時の安定した操作性とロングドライブ時の快適性を兼ね備えたAMG RIDE CONTROLサスペンション、素早しシフトチェンジを可能とした電子制御8速AT(DCT 8G)の組み合わせにより、パワフルでハードなスポーツ走行は安心で楽しく、日常の公道走行では快適なドライブできます。
ホットハッチオススメ絶版中古車5選
《画像提供:Response》三菱 コルト ラリーアート バージョンR
中古車で購入できる絶版ホットハッチの中で、オススメする5車種は以下です。
- マツダ マツダスピードアクセラ
- 日産 パルサーGTI-R
- 三菱 コルト ラリーアート バージョンR
- スズキ アルトワークス
- アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ 1750TBI
■1.マツダ マツダスピードアクセラ
《画像提供:Response》マツダ マツダスピードアクセラ
マツダ マツダスピードアクセラは、5ドアのアクセラスポーツをベースに、2006年にデビューしたホットハッチです。「ハイパフォーマンスコンパクト」をコンセプトにしていましたが、ボディは3ナンバーサイズ。そのため、室内空間が広く実用性も高くなっています。
マツダ マツダスピードアクセラは、初代と2代目にラインアップされており、2代目はボンネットエアダクトが追加され、よりスポーティーな印象となっています。2.3リッターの水冷直列4気筒DOHC16バルブターボは最高出力264psを発生し、シャシーに対してパワーが過大だったことから「じゃじゃ馬」と評されることもしばしばあるほど。
足回りは18インチアルミホイールに、前ストラット・後マルチリンクのサスペンションを搭載し、トランスミッションは6速マニュアルのみと、ドライバー自身が車を操りスポーツ走行を楽しめることに特化しています。
エンジンパワーや足回りの装備は、現行モデルのホットハッチと比較しても通用するレベルで、安い中古車なら50万円以下で手に入ることを考えれば、マツダ マツダスピードアクセラはコストパフォーマンスのいいホットハッチです。
スペック【マツダスピードアクセラ(2代目)】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,510×1,770×1,490 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,980×1,475×1,200 |
ホイールベース(mm) | 2,640 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,535/1,520 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.6 |
車両重量(kg) | 1,450 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ |
エンジン総排気量(cc) | 2,260 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 194(264ps)/5,500 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 380(38.7kg・m)/3,000 |
タンク容量(L) | 60 |
JC08モード燃料消費率(km/L) | 10.0 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式/マルチリンク式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6MT |
中古車価格帯(消費税抜)
マツダスピードアクセラ | 454,545円~1,452,727円 |
(2023年11月現在 グーネットより)
■2.日産 パルサーGTI-R
《画像提供:Response》日産 パルサーGTI-R
日産 パルサーGTI-Rは、4代目パルサー(N14型)のハイエンドモデルとして、年間5,000台以上の量産車で戦われるWRC(世界ラリー選手権)のグループA規定に参戦するために開発され、1990年に発売されたホットハッチです。
5ナンバーサイズのコンパクトなボディに、当時の2.0リッターターボエンジンではハイパワーのSR20DETを搭載し、最高出力230ps、最大トルク284.4Nmを発生させ、GT-Rキラーと呼ばれるほど鋭い加速を実現していました。
エクステリアは、エンジン上部に配置されたインタークーラーを効率良く冷却するために大型の迫力あるボンネットエアダクト、リヤには大型のスポイラーを装備し、スポーティールックスでハードなスポーツ走行においてハイパフォーマンスを実現させるデザインとなっています。
日産 パルサーGTI-Rは、発売から30年以上も経過しているため、中古車市場にほとんど出回っていないのが現状で、2023年11月時点では1台のみ(グーネットより)。それゆえ、人と違ったホットハッチを手に入れたい方にはオススメの一台です。
スペック【GTI-R】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,975×1,690×1,400 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,710×1,395×1,150 |
ホイールベース(mm) | 2,430 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,440/1,415 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.2 |
車両重量(kg) | 1,230 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,998 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 169(230ps)/6,400 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 284.4(29.0kg・m)/4,800 |
タンク容量(L) | 50 |
10モード/10・15モード燃料消費率(km/L) | 9.3 |
サスペンション:フロント/リヤ | 独立懸架ストラット式/独立懸架パラレルリンクストラット式 |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | フルタイム4WD |
