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【新車販売台数ランキング】日本一売れてる“普通車”はトヨタ「カローラ」!? 日産「ノート」&ホンダ「フリード」も大健闘

【新車販売台数ランキング】日本一売れてる“普通車”はトヨタ「カローラ」!? 日産「ノート」&ホンダ「フリード」も大健闘

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年3月の新車販売台数ランキングによると、これまでは1月から首位をキープしているトヨタ「カローラ」が今回も1位となったほか、日産「ノート」が引き続き3位で好調な様子。また、ホンダ「フリード」や日産「セレナ」も上昇し2月に続き、トヨタ車の牙城を崩しています。

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2024年4月の新車販売台数ランキングはこちら

2024年3月はどんなクルマが売れた?

《画像提供:Response》〈写真提供:本田技研工業〉ホンダ ヴェゼル e:HEV Z(プレミアムサンライトホワイト・パール)

2024年3月は、日本でも販売されている「キックス」の新型モデルが米国で世界初公開となったほか、ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」のマイナーチェンジモデルが初公開され、春の発売が公表されました。

また日産「エルグランド」など、様々なモデルが一部改良されるなど、引き続き新型車が登場しています。一方12月に内部告発により発覚した、ダイハツの不正の影響により1月〜2月では同社のOEM車のトヨタ車がランキングから消滅、3月には出荷の再開が少しづつ行われていますが、3月はどのような順位変動があったのでしょうか。

トヨタ車独占から様々なメーカーの車種が入り乱れるように変化

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産ノート

2024年1月のランキングから、これまでずっと1位を独占してきたトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が陥落し、トヨタ「カローラ(カローラクロスやカローラツーリング等を含むカローラシリーズ)」が代わりに1位となっていましたが、3月でも1位を死守しました。

ヤリスシリーズも以前と勢力は強く2位のまま。しかし、前年比がカローラ88%、ヤリス79.2%と両者とも100%を割っており、厳しい状況となっています。

1月までは、3位には「シエンタ」がいましたが2月から日産「ノート」が3位に、そして3月も引き続き3位と好調が続きます。一方前年比は78.7%と好調とは言えない状況です。そして下落続きのシエンタが今回も下落し、7位となりました。

4位は継続してトヨタ「プリウス」がランクイン。こちらの前年比は114.8%と好調で、フルモデルチェンジにより、多大な人気を獲得している様子が見られます。

5位には着々と順位を上げているホンダ「フリード」がランクイン。前年比は78.2%と厳しいですが、新型モデルの登場が噂されているモデル末期なフリードだけに状況は厳しいのかもしれません。

6位には8位から順位を上げてきた日産のミニバン「セレナ」がランクイン、前年比も177.4%と好調で、供給が安定化してきているのかもしれません。

10月で14位から8位になり、11月では5位、12月〜2月は6位につけるなど、しばらく好調が続くホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」ですが、今回は8位にランクダウン。しかし、マイナーチェンジを控えるほか、前年比153.7%と好調なため、まだまだランキングの上昇が見込めそうです。

この他、ホンダ「ステップワゴン」が9位となり着実な上昇を見せる他、高級車ながら12位につけるトヨタ「クラウン」の前年比は140%好調で、クロスオーバーだけでなく、セダンや、スポーツなど様々なバリエーションが揃ってきたことが功を奏しているようです。

また、日産「エクストレイル」やスズキ「スイフト」も、順位変動こそ無いものの前年比は大きく100%を上回っています。一方ダイハツのOEM車では、上位常連だったトヨタ「ルーミー」や「ライズ」は未だランキングに戻ることは叶わず、厳しい状況が続いています。

ランキング全体で前年比が厳しい結果に

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・アクア 特別仕様車 Z“Raffine”(2WD)<オプション装着車>

トヨタの牙城が崩れ、2月に引き続き順位の入れ替わりが起きている3月。納車の状況が芳しくないのか、前年の同月が高すぎたのか全体的に前年比が100%割る事例が増えています。

下落が続く兄弟車「ノア/ヴォクシー」については、今回ノアが11位となり67.9%、ヴォクシーが14位で64.6%と2月に引き続き大きく前年の台数を下回りました。

そしてトヨタ「アクア」がズルズルと継続的に下落しており、今回は19位に。12月は11位、1月では17位、2月は18位だったので、ここ数ヶ月でかなりの順位を落としています。前年比も44.3%とランクインした車種の中で最も低い状態です。

ですが、このアクアは4月に一部改良が行われ、新たな特別仕様車も投入されました。今後少し変動があるかもしれません。

ランキングが変動中…前年比が全体的に100%以下となる結果に

《画像提供:Response》〈写真提供 ホンダ〉ホンダ WR-V

2024年3月のランキングでは、1〜2月に引き続き数多くのクルマの順位変動がおこりましたが、全体的に前年比が100%割っているという厳しい状況が見られました。

ホンダや、日産のクルマが少しづつランキング上位に加わるようになってきており、変化の兆しが見られます。

3月には様々な新型車の発表がありましたが、ホンダ「WR-V」など魅力的な車種の発売もありました。

今後も新たな新型車登場の兆しが見られており、更にランキングに変動をもたらしてくれることでしょう。今後のランキング変動が楽しみです。

2024年3月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 カローラ トヨタ 18,831 88
2(ー) 2 ヤリス トヨタ 17,677 79.2
3(ー) 3 ノート 日産 12,731 78.7
4(ー) 4 プリウス トヨタ 11,316 114.8
5(↑) 7 フリード ホンダ 9,532 78.2
6(↑) 8 セレナ 日産 9,490 177.4
7(↓) 5 シエンタ トヨタ 9,082 63.4
8(↓) 6 ヴェゼル ホンダ 8,855 153.7
9(↑) 10 ステップワゴン ホンダ 8,497 278.4
10(↑) 12 ハリアー トヨタ 7,560 68.6
11(↓) 9 ノア トヨタ 7,457 67.9
12(↑) 14 クラウン トヨタ 7,432 140.1
13(ー) 13 フィット ホンダ 7,362 80.9
14(↓) 11 ヴォクシー トヨタ 7,059 64.6
15(ー) 15 ソリオ スズキ 6,639 100.5
16(ー) 16 アルファード トヨタ 6,465 95
17(ー) 17 エクストレイル 日産 5,272 149.2
18(↑) 19 ZR-V ホンダ 4,925
19(↓) 18 アクア トヨタ 4,848 44.3
20(ー) 20 スイフト スズキ 4,362 129.9
出典:https://www.jada.or.jp/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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