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【新車販売台数ランキング】ランキング激変!人気の「トヨタ車」が崩れた?急浮上してきた車種は?

【新車販売台数ランキング】ランキング激変!人気の「トヨタ車」が崩れた?急浮上してきた車種は?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年2月の新車販売台数ランキングによると、これまでは不動の1位だったトヨタ「ヤリス」が1月に続き1位でなかったほか、日産「ノート」が好調で3位に上昇。また、ホンダ「ステップワゴン」の販売台数が好調です。

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2024年3月の新車販売台数ランキングはこちら

2024年2月はどんなクルマが売れた?

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ CR-V e:FCEV

2024年2月は、ホンダ「CR-V FCEV」や、スズキ「エブリィ/エブリイワゴン」などの新型車が発表されたほか、ミツオカ「M55」の市販化が発表されるなど、様々なニュースがありました。一方12月に内部告発により発覚した、ダイハツの不正の影響により1月には同社のOEM車のトヨタ車がランキングから消滅しましたが、2月はどのような順位変動があったのでしょうか。

無敵のヤリスシリーズが2位のまま!ノートが好調に

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産ノート

2024年1月のランキングで1位は、これまでずっと不動だったトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」から、「カローラ(カローラもヤリス同様カローラシリーズ)」にバトンタッチしましたが、2月でも同様のランキングとなりました。ヤリスシリーズは引き続き2位となり、この傾向が続くかもしれません。ヤリスシリーズは1月には一部改良もあったため、この影響があるのかもしれません。

これまで3位には「シエンタ」がいましたが今回はこの地位に日産「ノート」がつきました。販売台数は1万台超えと好調ですが、前年比は93.5%と100%は超えていません。またシエンタも5位といい立場にはいますが、前年比は73.2%と厳しい状況です。

4位には「プリウス」が引き続きランクイン。前年比も119%と好調で、モデルチェンジに成功し、人気を堅調に獲得している様子が見られます。

10月で14位から8位になり、11月では5位、12月〜1月は6位につけるなど、しばらく好調が続くホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」。今回も6位をキープし、さらに前年比は171.9%と好調です。このままこの立場を守っていくことでしょう。

7位にはホンダ「フリード」が、10位からランクを引き上げて登場。現行モデルは2016年に登場した2代目で、登場から8年経過しており、すでに次期型の登場も噂される中ですが、前年比も101.4%と堅調です。

この他、トヨタ「ノア」が11位から9位に、ホンダ「ステップワゴン」が12位か10位に上昇するなど健闘を見せる他、トヨタ「ヴォクシー」も15位から11位に順位をあげており、多くの順位変動が確認できます。

さらに、ランク圏外から日産「エクストレイル」(1月24位)が17位となったほか、スズキ「スイフト」(1月23位)が20位となるなど、激しい健闘も見られます。スズキ「ソリオ」は前回16位となり、今回は15位となるなど少しずつ順位を上げています。ソリオは、ダイハツのOEM車だった「ルーミー」のライバル車種であるため、ダイハツの不正によりライバル不在となったこのタイミングで頭角を現しているのでしょう。

依然トヨタ車が多い状況ですが、他社の健闘も見られ、今後に期待したくなるような2月でした。

トヨタ車の前年比はかなり厳しい?

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉トヨタ ノア 新型

1月に引き続き順位の入れ替わりがかなり激しかった2月ですが、ダイハツ不正発覚による出荷停止の影響で1月時点から姿を消していた「ルーミー」「ライズ」などの人気車種の没落の影響は大きいことでしょう。

また、納車の状況が芳しくないのか、前年の同月が高すぎたのかトヨタ車の前年比がかなり厳しくなっています。

2位に付けているヤリスでさえ79.3%、一時期は2台合わせれば日本における最量販車種「N-BOX」の台数ですら凌駕していた兄弟車「ノア/ヴォクシー」も、ノアで70.8%、ヴォクシーで68.8%と大きく前年の台数を下回りました。

高級ミニバンの代名詞「アルファード」も7位から16位に下落。前年比69.2%と、かなり厳しい状況になりました。

一番深刻なのは、継続的な下落をくりかえしているトヨタ「アクア」かもしれません。12月は11位だったところ、1月では17位まで落下、そして今回も18位とズルズル下落しています。

前年比も49%と継続的に下落しており、かなり厳しい状況となっています。やはりSUVやミニバンでも十分な省燃費性を発揮する現在は、人気がそれらの車に移ったか、さらに経済性に優れる軽スーパーハイトワゴンに顧客を奪われているのかもしれません

1月に引き続き激しい変動!トヨタの牙城は崩れるのか

《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ WR-V

2024年2月のランキングでは、1月に引き続き数多くのクルマの順位変動がおこり、今までにランクインしなかった車が登場するほか、大躍進を見せた車が多数登場するなど、大きな変化が見られました。

1月に引き続き、ダイハツ不正問題により姿を消してしまった人気車種や、時代の流れなのか不調が続く車種も見られるほか、新型車登場による変化もあり、今後の展開が楽しみな状況です。

2024年は、新型ノートや新型ロードスターが発売されたほか、12月からすでに登場していた車種の巻き返しが見られます。さらにホンダ「WR-V」など魅力的な車種も控えています。

これに加え、未発表の新型モデルもいくつかあるかもしれません。これらの登場によりどこまで順位が変動するのか…トヨタ一強のランキングにどのような変化があるのか、今後のランキング変動に注目です。

2024年2月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 カローラ トヨタ 14,841 100.7
2(ー) 2 ヤリス トヨタ 12,495 79.3
3(↑) 5 ノート 日産 10,010 93.5
4(ー) 4 プリウス トヨタ 9,190 119.6
5(↓) 3 シエンタ トヨタ 8,613 73.2
6(ー) 6 ヴェゼル ホンダ 7,520 171.9
7(↑) 10 フリード ホンダ 7,171 101.4
8(ー) 8 セレナ 日産 6,594 145.3
9(↑) 11 ノア トヨタ 6,027 70.8
10(↑) 12 ステップワゴン ホンダ 5,992 204.8
11(↑) 15 ヴォクシー トヨタ 5,992 204.8
12(↓) 9 ハリアー トヨタ 5,714 72.9
13(ー) 13 フィット ホンダ 5,670 102.5
14(ー) 14 クラウン トヨタ 5,615 156.8
15(↑) 16 ソリオ スズキ 5,032 102
16(↓) 7 アルファード トヨタ 4,300 69.2
17(↑) 24 エクストレイル 日産 4,224 161.5
18(↓) 17 アクア トヨタ 4,014 49
19(↓) 18 ZR-V ホンダ 3,833
20(↑) 23 スイフト スズキ 3,078 134.4
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

2024年~2025年 新車情報はこちら

【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ | カーナリズム

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