トランスミッション | 5MT |
中古車価格帯(消費税抜)
GTI-R | 2,817,272円 |
(2023年11月現在 グーネットより)
■3.三菱 コルト ラリーアート バージョンR
《画像提供:Response》三菱 コルト ラリーアート バージョンR
三菱 コルト ラリーアート バージョンRは、コンパクトハッチのコルト ラリーアートをベースに、三菱自動車のモータースポーツ部門を担うラリーアートが手掛けたホットハッチです。
エクステリアは、ボンネットエアダクトに専用のエアロバンパーやオーバーフェンダーを装着し迫力あるデザインで、スポット溶接の増し打ちや、サスペンション取付部、リヤゲート開口部などの補強によりボディ剛性が強化され、ハードなスポーツ走行でも安定した走りを実現。
エンジンは1.5リッター4G15型のMIVECターボ、トランスミッションはゲトラグ製の5速マニュアルもしくはINVECS-III・スポーツモード6-CVTを搭載。マニュアル車には、横滑りを防止する「アクティブスタビリティコントロール」を装備しています。
インテリアは、ランサーエボリューション9譲りのシフトノブやアルミペダル、タコメーター・スピードメーターにはホワイトの文字盤を採用し、レーシーな雰囲気でドライバーの気持ちを高ぶらせてくれます。オプションでRECAROシートを選択することも可能でした。
発売期間は2006年~2012年の6年間と比較的長いため、年式は古いですが中古車市場には複数台のコルト ラリーアート バージョンRが存在し、安い中古車なら20万円台で購入できます。
スペック【ラリーアート バージョンR】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,925×1,695×1,535 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 1,805×1,400×1,240 |
ホイールベース(mm) | 2,500 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,465/1,450 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.4 |
車両重量(kg) | 1,110 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC16バルブICターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,468 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 120(163ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 210(21.4kg・m)/3,500 |
タンク容量(L) | 45 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | - |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング(スタビライザー付)/トーションビーム式コイルスプリング(スタビライザー付) |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5MT |
中古車価格帯(消費税抜)
ラリーアート バージョンR | 181,818円~2,763,636円 |
(2023年11月現在 グーネットより)
■4.スズキ アルトワークス
《画像提供:Response》スズキ アルトワークス
スズキ アルトワークスは、1984年に発売された2代目アルトの派生車種として1987年に初代アルトワークスが誕生し、2代目~5代目と一世代前の8代目に設定されていた軽ホットハッチで、アルトワークスとしては5世代が存在します。ここでは8代目アルトに設定された5代目アルトワークスについて解説します。
エクステリアは、一目でアルトワークスとわかる、フロントバンパーに「WORKS」の文字をあしらったカーボン調アッパーガーニッシュを装着。ブラック塗装の15インチアルミホイールは、引き締まった足元を演出し、スポーツ走行を軽快なものにしています。
インテリアは、体をしっかりホールドしてくれる専用RECARO製シートに、ドライバーの手になじむ本革巻ステアリングホイールなどを装備し、レーシーな雰囲気でハードなスポーツ走行も安定したドライビングを楽しめます。
エンジンは、658ccの水冷直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボを搭載し最高出力は馬力規制上限の64psを発生。素早いシフトチェンジを実現させるため、専用に開発されたショートストロークの5速マニュアルトランスミッションと、専用チューニングの5速オートギヤシフト(5AGS)の2種類が設定され、マニュアルでもオートマでも、パワフルなエンジンパワーを余すことなくスポーティーな走りを実現しています。
5世代にわたり販売されたため、中古車市場には多くのアルトワークスが流通していますが、初代や2代目などは年式が古く、コンディションの良い車は少ないでしょう。狙い目としては、まだ年式が新しい最終の5代目がオススメです。
スペック【5代目 2020年10月モデル】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,500 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | 2,040×1,255×1,215 |
ホイールベース(mm) | 2,460 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,295/1,300 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 4.6 |
車両重量(kg) | 670 |
乗車定員(名) | 4 |
エンジン種類 | 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ |
エンジン総排気量(cc) | 658 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 47(64ps)/6,000 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 100(10.2kg・m)/3,000 |
