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【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。

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レクサス新型「ES」やスバル「フォレスター」が登場! 注目車種の情報が世間を賑わす

《画像提供:Response》〈photo by Lexus〉レクサス ES 新型

2025年4月は、国外でレクサス「ES」やスバル「アウトバック(日本名:レガシィ アウトバック)」のフルモデルチェンジや、スバル「ソルテラ」のマイナーチェンジが発表されたほか、6代目となるスバル新型「フォレスター」やレクサス「GX」が、ついに国内で登場しました。

また、トヨタ「GRヤリス」の一部改良モデルも発表されました。更にかねてよりフルモデルチェンジが噂されていた「エルグランド」もその登場が正式に予告され、年内の発表が待たれます。

多くの新型車の存在が、巷を賑わせていますが、すぐに販売台数に大きな影響を与えそうなクルマは登場していません。では、2025年4月のランキングは、どのような展開を迎えたのか、確認してみましょう。

トヨタの独占市場に!? 4月のランキングはどうなった?

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ カローラ スポーツ G“Z”

新たな期を迎える会社も多い4月のランキングでは、いつも通りトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位となりました。直近では、一部改良や特別仕様車が登場しており先月までは前年比100%を割っていましたが、今月は110.8%と好調に転じています。

続く2位もトヨタ「カローラ(カローラクロスやカローラツーリング等を含むカローラシリーズ)」で変わらず不動の人気ぶりを見せています。前年比は98.2%と横ばいですが、5月には一部改良も行われたので、今後はなにかしらの変化があるかもしれません。

続く3位にはトヨタ「シエンタ」、4位にはホンダ「フリード」と、こちらもしばらく変化がない状態。コンパクトミニバン勢の人気は衰えませんが、なかなか販売台数の差は埋まらず逆転も難しい状態です。しかし、前年比は、シエンタは80.3%、フリードは169.9%と先月と違い大きな差が開いており、この先もしかしたら逆転の機会があるかもしれません。

5位には着々と順位を上げてきたはずの日産「ノート」の姿がなく、7位から順位を上げた「アクア」がランクイン。ここ最近順位を上げ続けており、前年比も157.3%とかなり好調です。

トップ5は、なんとフリード以外すべてトヨタ。他メーカーのクルマには、大きな改良など、商品力の向上が求められます。

6位には先月同様トヨタ「プリウス」がランクイン。ハイブリッド車の代名詞とも呼べるこのモデルは、やはり人気が高いようで、前年比は149.2%となりました。

7位には、9位から上昇したトヨタ「ノア」が、そして8位には兄弟車となる「ヴォクシー」がランクイン。合わせると12,000台を超え、一気に2位まで踊り出ることになる「影の実力者」ともいうべき存在です。

9位には10位から順位をあげたトヨタ「アルファード」が登場。ベスト10の中で最も高額な500万円を超える高級車ながら、日産「セレナ」やホンダ「ステップワゴン」といったMクラスミニバンより販売台数が多いという凄まじい人気ぶりを見せつけます。

10位には13位から上昇したトヨタ「ライズ」がランクイン。前年比も159.7%と、かなり好調です。また11位には12位から順位を上げたトヨタ「ルーミー」、12位には15位から順位を上げたトヨタ「ハリアー」がランクインしており、12位までフリード以外はすべて“トヨタ車”という恐ろしい状態になっていることがみてわかります。

日産、ホンダが大幅下落…

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産ノート

4月のランキングでは、トヨタ車の人気ぶりが顕著となり、12位までほぼトヨタ車という“独占状態”になりました。

その一方、日産とホンダの車が、順位を下落させています。具体的には、日産「セレナ」が8位から13位に、日産「ノート」は5位から14位に一気に降格しています。しかも、前年比はともに100%を割っており、かなり厳しい展開が見て取れます。

また、ホンダ「ヴェゼル」が11位から16位に、ホンダ「フィット」が16位から17位に降格。トヨタ車の人気に押し出される形で、ホンダも下落しており、前年比もヴェゼルで51.4%、フィットで78.2%と、つらい状況です。

一方スズキ「ジムニー」が23位から15位に上昇したほか、スズキ「ソリオ」も19位から18位に向上。ジムニーは、5ドアモデルとなる「ノマド」の納車が順調なのか、前年比も228.4%とかなり先行きの明るい状態です。

19位と20位には、順にトヨタの「クラウン」と「ランドクルーザー」がランクイン。20位まででみてもトヨタ車の圧倒的占有状態となっています。

トヨタ車の大躍進が止められない!他メーカーは挽回できるか

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉新型エルグランド

2025年4月のランキングでは、やはりトヨタ勢の攻勢が目立ち、他メーカーの下落が顕著となってしまいました。

上位に大きな入れ替わりがなく、日産やホンダの新たな展開が求められているようにも思えます。

日産は特に、新型エルグランドや新型スカイラインの投入も正式発表されただけに、今後の展開に期待が持てます。今後のランキングの変化に注目です。

2025年4月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 15,258 110.8
2(ー) 2 カローラ トヨタ 12,737 98.2
3(ー)   3 シエンタ トヨタ 8,299 80.3
4(ー) 4 フリード ホンダ 7,705 169.9
5(↑) 7 アクア トヨタ 7,284 157.3
6(ー) 6 プリウス トヨタ 6,643 149.2
7(↑) 9 ノア トヨタ 6,458 118.4
8(↑) 14 ヴォクシー トヨタ 6,400 112.0
9(↑) 10 アルファード トヨタ 6,381 95.2
10(↑) 13 ライズ トヨタ 5,999 159.7
11(↑) 12 ルーミー トヨタ 5,850 439.5
12(↑) 15 ハリアー トヨタ 4,610 87.3
13(↓) 8 セレナ 日産 4,566 80.2
14(↓) 5 ノート 日産 4,470 74.3
15(↑) 23 ジムニー スズキ 4,399 228.4
16(↓) 11 ヴェゼル ホンダ 3,986 51.4
17(↓) 16 フィット ホンダ 3,867 78.2
18(↑)  19 ソリオ スズキ 3,854 92.1
19(↓) 18 クラウン トヨタ 81.7 76.0
20(↑) 21 ランドクルーザー トヨタ 3,431 216.3
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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