タンク容量(L) | 27 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 21.4 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット式コイルスプリング/トーションビーム式コイルスプリング |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ドラム(リーディングトレーディング) |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 5MT |
中古車価格帯(消費税抜)
2015年~の5代目モデル | 561,818円~2,421,818円 |
(2023年11月現在 グーネットより)
■5.アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ 1750TBI
《画像提供:Response》アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ 1750TBI
アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ 1750TBIは、2012年~2021年まで発売されたジュリエッタの最終型となるホットハッチです。
エンジンは、直列4気筒DOHC16バルブインタークーラー付ターボを搭載し、最高出力240ps、最大トルク300Nmを発生。アルファロメオらしいエレガントなエクステリアデザインでありながら、パワフルでスポーティな走りを実現しています。
インテリアは、上質かつオシャレさを感じさせるデザインで、シートには高級感あるレザーシートを標準装備。右ハンドルのみの設定なので、日本の道路事情にもマッチしています。
中古車市場には、2023年11月現在で32台(グーネットより)が流通しています。価格は130万円台〜330万円台と手ごろな価格なので、外車のホットハッチを安く購入したい方にはオススメです。
スペック【ヴェローチェ 1750TBI】
ボディサイズ:全長×全幅×全高(mm) | 4,350×1,800×1,460 |
室内寸法:長さ×幅×高さ(mm) | - |
ホイールベース(mm) | 2,635 |
トレッド:フロント/リヤ(mm) | 1,555/1,555 |
最低地上高(mm) | - |
最小回転半径(m) | 5.5 |
車両重量(kg) | 1,440 |
乗車定員(名) | 5 |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC16バルブICターボ |
エンジン総排気量(cc) | 1,742 |
エンジン最高出力(kW/rpm) | 177(240ps)/5,750 |
エンジン最大トルク(Nm/rpm) | 300(30.6kg・m)/1,850 |
タンク容量(L) | 60 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 10.2 |
サスペンション:フロント/リヤ | マクファーソンストラット(スタビライザー付)/マルチリンク(スタビライザー付) |
ブレーキ:フロント/リヤ | ベンチレーテッドディスク/ディスク |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6AT |
中古車価格帯(消費税抜)
ヴェローチェ 1750TBI | 1,353,636円~3,354,545円 |
(2023年11月現在 グーネットより)
ホットハッチの選び方
ホットハッチは国内メーカーだけでなく、海外メーカーからも多数ラインアップされています。さらに、絶版となったホットハッチまで含めれば、かなりの数となるため選ぶのに悩んでしまうでしょう。ここでは、ホットハッチの選び方について解説します。
■安心して乗りたいなら現行の国産車がオススメ
ホットハッチに安心して乗りたいなら、現行の国産車がオススメです。車が新しいため、すぐにトラブルになりにくく、万が一トラブルが発生しても取り扱っているディーラーは全国にあるため、対応してもらいやすいからです。交換部品も純正品が流通しているので、交換修理も早く済みます。
■目立ちたいなら現行の外車がオススメ
人から注目を浴びて目立つホットハッチに乗りたいなら、現行の外車がオススメです。外車のホットハッチには左ハンドルの設定があるものがあったり、外車というだけで高い車に乗っていると思われたりするからです。限定販売されている外車のホットハッチなら、希少性もあるのでさらに目立つでしょう。
■人と違う車種に乗りたいなら絶版の中古車がオススメ
人と違うホットハッチに乗りたいなら、絶版の中古車がオススメです。その理由は、すでに製造中止していることで台数も少なく、同じ車種に乗っている人が少ないため。ただし、年式が古いと故障などのトラブルが発生しやすく、純正部品も製造中止されているため、修理には時間とお金がかかるところが難点です。車に詳しくない方は避けた方が無難でしょう。
まとめ
ホットハッチは、コンパクトなボディにパワフルなエンジンとハイスペックな足回りを装備し、4人もしくは5人が乗車できる室内空間と荷室を備えているので、ワインディングロードやサーキットなどでスポーツ走行が楽しめるうえに実用的に使うこともできる車です。
ホットハッチは、スポーツカーが欲しいけど家族みんなを乗せたり旅行に出かけたりなど、実用的にも使いたいという方にとてもマッチする車です。ホットハッチの購入を検討している方は、この記事をホットハッチ選びの参考にしてくださいね。
ホットハッチについてよくある質問
■ホットハッチには明確な定義がありますか?
ホットハッチには明確な定義はありません。一般的には、スポーツカーよりも価格が安く、スポーツカーに劣らないポテンシャルを持ちながら、実用性も兼ね備えたハッチバック車のことをホットハッチと呼びます。
■ホットハッチを選ぶなら国産車と外車、どちらがいいですか?
ホットハッチと呼ばれる車は、国産車と外車どちらにも複数の車種が存在するため、選ぶのに悩む方もいるでしょう。ホットハッチの選び方は、自身の好みや、求める条件を満たしてくれる車種かどうかで決めれば、満足いく結果が得られます。国産車は安心だけど人と同じ車種になりやすいとか、外車は目立つけど維持費がかかるなど、それぞれメリット・デメリットを確認して好みのホットハッチを見つけましょう。